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2023-07-17 13:36

EP.08 皆様からの質問にお答えしてみた【2023年7月】

「音声広告実験隊」は、音声広告に関わる様々な実験・検証を行い、音声広告の現在・未来について考えていく番組になります。聞き流しているだけでデジタル音声広告の現状や活用可能性をなんとなく把握できる、そんな番組を目指しています。毎週月曜更新。
デジタル音声広告に関わるご質問やご依頼、番組へのご意見・ご簡素についてお気軽にご連絡ください。

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サマリー

ロボットスタートさんは、デジタル音声広告領域でアドネットワークの構築と広告販売を行っています。将来的には、広告代理店にその役割を任せることになります。また、ポッドキャスト番組の制作も行っており、日本のポッドキャスト領域の成長に重要な要素となっています。アドネットワークの役割は、熱量のあるアイドルの活動継続を支援することです。アドネットワークの経験は20年以上あります。

ロボットスタートの事業内容
音声広告実験隊、今回もロボットスタートの中の人2名と、外の人1名でお送りします。
さて早速ですけれども、今回のテーマについて教えてください。
はい、今回のテーマは、皆様からの質問にお答えしてみた、です。
ほうほうほう。
番組を開始して1ヶ月経ち、いくつかご質問をいただいておりますので、それにお答えできればと考えております。
こちらにまとめてありますので、読み上げていただいてもよろしいですか?
はい、わかりました。それでは上からいきますね。
1つ目になります。ロボットスタートさんは、デジタル音声広告領域で何を行っている会社なのですか?
と言いますのも、アドネットワークや広告販売、コンテンツ制作も行っているとのことで、あちいちがよくわかりません、というご質問をいただいております。
確かに言われてみると、いろんなテーマを取り上げてきたので、わかりづらい面もあるかもしれませんね。
確かにわかりにくいかもしれないですね。この質問に関しては、私からお答えしたいと思います。
まず、メインで行っていることは、ポッドキャストをはじめとするデジタル音声コンテンツのアドネットワーク構築になります。
広告販売に関しましては、皆様が知っているような大手の広告代理店さんとも経験をしておりますので、将来的には広告代理店さんにお任せするような形になると思います。
メインはアドネットワーク構築なんですね?
一方で、日本のデジタル音声領域はまだまだ黎明期ですので、お客さんの声を直接聞きたいですし、広告代理店さんのビジネスモデルを前提とすると、
最低単価がどうしても高くなってしまうため、まず挑戦したくても挑戦できない層が生み出されてしまいます。
そのため、初期の段階の挑戦に関しては弊社が直接サポートすることも必要だろうと考えておりまして、
興味を持たれた方にまずお会いさせていただいております。
確かに広告代理店さんですと、ビジネスモデル上最低数十万からというお話にもなってしまうかと思いますので、
裾野を広げていくという意味では、もう少しライトに挑戦できる仕組みも必要になりそうですね。
はい。ですので、最初の検証段階は弊社でご支援をさせていただき、そこで活用のイメージを持っていただいた上で、
代理店さんにバトンタッチすることを考えています。
なるほど。その検証段階の支援に重きを置かれているので、自らもいろんな実験ですとか検証でデータを集められていると。
この活動がまさにこの実験体にもつながってくるわけですね。
そうなんです。まさにそうです。我々が実験をすればするほど、またその中で失敗をすればするほど、
それから挑戦される方にご提供できる情報が増えるというふうに考えていますので、楽しみながら前向きに行っているわけです。
またもう一つ行っていることがありまして、弊社ではポッドキャスト番組をいくつか制作しています。
まだ日本の15%程度の方しかポッドキャストを聞かれていない状況ですので、
もっと多くの方がポッドキャストを聞くきっかけとなるコンテンツを作っていくことも業界の成長を促すためには重要なポイントだと考えています。
ちょっとそれは意外でしたね。ちなみにどのようなコンテンツを手掛けられているんですか?
現在育成中のため、詳細は伏せさせていただきますが、いつかこの番組でも共有したいと考えております。
一つ言えることは、この番組よりも多くの方に聞いていただいております。
興味があるんですけれども、粘っても教えていただけませんか?
2〜3ヶ月後くらいにはお伝えできると思うので、本日はお許しください。
いつか教えていただけるということで、それでは2つ目の質問に行きますね。
ポッドキャスト番組の制作
AdNetwork への参加基準があれば教えてください。
分野も幅広い印象がありますけれども、そもそも基準はあるんでしょうか?
こちらは私からお答えします。
後女両属に反するものでなければ基本的に参加をいただいております。
最近では既に参加しているポッドキャスターさんからお知り合いをご紹介いただくケースも増えております。
まだ初めて数ヶ月ですというような歴の浅い方にもご参加いただいております。
コンテンツの成長にはコンテンツ制作と広告収益の循環が重要であると考えています。
どのインターネットコンテンツでも広告収益を得られる仕組みが、
制作者の増加と制作意欲の向上につながり成長してきたと捉えています。
これを支えているのが AdNetwork という存在だと考えておりまして、
既にたくさんの聴取者を抱えている方だけでなく、これから本気で取り組まれる方にもぜひご参加いただきたいと考えています。
確かに最近ですと、YouTube等の動画分野も広告市場の拡大とコンテンツの充実が深く関係したように感じるので、
まさにポッドキャスト領域でも同じことが起こるということですね。
まさにそのイメージです。
また、米国のデジタル音声広告の出向分野を見ますと、
どの分野にも属さないその他というカテゴリーの割合が増加傾向にあるんですね。
これはポッドキャスト番組が聴取者の趣味・趣向に合わせ増加する中で、
ロングテール化が進んでいるためだと考えています。
この傾向は日本でも同じようにいずれそうなっていくと思っておりまして、
その前提で多くの分野のポッドキャスターさんに
僕らのあのネットワークにご参加いただいているという形になります。
アメリカではロングテール化が始まっているというか、進んでいるということですね。
はい、そうですね。番組数も多いので当然テールも長くなっているということだと思います。
またですね、音声広告の効果に影響を与える要素の一つに、
ポッドキャスターさんとリスナーさんとの関係の深さというものがあるんですね。
この点に関しては必ずしも有名なポッドキャスターさんの方が高いというふうには言い切れず、
むしろ聴取者が限定されるマニアックな分野の方が距離も近く関係が深くなるというケースがあるんですね。
その中で同じ広告の再生数であれば、
より関係が深いポッドキャスターに出向された方が影響も大きく、
広告の効果も上がりやすい傾向になります。
なんとなく有名なアイドルと地下アイドルの構図が浮かんできたんですけれども、
確かにファン一人当たりの熱量に関しては、地下アイドルのファンの方が高い可能性も十分に考えられますよね。
まさにそこが重要で、現状のファンの数はそこまで重要ではなく、
むしろコアなファンを抱える地下アイドルには大きな価値があるんじゃないかなというふうに思うわけです。
アドネットワークの役割
また、やる気のあるアイドルが花開くまでの活動継続を可能とする、そこを支援できることもアドネットワークの役割じゃないかなというふうに思っています。
ちょっとアイドルの話になって、この熱量が上がったようにも感じるんですけども、
確か一社目の企業もモバイル領域のアドネットワークでしたよね。
この領域にそういう意味では踏み込んでから何年くらい経つんですか?
いや、それを言ってしまうと年齢がバレてしまうので、あんまり言いたくはないんですが。
アイドルじゃないですか?
そうですよね。おおよそ20年近くになりますね。
厳密にはYahooだとかオーバーチャルにも勤務していた時代も含めると、さらにもうちょっと長くなるのかなという感じになります。
単純に良い情報が無料で流通するインターネットの世界観というのが僕は好きなんですよね。
そこに貢献しようとすると、まだ未成熟な領域でアドネットワークを作らなきゃという発想になってしまうんですよね。
誰もやっていないのであれば自分がやらなきゃと思ってしまい、いつの間にかに20年経ってしまったところになります。
もしかしたらこの番組をスタートしてから初めて良いお話をお聞きできたかもしれませんね。
いやいやいや、毎回良い話をしているつもりなんですけどね。
ということで次の質問に行きますね。
ポッドキャストの配信プラットフォーム
ポッドキャストの配信プラットフォームとして、Google、Apple、Amazon、Spotify等のガリバー企業がしのぎを削っているかと思いますが、今後どこが伸びていくと思いますか。
また最近Spotifyさんに関するニュースをよく目にしますが、何か情報があれば教えてくださいといただいております。
こちらかなり踏み込んだご質問ですので、もしかしたらこれは業界の方からかもしれませんね。
ちなみに弊社はどこかのプラットフォームに依存しているわけではないので、どこが伸びていくかの個別の予測は特段しておりません。
どちらかというとポッドキャストの業界全体がどうしたら広がるか、そのためには何がポイントになるかを日々考えております。
Spotifyさんに関しては常に色々な動きがありますが、特にここ1ヶ月間に限定してニュースを取り上げますと、
まずはロイターさんが報道した記事で、ポッドキャスト部門の陣をなんと200名削減されたというのがあります。
これはSpotifyさんの全従業員の2%に当たるということで、少しポッドキャスト戦略の立て直しを図られているのかもしれませんね。
順調なイメージを持っていましたけれども、意外と苦労されている部分もあるんですね。
ここは意外なところですよね。
また6月の中頃、スウェーデンの個人データ保護当局によると、Spotifyさんの個人データのアクセス権をどのように取り扱っているかを調査した結果、
Spotifyさんのやり方ではEUの一般データ保護規則、いわゆるGDPRに違反しており、
罰金として5,800万クローネ、本円でおよそ7.8兆円を課すというふうに発表されています。
この辺りもどこまでデータを活用していいのか、国によっても基準が違うでしょうし、
それ自体が広告手法にも影響を与えると思うので、少し気になるところですね。
そうですね。GDPRは特に僕らもすごく意識しながらサービスを進めているという形になります。
その他にも、ビデオポッドキャストの番組数が10万を超えて大きく伸びているというポジティブなニュースもありました。
また、イギリスのアリー・オージプサイとSpotifyさんは独占配信契約を結んでいたんですけど、
その契約が解除されて、その後少し揉めているような動きが報じられていて、注目を集めていたのかなと思っています。
このあたりのニュースもろもろあるので、今後ニュースをまとめる回があると思うので、そこで改めて取り上げさせていただければなと思います。
このあたりは改めてということで、それでは今日はこのへんにしましょうか。
本日もお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
音声広告に興味のある方、音声広告についてもっと知りたい方、こんな検証をお願いしたいという方がいれば、概要欄にあるリンクよりお気軽にご連絡ください。
それではまた。
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