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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係悩む男性や、 夫との関係悩む女性向けに、夫婦関係改善のヒントになる話をしています。
いかがお過ごしでしょうか?お元気ですか? 僕はですね、上の子たちが今、小学校1年生なんですけど、
結構ね、クラスの中で仲良い子も仲悪い子もいていたりとか、
ちょっとやんちゃな子もいたりとかして、そういった姿がね、 保育園の時はよく見えたんですけどね、小学校に入ると全然見えなくなるんですよね。
子どもたちからの言葉でしかそれがわからなくて、 実はね、なんか全然知らない子から悪口を言われていたりとか、
そんなことがあったりとかして、 これも子どもたちから話を聞かないと、
わからなかったんですよね。話してくれたんですけど、 本当に全然見えない世界なんだなって思いましたね、小学校の生活というのは。
あと保育園の時と比べると、悩みの質が変わったってことを妻も言っていて、
年を重ねてどんどん成長して大きくなってはいますけど、 悩むこととか、親として僕らが悩むこともどんどん増えていってますし、
そういったこの質とか、中身ってどんどん変わっていくんだなーって今感じています。
はい、ということでですね、今日の話は全然そんな話とは関係がないんですけれども、 前回のお話で、昨日の話で
セックスの誘いがしつこい夫を変える方法っていうところで、 夫に対して妻から性的に拒否をするということ。
これを通して初めて男性、僕ら夫というのは、現実を知ると、 自分は妻からそんな風に思われていたなと、
触れられたくないと思っていたなと、セックスをしたくないと妻は思っていたんだってことを初めて知るってことを、
昨日お話したんですけど、今日はそこのちょっと詳しい話というか、 男にとって妻から性的な拒否をされることというのは何を意味するのか
ということについてちょっと深く話をしていきたいなと思います。よろしくお願いします。 この性的な拒否、
何なのかというと、簡単な話なんですけど、 触れられたくない、触ってほしくない
ということを伝えることですね。 あとはセックスしたくないと、はっきりと伝えること。
これがまさにこの性的な拒否にあたるわけなんですけれども、 これって結婚前とか結婚したばかりとかだとちょっと考えられないことですよね。
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ちょっと触ってほしくないんだけどとか、ちょっとしたくないんだけどとか、 本当にもうずっとしたくないぐらいの気持ちなんだけどとか
っていうことで、付き合っている時とか、結婚したばかりとかって絶対起こらないじゃないですか、そんなことって。
だけど僕ら男性って、結婚したばかりの頃とか、付き合ってた頃とかの感情を妻がずっと持ってくれてると思っちゃうんですよね。
こうやって別れた女性のことを、僕ら男性はずっと相手は自分のこと好きだろうというふうに思っているんだけど、
女性側としては、「え、あなた誰ですか?」ってぐらいに忘れられてるっていう話がよくあるんですけど、
これね、僕もあるんですけど、これ似てるなと思うんですよね。 勝手に相手がずっと自分を好きでいてくれるというふうに
思い込んでしまうというか、思い込んでいる生き物で、女性は全く逆なんですよね。
で、これって、そのことを考えると、ずっと僕ら男性は妻が僕らのことを子供が生まれる前の時、
出会ったばかりとか、結婚したばかりの時とかと同じように、ずっと好きでいてくれると、そういった感情を持ってくれているというふうに
勝手に解釈というか感じてるんですよね。 そんな時にですね、そんなことを考えている時に、「いや、あなたには私、触って欲しくないんですと、指一本触れられたくないんです。
ましてやセックスなんてしたくないんです。」ということを言われてしまったら、何が起こるかというと、自分という人間の否定になるわけですね。
そんなことあるのかと、この世界がガラガラと音を立てて崩れていくような感覚になるわけですよ。
でもね、これ別に悪いことじゃないと僕は思うんです。これがないと自分自身と向き合えないんですよね。自分自身と向き合えないし、
自分の妻とも向き合えないと僕は思っているんです。 そういうふうに言われることによって、初めて
自分と向き合うんですよね。それがきっかけになるんですよ。 さらに言うと、男としての自分自身の価値、これを考え直すいいきっかけになるんですよ。
僕はこれいいことだと思うんですよ。 こういったことを言われることというのはすごい辛いですし、自分という人間を
否定されたかのように思えるんですけど、 ここからですよ。ここから自分自身の価値というのを再度見直して、それを再構築していくことに
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再構築していく中で また新しい自分を作り上げることができるんですよね。
そうして、それがうまくいくと妻からも 素敵な男性というふうに捉え直してもらうことができるようになりますし、
妻以外の女性からも 人として素敵な人だというふうに見られやすくもなるんですね。
なので僕はとてもいいきっかけになると個人的に思っているんです。 実際にそこから立ち直られて
妻からも求められるようになった方は僕は知ってますし、 僕自身も夫婦関係がとても良くなりました。
この男としての自分の価値とは何なのかってことですけど、 ついつい見かけのこととかを僕らは
思っちゃうじゃないですか。 外見ですよね。痩せてるとか太ってるとか、筋肉がどうとか
っていうこと。もちろんこれも大事なんですよ。 女性から男性として見られるか見られないかっていうのは、テストしてる人にホルモンが大きく関わってくるんですけども、
外見、清潔感があるかどうかっていうのはまず大事ですよね。 清潔感があるかどうかっていうのと、しっかりと
普段から運動をしていて男性ホルモンが出ているかどうかっていうのも大事なんですけど、 だけどこれだけじゃないんですよ。これだけじゃなくて
精神面においての方が僕は重要だなと思ったんですね。 おそらくこの精神面の方がしっかりとできていれば、最低限のその清潔感とかが保たれていれば
関係改善しやすくなると思うんです。 そのもっと大事なこととは、これ何なのかというと妻のことをケアしているか
妻にとって妻の人生をより良いものにしようとしているか ということですね。もっと簡単に言うと妻の幸せをあなたは考えているのかということです。
妻というたった一人の女性の幸せ これを本気で考えているかということですね。
それを問い詰められるきっかけになるわけです。 自分自身が性的に拒否をされることによって、今まで自分は
妻のことを幸せにしようとしていたのかなって 結婚式の時に誓いますよね。永遠に愛し合うことを誓いますかって言われて
はいって答えた方たくさんいらっしゃる。 僕もそうでしたしと思うんですけど、あの時の誓い
今でも覚えてますかね? 僕はね忘れてましたよ。忘れちゃいますよね
結婚式で、その時がもう感情のピークですけどね。
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あれから何年も経って、何年も経っているじゃないですか。 再度思い返してもらいたいんですよ。その結婚式の時に
辞める時も、健やかなる時も愛し続けること、愛し合うことを誓いますかと言われて
はいと答えたはずなんですけど、愛し続けること
この愛し妻を、妻というたった一人の女性を
愛し続けることの意味とは一体何なのかってことなんですよね。 愛することの意味って何なのか
結婚した時には全然そんなこと考えるわけもないじゃないですか。 もう大好きみたいになってるんでね。若いですし
だけど改めてあれから10年ぐらい経って、じゃああれはどういう意味だったのかなと。 愛し続けることとは何だったのかなと
いうことを、僕は男性って妻から性的に拒否をされることによって初めて考え出すんじゃないかと思うんですね。
僕はそうでした。実際にそういうふうに考え出した方も僕は知っています。
あとですね、女性の性について真剣に考えるきっかけにもなるんですよ。 自分が性的な拒否をされると
今まで女性のことを単なる性の道具として見ていなかったのかってことを自分自身に問い詰められるんですよね。
自分がいつでもセックスができると思ってるわけですよ。男性からしたら、自分の妻とは。
だけどそうではなかったと。違うのかと。やめてとか、もうしたくないとか、触られたくないとか、そんなふうに思われてしまうのかと。
いつでもセックスができると思ってた。女性とその妻とはいつでもできると思ったけど、そうじゃなかったと。
自分は妻のことをいつでもセックスができる相手として認識してたんじゃないのかと。
単なる性の相手として見てたんじゃないのかと。 セックスとは一体何なのかっていうふうにまた考えだすわけですね。
これ本当にいいきっかけですよね。女性のことを単なる性の道具として見ていないかと。 こんなこと考えないですからね普通、普段の生活の中で。
夫婦関係のセックスが存在している、それが妻が本当は求めているか求めていないかとは関わらず、もしそれが継続している場合、
男性は女性のことを自分は性の道具として見ているのかとか、妻のことを単なる性の相手として見ているんじゃないのか
なんてことを考えないんですよ。もうね、そうなんです。考えないんですよ。 けど本当は妻が嫌がってた。そんなことを知った時に自分は今まで一体何をしていたんだろうと。
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自分は何だろうそのラブドールみたいなふうに見ていたのかと。 妻のことを一体どういうふうに自分は見ていたんだと。単なる性の相手として見ていたんじゃないのか
ということを初めて気がつくわけですね。 そしてセックスができなくなる。
じゃあこのセックスとは一体何なんだろうということも考えるわけです。 僕はセックスというのはこのお互いへのケアの結晶だと思うんですね。
お互いがお互いのことを思い合う、その果てに存在するものだと思うんですよ。
で、あと本当に自分は妻を大切にしているのかということも考え出すわけです。
大切にしていれば拒否はされる可能性って低いですよね。 でも性的な拒否をされているということは自分は妻から嫌われていると。
自分は妻を大切にしてこなかったんじゃないのかということも考え出すわけです。
ですので僕個人的には男性にとって妻から性的な拒否をされるということは、これは夫婦間の喧嘩にももちろんつながるし、夫婦仲が悪くなる。
もしかしたらそうなるきっかけになるかもしれないんですけど、 ただね、なあなあで済ますんじゃなくてはっきりとそういうふうに言ってもらうことによって自分自身を見直す
いいきっかけになるなと思うんです。さらに言うとこのジェンダーの問題についても 初めて目を向けるようになると思うんですね。僕はそうでした。初めてこういった女性の性とか
性とは一体何なのかということを考え始めました。 ですので悪いことばかりじゃないと思うんです。男性との夫にとって妻から性的な拒否をされるという軽減
これは自分自身を取り直す、男としての自分の価値を考え出す、そして女性の性について真剣に考えるきっかけになると
いうふうに僕は考えています。ということで今日は男にとって妻からの性的な拒否とは何を意味するのかということについてお話をさせていただきました。
妻との関係悩む男性や夫との関係に悩む女性の参考になれば幸いです。 質問箱の方でご質問やお悩みなどを受けておりますので男女問わず受けておりますので
そちらはいつでもご利用ください。 あと妻との関係悩む男性向けに
オンラインのカウンセリングも行っています。ノートのサークル機能を使ってアーツの夫婦関係オンラインカウンセリング松明という名前で行っております。
こちらもぜひご利用ください。 ということで今回も最後までありがとうございました。それではまた