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2022-02-07 20:58

#327 夫婦のトラウマはなぜ生まれ、どのように傷が広がるのか?

決して触れてはいけない夫婦のトラウマ。

その話題に触れたが最後、2人の間には重い沈黙が訪れるか、どちらかが出て行くまで果てしない喧嘩が繰り広げられる。

そんな経験はないでしょうか?

今日は、夫婦のトラウマはなぜどのように生まれるのかについて、心理学者スー・ジョンソンの著作「私をギュッと抱きしめて」をもとにお話させていたただきます。


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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、僕自身が夫婦関係改善のたびに行ったことや、過去のエピソード、そして夫婦関係改善に役立つ著作の紹介などをしています。
このラジオを通して、あなたにとっての夫婦関係改善とヒントが見つかれば幸いです。
決して触れてはいけない夫婦のトラウマ、その話題に触れたが最後、二人の間には重い沈黙が訪れるか、どちらかが出ていくまで絶え間ない喧嘩が繰り広げられる。
そんな経験はないでしょうか。今日は夫婦のトラウマをどう乗り越えるか、ということについてお話をしたいと思います。
今日も心理学者スー・ジョンソンの著作、私をぎゅっと抱きしめてお元にお話をさせていただきます。
夫婦のトラウマって何?ってうちらそんな関係ある?って思った方がいるかもしれないんですけど、
夫婦関係が悪くなってしまったきっかけみたいなものって思い当たるところあると思うんですよ。
あれかな?みたいな。あの時のあれが悪かったのか?俺があれが悪かったのか?みたいな。
私があれが悪かったのか?みたいな。っていうふうなきっかけっぽいものって多分何かしら思い当たるところあると思うんですね。
もしかしたらそれが夫婦のトラウマかもしれないし、もしくは全然自分も相手も全く気がついていないところに夫婦のトラウマがあるのかもしれません。
そして夫婦のトラウマを乗り越えることによって二人の絆は強くなっていくんじゃないかなと僕は思っています。
まずですね、この夫婦のトラウマについてスー・ジョンソンはこう書いています。
それは世界をひっくり返すほど深く心を傷つけられた出来事。
人を恐怖や無力感に突き落とし、予測可能性やコントロールの前提を無効にする心の傷であるというふうに言っています。
かなり言うなーと思ったんですね、これを読んだ時に。世界をひっくり返すほどの深く心を傷つけられた出来事。
これは当人にとってはすごい傷つけられた出来事なんだけど、
だけど相手から見た場合は全然、「え、そこなの?」とか、「そこまで言う?」みたいなところが結構あったりすると思うんですね。
そしてそのトラウマのどれだけそれがひどい傷だったのかということを知るまでは、
なかなかその相手の傷の深さに気づけない部分があるなというのは、僕自身と他の方達のお話を聞いていてもすごくそこは感じます。
そして数字の人が言っているんですけど、最もひどいトラウマ、最もひどいワーストナンバーワンのトラウマとは一体何なのかというと、
それは自分を支え守ってくれると信じている相手に傷つけられることというふうに書いているんですね。
本当に心細い時に愛する人からの心の支えが得られないと、その人との関係全体が変化してしまうと、
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これまさに夫婦関係が悪化してしまうということにまさにつながっているなと思うんですよね。
自分を守ってくれる、自分のパートナーじゃないですか、妻とか夫。
自分のパートナー、自分のことを守ってくれる、支えてくれるはず、そういう人だと思っていたのに、
切り離されてしまった、そういった経験があると、もう二人の関係というのは大きく変わってしまうということを書いてるんですね。
そしてですね、本の中ではスージョンソンはとても印象的な言葉を残してまして、ちょっとここまた読み上げますね。
支えの欠如は、それほど大きくない何百ものポジティブな出来事を覆い隠し、その人に対する安心感を一気に打ち砕いてしまう。
その破壊力は、私が苦しんでいる時に支えになってくれますか、私の苦しみを心配してくれていますか、という
永遠の問いに対するやけつくような否定の答えの中にある、というふうに書いてるんですね。
このやけつくような否定、すごい重い言葉だなって感じますよね。本当に自分が切羽詰まっている時というのは、相手に対して単純に助けを求めているんですよね。
例えば、妻とか夫から助けてほしいという話があった時に、都合がいいことを言っているなとか、そういうふうに思ってしまう時もあると思うんですけど、
だけど相手にとってはもう何も、そんな駆け引きも何もないんですよね。すごいもうやばいと、もう生きるか死ぬかの瀬戸際というところなんですよ。
そこでは単純に助けを求めているということなんですね。
そういった助けの求めに対する自分自身の選択であったり、差し伸ばした手を引いていくというかどうかというのは、相手に対する信頼とか愛情、
そんなものについての前提条件が試されているんですね。あなたは私のことを愛してくれているのかと、君は僕のことを愛しているのかと、
そういった相手への信頼と愛情、それが試されているということなんです。
そこで選択を間違えてしまった場合はトラウマとなるので、そのトラウマにしっかりと向き合って解消するまで、二人は心理的に近づくことができないというふうに彼女は書いています。
トラウマの根底にあるのは、あの生きるか死ぬかの瀬戸際にどうして私を見捨てたのかという心の叫びなんですね。
これはですね、例えばその日本の今の子育ての世代でいうと、出産とか乳産とか、乳産も多いですよね。今30%ぐらいだったかな、確か。
3人に1人ぐらいは乳産を経験しているって言われてるんですよね。だけどほとんどの人は自分から言わないんであんまり知られてないんですよ。
僕も身の回りとかそういった周りで乳産の話を聞き始めてから知ったんですけど、3人に1人、調べてみると3人、ない?確かに3人に1人だと思います。30%から3人に1人ぐらいは経験している。
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これはおそらく出産年齢が引き上がっていることも影響していると思うんですよね。
子供が妊娠したら生まれるもんだって思うじゃないですか。だけどそうじゃないんだと、そんなに簡単に生まれてこないんだっていうこの現実と、
本当は生まれてくるはずだった命に対するお別れをしなきゃいけないんですよね。これ女性にとってはすごい過酷な出来事で、そこで夫が支えてくれないと大きなトラウマがかかることになるっていうのはものすごく僕も実感ができます。
あとは過酷な育児、親の死、突然の失業、重い病気の診断や治療などというふうに数字のそばに行っています。
ここで言うと、失業とか親の死とかあると思うんだけど、僕が聞いている限りでは一番多いのは過酷な育児に対して妻が夫に助けを求めたにもかかわらず夫は助けてくれなかったと。
ここがすごい、僕が聞いている話ですけど、これが一番多いなっていう話を聞いている中ではこれが一番よく聞くなと思うんですよね。
これはですね、相手の世界が見えていない、もしくは自分と妻が同じ世界にいないがために起こってしまうすれ違いだなと思うんですよ。
そんなに大変なの?っていう。できるでしょ?俺は仕事が忙しいからっていうふうに言っちゃいたくなるっていう、すごいわかるんですよ。
僕も同じような経験があるんで、言っちゃいたくなる。できるでしょ?みたいな思う。
だけど同じ生活をしてみると、これは人間のやることじゃないっていうふうに途中で思うんですよね。
僕も産卵が生まれて肉球を取ったんですけど、その時にすごい気がつかされたんですよ。これはやばいと。これ人がやることじゃないって思いましたね。
上の子たちの時も辛かったんですけど、人がやることじゃないと思ってましたけど、一人で子供を見てるっていうのはこんなに辛いんだっていうのはその時に初めて知りました。
この現実を共有していないと、実体験として共有していないとすれ違いが起こるんですね。
そしてすれ違いが起こっている家庭ってめちゃくちゃ多いと思うんですよね。
基本的に妻と夫が毎日同じ生活をしている家庭なんてないじゃないですか。
2人とも働いている、例えば2人とも働いている妻働きの場合は、働いているって言ってるのは同じだけど家事育児に対する分担の比率が妻の方が多い場合というのは
全然体験できる数が変わってきますよね。体験できる内容と数が変わってくる。
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そうすると生きている環境自体が変わってくるので、相手が何を考えているか何を感じているかってことがわからなくなってくる。
どんどんどんどん開きが出てくるんですよね。
これが夫が働いていて、妻が例えば仕事とかパートとか、フルタイムじゃない場合っていうのはさらに加速するんですよね。
この開きがどんどんどんどん世界が変わっていってしまって、お互いに何を考えているかわからなくなってくる状態になっていくんです。
こうなるとトラウマは生まれやすいなっていう。
どっちかが助け合いを求めた時に、相手が手を差し伸ばしてくれないって状況は起こりやすくなるなっていう話を聞いていてすごく感じています。
これは男から女から両方ともですね。同じ両方ともがトラウマがかかりやすいなって思っています。
あと不倫ですね。
スージョンソンが本の中で書いているんですけど、妻か夫どちらかの不倫もトラウマになりますと。
ただスージョンソンが言っているのは、不倫そのものがトラウマになるんじゃないってことを言っているんですね。
その時にかけられた言葉などによって生まれた、見捨てられた感覚がトラウマになるというふうに言っています。
これはですね、その不倫をされたことよりも大切にされていない実感っていうのが辛いって話をよく聞くんですね。
ない場所にされている、見捨てられているといった感覚、孤独ですよね。ただひたすら孤独、その感覚。
そして不倫をしている側の話を聞くと、男性も女性もですけど、大切にされていないから不倫をしたという話をよく聞きます。
ということは、両方ともが大切にされていないという軸においてすれ違っちゃってるんですよね。
どっちもお互いに大切にしてほしいと思ってるんですよ。
だったらお互いにただ大切にしないはいいだけだったんですけど、そこで悲しいすれ違いが起きてるなっていうのは両者の話を聞いていて、僕はよく感じているんですね。
じゃあその夫婦のトラウマをどうやって乗り越えるかっていうところなんですけど、このトラウマをどうしても無視したり忘れようとしたりするじゃないですか。
この話題を出したら絶対喧嘩になるっていう話題ってあると思うんですよ。
多くの場合それがトラウマだったりすると思うんですけど、絶対喧嘩になるし嫌悪になるしめちゃくちゃ罵倒されるしとかね。
っていうのがあると思うんですけど、だからそれを話題に載せないようにしようとするんですよね、多くの場合は。
だけどちょっとした嫌なことだったら忘れられるんですけど、心に大きな傷を負ったトラウマっていうのは自然に言えることはないんですね。
なぜならば、なぜトラウマは勝手に言えないのかっていうと、それはトラウマによる無力感とか恐怖感っていうのは人間の生存本能に関わっているからだというふうに言われています。
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これはつまり自分自身が生き残るために自分を守っているんですね。自己防衛本能なんですよ。
自分が見捨てられた、大切にされていないと、すごい強い孤独感を感じる。これは情緒的飢餓状態なんですね。
情緒的飢餓に関しては313話でお話をしたんですけど、愛着欲求を無視されていたりとか、自分自身の愛着に気づいていないとか、自分自身の情緒、愛情が全くない、カラッカラになっているという飢餓状態、飢えている状態のことなんですね。
こうなると人は飢餓でも何でもなく死ぬんですよね。死に向かいやすくなる。死に向かっていくんですよ。
いろんなデータからそれが証明されていて、人は寂しいと死ぬっていうのは飢餓でも何でもなくて本当にそうなんだっていうことなんですね。
だから自分を守ろうとするんですよ。だから無力感とか恐怖っていうのは生存本能に関わっているんですね。
相手を再び信用できる存在かどうか判断するよりも、相手が危険な存在だから警戒しておいた方が自分が生き残る確率が上がるんですよね。
情緒だけ飢餓状態に陥らないように、相手がまた同じことしないのかなとか、また傷つけられないかなとかビキビキしながら暮らすよりも、
こいつはもうダメだ、スパーンって切ってドーンと跳ね返した方が自分が生きやすくなるんですよね。そっちの方が安全なんで。
安全だと感じてしまうから、安全だと脳が判断しちゃうからなんです。
こういった警戒心があるからパートナーと情緒的な関わりってことがだんだんできなくなってくる。
じゃあ夫婦のトラウマはどうしたらいいのかと。これは夫婦がそれに向き合って一緒に癒すしかないと。
じゃあどうやって癒すのってことなんですけど、2つのポイントがあると言われてます。
まず一つは許すことですね。
許すだけじゃなくて、パートナーを再び信じようという気持ちを育むための特別な会話が必要になると言っています。
その会話を経て新しい信頼、2人にとっての新たな信頼を作り上げていくと。
そしてそこで作り上げた新たな信頼が夫婦のトラウマの傷を癒してくれるんですね。
だけどこの新たな信頼の獲得のための会話に入る前に、以前お話をした3つの会話ができるようになる必要があると言っています。
これは316話でお話をした悪魔の対話に気づくというものと、321話でお話をした剥き出しの箇所を見つけるということ。
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322話でお話をした不安定な瞬間に立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼の獲得のための会話に入っていくと言っています。
322話でお話をした不安定な瞬間に立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返ると言っています。
322話でお話した不安定な瞬間に立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返ると言っています。
322話でお話した不安定な瞬間に立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返ると言っています。
322話でお話した不安定な瞬間に立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返ると言っています。
322話でお話した不安定な瞬間に立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返る、この3つができるようになってから新たな信頼のために立ち返ると言っています。
そういう時に、なんかね、その相手が大人なんだからとか、母親なんだから、父親なんだから、親なんだから
っていう風に、愛着欲求を突き飛ばしてはいけないんですよね。
大人であっても子供と同じように愛着欲求を持っていることを忘れずに、相手の愛着欲求に寄り添っていくってことが大事なんだと思うんです。
そして、ただそれをするだけで、夫婦のトラウマをこれ以上増やさないで済むことができると僕は思ってるんですね。
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そして、もしあなたたちの夫婦の会話の中で、決して触れることができない話題、これは言ったら喧嘩になる、思い一味が訪れるという話題があるんだったら、
もしかしたらそれはどちらかにとってのトラウマなのかもしれないです。
はい、ということで、トラウマを乗り越えるための6つのステップはまた次回お話をさせていただきます。
ちょっと一旦ここで切らせていただきます。
このトラウマの話はね、多分他にももうちょっと調べて話をしたいので、
いろんな本を読んで思うところがあったらまた話したいなと思っています。
あとね、これから話すのは全然関係ない話なんですけど、僕、今日妻の実家の庭でバーベキューしたんですよ。
近くにすっごい、もう、だだっぴろいバカでかい公園があるんですけど、そこでバーベキューができるんだけど、
今、まん延防止なんちゃらでクローズしちゃってるんで入れなかったんですよね。
行ったら入れなくて、やべっ、入れたんだけど、バーベキュー禁止って書いてあって、BBQ禁止って書いてあって、
えー、だめじゃん、できないじゃんって言って、妻とやばい、どうしようと言って、
じゃあ、うちの家に行こうと言って、妻のお母さんに電話したら、まあいいよと言ってくれて行ったんですけど、
焼き芋がめっちゃうまかったんですよ。
ただ、それだけ言いたかったんですけど、そのバーベキューって言っても焼肉とかはやらなくて、
家に残すと焼き芋とジャガイモを炭火で焼いたんですけど、焼き芋がね、めっちゃうまい。
あ、お餅もめっちゃうまかった。
だけど焼き芋、ホクホクに焼いたやつがパカーって振るじゃないですか。
こうね、アルミホイルに包んで、濡らして、アルミホイルに包んで、炭火の中に入れて、数十分焼いて、
いい感じかなと思って出して、パカーンって割ると、ホワーってめっちゃ湯気がブワーって出て、
そのホクホクの焼き芋の中にバターをひとかけら入れて、溶けていくんですよね、熱でね。
めちゃくちゃうまかった。
今の季節、最高だと思う。
焼き芋、芋がもう古いのかな?季節過ぎてるのかわかんないけど、
焼き芋とジャガイモだね、これめっちゃうまかったんで、いやー、おすすめです。
やらない人多いかもしれないけど、焼き芋の中にバター入れて混ぜて食べたらめっちゃうまいんで。
はい、っていう感じでどうでもいい話してきたけど、また次回ですね、夫婦のトラウマについてお話をさせていただきます。
今回も最後までありがとうございました。また明日お会いしましょう。さようなら。
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