伏線も何もないんですけど
あの時なんでわかったのかとか
あの時の詳細をお話ししたいと思っています
今回もきっとコメントしづらい回です
あれは前回の話から何年か経った7月の暑い日のことでした
ある日ポストに届いた一通の葉書からすべてが始まりました
その当時アテクシは夫とアテクシそして小さな我が子と3人で暮らしており
産休中の日々を過ごしていました
子供はまだ1歳半ぐらいだったと思います
その葉書を見るなりなんだかとても嫌な違和感のようなものが込み上げてきたんです
その葉書には
そろそろ車検の時期ですよ
お忘れではないですか
みたいな車検のお知らせの葉書でした
よくありますよね
お車を持ちの方はそういった経験があるかと思います
ただここからなんです
よくあることではないことが
その葉書にはご丁寧に所有されている車とナンバーが書いてありました
その所有されている車の車種
そしてナンバー
スミレコには全く身に覚えのないものでした
でもね葉書の宛先は間違いなくうちの夫の名前なんです
そしてうちの住所なんです
こんなことってあります
なんだかこの葉書は絶対に夫に渡してはいけない気がする
そして車検の時期だなんて絶対に自分で把握しているはず
と思いその葉書は絶対に夫が手に取らないようなところに隠しました
どういうことなんだろう
なんなんだろう
って思いながらしばらく日常を過ごしていたんですけど
運命としか言いようがないあの日が訪れたんです
もう一つ葉書が届いたんです
その葉書には駐車場更新のお知らせ
何々不動産から駐車場の更新のお知らせが届いたんです
駐車場の契約ですね
でも考えてみてください
私の家駐車場あるんです
家以外に駐車場を借りているっていう話は全く知らない話なんです
そしてその葉書の素晴らしいところは
何々町南蛮地の何々駐車場南区画までちゃんと明記してあったことなんです
そんなことってある
即座にスミレコの脳内にあの時の車検のお知らせの葉書とこの駐車場がリンクしたんです
スミレコの知らないところで車が我が家の所有物になっていて
しかもその車を購入するということは車庫証明がいりますよね
そう駐車場の契約が必要なんです
時期ぴったりビンゴじゃないですか
これはスミレコが知らないところで何かが動いているなと直感が働きました
その日の午後その駐車場に車を見に行きました
車検のお知らせに届いていたあの車種とナンバー
ばっちり同じものがその駐車場には停まっていました
その時は勤めて冷静に脳内でシミュレーションした通りに写真を撮り
間違いなく彼の車である証拠を探しました
ドアの外側から中の座席を見た時に
あ、これはそういうことなのかと
もう一つの答えもリンクしちゃったんです
それは助手席に置いてあったペットボトルなんです
ミルクティーのペットボトルでした
それを見た時に
あ、これは車を内緒にしてるだけじゃなくて
他にも内緒にしてることがあるなとピンときたんです
なぜなら彼自身はそのような甘いお茶を飲まない
さあこれどうしようかなと
1回目の犬が教えてくれた事件がありましたし
この1歳半という子供の時期
めちゃくちゃしんどい時期なんです
今まで一人で生きてきた女がいきなり
はい今日から親ですよって丸投げされて
そこから命を守ってきた1年半
その間夫が献身的に子育てを行い
この執行猶予期間を粛々と勤勉に努めてきたかといえば
それがそうではなかったんです
そうではないからいろんなことが頭をよぎりました
もちろん一番最初に離婚がよぎりました
もう無理だなと2回目はないなって
まず自分の体勢を整えてから
これは戦に挑むべきだと
そう考えたあてくしは
まずいろんな情報収集し始めました
あてくしはあまり人のプライバシーに
踏み込むことが好きではないので
夫の引き出しですとか
私物触ったことがないんです
ほとんど洗濯に出されたものを洗いますし
それを畳んでしまうことはしますが
プライベートのものあと郵便物
バッグの中絶対に触らないんです
でもそうは言ってられないなと思いました
その時も平和に彼は家に帰ってきて
ご飯を食べお風呂に入り寝る
産休に入っているスミレコのことは
子育てに専念できていいよね
楽できてるでしょって思ってたと思います
夜中に寝ていないのも知らないって
別室に寝ていましたから
夜中に寝ていないのも知っていないじゃないですかね
まず手始めにここを見てみようと思った
彼が帰ってきてすぐに鍵とか小銭とか
そういったポッケに入っているものを
全部出すものを入れる
引き出しのような
戸棚のようなものがあるんですけど
そこをまず見てみました
そこでもうすでになんかもういいかな
お腹いっぱいっていう証拠が出ました
開けた瞬間に目に入ったのが
見たこともないレクサスの鍵だったんです
はい我が家にはレクサスの車はありません
そして駐車場に泊まっていたのも
レクサスではありません
これ何?ってなりました
なんかもうこれ以上深掘りしても
何もいいこと出てこないだろうなって
もうそれを見た瞬間にお腹いっぱいになったので
やっぱり離婚しかないかなと
信用が何一つできないなとこの人は
そして決戦当日
マザー1歳半の子供を預かってくれるところは
なかなかないんですが
当時預かってくれるところを探して
まず預けました
夫には相談したいことがあるから時間を作ってくれと伝え
話を持ちかけました
もう面倒くさすぎるので
担当直入に聞きました
あのアテクシに隠してること何かあるよねと
言った時に本当に映画とかドラマとか
漫画みたいに人間って目が泳ぐのね
目がすごく泳いで
え、何のこと?みたいな感じでした
一向に自分から話そうとしないので
もう面倒くさくなって
あの車何?って聞いてみました
あの車何?
今のところスミレコの中では
あの駐車場の車とレクサス2台あるんですけど
まとめてぶつけてみました
そうすると彼は駐車場のことを答えました
いや別に買っただけだけど
悪びれもなく
買っただけだけどじゃねえんだわってなりますよね
だって家計って一つじゃないんですか?
知らないところで車買える余裕ってあるんですか?って
びっくりしました
もうこの話多分1時間半ぐらいかかっちゃうので
はしょりますけど
結局夫を問い詰めたその話は
4、5時間話してたと思います
まずスミレコに内緒で車を購入していた
しかもなかなかのお値段のもの
なぜ購入したかというと
ファミリーじゃなく自分のプライベートで乗る車が欲しかったと
なんででしょ?
これからお金がかかる子供がいるのに
ちょっと意味がわからない
理解できない
そしてそれを友達に見せたりしたけど
友達もいいんじゃないって言ったし
悪いことしてるつもりはなかったと
もうだから前回のこともそうなんですけど
夫の友人関係がどうにかしてるなと思いました
それはまた後ほど
そしておそらく隠しておきたいことは
夫の中では車のことではないなと思っていたので
そこも突っ込みました
もう全部知ってるんだからさ
あのミルクティーの人のことも知ってるんだよって
全然知らないんですけどね
その当時は全部かまかけてみました
何もやましいことはないとすごく言うので
じゃあ携帯出してみなって
じゃあLINE見せて
着信履歴見せて
住める子はそんなことを言うと思わなかったんでしょうね
しかも直前までそんなことを話すとも思ってないので
何も消してないし
もちろん渡さないわけ
なのでもう信用何一つできないので
今すぐここで離婚届を書いてくださいと伝えました
そしたらそれにももちろん応じないわけ