このコーナーは、ポッドキャスターすみれ子ThePoisonLadyが知らない世界を、その世界の住人から教えていただく大人の探求プログラム。
某有名テレビ番組に最大限のリスペクトを込めて、パクっているようで、全くパクっていない、そんなこのコーナーの名は?
すみれ子の知らない世界
ハッシュタグあてしか
今回のあてしかは、ポッドキャスターすみれ子の知らない宝塚の世界前編。
元仙台放送アナウンサーであり、話し方講師である早坂真紀子さんに誘っていただき、一歩沼に踏み出したすみれ子のご様子をご堪能あれ。
そしてぜひ、あなたの知らない宝塚の世界をお楽しみくださいませ。
それではまず、初めての宝塚感激の直前、すみれ子がワクワクしている様子を該当録音いたしました。
ではこちらお聞きください。どんな舞台なのか、オラワクワクすっぞ。
なんか、まず日々夜に普段来ないし、そっからもうちょっと非日常なので、そうかもしれませんね。
ワクワクしてて、駅から出た時にさ、看板とかあるから、わーってなってるんだけど。
よかったです、そう思ってくれて。意外とビジネス外なので、本日は夢々しいんですけど、日々夜ってなんかあんまり夢の世界感ないよねってたまに言われるんですよ。
で、こういうほら、ビジネスアンチの人もいっぱいいるし。でもそう言っていただけるなら、よかったです。
いや、本当に誘ってくれてありがとう。
来てくださってありがとうございました。
いや、前からちょっと興味はありました。
そう、そういう風に言ってくださったから。図鑑を取って悪いところがありまして、すぐ引き込もうとするんですよ。
だから、こう言っていただいたら前、七海ひろしさんのファンが前に来て、なんかアクスターがなんか押し付けられたって言ってもらって、渡されたんですよね。
好きなんです。
そういうことやるんですよ。宝塚ファンやっちゃうんですよ、それ。
でもなんか、背中をそっと押してくれる人がずっと待ってたので。
なんていうの、全くお作法もわかんないし、チケットまずどうやって取るのみたいな。チケットペアで取れるのぐらいのレベルだから、取っていただいて。
最初はそうですよね。
チケットはオフィシャルの宝塚友の会っていう、一応オフィシャルファンクラブ、ファンクラブというか会員になると取れるよみたいなサイトがあるんですけど、でもそれも抽選で当たらないと見られないし。
え、抽選、ファンクラブに入るのも抽選ってこと?
ファンクラブ会員は誰でもなります。だけど、例えば花組公演の抽選入力日、何日から何日で入力しました。当たるか当たらないかはそれはわかんない。
ファンクラブだけどもってことだね。
そうです。みんながみんな当たるわけではない。もちろん一般発売ってのもあるんですよ。
なんですけど、コアナファンは時報とともに、5秒前、4、3、2、1、はい戦闘開始って感じで、すごいです。
ジャニオタ並みのチケットの取り方が上手い人がいっぱいいるので、一瞬で売れます。
人気作品はですよ。ただ人気がない作品ってのも実はあります。
大阪、関西の方が本拠地で公演をやるんですけど、東京ってその後なんですよ、必ず。流れはこれ変わらずで、必ず本拠地兵庫で1ヶ月半ぐらいやります。
その後東京で1ヶ月半やりますっていう流れなので、関西の方で公演やった時に評判が高いと東京は一瞬で瞬殺なんです。
兵庫本拠地でやった時に、あんま面白くないよねみたいな評判が流れると、東京も割とゆるゆるな感じ。
そこで内容変えてきたりとかしないんですか?
しないです。最近はしないです。大昔は内容変更とかだったらしいですよ。
最近あと海外ミュージカルとか多いので、やっぱりそうなると変更もできないですし、海外ミュージカルは面白くないってことはあんまりないかな。
目が越えてくると面白い面白くないみたいな目線になる。
誰々を見に行くっていう目的の人は、面白い面白くない、そんな関係ないけどみたいな。
そうですね、関係なくいっぱいありますね。
私の周りにちょっとアレなファンが多いんですけど、
アレって何ですか?
ちょっと行き過ぎなファン。今放送禁止用語を言いそうになったんですけど、
木から始まる四文字なんです。本人たちが言ってるんですけどね。
私の周りに3人、宝塚が好きすぎて宝塚市に引っ越した子がいるんですよ。
すごくないですか?引っ越すんですよ。
それはすごい。
人生変わっとるやん。
子先に宝塚って入れたいみたいな。
もう推しの推し。宝塚界は推しって言わないですよ。
ゴヒーキ様の近くに少しでも行きたい。
いいね、ゴヒーキ様。
兵庫県の子たちの方が地震と撮りやすいので、そっちに通いたいっていう。
人口的にもね、東京の方が倍率高いからって。
なるほどね。
宝塚に引っ越して、宝塚で結婚して、子供も生まれて、
お子さんに宝ジェンヌさんの芸名つけてる友人いますよ。
すごくないですか?女の子生まれて。
ジェンヌの名前を入れたいとこないのかな?
まだ思ってないらしいですけど、将来どうなるんだろうね。
そんな親御さんに育てられたら、お子さんも行きたいみたいになる気がするけどね。
絵作業をかけるからね。
おそらく。
えー、すごー。
あとは、一公演。
一つの作品につき、だいたい70とか80公演あるんですよ。
それに、全部通ってる友人もいます。
すごい。
やばくないですか?
財力。
財力。
あと、おじかん。
もちろんそういうのって、セレブなマダムとか、お金持ちのお嬢さんもいるんですけど、
本当に自分で働き、稼ぎ、ボーナスも右から左に宝塚、みたいな子がいて。
ご結婚してるのかな?
してる人もいるし、してない人もいます。
してる人もいる。
してて、ガチをやって喜びます。
すごい。
旦那さんの理解がすごい。
ほんとだよね。
してない人は、まあまあ自由。
手間といえば自由なんですけどね。
で、一回友達が冗談で、昔、まだこんなにデジタルが発展していない頃に、
たまたまその子が銀行の通帳を持ってたんですよ。
で、パッと、私ほんとお金なくってって開いたら、
残金が163円で。
危ない。
もうなんか、危なすぎる。
もうみんなで、ちょっと落ち着こうか。
ほんとだよ。ちょっと落ち着こう。
ちょっとお金もたどらずくらいに突き込みすぎだよね。
みたいな、そんな人もいます。
し、もちろんライトなファンもいて、
一回しか見ませんとか、一年に一回しか見ません。
っていう人ももちろんいます。
いろいろですね。
いろんなね、やっぱそのオタク界隈っていろんなやり方があるじゃないですか。
そうそう。ほんといろんな。
すごいな。善行はすごいな。
善行すごいですよね。
体力がすごいと思うんですね。
同じものを毎日。
なんか昨日とちょっと違うみたいな。
違うんですよ。生の舞台に。
そうだよね。なんか体調大丈夫かなみたいな目線とかで見ちゃうし。
今日ちょっと元気ないかもしれない。
そんな財力と時間があったら、だって綾野豪の舞台があったら行くもん。毎日。
そうですよね。ほらほらほら。
時間とお金に余裕があればみたいな。
納得。
そういうぶっ飛んだファンもいますが、みんながみんなそうじゃないけどそんな人もいるよって話を一応お伝えします。
皆さんでもね、この日比谷界隈にいるとさ、グッズとか持ってたりとか行かれるんですね。
多分これからっていう感じのお姉さま方がいっぱいいらっしゃるんですけど。
多分若い子から始まって、今はもう年代関係なくなんですけど、
写真をデコってキラキラにしてちょっとカバンにつけたりとか、キーホルダー感覚みたいな。
ほんとにペーペーなので、どなたかも分かってない状態で今日行くんですけど、
どなたが出られるのかとかも分かってない状態で行くようにしようと思ってきたんです。
その方がいいと思います。
知らない状態で行った方がいいと思って。
その方が楽しめますよ。
すごいバッグとか持ってる方いっぱいいらっしゃるから、楽しそうでいいなって。
純粋に楽しそうだなって。
あと治安がいい。すごい。
治安がいい。どこで分かります?
お姉さま方の治安が落ち着いてらっしゃる。
それはあるかもしれないですね。
私も別会話行くと、宝塚のファンの人たちって治安いいんだなって。
別会話。
地べたに座っておにぎり食べるとか、そういうのがないなって。
ないですね。
やっぱり若い子が多いとどうしても。
エレガントな。
どっちかというとエレガントですかね。
でも本当に中高生もいれば、80、90のおばあちゃん、おじいちゃんもいれば、幅広い世代。
楽しめるんだなって感じですかね。
今日来る前に、サラライキライ子ちゃんに、絶対ハマると思うよって言われてきてるんですけど。
ハマると思うんですけど、子供に見せたいってなっちゃいそうで怖いですよ。
子供に見せると、たぶん子供ハマるし。
キラキラしたものも好きですか、お姫さんとか。
ミュージカル好きなんですよ。
それはハマります。
劇団好きすごい好きで。
じゃあハマります。
綺麗な人たちがいっぱいいるじゃないですか。
出るでしょ。
どうぞウェルカム。宝塚ファンはいくらでもウェルカムですよ。
すごい英才教育してくれる人がいっぱいいるから。
だから111年続いてるんですよ。
すごいよね。
馬にひずり込む人がいるから。
すごいよ。
でもマッキーの青春時代の話とか聞いてた?
ありがとうございます。
マッキーはまだ涙が出るって言ってたけど、
そんなに打ち込めるものが青春時代にあったっていうのは、すごいことだなと思って。
今考えるとそうですね。
ペラペラに遊んでたから、高校の時。
でもそれも大事な青春の1ページなんですか。
青春の1ページだけど、あんなに打ち込める時間があったのにみたいな。
本当に反省した。
何をおっしゃいますか。
たまたま私も踊ることが好きで高塚に出会っちゃったってそれだけで。
出会えるってやっぱ環境だからさ。
そうですね。
何がどこがチャンスになるかもわからないので、
見せたいなとか思ったりもしているけど、
まずは自分が楽しもうと思って今日は来ております。
すめる子さんの感想が楽しみです。
すごい鼻息あるく終わりそうだよね。
行きます?
はい。
あやのごがトップになるっていうことでしょ。
でも15年ってそのぐらいの間隔ですよ。
長くないですか?意外と。
うちのあやのがアカデミー賞を取るみたいな感じでしょ。泣くな。泣くな。
しかも1年間ずっと主役ですよ。
ちょっともう一昼や泣く。
でもそのぐらいのレベルだと思います。
もちろん子さんファンじゃなくても、つい最近ファンになりましたっていう人でも、
やっぱり応援してる人が真ん中に立つとかね、
あとその人の夢が叶うっていうのは本当に嬉しいもので、お祝いですね。
っていうのが111年続いてます。
すごい。
いやすごいですよね。
111年もすごいし、考えてみたら、朝ドラのね、ブギウギっていうのを見てたんですよ。
あー、ありましたね。シュリちゃんの。
ブギウギに、梅丸少女過激団っていうのが出てきて、
ここから主役の子が出ていくっていうやつなんですけど、
それは大阪のOSK、日本過激団っていうところの前身っていうかモデルの話なんだけど、
なんかそういうの見てたからか、このトップの人たちとかたくさんのキャストの方たちも、
あんな風に少女時代から練習してね、やってきたんだなーとかさ、
やってきて、今ね、わからない名前の人でも舞台に立ててるっていう時点でも、
なんか親目線みたいになっちゃって。
あー、でもそうなりますよね。
勝手になんかグッときちゃって。
あ、そこにお嬢さんいる方はね。
そうそうそうそう。
そうなんですよ。今さっきトップスターの話しましたけど、
もうスターさんだけじゃなくて、もう舞台の本当にもう4列目とか5列目の端っこに、横にもドラマがあるんですよ。
はぁ。
ようやく夢叶えて、たくさんの舞台に立てて、みたいな。
で、男役か娘役か、すごい中途半端な身長で悩んだけど、でもやっぱり夢を貫いて男役やって、
ようやく黒えんびっていうのが、まあ割とあの伝統的な集団で黒えんびを着て踊るっていうのが、
あれは割と男役さんの夢の一つって人多いんですけど。
あ、そうなんだね。
あそこに立つっていうのも、やっぱり1年目2年目の人って、まだちょっと立てなかったりするんですよね。構成上。
で、やっぱりちょっといいな、早く先輩たちと一緒に踊りたいっていう夢が叶った時とか、
あと大作ミュージカルで、ちょっと歌のパート1パート。本当に1パートですよ。
5秒だけ自分のソロがもらえた時とか、一瞬だけ、なんかこうスターさんと一緒に2人で3人で踊る瞬間があるとか、
ちょっとしたみんな夢があるんですよ。どんな端っこの子たちでも。
そういうちっちゃな夢が叶ってたっていう時に、親御さんはもちろんですけど、皆さんも、
はぁ、ソロが一瞬でもらえてよかったねとか。真ん中でスターさんと踊れてよかったねとか。
で、一緒になって歓喜するとか。逆に今回は悔しかったけど、次は頑張ってねみたいなお手紙を書くとか。
お手紙。
お手紙文化なんですよ。
お手紙書いてる方いらっしゃったし。
いっぱいいます。
なぜなら、宝ジェンヌは、
お手紙素敵って言ってくださってありがたいんですけど、なぜ宝塚がお手紙文化かというと、
いまだに宝ジェンヌはSNS禁止なんです。
あ、そうなんだ。
現役時代は。
対談して王子になって皆さん、インスタグラムとかエックスとかを始めるんですけど、YouTubeとかね。
そうなんです。現役生、現金、禁止なので。
なので、もちろんファンの人が何々の舞台見に行って、かっこよかった、楽しかった、なんとかちゃん、かわいいみたいに感想は書くんですけど、本人ももちろん見てはいると思うんですよね。
いくらでも別に見る方法ってGoogleとかYahoo検索から見えるので、別にインスタのアカウント持ってなくても見えるは見えるので、
多分今の現代区だったら検索してはいると思うんですけど、でも本人たちは発信できないので、なのでファンの人ってどう交流するかって言ったらお手紙なんですよ。
なんかいいなーって思っちゃった。
いいですもん。
いいなーって。
アナログですよね。
そのなんかアナログな関係性も良くてハマったっていう知り合いも確かにいますね。
なんかいろんな、なんて言い方悪いけどトラップがあって、その推しを見つけるかどうかっていうのも大きなトラップではあるけれども、
いろんなところで、あ、いいな、素敵って思うことがあったんだけど、
まずね、会場に着いた時に素敵だなって思ったのが、ファンのお姉さま方とか女性人の、男性もいらっしゃいましたけど、
佇まいがもういい感じ。
おっしゃってましたね。佇まいがって。
なんて言ったらいいんだろう、なんかお品がある、皆さん。
あー、まあまあまあ、そうでしょうね。
なんかこう、なんて言うんだろうな、私並んでたのよ、みたいな感じもないし、
どうぞ、ニッコリーされてどうぞ、みたいな。
そんな雰囲気はあります。
お譲りします、みたいな感じとか。
ええ。
なんか素敵でしたね。こういう大人の楽しみ方があるんだなって、こういう趣味があるんだなっていうのを知れたのはすごい大きかった。
あー、そう思っていただけて嬉しいですね。
全くなんですけど、今から優雅な、きらびやかなものを見るので、なんか気持ちもきらびやかに優雅になるんじゃないかなと、分かんないですけどね。
やっぱりスタンディングのライブとはまた、それはやっぱり現場は違いますよね。
あと幅広い年齢層、本当に小学生ぐらいのお子さんもいれば、本当におばあちゃん、おじいちゃん、みたいな年齢層の幅が広いんですよ。
で、私の友人が、もともとジャニオタだった子が、初めて宝塚来た時に、あ、私80、90になっても一生オタクやっていける、嬉しいって思ったんですよ。
こんなに年齢関係なく、今でいうね、推し活というか、趣味を楽しむ世界があるということは、それが許されてるんだっていうのを、宝塚のお客さんたちを見て、ほっとしたって言ってるジャニオタ見ましたよね。
素晴らしい。
推しイコール生きる力ってわかってる人ですね、それは。
そうですね、そうですね。推し活っていう言葉ができる前から、宝塚ファンはいわゆる推し活ですよね。
愛に行くってよく言いますもん。
思うんですけど、推し活は、実ることのない恋だと思っていて。
あー、はいはいはい、なるほど。
しかも、実らなくていい恋なんですよ。
ただただ推しをめでているだけで出るこの女性ホルモンみたいな、それがすごく人生において潤いを与えてくれると思って、何を朝からこんな話をしてるんだって。
いや、でもそうだと思いますよ。
ほんと、推し活は人生において大事だと思うので、すごい顔真っ赤になっちゃった。
そう、だから宝塚行ってみたいなってもともと思ってたんだよね。
ずっとおっしゃってくださっててね。
人生経験としてね、一回は見ておくと、こういう感じねってね、わかると思うんだけど。
そうですね、やっぱりこう潤いをもらえるって皆さん言いますね、あのきらびやかな。
きらびやか。一番感動したところを言いたいんだけど。
はい、何でしょう。
一番感動したところは、羽のでかさです。
あ、やっぱりね。もうあれはすごいですよね。
みんなさ、つけて最初いっぱい出てくるじゃん。わーって。
いっぱい出てきた方々に対しても、わ、羽すごーってなってて。
わーすごい羽、あんなふわふわしてんの。すごい揺れてる、きれいみたいな感じだったけど。
暗闇からあのトップの方が、すわーってライトが当たった瞬間の第一声が、もうほんと出なくてよかったと思ってるんですけど、でっかって思った。
もう別に声に出てても、たぶん周りの方はほえまーしく受け止めてくれてますよ。
でもたまに声に出てる方いますよ。
いやわかるよ、でっかいもん。
うわーとか、えーみたいな。
いやもうあっけに取られるくらいでっかくない?あのトップの方の羽。
最後に出てくるんですよね、トップスターさんで。
階段の上で、ライト当たってないところでスタンバイされてるのはわかったんだけど。
で、そこでスポットライトが当たってのバーンですから。
でっか。
ラスボス感がすごいんですよね。
すごい。
きたーみたいな、ラスボスきたーみたいな。
ラスボス感すごかった。でっかいの。
でもあれは何年見てるファンでも毎回思いますよ、大きいなー、重そうーみたいな。
ほんとに、あのー、松剣サンバーとかの日じゃない?松剣サンバー生で見てないけど、やっぱオーラと相まってなのか、すごい大きいから、振り向くじゃないですか、何回もターンとかして。
あ、そうですね、移動して皆さんにご挨拶ってね。
そうなんですよ、わっさわっさ揺れてね。
わっさわっさしてる、ほんと。
今回ちょっと真ん中の方の席でしたけど、ほんと前の方の、前10列以内とかですと、羽がフワッフワってちょっと飛んでくるんですよ。
うわー、すごい。
スターさんが歩いてくると、それをなんかこう受け取ってお守りにしてる宝塚ファンとかもいたりとか、
あと、そのスターさんたちがもうキラッキラな衣装で笑顔でこっち向いた時に、いい香りもするんですよ。
いやー。
皆さんすっごい香水を振りまいて。
変な声出た。
えー、匂いはそれぐらい近いんだ。
それでここへ、微笑まれた日にはそりゃ落ちますよねっていう。
フォーリンダブルですね。
そうなんですよ。
今回の席ですら、スミレコちょっとあの人好きかもって思って、その人ばっかり目で追っちゃった人いましたもんね。
そういうのありますよね。そうなんです。やっぱりね、一つの組に大体70人ぐらいかな、60、70人ぐらい在籍してるんですけど、宝ジェンヌさんが、一人二人は好みの人がいるってよく言われますね。
男役にしろ、娘役にしろ。
それが別に異性としての目で見るとか、男側とか女側っていうんじゃなくて、性別を乗り越えて、なんかこの人好き、この人私タイプみたいな。
そうなんだよね。なんか、ああ、考えてみたら女性なのかぐらいの感じで。ただ、なんだろう、本能的に、わ、この人好きってなったっていうか。
なんか不思議とね、いらっしゃるんですよ。ついつい目で追っちゃう人がいるな、みたいな。私もともと娘役が好きだったんですよ。
で、娘役が好きで、高校生の時宝ジェンヌになりたいって挑戦した人なので、男役はもちろんかっこいいなとは思うし、数年前まで結構追っかけをやってはいたんですが、
もう今すっかり私娘役ちゃんで、ああ、あの子踊りうまい、かわいい、この子トップになってほしい、みたいなそんな目線で見てます。
移り変わりますね、押し方がね。
そうなんですよね。いろんな押し方があります。
とにかく手足が長い人が好きって人は、どの組行っても手足の長い人を応援してるとか、そういう友人もいますし。
いや、だからね、この、今回は、見た、今回見たのは花組さん?
はい、花組です。
じゃないですか。
悪魔女ドラキュラ、はい。
なんか、悪魔女ドラキュラも分からず言ったけど、すごい面白かったし、
ああ、なら良かったです。
歌がうまいレベルじゃないっていうか、楽器みたいなんだよね、歌が。
歌が楽器みたい、お、メールいただきました。
すごい、あの、スッて、スッてくるから、なんだろう、もう本当にみんなちょっと1回体験した方がいいよね。
言えない。
生のオーテストラってのもあるかもしれないです。
もちろん。
確かにあれはすごかった。
毎日鍛錬を積んだジェンヌさんが生声で歌ってるってのもあるんですけど、プラス生のオーテストラなので、
多分その響きとか、体にこうビーンって響いてくる、入ってくるのがまた心地いいんだろうなぁと。
そうなんですよ、毎日生お手ってのは、よく他のファンの人から、宝塚って贅沢だよねって言われます。
いや、本当に。
生お手でしょって、そうそうって、しかも口パクじゃないんだよねって、うんうん、毎日歌ってるよって言うと、すごくない?みたいな。
いや、そうなんだよ。
ミュージカルワンからすると、それ当たり前になっちゃってるんですけど。
当たり前なのがすごいけど、当たり前に提供してくれるのがすごいし、本当にこんなね、末席のポッドキャスターですら、いい声今日出せたなっていう日って少ないんだよ。
おー。
毎日あれをやってるってすごくない?と思って。
いや、本当にね。
維持して、まず健康状態を維持して。
そうそう、そうなんですよね、喉を鍛えて。
そこがまずすごい。
身体を鍛えて。
いやー、だからたくましいですよ、皆さん。か弱そうに見える娘役さんも、本当に健康管理とかね、スタイルキープするのに、本当アスリートみたいな生活されてるなーっていうのは思いますね。
ほんとだよね、で、SNSやってなくてさ。
そうなんですね、お若いのにそうやりたい年代じゃないですか。
でもなんとなくそれも出るよね、お品っていうか、品位みたいなのが出るというか。
あー。
うーん、なんか本当に、同じ世界に生きてる人たちじゃないみたいな感じを。
あ、感じます?
うんうんうん。
あー、だからそういうのはね、なんか独特って言われますけど、そこがやっぱり良さであるんだろうなーと思いますね。
自分の中のさ、少女漫画好きが火がつくって感じじゃない?
あー、あ、そうですね。少女漫画1回通った人は、たぶんスッて受け入れられると思います。
ほんと、バラ背負ってるみたいな人いません?
いる。
中には。ね、本当に真ん中のスターさんとか。
あの、紫のバラの人みたいな。
そうそうそうそう。
いちいち、なんか背中、背景背負ってるバラ?みたいな。
ほんといる。
ほんといらっしゃるんですよ。
いや、絶対良い匂いするでしょうって感じですね。
いや、するんですよね。
そう、だから、そこが独特かもしれないですね。他のジャンルさんと。別に他が良いとか悪いとか言ってんじゃなくて。
違いであり、品格とか上品さ品性みたいなのも、特徴であり売りの一つなんだろうなぁと思います。
そこに浸りたい人たちだから、スミレコさんが劇場足踏み入れた時に、なんかお客さんが品が良いっておっしゃったのかもそこなんじゃないですかね。
素敵だった皆さんが。
今回のスミレコの知らない宝塚の世界前編、いかがでしたでしょうか?