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2023-01-30 23:42

#26【読書感想回vol.2 マンガ 紛争でしたら八田まで

「紛争でしたら八田まで」というマンガは一見とっつきにくい地政学という学問をわかりやすく、親しみやすく描いてくれています。今回は特に印象に残ったアメリカ編の感想?について語ります。
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しゅらの今ここラジオ。今回も読書感想会ということで、樋口塾というコミュニティの企画として読書感想の会がありますので、そのことについて話していけたらと思っております。
本来なら1回にアルケミストという本と紛争でしたらハッタマデという漫画を語れればと思ったんですけど、
紛争でしたらハッタマデの方がだいぶ横道に逸れて長くなってしまったので、2回に分けさせていただきました。
その2回目が始まりますのでよろしくお願いします。
2冊目の紹介に入りさせていただくと、2冊目は漫画になります。
2冊目のタイトルは紛争でしたらハッタマデという漫画ですね。
地政学という、地理の地に政治のせいで地政学という学問を漫画で教えてくれる。
学問そのものと言えば、それを通した国の見方とか情勢の見方みたいなのを描いてくれている非常に面白い本です。
僕は歴史とか地理とか好きなので、外国のこともすごい興味があるんですけど、
私が行ったことあるのはアメリカとオーストラリアだけで、それ以外は行ったことないので、非常にいろんな地区の実情というかそういったものを描いてくれていて、
地政学のコンサルタントが問題を各地で解決していくという漫画なんですけど、
その監修してくれている人も地政学のプロが監修をしてくれているので、
マニアックすぎずかつライトになりすぎずという面白い漫画でもあります。
10巻ぐらい今出てるんですけど、印象に残った回を何個かあるなと思って紹介していきたいなと思ったのがあるんですけど、
印象に残ってるのはやはりアメリカですね。
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アメリカの分断だったり抱えている問題というのを取り上げている回があってですね、
その時はネイティブアメリカンの居留地についてちょっと描いてて、
そこにある問題を漫画の中で解決していくんですけど、
私のカウンセリングを学んでいる師匠が、
サウスダコタのネイティブアメリカンの居留地の中にあるYMCAのセンターにいたことがあって、
それが縁でネイティブアメリカンの暮らしなどを学んで、
その方は日本でもセレモニーといわれるスウェットロッジだったり、
アンブレッジャーだったりというのをやることを許されて、実際にやっている方がいらっしゃって、
その方からもネイティブアメリカンに対しての話は聞いていたんですけど、
歴史もそうなんですけど、ネイティブアメリカンの居留地って、
一応自治政府があるんですよね。部族の政府があって、
アメリカは一応連邦政府で51州という形にはなってますけど、
州ごとに権限があって、連邦政府と州政府というのがあるんですけど、
それ以外にやはり自治政府という形でネイティブアメリカンの自治組織があって、
それは連邦政府に管理はされてるんですけども、
ただね、国なんで、インフラの整備とかそういうのは国がやることなんで、
リザベーションって言うんですけど、
僕の妻が実際にサウスダコタにあるリザベーションを旅行で訪問したことがあって、
その時は水道が家まで通ってなくて、水を川まで汲みに行っていたみたいな話をしてたんですよね。
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そうは言いつつ、電気だったり携帯だったりは使える、ガスもあるので、
その辺のインフラの整備の、なんで水だけ汲みに水道が通ってないかっていうのは、
ちょっとよくわからないっていうことは言ってたんですけど、
ただね、アメリカの中で水道が整備されてない地区があるっていうのは非常に私にとっても衝撃で、
聞いただく話だけなんで、ちょっと変わってることとか、
実際に違ってるっていうこともあるかもしれないんですけども、
その漫画の中で描かれていることでもあるんですけど、
ネイティブアメリカンのリザベーションの中の失業率っていうのはとても高いんですよね。
一時期90%と言われていたくらいと漫画の中で描かれていて、
失業率が90%って半端なくないですか。
で、実際に僕のカウンセリングの師匠、マスターである松木正さんっていう方なんですけど、
松木正さんにそのことどうなんですかっていう話をしたら、
まあそんぐらいだよとは言ってました。
90%ですね。
もしかしたら今も変わらんだろうなみたいなことは言ってましたけど、
ちょっとは改善している可能性もあるけど、
でも本当にアルコール依存症率も高くて、
平均寿命もすごい短いというようなことを言ってました。
じゃあ90%の失業率で、
じゃあなんで生きていけるかっていうと、
一応ね、認定された部族だったり、
そういうネイティブアメリカにルーツがあるって言われてる人は、
多分連邦政府の方から福祉の補助金、生活保護みたいなの、
お金が出てはいるみたいなんですね。
それで毎日を暮らしているんですけども、
正直ね、
語弊はあるかもしれないですけど、
アメリカの連邦政府からすれば、
インディアンだったりネイティブアメリカンっていうのは、
協力の中から出てこないでくれみたいな感じを受けますよね。
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お金あげておくからもう来ないでみたいな。
コテンラジオさんの方でネイティブアメリカの歴史、
アメリカの歴史の中でネイティブアメリカンのことも語られていると思うんですけど、
多くのネイティブアメリカンは病気によって亡くなっていったり、
もちろん虐殺や迫害を受けて亡くなっていったり、
または同化政策という中で強制的に宿舎に入れてですね、
あとは婚欠したりして今のアメリカに立っているわけなんですけども、
非常に就職に対する差別みたいなのもあるわけなんですよね。
インディアンのリザベーションで育って外の世界に出ると、
そうするとやっぱり就職に対する差別だったり、
あとアメリカは学歴社会なんで、学歴がないからなかなかうまくいかないということで、
リザベーションに戻ってきて、
辛い現実が前にある中でアルコール依存症になってしまってということが非常にあるみたいですね。
アメリカといえばね、
BLM、Black Lives Matterなどで人権の問題が非常に話題になって、
まだまだ黒人の方も苦しんでますし、
コロナによるアジア人差別ということで、
ジャズピアニストが暴行されてしまって、
日本人のジャズピアニストなんですけど、
暴行を受けてピアノが前のように簡単にはなかなか弾けない状態になるまで大怪我をしてしまったりとかね、
そういうヘイトのような差別だったり、暴行って言ったりというものがあって、
それを何とか解決していこうというような運動ももちろんあるんですけども、
ただ、ネイティブアメリカに関しては、
日本にいるから僕が見えてないだけなのかもしれないですけど、
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黒人だとか女性差別というのを運動からすると、
ほぼないに等しいくらいの意識なんじゃないかなと思ってますね。
これも妻から聞いた話なんですけど、
ネイティブアメリカのリゾベションの中に博物館があって、
リンカーンのことが紹介されていたコーナーがあるみたいなんですね。
リンカーンといえば、民主主義を語る上で欠かせないアメリカの大統領で、
奴隷解放宣言だったりメイスピーチが話題になっているとは思うんですけど、
彼は北軍を有利にするために奴隷解放宣言を発令して、
南軍の奴隷は解放して味方になってほしいと。
北軍はその時点では奴隷として認めてたんですよね。
だからある意味でアルブルスタンダードなんですけど。
そのリンカーンはネイティブアメリカのことを昔なのか、
今はちょっと差別用語なので言わないのかもしれないですけど、
レッドマンってアメリカでは呼ばれていて、
リンカーンはその有名な
government of the people by the people for the peopleの中に
そのpeopleの中にレッドマンは含まずという風なことを言ったという風に
インディアンの博物館の方では紹介されているという話を
聞きましたね。
それに関してはちょっと私も見たわけじゃないですし、
うる覚えでもあるし、
その条文を本当に言ったかどうかというのは
ネット検索者も全然出てこないんで、
実際わかんないんですけど、
でももうネイティブアメリカン自体が
病気や過酷な迫害、虐殺によって
数が激減してしまったという今となっては
もう誰もそれはわからないですし、
今アメリカの分断の中で
白人市場主義者の方が
黒人は言ってることはわかったと、
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じゃあもう自分のルーツの国に帰ったらどうだみたいな話をしてるみたいなんですけど、
こちらから見てたらね、
じゃあ白人どうなのよみたいなね、
ルーツの国に帰れって言ったら
アメリカから人が本当にいなくなってしまうレベルなことが
起きてしまうので、
まあちょっとあのだいぶ深く
悲しいところの話になってしまったんですけど、
でもそういったことがね、
漫画の中では描かれていて、
そうはいつつもどうやってインディアンのリザベーション、
ネイティブアメリカンのリザベーションの雇用だったり問題を解決していくかというのが
描かれてますね。
その時はね、
ネタバレになったんですけど、
インディアンカジノを作って行こうというような
描かれ方をしてるんですけど、
実際にアメリカには
ネイティブアメリカンが運営しているカジノというのはありますし、
そこでネイティブアメリカンだけではなくて、
他の種族と言ったらいいんだけど、
他の方、ネイティブアメリカンリザベーションに住んでいる以外の方の雇用を生んでいるという現実もあったり、
中にはもちろん成功もあれば失敗もあるということで、
なかなか思った通りにいってないカジノもあるみたいなんですけど、
カジノというのは日本で話題にもなりましたし、
ベーシックインカムという制度もなんかちょっとちらほら議論されてきているんですけど、
正直、お金あるだけで解決するかというと、
そうではないんでやっぱりやりがいとかね、
働きがいとかね、
そういった人に必要とされているというような実感があってこそ精神衛生が保たれるみたいなことがあったりするので、
その構図がインディアンのリザベーションに出ている生活保護とちょっとダブったりする部分があって、
簡単にベーシックインカムを導入したとしても、
なかなか日本は規模が大きい国ですし、
その中で機能していくのは思った通りに機能するのは難しいのではないかなと思ったりしてますね。
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カジノに関してはもうすでに、
カジノが来たら治安があるっていう話もちらほらあるんですけど、
そもそもパチンコが日本はあったりするので、
競馬だったり競艇だったりそういったものも実際にあるので、
そう考えるとどうなのかなという気はしますね。
いろいろ道逸れて長くなっちゃったんですけど、
紛争でしたらハッタマデっていう漫画はですね、
本当にその国が抱える事情だとか、
あとはその国の美味しいグルメだとかね、
そういったものを結構教えてくれる。
非常にためになる漫画でもありますので、
ぜひぜひ手に取って見ていただければなと思います。
前はウクライナの侵攻が勃発したときは、
アメリカに来たときは、
アメリカに来たときは、
アメリカに来たときは、
アメリカに来たときは、
ウクライナ編っていう、
ちょうど今、
ロシアとウクライナが激戦を繰り広げている東部のドンバス地域の問題を描いたことをね、
描いた内容を無料公開とかしてたんですよね。
もう実際にクリミアの、
クリミアがね、ロシアにいっぱい来ていて、
クリミアがねロシアに一方的に併合されてた時から東部ドンバスは
いろいろ工作が入ってたということでその漫画の中でもどういう風になっているのかとかそれをどう克服していくのかっていうのが描かれてはいたんですよね
そういったこととか あとは各国本当にね
インドとかね僕はヨガやるんですけどインドに行ったこともなくて
実際に住んだこともないわけなんですけど実際のねそのカースト制度 カーストがねどれだけ
影響を及ぼしているかとか あとは
シンガポールですね同じアジアで言うと東南アジアで言うとシンガポール という国家はあの今ねあっちゃんとかねあの
移住しましたし 僕のねあの友人もねシンガポールに今仕事で行っていまして非常にあの
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まあテレビで見る機会も多いですので非常にねこう 親しみのある国の一つなんですけど
まあその中でねどういうシンガポールが国家なのか
どういう課題を抱えているのかとか なんか
明るい官僚がね強い国家で規則も厳しいので 漫画の中では冗談ぽくね明るい北朝鮮みたいなことを
あの 言われてたりもねあのするんですけど
まあそういったこととかね
なんかいろいろ 勉強になる
漫画でもありますのでぜひぜひね 手を手に取っていただけたらと思います
はい ええ
ちょっとねあの独創感想会 ちょっと
ネイティブアメリカンの話をしたらちょっとネイティブアメリカンのあの 本だったりあと松木正さんのね本もちょっと読みたいなぁと思ってきたので
ちょっとそれをまたあの読んでですね 読書感想
できればなぁと思っていますので ぜひぜひね
読んでいただきあのまたポッドキャストを聞いていただけたらと思います はいありがとうございました
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