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問題とアセスメントについて考えてみたいと思います。
よく問題が特定できれば50%は解決できるようなものとか、あるいは問題を特定することこそ問題解決すべてのことを言われたりすると思います。
いずれにしても、問題が何なのかを特定することは非常に重要です。
アセスメントというのは、見立てる、仕立てる、動かす、見立てるというプロセスのことなんだという話をさせてもらいました。
見立てるというのは、もうちょっと分解していくと、全体を構造で捉えて俯瞰してみるという力と、分析的に捉えて問題を特定する力というふうにリクルートでは定義されています。
アセスメントもすごく同じだなと思ってまして、全体を捉えて、その中にどこに問題があるのか、こういうことを評価していく。
問題があるのかないのかということを評価していく。特にどこの問題が大きいのか、何からやっていくべきなのか、それを特定するということが見立てる力であり、アセスメントだと思います。
一般的にアセスメントというのは人事の評価の文脈とかそういったところで使われることが多いので、あんまり問題にアセスメントを使うという感覚はないのかもしれないんですけど、
見立て力というものを意識したりとか、問題を明らかにしていくということを考えようと思ったときに、見立てる力だったりとか、アセスメントという視点を持つことで全体がどうなっているのか、構造がどうなっているのか、どこに問題があるのか、評価判断をしていくということがすごく大事なんじゃないかなと思っています。
そしてもう一個アセスメントに一般的な解釈にプラスしているのが、機械を見出す、チャンスを見出していくということなんですけど、問題が発見されることによってそこに誰かの活躍の機械やビジネスチャンスがあるというふうに見ていくと、問題をアセスメントするということは機械を見つけるというふうに捉えることもできます。
実際に働いているといろんな不満とか不安とか不足とか不便とか不利というものがたくさんあります。これらは言い換えると問題だと思うんですけど、それが会社に対して不満だったりとか、上司に対して不満だったりとかということを思う人もいると思うんですけど、ぜひそれをアセスメントの観点を持ってもらうことで、どんなチャンス、機械に変えていけるのかというふうに考えてもらうと、また違った見方ができるんじゃないかなというふうに思っています。
ぜひアセスメントを通じて皆さんの人生とかビジネスが豊かになったら、豊かになってお手伝いをさせてもらいたいなというふうに思っています。