タスク管理ツールのClickUpをドキュメント公開ツールとして使ってみています。Notionとの比較を中心に話しました。
=== 目次 ===
タスク管理中心の多機能ツールClickUp
ClickUpのドキュメント公開機能
ドキュメント公開機能をNotionと比較
Notionの方が良いところ
機能的にはだいたい同じことができる
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今回は、ClickUpというツールについて話をしたいと思います。
ClickUpはタスク管理ツールなんですが、かなり機能が豊富で、キャッチコピーが
one app to replace them all、すべてを置き換える一つのアプリと言ってるぐらいで、
タスク管理、共有ドキュメント、チャット、タイムトラッキングなど、
いろんなことができる統合アプリ的なものを目指してるんでしょうね。
Miroのようなオンラインホワイトボード機能も最近追加されたらしいです。
ClickUpのサイトには、競合するツールとの比較が載ってるんですが、
タスク管理やプロジェクトマネジメントツールの朝菜、タスク管理のトレロ、
オンラインデータベースのエアテーブル、プロジェクト管理のベースキャンプなどと比較して、
ClickUpの方がこういうところがいいということを紹介していました。
ClickUpのことは以前から知ってはいて、ユーザー登録はしていたんですが、
ちょっと試しただけでその後使っていませんでした。
その時はタスク管理ツールとしてClickUpを見ていたんですが、
今回共有ドキュメントを作るツールとしてClickUpに注目して、
また使い始めていますという話をしたいと思います。
ClickUpでもNotionと同じように親子関係を持ったドキュメントを簡単にウェブ公開することができます。
親ページがあって子ページがあってという階層構造を持ったドキュメントの塊を
ウェブサイトのように公開できるということですね。
Notionと同様にログインなど必要なく、
リンクを知っている人なら誰でもアクセスできるページとしてウェブ公開することができます。
その時に検索エンジンに拾わせるかどうかの設定ができるんですが、
この設定がNotionは有料プランじゃないと検索エンジンに拾わせる設定ができないんですが、
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ClickUpは無料プランでも検索エンジンに引っかかるような公開ができます。
ClickUpで公開したウェブページで私がいいなと思ったのは、
そのページにぶら下がっている個ページの一覧をサイドメニューとして左側に一覧として表示できることです。
これは表示非表示を切り替えられます。
ウェブ上で読む電子書籍的なものにそういう目次的なものが付いていることが多いと思うんですが、
この目次があるとマニュアル的なものをウェブ公開で共有した時にすごく便利だなと考えています。
私はウェブサイトを作った時にサイトの更新の仕方についてマニュアルを作ることがだいたいウェブ制作とセットなんですが、
もうかなり以前からPDFなどのファイルで送るのではなく、共有したドキュメントを見てもらうようにしています。
共有したドキュメントなら追加したり修正するのが楽ですからね。
ファイルだと変更するごとにまた送らないといけないですからね。
EvernoteやGoogleドキュメントを使っていたのがドロップボックスペーパーになり、
ドロップボックスペーパーはすごく好きなんですが、親子関係のあるドキュメントが作りやすく共有しやすいノーションに最近は移行しているという感じです。
そして今後そういうマニュアル的なものにはクリックアップが良さそうだなと思っているところです。
こういったツールで作った共有ドキュメントをスマホのブラウザーで開いたときにアプリに誘導する表示が出ることが多いんですね。
ノーションは比較的大人しい方なんですが、それでもページの先頭にアプリのアイコンとアプリに誘導する文言が表示されます。
でもクリックアップはそういった表示が一切出なかったのでそこもいいなと思いました。
あとノーションでウェブ公開したものをiPhoneのブラウザで見たときにピンチアウトで拡大できないんですね。
これ地味に不満だったんですがクリックアップはそんなことなくピンチアウトで拡大できました。
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あと細かい機能面ですがノーションは文字のセンター揃えができない、画像にリンクを貼れないというのも不満点だったんですがクリックアップではどちらもできました。
じゃあノーションの方がいいところはというと検索機能は圧倒的にノーションがいいですね。
クリックアップも検索機能はあるんですが単にそのキーワードが含まれているページがどれかを教えてくれるだけでその言葉がどこで使われているかとかそういう表示は一切ありません。
これはクリックアップの操作画面でもそうですしウェブ公開したものも同様です。
ノーションはウェブ公開したドキュメントでもしっかり検索できるところがすごく私はいいなと思っています。
なのでノーションで作ったページを独自ドメインを割り当てたりしてウェブページとして公開する別サービスを使ったときにこの検索機能が使えなくなるのがすごく残念に思うんですね。
あとクリックアップでウェブ公開したページはヘッダ部分にクリックアップのロゴが表示されていてクリックアップのページですよという印象になってしまいます。
ノーションでウェブ公開したページはスマホで見た場合ヘッダにノーションのロゴとか出てこないですしノーションのページです感はそこまで感じられないんですね。
パソコンのブラウザで見た場合も右上にノーションを使ってみるというロゴとリンクは表示されていますがそこまで主張しすぎてない感じですね。
ロゴがモノクロだからというのもあるでしょうね。なので最近流行っているリクルートページ採用ページの部分をノーションで作っちゃうとかアプリとかツールのマニュアル部分をノーションで作るとかそういうのはやっぱりクリックアップよりノーションの方がいいのかなと思いました。
クリックアップでウェブ公開したページはスマホで見ると左上にクリックアップのロゴが表示されていてそこを押すとクリックアップのページに行ってしまうので不特定多数の人が見るウェブページ的に使うにはちょっとそこが問題かなと思います。
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ページから親ページに戻るときにページの一覧的なものが階層構造を含め表示することがノーションもクリックアップもできるんですがその辺の表示もノーションの方が見やすい洗練されている感じがします。
機能面では多分お互い意識してるんだと思いますがノーションでできることはだいたいクリックアップでもできるように感じました。
例えばページ内の見出しをもとにページ内リンクの目次を作るとかブロックごとにリンクを作ることができてページ内の自由な位置にリンクで飛ばすことができるとかノーションを使っていて便利だなと思ったことが同じようにできたりしています。
書き出し機能としてpdf、html、markdownでドキュメントを書き出せるんですがクリックアップの方がちょっとノーションより良さそうな印象を受けています。pdfに書き出したときにフォントが中華フォントになってしまうのはノーションと同じでした。
今回は以上です。
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