この辺の話はアシカガキャストの第194回、昔話1、最初に買ったパソコンはシャープのMZ-80Bという回でも話しています。
最初の話に戻るんですが、今の技術ならば雑誌や書籍に載っているプログラムを撮影してOCRでテキスト認識させるのは簡単ですよね。
さらに今のパソコンの能力なら、昔の8bit時代のパソコンのプログラムくらいエミュレーターで簡単に動かせるはずだと思います。
この場合のエミュレーターというのは、昔のパソコンの機能をソフトウェアだけで再現するということですね。
Mac上でWindowsを動かすみたいなのもありますけど、あれもエミュレーターですよね。
本来ソフトウェアはハードウェアに色々影響を受けているわけですし、ハードウェアがあることによって動作の速度が速くなるみたいなことがあるんですが、
ハードウェアはどんどん性能が上がっていくので、昔はハードウェア込みでしかできなかったようなことがソフトウェアだけで再現できるようになると。
結構昔にパソコン上でファミコンのゲームが遊べるとか、ゲームボーイのゲームを動かせるみたいなエミュレーターが流行ったことがありました。
ハードウェアの性能が上がることで、昔のマシンを丸ごとソフトウェアだけで再現できるようになるというところがポイントですね。
昔のベーシックのプログラムくらいなら、AIがすぐにエミュレーションしてくれるんじゃないかなと考えました。
そこで簡単なベーシックのプログラムで試してみたところ、一発で動かすことができました。
ネット上でベーシックのプログラムを探すと、たまたま画像になっているテキストではなくベーシックのプログラムが画像になっているものを見つけたんですね。
なのでこれは雑誌をスキャンしたのと同じような状態だと思って、その画像を使ってGoogleのGeminiで試してみました。
Geminiは無料プランでもキャンバス機能というのを使ってプログラムを動かすことができるんですね。
かなり性能もいいと言われているので、今回はGoogle Geminiのキャンバス機能を使いました。
ベーシックのプログラムの書かれた画像ファイルをGeminiにアップロードして、このベーシックのプログラムをエミュレートしてくださいと指示するだけでちゃんと動かすことができました。
ベーシックのプログラムを元にJavaScriptで動くプログラムに変換してくれたんですね。
それでWebブラウザ上で動かすことができています。
一回何か別なツールでOCRで文字にしてみたいな手間も必要ないと。
一個のAIのツールでプログラムの書かれた画像を与えるだけでエミュレーションして動かしてまでできちゃう。
そういう時代になっていると嬉しく思いました。
ベーシックという言語は各メーカーが自社のパソコン用に独自のルールを色々与えていたので、互換性が乏しかったんですね。
同じメーカーのパソコンでも機種によって互換性がなかったりしました。
まだパソコンが発展途上な段階だったんでしょうがない部分もあるんですが、
そういう各社独自にやって自分のメーカーが天下を取ろうとするのが日本のメーカーの悪いところかなとも思っていて、
そういう例の一つかなとも感じていました。
例えば音声配信でも日本ではこれから音声配信が盛り上がるかなっていう時に、
ラジオトークだ、おいしいだ、スタンドFMだと独自のサービスが色々出てきたことで、
ポッドキャストという共通フォーマットの音声配信が盛り上がらなかった面があると私は思っています。
ベーシックに互換性が乏しくて色々出てきたのもそれと同じ感じかなと思っていたんですが、
今回ちょっと調べてみて、ベーシックが各社バラバラで互換性がなかったというのは、
アメリカでも事情はだいたい同じらしいです。
ただ、マイクロソフトベーシック系が多くて基本命令は似ていることが多かったと、
日本ほどではなかったということらしいです。
なので、昔の雑誌に載っていた色んな機種用のベーシックのゲームをエミュレーションして動かそうという時に、
それぞれのパソコンのマニュアルをAIに学習させれば動かせるぐらいの能力が今のAIにはあるんじゃないかと思っています。
で、もしかしたらマニュアルなしでもプログラムをいくつもいくつも処理させれば、
推測で何とか動かせるようになるんじゃないかなとか、そんな期待も持ったりしています。
昔の雑誌に載っていたベーシックのゲーム、ベーシックに限らず、
色んなゲームをAIの力を使って今のパソコン上で動かせるようになる未来はすぐそこじゃないかと感じています。
ゲーム強人さんがプログラムしたスクランブルとか、今遊んでみたいですよね。
なお、パソコンミニという80年代のパソコンの小型復刻版が出ているのは知っています。
今のところシャープのMZ80CとNECのPC80001が出ています。
本体はミニチュアサイズなんですが、キーボードやモニターをつないでプログラムを打ち込んで実行できたりするんですね。
もちろんエミュレーターが動いているようになっています。
私はシャープ派で、シャープのMZ80Bというのを使っていたので、80Cとは互換性はないんですね。
で、このMZ80Cの方のパソコンミニは当時のベーシックは動かないということです。
当時のプログラムが動くのは機械語、マシン語だけというふうに書いてありました。
PC80001の方はNベーシックが動くそうです。NECのNですね。
ということで、私が高校の時に雑誌に投稿して掲載されたMZ80B用のゲームザカリモノ競争をMac上で動かせるようになる日は近いと期待しています。
ちなみに、ピオというIOの姉妹誌に載ったんですが、その雑誌は我が家で行方不明になっています。
国会図書館でコピーできるんですかね。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
キャストアシカガ〜♪。