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第150回、アシカガキャスト。
私は、ツイッターのことを育て芸だと考えるのが、ビジネスや情報収集にツイッターをこれから始めるという人に説明するときにいいんじゃないかと思っています。
育て芸というのは、育成ゲームのことでペットや競争馬を育てて可愛がるというのもあるんですが、
私がツイッターについて言っているのは、シムシティみたいな都市を育てていく、そういう育て芸のイメージです。
ツイッターにあなたがアカウントを作ったら、ツイッターの世界の中の一つの国の国王になったということですね。
あなたがツイッター上でフォローしていく人、それはあなたのツイッター王国の国民なんですね。
ツイッターを見るということは、自分がフォローしている人の投稿を見ていくということで、
誰をフォローするかによって見える世界が全く違ってくるわけですよね。
ツイッターをやっている人、誰一人として全く誰かと同じタイムラインってことはありえないですよね。
このタイムラインをいかに自分好みの自分が見ていて楽しいもの、自分の必要な情報が入っているものに育てていくかという育て芸でもあると思っています。
じゃあ自分のツイッター王国の国民をどうやって選んでいくかですけども、
例えば私はアイドルが好きなんですが、アイドル本人はあまりフォローしないんですね。
そのアイドルのファンの人を何人かフォローしておけば、大体の情報が入ってくるようになるんで、
情報収集という観点からはそっちの方が効率的だと思っています。
そうやっていろんな人をフォローしていって、自分に必要な情報が黙ってても勝手に入ってくるようにタイムラインを育てていくというのがツイッター活用法で、
そこまでやらない人はツイッターの面白さがわからないんじゃないかと。
ビジネスに役立てようと思ってツイッターを始めたんだけど、あまり面白くない、使い方がよくわからないと言っている人はそこまでやってないと思うんですよね。
これは結構時間がかかることなんですが、育て芸だと思って地道にやっていくしかないと思います。
タイムラインを育てていくためのヒントですが、フォローしているアカウントごとにリツイートをオフにするという機能があります。
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この人の投稿内容は追っていきたいんだけど、リツイートするものがちょっと気に入らない。
例えば自分が好きじゃないネットニュースサイトの記事をリツイートしてくるとか、
オピニオン強めの投稿をリツイートしてくるとか、
そういう場合はそのアカウントのページに行って、右上の点々のメニューからリツイートは表示しないというのを選ぶと、
その人の投稿は自分のタイムラインに出てくるけど、その人がリツイートしたものは出てこなくなります。
あとタイムラインには広告が出てきますが、
Twitterも儲けないといけないので広告を出さないといけないのはしょうがないと思うんですが、
同じ広告が何度も出てくることがあるので、
この広告はちょっとごめんだけどもう見たくないというものを表示しなくすることもできます。
その広告の投稿の右上の下三角のところを選んで、この広告に興味がないを選ぶとその広告は表示されなくなります。
またキーワードミュートと言って特定のキーワードを設定しておくと、
その言葉が入っているツイートを表示しなくするという機能もあるんですが、
これは私も使ってませんし、使いこなすのはちょっと難しいんじゃないかなと思っています。
例えばスポーツの結果を知りたくないとか、
自分が録画したのを見るまでそのドラマについてのネタバレを見たくないという目的で、
一時的にキーワードミュートにスポーツの名前とか大会の名前とかドラマの名前とかを入れるというネタバレ防止の使い方もできると言われているんですが、
ツイートするときにいちいちドラマのタイトルとかを必ず入れる人ばっかりではないでしょうし、
自分の興味がある情報が自然に入ってくるようにタイムラインを育て上げていたんだったら、
なおさら自分が興味のある分野のネタバレ情報も入ってきそうなので、
そこをミュート機能で何とかするのは難しいんじゃないかなと思います。
ということで、ツイッターを育てゲーム、育成ゲームだと思ってタイムラインを自分に必要な情報が勝手に入ってくるように育てることが、
ツイッターのビジネス活用、情報収集への活用につながるんじゃないかという話でした。