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2023-03-28 09:45

MacのKeynoteにiPhoneを使ってライブ映像を表示(第640回)

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MacのKeynoteにはスライド上にカメラ映像を表示する機能があります。連係カメラ機能と組み合わせるとiPhoneのカメラの映像をリアルタイムで表示できるので、リアルイベントや配信ライブで便利に使えそうです。
=== 目次 ===
KeynoteにiPhoneのカメラのライブ映像を表示
リアルイベントで手元やものを映すのに使った
WiFiに繋がってない状態でも連係カメラは使える
ライブ配信で使っても便利そう
凝った画面構成が必要ならmmhmmがおすすめ
iPhoneの画面そのものをMac経由で映す場合
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00:01
以前、アシカガキャストで、Appleデバイス同士の連携機能まとめという話をしました。
Mac、iPhone、iPadで連携して使える機能がいろいろあって便利だということで、いろんな機能を紹介しました。
その回の準備の時に、いろいろ調べていて、Keynoteにカメラからの映像を表示する機能があることを知りました。
Keynoteのプレゼンテーション資料のページに、ライブビデオの挿入という機能を使って、カメラの映像を表示するエリアを作ることができるんですね。
で、そこにMacのインカメラ、フェイスタイムカメラの映像を映したり、USB接続されたカメラの映像を映したりとかできるわけですね。
で、この機能とMacのWebカメラとしてiPhoneを使える連携カメラ機能とを組み合わせれば、
Keynoteのプレゼン資料のページの中にiPhoneのカメラで映している映像をリアルタイムで表示できます。
で、先日オンラインではなくリアルのイベントで、大きいモニターにMacの画面をHDMIで映して、
そこにこのKeynoteと連携カメラの合わせ技で、リアルタイムにiPhoneのカメラで撮影している映像を大きいモニターに映すことができて大活躍でした。
例えば、iPadで絵を描いている手元を映すとか、もちろんアナログでもそうですね。アナログな絵を描いているところの手元を映すとか、
物理的なものを紹介するときに会場にいるお客さんが肉眼で見るには小さいものでもモニターに大きく映せますし、ある程度細部まで細かく見てもらうこともできますね。
ガジェット紹介とかにもいいでしょうね。
Keynoteと連携カメラ機能で言えば、連携カメラ機能の方がすごくて、連携カメラ機能が使えれば大きいモニターに映すには他の方法もありそうですが、
Keynoteはやっぱりプレゼンテーションツールなので、外部モニターに全画面で表示することを考えられているツールなので、やっぱりこの組み合わせの相性がすごくいいと思いました。
実はそのイベントの会場にはWi-Fiがなくて、MacとiPhoneが同じWi-Fiに接続されている状態ではなかったんですが、連携カメラ機能は無事使うことができました。
03:11
連携カメラを使うシステム条件として、iPhoneとMacが互いに近くにあり、両者でBluetoothとWi-Fiが有効になっている必要がありますという項目があります。
Wi-Fiがオンになっていることが必要で、必ずしもWi-Fiに接続されてなくてもいいということなんでしょうね。
なおこのシステム条件のところで、ちょっと注意した方が良さそうな項目があったんですが、iPhoneでモバイルデータ通信接続を共有していないこと、Macでインターネット接続を共有していないことが前提ですと書いてありました。
また、連携カメラをワイヤレスで使うには、MacでAirPlayやサイドカーは使えません。ともあります。
今ワイヤレスの話が出てきたんですが、USBのケーブルを使ってMacとiPhoneを繋いで連携カメラを使うこともできますね。
Wi-Fiがない環境だったので、ワイヤレスでの連携カメラが使えなかったら、USBのケーブルを使ってMacとiPhoneを繋いで連携カメラを使うという準備もしていました。
ただ、それだと動ける範囲が限られてくるので、やっぱりワイヤレスでできるというのがすごく便利ですね。
iPhoneのカメラに映っている映像がリアルタイムで大きいモニターに表示されるので、ある意味魔法みたいなすごいことにも感じられると思います。
私は結構使いながら、これはすげーなと興奮していました。
カメラの映像はキーノートのページ上に配置された一つのオブジェクトなので、例えばその上にロゴの画像を載せるとか、文字とかグラフィックとかを載せて、テレビのバラエティ番組とかニュースみたいな見た目にすることもできるわけですね。
あるいは映像の周りを枠をシャレた感じにするとか、背景に凝るとか、ただ映像だけじゃなくてグラフィックス的な見た目に凝ることもできて、面白い見せ方もできそうですよね。
今回リアルイベントで使ったんですが、ライブ配信の時にも利用できそうですよね。
キーノートの画面を画面共有して、その画面共有したページの中にカメラの映像、iPhoneで撮影している映像をリアルタイムに入れられるわけですね。
06:07
ライブビデオを複数挿入することも試してみたらできました。
なので、インカメラで撮影した自分の顔とiPhoneで撮影した手元の映像等をキーノート上で同時に表示させると、それを画面共有でライブ配信するというようなこともできますね。
それぞれの映像の大きさや位置は自由に決められますし、先ほど言ったようにロゴや文字やグラフィックを上に被せたり、周りに配置したり、映像の縁取りに凝ったり、そういう絵作りが自由にできますね。
映像は角を丸くすることはできるんですが、さすがにトリミングはできませんでした。
でも、例えば1回映像を四角形で覆ってしまって、その図形に丸い形の穴を開ければ映像を丸く映すこともできますので、工夫次第で映像をトリミングしているみたいに表示させることもできます。
さすがに背景を透明にして、人物だけ切り抜かれている状態で合成するようなことはキーノート上ではできないですね。
ちなみにそういう場合は、MMHMMでんふんというツールを使うことをお勧めします。
MMHMMなら、インカメラで撮影した自分の映像を人物のところだけ切り抜いて、連携カメラで接続したiPhoneの映像をその背景に合成するといったことが簡単にできます。
最後にiPhoneの画面そのものをMac経由でHDMIでつないだプロジェクターや大きなモニターに表示する方法について話したいと思います。
これはやり方いくつかあると思うんですが、AirPlay to Mac、MacにAirPlayという機能を使うのが簡単で便利だと思います。
iPhone側からAirPlayで画面共有する相手としてMacを選べるんですね。これもワイヤレス優先両方で使うことができます。
AirPlay to MacでiPhoneの画面をMacに表示すると、Mac上ではもう何の作業もできないんですが、ちゃんとHDMIでつながった外部モニターにMacの画面をミラーリングするようにしておけば、AirPlay to Macで表示したiPhoneの画面が大きいモニター、プロジェクターに表示されるはずです。
09:14
AirPlay to MacでiPhoneの画面をMacに表示しても、Mac側でスクリーンショットも撮れないし、動画も撮影できないので、あんまり使う用途がないなと思っていたんですが、Mac経由で外部モニターやプロジェクターに表示させるときには便利だなと、使用用途に気がつきました。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
09:45

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