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2022-04-27 10:35

韓国Webtoonの背景は3Dが主流らしい(第530回)

韓国発のWebマンガ・Webtoonは縦スクロール&フルカラーが特徴ですが、背景を3Dグラフィックで作ることが多いと知って驚いた話です。Webtoon用素材のマーケットプレイスがあるなど背景3D素材作成で儲かる仕組みもできているようです。

=== 目次 ===
Webtoonとは
Webtoonの背景は3Dが使われている
3DツールはSketchupが主流
Webtoon素材のマーケットプレイス
背景素材のクラウドファンディングも
背景3Dは楽だけど…
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足首ゲスト 最近時代はもうこんなところに
来てるんだと 知らないうちに世の中が変わっていたと
いった話をしたいと思います webtoonという言葉がありまして
web+カートゥーン なんでしょうね
web漫画のことで韓国で使われ始めた言葉なんだと思います
webtoonは一般的に 縦スクロールで読んでいく
スマホで見るのに特に適した見方の漫画
なのが一つの特徴で もう一つの特徴としては
フルカラー カラーで描かれているということのようです
韓国ですごく流行ってるらしいんですが日本でも同様の縦スクロール
フルカラーのwebtoonスタイルのものは入ってきていて
ピッコマがその代表的なwebtoonを読めるサービスみたいですね
ちなみにピッコマも韓国の企業の日本法人が始めたものですね
先日アップルがいろんなジャンルの iphone のアプリでアップル製のものよりも
サードパーティーの他社のアプリの方が人気があるよといったレポートを発表していたんですが
その中でリーディング読書という項目があって日本で一番人気のアプリがピッコマになっていました
2位はLINE漫画でした 前置きが長くなりましたが
私が世の中の変化に驚いたというのはそのことではなく webtoonの背景が
3d グラフィックで作られていることが多いというのを知ったことです
webtoonはフルカラーで作られていますし 文業化も進んでいるらしいんですが
背景を絵で描くんじゃなくて 3 d で作っていることが多いそうです
スケッチアップという3 d のツールがあるんですが スケッチアップを使うのが一般的で
webtoon用の素材が学園ものだったら学校の外観用の3 d データ 教室とか学校の中用の3 d のデータが
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売っていてそういうのを購入して使うらしいんですね そういうエコシステムができてるんですね
背景にトーンを貼るとか 集中線を書くとかそういう時代じゃなくなってるんですね
従来のモノクロの紙の漫画の 延長線上ではあるもののそれが廃れて置き換わるというよりも別のジャンルのものとして
webtoonというジャンルが生まれているとそう考えた方が良さそうですね スケッチアップという3 d のツールは
google が買収してから一躍知名度が上がったツールなんですが今はもう google じゃなくて別なところが開発してるんですね
google は スケッチアップを買収して
google earth で利用する建物などの3 d のデータをみんなに作ってもらうために 無料でスケッチアップを提供してたんですね
この戦略はすごい賢いなぁと思っていました そうやって世界中の人が作った3 d のデータをみんなにシェアしている
google 3 d ギャラリーというのがあって 今それが3 d
ウェアハウスという名前に変わっているんですがそういった3 d のデータをみんなでシェアして無料でダウンロードできる
場所があるんですね なのでそういった無料の素材でも
webtoon の背景として使えたりするのかもしれないんですが 無料とはいえライセンスとかもいろいろあると思うので
webtoon に使えますよと有料で提供されている素材の方が安心して使えるでしょう ね
そういった webtoon 用の3 d 素材のマーケットプレイス的なサイトが韓国にはいくつかあるんですね
pixel というサイトが有名みたいなんですが カテゴリーとしてスケッチアップ素材というのがあってやっぱり
スケッチアップを使うのが主流なんだなとわかるんですが clip studio のカテゴリーもありました
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clip studio は日本のセルシスが開発している漫画を書く人には定番のお絵かきツールです
絵を描くツールとしては日本の clip studio が主流なんだとちょっと嬉しいですね
従来の漫画家とアシスタントみたいな関係だとアシスタントがすごく儲かるというのは難しかったと思いますが
背景用の3 d 素材を作る場合は1個作ったら複数の人が買ってくれることによって稼げるチャンスが大きいわけですね
韓国で webtoon 用の背景用3 d 素材を作るクラウドファンディングをしている人がいるという記事を見たんですね
学校の建物の外観3種類くらいと中の教室も3種類ぐらいとか職員室とか図書館とかいろいろ作っていたんですが
それで400万円くらい集めていましたお金を出した人はその素材をもらえるということですね
まあかなりのクオリティのものだったので作るのには相当時間がかかっていると思いますが webtoon の背景用の素材をスケッチアップで作るというのが商売として十分成り立つということになっているんだなと思いました
もちろん売れているような漫画家の人からの依頼でオリジナルの背景用3 d 素材を作るというケースもあるようです
日本では vtuber 用に3 d のアバターをオーダーメイドで作るとか vr チャットやクラスターなどのソーシャル vr で使うためのアバターを
ブースなどで売って儲けてる人がいたりとやっぱり3 d の素材を作れるというのは強いなという時代になってきていますね
3 d で作られた建物であったり 部屋の内装であったりを
漫画の背景として使うのはすごく楽だろうなとは思いますが まあいちいち書かなくていいわけですからね
とはいえどういう角度から見た背景にするか カメラワーク的なことを考えて
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操作もしなければいけないので3 d グラフィックのツールを使うスキルも必要になってきますね
ライティングを考えたり スケッチアップなどの3 d のツールから書き出した後で画像を加工するような処理も必要になってくると思うので
そういうスキルも必要ですね フォトショップなどで加工するかと思いますが
クリップスタジオだけでもある程度の画像の加工もできるみたいですね 背景が書けなくても漫画を書ける時代になったよと思ったんですが
3 d のちゃんとした背景に合うように絵を描くのはそれに見合ったちゃんとした絵じゃないと違和感が出ると思うので逆にハードルは上がってるんじゃないかなとも思いました
教室のシーンで机と椅子が並んでる 3 d の素材を元にした画像をベースに人物を机に座っているように描くというのは私にはちょっと難しいだろうなと思いました
今回は以上です
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