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2022-05-31 08:35

ログイン不要のお手軽オンラインホワイトボード(第539回)

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ログインなしでリンクですぐに共有できるオンラインホワイトボードのKakeruとtldrawを紹介します。tldrawは画像を貼れたり付箋機能がありますが、Kakeruは線の補正機能があって描きやすいなどそれぞれの良さがありました。

=== 目次 ===
オンラインホワイトボードKakeruとtldraw
描きやすいKakeruと高機能なtldraw
ベクターデータのSVGで書き出せる
Kakeruとtldrawの使い分けのヒント
Miroが提供するWeb Whiteboard

Kakeru
https://about.kakeru.app/ja/
tldraw
https://www.tldraw.com/
Web Whiteboard
https://webwhiteboard.com/
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00:00
アシカガキャスト。
オンラインホワイトボードのツールで、
ユーザー登録など必要なく、お手軽に使えるものを2つ見つけました。
1つは、×というツールで、k-a-k-e-r-u。
もう1つは、t-l-drawというツールです。
どちらもブラウザーで使うことができて、
リンクを共有するだけで、
誰でも同じボードに参加して、みんなで書き込むことができます。
ユーザー登録して、ログインしてというステップが必要ないので、
お手軽に参加してもらいやすいと思います。
機密情報などないような打ち合わせの時にいいと思いますし、
オンラインイベントなどで、不特定多数の人に参加してもらうのに良さそうですね。
まず×の方ですが、これは日本の人が作っているツールですね。
手書きで書くことに特化していて、
ペンツールしか書くためのツールはないという潔い機能になっています。
画像を貼り付けることもできません。
一方のt-l-drawの方は、もうちょっと高機能で画像を貼り付けることもできますし、
図形を書くツールがあったり、
Miroなどでおなじみの付箋ツールもあります。
それでもMiroやFigJamやZoomのオンラインホワイトボード機能に比べるとシンプルですね。
シンプルだけども洗練されていて、このt-l-drawのユーザーインターフェースは私は好きですね。
じゃあどちらもシンプルでログインなど必要なくみんなで共有したホワイトボードを使えるんだったら、
高機能なt-l-drawの方がいいじゃんと思うかもしれないんですが、そう単純な話ではありませんでした。
どちらのツールもMac、パソコンとiPadプラスApple Pencilで使ってみたんですが、
高機能なt-l-drawの方はiPadプラスApple Pencilとの相性があまり良くないように感じました。
Apple Pencilでツールの選択がうまくいかないことがあったり、
03:01
Apple Pencilじゃなくて、ペンを持っている手が画面に触れたことで線が描かれちゃったりするんですね。
これはしょうがないとも言えるんですが、かけるの方はApple Pencilなどのスタイラスだけを有効にして、
指が触れても書かれなくなるようにする機能があるんですね。
あとかけるは、書いた線を滑らかにしてくれる補正がかかるんですね。
この補正がすごくいい感じなので、さすがフリーハンドのペンツールだけに特化していることはあるなと書いていて気持ちいいですね。
TL Drawは書いた線にアナログ感を出したいみたいで、線の太さが変わるんですね。
早く書いたら細く、ゆっくり書くと太くなります。
Apple Pencilを使うときはそれほど強弱の差が出ないんですが、マウスで書くと結構差が出ちゃうので、
例えばフリーハンドで丸とか四角のような最後、始点と終点がくっつく形を書いたときに太さが揃わなくてちょっと嫌な感じになったりします。
図形ツールで四角とか丸を書いてもちょっと強弱ついていて、手書きっぽい感じになります。
それは私は好きなんですが、好き嫌いが分かれるところかもしれません。
書けるもTL Drawもどちらもペンツールで書いたものや図形類はすべてベクターのデータに実はなっています。
拡大してもギザギザにならない綺麗な内部的には数式で処理されているデータなんですね。
TL Drawではホワイトボードの内容を画像として書き出すことができるんですが、ベクターデータのSVG形式で書き出すこともできます。
そのSVGのファイルをウェブページやブログなどに貼り付けて利用することもできますね。
ベクターデータなのでデータの容量が軽くて、どんなサイズで使っても拡大しても綺麗に表示されます。
書けるの方は書き出し機能はないんですが、SVG形式でのリンクを自動で作ってくれています。
なのでそのリンクからSVGを表示してそれを保存することができますし、そのリンクそのままでウェブページやブログなどに貼り付けることもできるんですね。
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例えばウェブページにその書けるで作ったボードのSVGのリンクを貼り付けた場合、元のボードを更新すれば新たに書き込んだりすればウェブページに貼り込んでるそこの部分も勝手に更新されるということでちょっと面白い使い方もできそうですね。
オンラインホワイトボードを手軽に使いたいという時にこの2つのツールを知っておくと便利だと思います。
フリーハンドでペンツールで書いていく場合は書けるがいいと思いますし、画像を貼り込んだり付箋ツールを使いたい、図形ツールを使いたいという時にはこの2つの選択肢の中ではTLドローしかないですね。
なお実はMiroもWebホワイトボードというログインしないで使えるツールを提供しています。今回紹介した2つのツールよりも高機能ですね。高機能な分立ち上がりとかはちょっと遅い感じはしますね。
Miroが提供するWebホワイトボードはユーザー登録やログインなどしなくても複数の人で同じボードに書き込むことができるんですが24時間で消えてしまう制限があります。
まさにオンラインイベントなどでその場限りでみんなでワイワイと利用することを想定したものなんでしょうね。
Miroにログインしているユーザーならそのボードを保存して24時間以上取っておくこともできます。
ということでログインなどが必要ないお手軽なオンラインホワイトボードの話でした。
08:35

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