00:00
アシカガキャスト。
Zoomに新しいホワイトボード機能が追加されました。
これまでもホワイトボード機能はあったんですが、ミーティング中にしか使えませんでした。
新しいホワイトボード機能は、Zoomのミーティングとは独立した別なものになったので、
会議の前にいろいろ書き込んで準備しておくこともできますし、会議終了後も共有し続ける、アップデートしていくことができます。
Zoomでは画面共有したときに、その画面に対してみんなで手書きでペンツールで書き込みできる機能があるんですね。
これ結構便利なんですけど、あまり使われてないと思います。
従来のZoomのホワイトボード機能は、この共有画面に手書きでいろいろ書き込める機能を使って、白い画面に書き込みできるくらいの機能だったんですね。
ペンツールで手書きで書くのがメインなんですが、ほとんどの人はパソコンで参加しているので、マウスやトラックパッドではちょっと書きにくいということもあって、あまり利用されなかったんだと思います。
今回新しくなったホワイトボード機能は、Miroなどのオンラインホワイトボードツールを意識した感じで機能強化されています。
Miroでおなじみの付箋が使えるようになったのは大きいと思います。
画面上の好きなところにみんなで付箋を貼ってテキストを書き込むと。
ブレインストーミングの時にいいと思いますし、コメントを書き込む時にもいいですよね。
機能的にはまだまだMiroのようなオンラインホワイトボード専門のツールに比べると、Zoomのホワイトボード機能は肩を並べるというまでは言ってないと思いますが、
この付箋機能があることでこれでいいやと、Zoomのホワイトボード機能で十分だという人も多いんじゃないかと思います。
Miroにしても何にしても、Zoomにプラスしてまた別なツールを使ってもらうと。
ユーザー登録してもらうというのはハードルが高いので、Zoomだけで完結するんだったらそれでいいやというケースも多いでしょうね。
機能がそこまで充実していない分シンプルで使いやすいという考え方もあると思います。
03:07
オンラインホワイトボードなので、もちろんリアルタイムに複数の人が同時に同じホワイトボードをいじれるんですが、
Miroみたいにみんなのカーソルがリアルタイムに表示されないんですね。
Miroの同時に操作している人一人一人のカーソルが名前付きで色も分かれてわらわら動く様子が面白くて、
私は好きですし好きだという人が多いと思うんですが、それがないのがちょっと残念だなと思いました。
何かしらの操作をしてそれが終わった後で、その修正を加えた位置にその人の名前とカーソルが表示されるみたいです。
私がテストとしてZoomのホワイトボード機能を使ってみたところ、ちょっと思った通りにならないなというところがいくつかありました。
まず作ったボードの共有がうまくいきませんでした。
Zoomのミーティングとは別にホワイトボードを作れるんですが、その場合Miroなどと同じようにボードを共有する機能があるんですね。
共有する相手はZoomのアカウントを持っている必要があると思うんですが、相手のメールアドレスを入れるとZoomのアカウント名が自動で出てきて、
じゃあその人を招待という段階に行くんですが、招待のボタンが押せずに英語のメッセージでこの組織のユーザーとの共有は管理者によって無効化されていますと言われてしまうんですね。
なので同じチームのメンバー同士じゃないと共有できないとかそういうことなのかなと解釈しています。
ツイッターで同じようなことを言ってる人がいたので私の環境だけではないと思います。
ただこれだと不便なので誰にでも共有できるようになるといいなと思います。
そして欲を言えば見ろみたいにZoomにログインしてない人でも誰でも閲覧だけはできるボードが作れると嬉しいですね。
06:01
私が試してみたところ今のところ誰でも見られるボードは作れないみたいです。
私が持っているZoomの複数のアカウントで試してみてるんですが作ったボードを共有できないのでどうしたもんかと思って
まずミーティングを開始してそれからホワイトボードを作ったら他の参加者も編集できる状態のボードを作れました。
でもミーティングを終了させるとボードを作ったユーザーじゃない参加者のユーザーにそのボードは共有されていませんでした。
これ自動で共有されるべきだと思うんですが今後そうなることを期待したいです。
そしてたまたまZoomの料金プランをチェックする機会があって
Zoomの無料ユーザーとプロユーザーはホワイトボード機能に制限があることに気がつきました。
プロユーザーは一番安い有料プランで私もプロユーザーです。
その制限とは作れるボードは3つまででした。
一つのボードには12ページ作れるらしいんですがともかくボード3つまでという制限がありました。
さらに無料プランの場合には25MBまでという容量制限もありました。
この制限はお金を払うことで解除するというかアップグレードすることができます。
月額2.49ドルまたは年払いで24.9ドルのZoomホワイトボードのアドオンのプランがあって
それを契約するとボードの数が無制限になるということです。
クラウド録画の容量を増やすのと同じような感じですね。
Zoomも商売でやってるわけですから制限があって解除するには追加料金というのはしょうがないかなと思います。
Zoomの新しいホワイトボード機能を紹介したネットの記事では
社内だけでなくZoomアカウントを持つ社外の人との共有も可能で
エクスポートや保存にも対応すると書いてありました。
09:04
なのでやっぱり本来的にはZoomのアカウントを持ってる人なら誰とでも共有できるそういう仕組みになるはずですよね。
あとエクスポート保存も今はできないっぽいです。
あとiPadでも使えると書いてあったんですが
私が試したところiPadではホワイトボードを見ることしかできませんでした。
iPadのZoomアプリにホワイトボードという項目は確かに増えていて
そこを選ぶとただ文字列だけが表示されて挙動がおかしいので
多分いずれこれは直ってiPadでも使えるようになるんだと思います。
今回は以上です。
