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2023-03-15 11:11

確定申告は年々簡単になってきている(第636回)

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確定申告こそAIが自動でやってくれの声もありますが、オンライン会計ツールや電子申請で年々楽になっています。わたしの使っているFreeeによる会計&申告書作成についてと、 医療費計算などがマイナポータルでできるようになった話をしました。

=== 目次 ===
確定申告にこそAIを?
FreeeでAIを使った自動仕訳
請求書も入金の登録もFreeeで
Freeで確定申告の書類作成&電子申請
医療費計算がマイナポータルでできる
マイナポータルで生命保険料控除の登録も
マイナポータルは使い勝手が悪い
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アシカガキャスト。画像生成AIにチャットAIとAIが話題になることが多いですが、確定申告にこそAIを使うべきじゃないかという声もよく目にします。
ツイッターでの声を拾ってみると、文章とか絵とか人の仕事を脅かすようなAIばっかり出てきて、確定申告とかをやってくれるAIとかは誰も作ってくれないの。
なんでなんですかとか確定申告とかそういうものにこそAIが大活躍すべきなのでは。 確定申告マジめんどくせえAIがやれよ絵描いてる場合じゃねえだろマジでよ
といったツイートがありました。 でもデジタルの力によって年々確定申告は楽になってきてますし
AIもちゃんと活躍してくれています。 私は20年以上フリーランスとして確定申告をしてるんですがやっぱり一番大きな変化は
フリーを使い始めたことですね。 クラウド会計ツールのフリーです
freeですね 今年の確定申告の時期にはテレビCMをよく目にしました
フリーを使うようになって確定申告のための会計作業、書類の作成が楽になりましたし 電子申請ができるようになって作った確定申告の書類を
税務署に持って行ったり郵送する必要もなくなりとても楽になりました 私はフリーのスタータープランというのを使っていて
年間12,936円払っています これだけのことができて月1000円というのは非常にありがたいですね
確定申告のための会計としてざっくり言えば 仕事での収入とかかったいろいろな経費を記録しておく必要があるんですね
でフリーは銀行やクレジットカード会社と連携して ネットバンキングや
クレジットカードのオンラインサービスと接続して 自動で明細を取り込むことができるんですね
ここが大きなポイントです なので自動で取り込まれた明細の情報をもとに
これは通信費ですとかこれは消耗品代ですとか 仕分けをしていくだけでいいんですね
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そしてこの仕分けですが その人がよく使う仕分けに関しては
AIが推測してくれて自動で仕分けをしてくれるという機能があります 最終的に仕分けを実行するのは人間が手でボタンを押す必要があるんですが
その方が安全とは言えますよね 使い込んでいくうちにどんどん仕分けのパターンもAIが学習していくので
より自動化が進んでいくということですね AIが活躍している場としては領収書の取り込み機能もそうだと思います
私はほとんど使っていないんですがスマホのカメラでレシートを撮影すると 自動で取引に登録してくれる機能があるんですね
領収書の文字や数字をテキスト化するのはOCRの機能ですが レシートにもいろんなフォーマットがあるにもかかわらず
どこが必要な金額で項目は何だみたいなことを 自動で認識してくれるのがAIが活躍している部分なはずです
次に事業による仕事による利益収入についてですが これもフリーで一貫して扱うことができます
まず請求書を出す時点でフリーで請求書を作れるんですね もちろん見積も納品書も作れます
で取引先の企業などから振り込みがあったら 請求書と連動してこの請求書の分の金額ですと登録することができるんですね
その際私の場合企業から振り込まれるときに 厳選徴収税を引かれていることがほとんどなので
請求した金額と実際に振り込まれる金額とが違うんですね これフリー上で登録するときにこの差額分が厳選徴収税ですよと登録しておくことになります
この売上金の登録に関しても金額が毎月同じであれば AIでの自動化もできます
金額違っても自動化できるのかもしれないですが 今のところ私は手動でやっています
そしてフリーには確定申告の書類を作るための機能が用意されているので それに従って順を追って
必要な項目を入力していけば確定申告の書類を作ることができます 昔はそれをプリントアウトして税務署に郵送していました
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私は でも電子申請ができるようになって私は
去年から電子申請を始めました 今回2回目の電子申請でした
電子申請もフリーから行えます マイナンバーカードとマイナポータルのスマホアプリが必要になります
マイナンバーカードを読み取るためのリーダーが必要じゃないかと思う人もいるかもしれませんが カードリーダーはなくても
iPhoneでマイナンバーカードをスキャンすることができます フリーは普段はパソコンのブラウザーで使っているんですが
マイナンバーカードを読み取るのがiPhoneということもあり 最終的にはiPhoneのフリーのアプリとマイナポータルのアプリを連動して提出するみたいなイメージです
なお確定申告の書類を電子申請で送るときにはマイナンバーカードの 利用者証明用パスワードという4桁の数字とは別に
証明用パスワードという 英数字6文字以上を16文字以内でマイナンバーカードを受け取るときに設定したパスワードが必要になるので
これ覚えてなかったら困ったことになると思います あと最近便利になったこととして医療費の計算をマイナポータルでできるようになっています
マイナンバーカードを保険証としても使えるような設定を最初にしておかないといけ ないんだと思うんですが
保険診療分の医療費に関しては期限を設定してその間の金額とかを自動で計算してみることができるんですね
それで私の分の医療費は昨年1年分確認できたんですが 家族がそもそもマイナンバーカードを作っていないので今年は自動でやることは断念しました
なお家族がみんなマイナンバーカードを持っていれば マイナポータルで家族の代理人設定というのを行えば
家族全員分の医療費を合算して計算してくれるそうです さらに生命保険料控除の金額の登録もマイナポータルで自動でできるらしいです
これやってみようと思ったんですが結構面倒だったこともあり断念しました まずマイナポータルと医師書箱というものの連携を行う必要があります
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医師書箱は野村総研が提供しているサービスのようです でこの連携まではしたんですが
さらに医師書箱と自分が使っている生命保険会社とも連携しないといけないんですね 私と家族で3つの生命保険の会社を利用してるんですが
そのうちの一社がそもそも連携に対応していませんでした 他にもマイナポータルとの連携で国民年金保険料や
ふるさと納税公的年金などの厳選聴取票を 自動で取り込むことができるようです
ちなみにマイナポータルはかなり使いにくいです 何をするにもログインが必要なんですがログインをするにはマイナンバーカードをスキャンしないと
いけないんですね 例えばマイナポータルからお知らせが来ていますと言われ
見ようとするとログインを要求されるのでお知らせ一つ読むのにも マイナンバーカードが手元にないといけないんですね
さらにマイナポータルのアプリだけで完結せずにちょいちょいブラウザーに移行するん ですね
iphone の場合だとサファリに移動します でブラウザ上の処理が終わってマイナポータルのアプリに戻るともうログアウトされているので
何かやるにはまた暗証番号を入れてマイナンバーカードをスキャニングしてという 処理が入るので
セキュリティとのトレードオフとはいえかなり使い勝手には不満があります 今回は以上です
アシカガコウジがお届けしました
11:11

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