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2023-03-14 10:44

いろんなツールに文章作成をアシストするAI機能が搭載されていく(第635回)

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GPT-3をベースとしたAI機能がいろいろなツールに搭載されています。Notion、note、WhimsicalのAI機能について解説しました。

=== 目次 ===
NotionのAI機能は追加料金が必要
NotionのAI機能でできること
noteのAIアシスタント機能
WhimsicalにAIマインドマップ機能
たぶんMSオフィスにもAI機能が搭載される
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アシカガキャスト。
最近、ChatGPTのベースになっているGPT-3を利用してAI機能を搭載するツールが増えています。
おなじみのツールとしては、NotionにAI機能が搭載されたのは結構話題になっています。
そして、Notionにもベータ版としてAI機能が使えるようになっています。
まず金額的なものなんですが、NotionのAI機能はテスト期間が終わって、正式リリースされて、有料での追加のサービスとなっています。
で、月額10ドルなんですね。年間払いの場合は月当たり8ドルです。
これ、個人ユーザーの通常のプラスプランが同じ値段なので、AI機能を使うために料金が倍になってしまいます。
なお、Notionはいろいろと割引があって、私、今、年間プランで月額当たり5ドルでプラスプランを使っているんですね。
これにAI機能を年払いで追加したとしても、従来の5ドルプラスAI機能が8ドルで、AI機能の方が高いことになってしまうんですね。
これはちょっと考えてしまう金額だなと思います。
なお、このNotionのAI機能は無料でお試しで使うことができて、20オートまで無料で使えるようになっています。
NotionのAI機能では文章の続きを書いてもらったり、書いた文章を要約してもらったり、そういうのをメニューから選んで実行させることができます。
他にも翻訳するとかスペルと文法を修正、トーンの変更というところからフォーマルとかカジュアルとか選んでAIにやってもらうことができます。
チャットGPTではこういうことをしてくださいというところまで文章でお願いしないといけないので、Notion上であらかじめ用意されているメニューから指示ができるというのは使い勝手がいいと思います。
文章を作っていくところからのアイデア出しの手伝いをしてくれるようなメニューもあって、ブログ投稿とかプレスリリース、エッセイ、営業メール、求人募集メールなど、あらかじめまずどういう文章を作りたいかの項目が用意されています。
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そこから選ぶと何のテーマについての文章を書くかとか、何の商品についてのリリースを書くかとか質問されるので、それを教えるだけで文章を作ってくれます。
もちろんそれっぽい文章を作ってくれるだけなので、あくまでもひな形というか参考にするような文面になると思います。
チャットGPTの場合は何度もAIと会話をしてもっとこうしてくれとかやり取りしてブラッシュアップしていくんですが、NotionのAIではそこはあんまり重視されていないように思います。
文章ができた後で次にどうしますかと聞いてくるので、もっとこうしてくれみたいな要望はできるんですが、ユーザーインターフェースとしてあんまりそのやり取りによってブラッシュアップしていくというところが重視されていないように感じました。
ノートのAIアシスタント機能なんですが、これは今のところ月額500円のプレミアムユーザーに先行アクセスできるようになっているということのようです。
プレミアムユーザーにしか使えないのかなと思っていたんですが、先行アクセスと書いてあったのでゆくゆくは全ユーザーが使えるようになるんじゃないでしょうか。
ちなみにノートの月額500円のプレミアムユーザーは定期購読マガジンの申し込みができる。申し込みができるというのは審査があるので必ず発行できるとは限らないので申し込みができるという言い方になっています。
あと予約投稿ができるとかコメント欄をオフにもできるとか作れるマガジンの上限を増やせるなどの機能があります。
ノートのAIアシスタントの機能は私は使ってみたわけではないんですが、Notionと同じような感じでメニューから選んで指示をするようなスタイルです。
ノートで記事を書くためのAIアシスタント的な役割だと思うんですが、書きたい記事のテーマを入力すると記事の切り口をいくつか提案してくれたり、記事のタイトル案をいくつか提案してくれたりといったことができるようです。
他にも書きたい概要を入力すると目次の構成を提案してくれたり、プレスリリースの構成を作ってくれたり、文章の改善点などをアドバイスしてくれる機能もあるようです。
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ただ、ノートは確かに記事を投稿するプラットフォームなわけですが、記事を一から書いていくのにノート上のエディターを使うかなという疑問を感じてしまいます。
確かに昔からいろんなブログの管理画面で一から文章を書き始める人が一定数いるということは理解してますし、もしかするとノートに投稿する記事はノート上で一から書いている人の方が多いのかもしれません。
でもやっぱりノーションで文章を書いてそれをノートにコピペして投稿する人はいても、ノートをノートツール、メモツールのように使ってノートで書いた文章をノーションにコピペするノートのエディター上で全ての文章を作るという人はいないはずですよね。
その辺からちょっと、もしどっちかにお金を払うかとすればノーションのAI機能に払うという人が多いと思います。ただノートのAIアシスタントの機能が無料プランでも使えるようになったら、AI機能を使うためにノートのエディターで文章を作るという人も出てくるでしょうね。
別に無料じゃなくても、もちろん今すでにプレミアムユーザーでAI機能を使うためにノートに投稿する文章じゃない文章を作る時にもノートを使うという人もいると思います。
あと最近私の好きなオンラインホワイトボードツールのWeVisualにAI機能がつきました。これはWeVisual AI for MindMapと言って、AIにアシストしてもらいながらマインドマップが作れるという機能です。
ただこれチャット要素というか会話のキャッチボール要素は全くなくて、項目をテキストで入力してGenerate Ideasというボタンを押すと、それに関連するような項目をマインドマップの次の階層として作ってくれます。
マインドマップ上でアイデアを自動でどんどん考えてくれるんですね。今後もいろんなツールにAIが搭載されていくと思いますが、ノートツール、メモツールのような文章を作っていく、書いていく段階のツールにあると便利なので、
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個人的にはドロップボックスペーパーにAIツールが搭載されるのに期待したいです。ドロップボックスペーパーはドロップボックスが提供するノートツールですね。
あと今後マイクロソフトのOfficeツールにGPT-3をベースとしたAI機能が搭載される予定です。
GPT-3、Chat GPTを開発しているオープンAIにマイクロソフトは出資していて、すでにマイクロソフトの検索エンジンのビンにこのChat AIの機能を搭載してるんですね。
なので次はいよいよWord、Excel、PowerPointにAI機能が搭載されるということになってくると思います。今はChat GPTというツールに注目が集まっている面がありますが
将来的にはChat GPT的なChat AIだけのツールを使う人はそんなに多くなくて、いろんな別なツールに組み込まれているAI機能を使うというケースが一般的になるんじゃないかと思います。今回は以上です。
アシカガコウジがお届けしました。
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