クリエイターがどうAIを生かしていけるかを考えて、オリジナルキャラを持っていればAIでいろんな展開ができて可能性がひろがるといった話をしました。
=== 目次 ===
一貫性を持ったキャラ生成が現実的に
オリジナルキャラのいろんな展開をAIで
テーマソング、ゲーム、アプリも作れるかも
許可なくAIの参照画像に使うのはダメ
IPホルダーがより強くなる
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サマリー
AIの進化により、クリエイターはオリジナルキャラクターを活用して多様な展開が可能になり、その利点について考察しています。今後、AIを活用したキャラクターの生成や展開が期待され、IPの価値はさらに高まります。
AIとクリエイターの未来
チャットGPTの画像生成のクオリティが爆上がりしたことで、こんなことができるようになったという楽しい部分と、クリエイターの未来はどうなるという不安の部分をこの前話しました。
今回は、ちょっと別の視点から、クリエイターがどうAIを生かしていけるかを考えたいと思います。
最近のAIの進化で特に話題になっているのは、ただプロンプトから、文字の説明から画像を生成するだけじゃなくて、参照画像をもとにいろんな展開を作れるとか、画像の中に文字を入れてレイアウトできるようになったりとか、
より実用性を感じられる使い方だと思います。特に一貫性をもってキャラクターを展開できる可能性が見えてきたことは、すごく将来性を感じます。
画像生成AIを使って、プロンプトから好みの見た目の人物であったりキャラクターであったりを生成できても、たまたまその1回だけ、1枚の画像だけだと、その先の展開というのが難しいですが、
そのうまくできた人物やキャラクターの違うポーズ、違うシチュエーションの画像を作れたり、例えばその人物にアパレルブランドの服を着せることができたり、カバンを持たせたり、商品を持たせたりできれば、バーチャルモデルとして利用できそうですよね。
さらに動画生成AIを使えば、その人物キャラクターを動かしたりもできると。画像生成AIというと、プロンプトで文字でこういう絵を作りたいという指示をして、いいものができるまでひたすらガチャを引く、何度も何度も作り直すというイメージがありましたが、
それとは違った、もっと実用的な使い方ができそうになってきたなということだと思います。
で、クリエイターの人がAIを活用するという方向性を考えた時に、オリジナルキャラクターを持つと強いと、私は考えています。
オリジナルキャラクターがあれば、AIを利用することで、いろんな展開ができます。
例えば、平面のキャラクターを立体化できます。
3Dグラフィックス風の画像にする、絵にするだけじゃなく、3Dグラフィックツールで扱えるような3Dデータを作ることもできます。
今のところは、平面の絵から直接3Dデータ化するよりも、一旦3D風の画像にしてから、それをベースにやった方がうまく3Dデータ化できるようです。
ただ、今のところ3Dデータ化したものは、人間がちゃんとモデリングしたものに比べるとクオリティが全然低い状態だと思います。
そして、キャラクターを動画生成AIで動かす、アニメーションさせることもできますよね。
平面的なイラストをアニメーションすることもできるんですが、今のところ3D風に一旦AIで変換したものを動かす方がクオリティが高いものを作れる印象です。
これは多分動画生成AIが内部的には3D的に空間を捉えて処理をしているからだと思います。ただ、画風によっても違うと思います。
手足が短い動物、ファンシーキャラクターみたいなのは動かすのが難しそうですが、普通の人間のキャラクターは動かしやすいと思います。
絵柄もアニメ塗りと言われるようなちょっと影がついている立体感がなんとなくわかる絵柄の方がうまく動いているような印象があります。
あと、オリジナルキャラクターの画像をもとにいろんな画風に変えたものも作れますよね。
それをそのまま発表しちゃうと、自分の描いたオリジナルキャラクターをAIで水彩タッチにしてそのまま自分が描いたかのように発表する人はなかなかいないと思います。
ただ、バリエーションとしていろいろ作ってみて、今後の展開に生かす参考資料として使うといった用途はあるかと思いました。
そして全然違った展開として、音楽生成AIを使ってそのキャラクターのテーマソングを作るとか、テキストをもとに喋らせるAIツールを使ってキャラクターを喋らせるとか、
さらにそのキャラクターを使ったゲームを作るとかアプリを作るみたいなこともAIの力を借りて比較的簡単にやる気があればできるようになってきています。
なのでこれからのAIの時代は自分のキャラクターが将来的に人気が出たら他の人の手を借りることであんなことやこんなことができたらいいなということを
作者自身であるいは少人数のスタッフでAIの力を借りることで実現できるようにすでになっている今後もっとなっていくだろうということなんですね。もちろんその道のプロに頼んで作ってもらうものに比べればクオリティは低いです。
IPの重要性と二次創作
でも最近のAIの進化を見ていると今後どんどんクオリティが上がっていくのは間違いないですよね。ただAIでそういったものを作るのはゴールではなくそこで人気が出ればプロに頼んで人間の手でもっとクオリティの高いものを作っていくという流れが理想だと思います。
ただこういったことをクリエイターの人に今すぐやりましょうと進めにくいのはAIに対する反発も多いからです。知り合いのクリエイターの作品を元に良かれと思ってAIで動かしてみましたみたいなことを許可なくやるのは絶対にダメです。
勝手にやって発表するのはもちろんダメですがその人から許可を得る前にその人に見てもらうためにやるのもダメです。その人の作品を参照用の画像としてAIにアップすることでその画像が学習データとして使われる可能性があるからです。
基本的な考え方としては参照用画像としてこの画像を元に動かしてみたいな指示を与えるための画像データはAIが学習するための学習データとは違います。
でも動画生成AIとかは特に中国の企業が多いですし規約をちゃんと読んで参照用の画像は学習データとして扱いませんみたいに書かれてないとちょっと怪しいかなと可能性の問題として学習データに使われるかもと思ってしまうので
自分の知り合いのクリエイターに見せたいからといってその人の作品を参照画像としてAIのサービスにアップロードするのはやめたほうがいいですよという注意喚起です。
そしてここまで自分のオリジナルキャラクターをAIによっていろんな展開できるという話をしましたが人の作ったキャラクターを元にした二次創作もAIを使うことでどんどんクオリティが上がっていくはずです。
ここではIPという言い方をした方がいいと思うんですがIPというのは知的財産のことです。
キャラクターというとピカチュウ単体一つ一つがキャラクターですがピカチュウはポケモンというひとくくりの世界観ブランドの中にあるのでこのポケモンというのがIPミッキーマウス単体ではなくてディズニーキャラクターというのがIPといったイメージです。
アイドルグループとかスポーツのチームとかあるいはスポーツのリーグですかねとかも広い意味ではIPなんだと思います。ライセンスビジネスをできるのが今私が言っているIPということですかね。
このIPを発展させていくにおいて今やファンの作るコンテンツというのは欠かせないものになってきているのでなるべく認めていこうみたいな流れになってきています。
ファンの作ったコンテンツが収益を得られるようになってファンも多少利益を得られるしIPを持っている側もちゃんと儲かるという仕組みが今求められています。
これができるようになればAIの力を借りることで二次創作がどんどん発展していってIPを持っている側IPフォルダーはどんどん儲かるどんどん強くなっていくんじゃないかと思っています。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
11:13
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