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第84回アシカガキャスト
LINEが6月27日に開催したカンファレンスで、いろいろなものを発表しました。
その中で、オープンチャットというのを今年の夏、追加すると発表したのが興味深かったので、そのことについて話したいと思います。
このオープンチャットで、FacebookグループのようなことがLINEでもできるようになると私は解釈しました。
これまでもLINEはグループチャットというのがあったんですが、
このオープンチャットで、友達同士でなくても参加できる趣味のグループみたいなものだったり、
昔風に言うとBBSとか掲示板のような感じの交流する場、
例えば特定のスポーツのチームを応援するとか、アイドルを応援するためのグループみたいなものを実現できるようになるということです。
これまではグループに参加するには、誰か友達から招待されるしかなかったんですが、
このオープンチャットではURLなどを共有することで招待できるようになっています。
誰でも参加ができるオープンなものと、管理人が承認して入れるようになるというものと、
決められたコードを入力することで参加できるという3つのタイプが選べるそうです。
これまでLINEのグループには管理人みたいな考え方がなかったんですが、
このオープンチャットではトークルームごとに管理人を設定するようになっていて、
管理人がトークルームへの参加の承認とか拒否とか参加者の大会とかを行えるということですね。
そしてLINE上で検索できるということなので、趣味のグループなどを探して参加するということができるようになるということですね。
Facebookのグループだと、秘密のグループ、非公開グループ、公開グループという3種類があって、秘密のグループは検索にも引っかからない。
非公開グループは検索するとグループのタイトルで引っかかるんですが、中でどういう投稿されているかは見られない。
公開グループは検索で引っかかって、なおかつ中で会話している投稿内容も全部誰でも見られるという3つの違いがあるんですが、
このLINEのオープンチャットでこの辺の公開・非公開の設定がどうなっているかというのは今のところ不明です。
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ただままとものグループにも使えるよという感じのことを言っているので、トークの内容すべてが全部公開されるということはないと思います。
そしてこれがいいなと思ったのは、参加するトークルームごとに名前やプロフィール写真を設定できるんですね。
例としては、ママ友とのグループではママ友同士でよく呼び合う〇〇ちゃんママみたいな登録できるということでわかりやすくなるだろうと言われていました。
これビジネスでのやり取りにLINEを使う人にもいいんじゃないかなと私は思いました。
LINEのユーザー名を本名にしてないという人は結構多いと思うんですが、ビジネスのやり取りでLINEのグループを作るよという時には、
このオープンチャットだとそのトークルームでだけ名前を本名にしてプロフィール写真も自分の写真にするとか当たり障りのない感じのものにするとか設定すればいいんじゃないかと。
また途中から参加した人も過去のトーク履歴が読めるということなので、これもビジネスで使う上には必要ですよね。
後から参加したメンバーが過去のやり取りを遡れるので。
ということでビジネスでのやり取りにもLINEのグループチャットが使いやすくなるんじゃないかなということで、
FacebookグループやFacebookメッセンジャーとかスラック、チャットワークなども場合によってはライバルになってくるんじゃないかなと感じました。
またオンラインサロンではFacebookグループがよく使われていて課金の決済の機能は別なんですけども、
実際にオンラインサロンのメンバー同士でやり取りするのはFacebookグループというケースが多いんですが、
LINEのオープンチャットをメンバーのやり取りに使うという選択肢も出てくるんじゃないかなと思います。
これまでのグループチャットが最大500人だったのに対しオープンチャットでは最大5000人になったので、
ホリエモンでも2500人とかなので大体のオンラインサロンでは大丈夫なんじゃないかなと。
ということで今年の夏に登場するというLINEのオープンチャットというのはFacebookグループのような感じのことができ、
なおかつ参加するグループごとに名前とプロフィール写真を変えられるので、なかなか良さそうで色々使われるんじゃないかなという話でした。
