リモートで複数人の映像&音声を出力するだけの無料ツールVDO.Ninjaを紹介しました。OBSなどと組み合わせせて、リモートでゲストを呼んでのライブ配信ができます。
■VDO.Ninja
https://vdo.ninja/
=== 目次 ===
ライブ配信ツールといえばOBS
ゲストを呼んでのリモート配信に便利なツール
VDO.Ninjaは複数人の映像&音声を出力するだけ
VDO.Ninjaの機能について
VDO.Ninjaの使い道のヒント
-------
#アシカガCAST
デジタル活用のヒントをスキマ時間で。
話題のサービス、注目のソフトウェアの紹介、デジタルツールの活用術など、テック系情報をわかりやすくお届けします。
月〜水 朝8時に更新
■Twitterアカウント
https://twitter.com/ashikagacast
Apple Podcast、Spotify、Google Podcastなどでも配信しています。
■アシカガCAST on アシカガノオト
http://bit.ly/ashikagacast_notion
■アシカガノオト
http://bit.ly/ashikaganote
00:01
ライブ配信ツールについて調べていくと、必ずOBSというツールに行き着くと思います。
OBSは、パソコンにつないだいろんな映像入力と音声等を合体させてレイアウトしてYouTubeなどにライブ配信できるツールです。
無料のツールでゲーム配信によく使われているみたいです。
ゲームの映像を何かしらのデバイスを間にかませてパソコンに取り込ませて、
Webカメラで撮影する自分の映像と合成してゲーム配信とか、そういうことをやりたいなと思って調べていくと、
OBSを使えば無料でできると、そういう情報に行き着くと思います。
ツールとしてユーザーインターフェースはそれほどこなれた親切な感じではないんですが、
無料で使えて使い方の情報もネットに多いので、スタンダードな存在になっていると思います。
OBSはバーチャルカメラとして使うこともできて、他の配信ツールやビデオ会議のツールからカメラとして呼び出すことができるんですね。
なので、例えばZoomの会議にOBSで合成した映像を使って参加するということもできます。
Zoomを使ってのオンラインセミナーにOBSを使ってパソコン上の画面とWebカメラで撮った自分の映像とを合成した映像で参加するといったこともできます。
そんな便利なOBSですが、リモートでゲストを呼んで遠隔地にいる複数の人の映像と音とを合成するという機能はOBSの標準機能にはないんですね。
そこを埋めるというか、ゲストを呼んでのリモートでの配信・収録に便利なツールを見つけました。
vdo.ninjaというツールです。
もちろんその手のツールはいろいろありますが、このvdo.ninjaは完全無料で使えるシンプルなツールです。
このシンプルは、いい意味でシンプルで洗練されているというのではなく、とりあえず使えるようにしましたというような、無骨でこなれていないシンプルさです。
03:10
個人開発のツールだと思うんですが、作ってくれてありがとうとありがたく使わせてもらいたい類のツールですね。
このvdo.ninjaの使い方ですが、まず管理者になる人がルームを作ります。
ルームの名前とパスワードを設定してルームを作ります。
そうすると自動で参加者用のリンクが作られるので、そのリンクとさっき設定したパスワード等をゲストの人に教えます。
ゲストの人はブラウザ上で参加リンクにアクセスしてパスワードを入力します。
あとはビデオ会議ツールなどと同じようにカメラとマイクを選んで参加することができます。
管理者には管理者だけが見られる管理用の画面があるんですが、自分も参加するにはブラウザの別タブか別ウィンドウを開いて参加者用のリンクから参加することができます。
参加者の画面はビデオ会議ツールと同じように自分の映像と他の参加者の映像が並んで表示されます。
そして管理画面には参加者用のリンクとは別に、最終的にみんなの映像が合成された最終出力画面を見るためのリンクが用意されているんですね。
そのリンクをまたブラウザで開くと参加者みんなの映像が並んでいる画面とみんなのマイクの音音が聞ける見られるという仕組みになっています。
なのでこのvdo.ninjaがやっているのはリモートで遠隔地にいる複数の人の映像と音とを並べる合成数というところだけなんですね。
その先は例えばvdo.ninjaで表示しているブラウザ上の映像と音とをOBSを使って配信すればいいんですね。
あるいはパソコン上の写ってるものを動画でパソコン上で鳴っている音とともに録画できるツールを使えば収録することもできますよね。
06:08
OBSの映像をバーチャルカメラとして使えばzoomだったり別な配信ツールの映像入力にもできます。
なので一つのツールとして完結はしてないですがOBSやzoomや別な配信ツールと組み合わせて使えるお助けツール的なものとして知っておくと
いつか役立つシーンがありそうなツールだなと思っています。
リモート配信ツールの人数制限以上のゲストを呼びたい場合にも役立ちそうですよね。
参加者はカメラの映像だけでなく画面共有での参加もできます。
自分の映像と画面共有等を両方出したいという場合は参加用のリンクでブラウザーのウィンドウかタブを2つ開いてそれぞれ別でやればできるんじゃないかと思います。
ただ画面共有もカメラの映像も同じ扱いで表示されるので画面共有の画面だけ大きく表示するなどはできません。
他にも動画ファイルを流したりウェブサイトを表示することもできます。参加者同士のテキストチャットの機能もあります。
標準状態では最終的に合成して出力される映像はゲスト全員の映像が映ってるんですが、管理者側で特定の人だけ選んで表示することもできます。
そんなに複雑なことはできませんがカメラのスイッチング的な感じで喋ってる人だけを一人だけを表示するとか、全部で4人参加しているけど今喋ってる2人だけを表示するとか管理者が切り替えることができます。
参加者のそれぞれの音量を個別に調整してみんなの声が同じくらいの大きさになるように管理者がコントロールすることもできます。
最後にこのツールの使い道をいくつか考えてみたことを話します。
電話で喋っていてちょっと画面共有したいなとこっちの画面を見せたいあるいは向こうの画面を見たいなというケースがたまにあるんですが、そういう時にこのvideo.ninjaを使うといいかもしれません。
09:07
そういう時にじゃあLINE通話をやめて続きはzoomにしようかということになったケースも何度かあるんですが予定してない状態で顔出しとかしたくないケースもありますしzoomだとちょっと大掛かりな感じなんですが
video.ninjaだと自分の画面を共有して見せたい場合は相手に閲覧用のリンクを送るだけですし、相手の画面を見せてもらう場合もリンクとパスワードだけなのでうまくいけばかなりすんなり画面共有ができるんじゃないかと思います。
あと普通にテレビ電話代わりにも使えるかもしれないですね。
アプリのインストールとかユーザー登録などなしでお手軽にテレビ電話したいというニーズはあるかもしれないですよね。
最後にこれ見るだけのリンクが用意されているということはそのリンクを視聴者に教えればvideo.ninjaだけでライブ配信ができてしまうんじゃないかとも考えました。
これ本来の使い方じゃないですしどのくらいの人数が同時視聴できるのかわかりませんが仲間内での少人数でのライブ配信だったらこれでいけちゃうかもしれないですね。
ということでリモート配信収録に便利なお助けツール的なvideo.ninjaの話でした。今回は以上です。
11:09
コメント
スクロール