個人間送金禁止の話が広がる
娘から、ペイペイの個人感想金でのイラスト依頼ができなくなったから、
私のような高校生の支払い方法がなくなったという話を聞きました。
5月の25日ぐらいのことです。
ペイペイの規約が変わったっぽいことを娘は言っていたんですが、
調べてみると、そうではなく、もともとそういう規約だったことを
ツイッターでのある人のツイートがきっかけで、
その界隈の多くの人が知ることになったということでした。
イラスト依頼というのは、お金を払って似顔絵だったり、
有名だったりを絵師と呼ばれるクリエイターの人に書いてもらうことですね。
で、これ発端になったツイートは、ペイペイの加盟店が商品の支払いに
ペイペイの送金機能を使ってはいけないよという話と、
イラストの依頼とかに個人間送金を使ってはいけないということを
混同したものだったようです。
加盟店向けのヘルプの画像をスクショして、
個人間送金を使っちゃいけないんだということと、
ペイペイの支払いのQRコードをSNSなどネットに載せるのは
いけないよという内容をツイートしてたんですね。
ペイペイの加盟店がQRコードをネットに載せるのがダメだという話は、
私も初めて知りました。
あくまでも店舗でQRコードを読み取ってもらうのが前提なので、
ネットに載せて支払ってもらうのはダメなんですね。
QRコードではなくリンクでも同様ということです。
で、個人間送金がダメという話ですが、
加盟店ではダメという話だけではなく、
調べてみると、営利目的での利用、
まさにイラストの依頼の代金の振込などはダメだと、
規約に書いてあるよと見つけた人がいて、
イラスト依頼をしている演手と呼ばれるような人たちの間で、
この事実がかなり広まっていったようです。
ペイペイでの個人間送金ではペイペイ残高を使うんですが、
ペイペイ残高利用規約による制限
ペイペイ残高の利用規約の第8条、
ペイペイ残高アカウントの利用に当たっての禁止事項の7項に、
当社のサービスかっこペイペイ残高またはペイペイ残高アカウントの利用を含みますが、
これに限りませんかっことじるを、
営利の目的その他サービスの提供の趣旨に照らして、
本来の目的とは異なる目的で利用する行為とあります。
ちょっと文章がわかりにくいですが、
営利目的には使うなということなんですね。
で、素直にこれに対応して、
イラストの依頼の支払い方法からペイペイを外しますという人がたくさん見受けられました。
そしてツイッター上でペイペイの公式サポートが色々質問に答えているのも見つけました。
ソフトバンクは昔からツイッター上でアクティブサポートと言って、
苦情とかを言ってる人に話しかけていくスタイルをとっていたんですが、
さすがソフトバンクグループというかソフトバンクの流れを組んでいる企業なので、
ツイッターで積極的にユーザーとコミュニケーションをとっているようでした。
で、ペイペイの公式サポートのツイートを見ると、
個人送金受取用QRコードをSNSなどに公開し、
募金や投げ銭を収集する行為はペイペイ以来と既約ない。
本来の目的とは異なる目的で利用する行為に該当し、
既約に違反する行為となります。と書いていました。
これはツイッター上にペイペイのQRコードを載せて、
お金ちょうだいというアカウントが結構あるらしいので、
こういうのあるけどOKなのかという問い合わせに対して答えたものです。
で、具体的に作っている元の投稿に関しては、
慎重に事実確認を行い対処しますと書いていました。
そして、クリエイターの人が投げ銭的なものを求めているような案件についてなど、
こういうのはOKなんですかという問い合わせのツイートが結構あるんですが、
それらに対しては、弊社としては推奨しておりませんという答え方をしていることが多かったです。
しかも、送る際はお客様ご自身の判断で実施いただくようお願いいたしますと書いているものもあったので、
案に認めているようにも読み取れますよね。
PayPayの規約に反する個人間送金商用利用
なので、個人クリエイターが個人間のやり取りで依頼を受けるのも規約的にはもちろんダメなんですが、
結構グレーゾーンなのかなと。
規模とか金額の代償とかその辺によってそんなに尺子定義に取り締まられたり、
アカウントを凍結されたりとか、そういうことはあんまりないのかなと思ったりもします。
なお、公式サポートのアカウントも、
加盟店が加盟店バーコードなどを加盟店舗以外の場所に掲載する行為は加盟店規約に違反する行為となりますと、
誰かからの問いに対する答えとしてツイートしていました。
で、じゃあ個人クリエイターがイラストの依頼などでお金を受け取る方法ですが、
PayPayでの受け取りはやめますと。
ツイートしていた人は銀行振込、Amazonギフトカード、iTunesカード、ココナラを使っていると書いていました。
娘の話を聞いている感じでもココナラを使っている人は多いようですね。
ただココナラは手数料がそれなりにかかるので金額に最初から上乗せしているというケースも多いようです。
ココナラやあずかりなどの代替サービス
あと、その流れであずかりというサービス、アプリがあることを知りました。
これはまさにSNS上での個人間売買で使うためのアプリで、
匿名での支払い配送が簡単にできるというなかなか便利そうなサービスです。
支払いはクレジットカードの他にコンビニ払いも使えます。
注文したものがお客さんに届くまでお金を預かっておいてくれるからあずかりという名前です。
先にお金をあずかりが預かっておいてくれるのでクリエイターとしては作品を作ったのにドタキャンされるとかそういうリスクが減ります。
依頼する側もお金が依頼主に行くのは物が納品されてからなのでお金だけ取られる心配がないと。
依頼する側、依頼を受ける側にとって双方にとってメリットがあるサービスでなかなかいい感じだなと思いました。
クリエイター側、お金を受け取る側も登録や月額利用料は無料です。
取引の際に手数料がかかるんですがこれは金額によって利用料が変わってきます。
今はキャンペーン中で300円から3000円までは本来550円の手数料が0円となっていました。
3000円から15000円までが手数料550円で15000円以上は取引金額の3.3%が手数料ということです。
すごく安くはないですがまあそんなもんかなという数字だと思います。
あとこの手のサービスではありがちですが現金化する場合、口座振込してもらうには出勤手数料として1回につき220円かかるそうです。
Amazonギフト券番号で受け取る場合は手数料0円ということでした。
今回は以上です。足利浩二がお届けしました。