NHK BSプレミアム「魔改造の夜」が面白く、最近放送された「ペンギンちゃん大縄跳び」の回についてただ紹介してるだけの内容です。
=== 目次 ===
NHK「魔改造の夜」が面白い
「ペンギンちゃん大縄跳び」の回をネタバレ紹介
1回戦でいきなり大記録
2回戦で本来のポテンシャルを発揮できるか
ネットで見つけた各チームのその後
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00:01
最近、我が家でハマっているテレビ番組、魔改造の夜の話をしたいと思います。
もともと私が好きそうな番組だということで、妻が録画してくれていたんですが、
理系の人が好きそうな番組なんですが、なぜか妻もハマっているようです。
去年の年末に再放送されたことで知ったんですね。NHKのBSプレミアムで放送、不定期で放送されています。
家電や電気製品やおもちゃの改造をして決められたルールの競技に挑むという内容で、3チームで対戦して、
町工場であったり、一流メーカーであったり、ものづくりに関わる会社が出場しています。
東京大学の人たちが参加していたこともありました。
これまでやっていた競技が、ポップアップトースターで、パンが焼き上がったらチーンと出てくる、
あのトースターでパンが焼かれた後、どれだけ高く上に飛ばせるかを競う。
トースター高飛びとか、小犬のおもちゃのワンワン言いながら可愛らしく歩く、
あのおもちゃを改造してどれだけ早く走らせられるかのワンちゃん25m走とか、
そういう競技がこれまで繰り広げられていて、結構毎回盛り上がるドラマチックな展開になったりするんですね。
今回の新作は2回に分けて2つの競技に3つの会社がチャレンジしました。
1つはDVDプレイヤーを改造してディスクを飛ばしてボーリングをするというDVDプレイヤーボーリング。
そしてもう1つはペンギンの可愛いちっちゃい歩くペンギンのおもちゃを改造して5つのペンギンちゃんで大縄跳びをする。
縄を回すのは人間という競技でした。
このペンギンちゃん大縄跳びの会がすごく面白かったです。
ここからネタバレの話をするので、ここまでの話を聞いて興味を持っていただいてネタバレする前に見てみたいという方は
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多分再放送があると思うのでそれを待っていただくかNHKオンデマンドで有料ですが見ていただくか
UNEXTでも有料で見られるようです。
で内容の紹介に入りますが参加したのはマチコーバの産業製作所というところとコピー機でおなじみの理工と自動車部品メーカーの大手電装の3社でした。
NHK的に社名を出さないということでそれぞれS用、R工、D運送と呼ばれていました。
ただ改造する様子に迫る密着取材のVTRでは会社の看板とかそのまま映ってますし作業着とかについてるロゴもそのまま映っているのでR工とかD運送とか言ってるのがNHKジョークみたいな感じですね。
ペンギンを改造して大縄跳びを飛ばせると言っても見た目ペンギンちゃんのおもちゃのまんま飛ばせるというよりも大縄跳びをするロボットを作ってそこにペンギンちゃんをくっつけるという感じの改造でした。
改造費が5万円とか他にも毎回細かいレギュレーション決まりがあるようなんですがそこまで細かいルールは番組内で紹介されないんですが実際に競技に参加して失格になってないということはその辺の条件はクリアしてるということなんでしょう。
最初にチャレンジした町工場のS用の作ったものはペンギンちゃんが5体外向きに輪になってるような感じになっていて実際のところは五角形になっているぴょんぴょん飛び跳ねるロボットの周りにペンギンちゃんがくっついているというイメージです。
そして大縄跳びをするマシンをものづくりのプロフェッショナルたちが作るということでやっぱりセンサーで縄を察知して飛ばせるということを考えると私も今回のテーマを聞いて思ったんですが
町工場S用はあえてセンサーを使わないペンギンちゃんがぴょんぴょん飛ぶのに人間が合わせるというアプローチでマシンを作っていました。
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そして実際に大縄跳びにチャレンジしたわけですが、人間の回し手の2人が上手かったこともあり、なんとノーミスで64回飛んだんですね。
それを見て私も妻ももうこれ優勝決定じゃんと思いました。
そして次に挑戦するのが理工だったんですが、産業製作所の時もそうだったんですが、セッティングして今から飛ぶよという瞬間に開発の様子に密着したドキュメンタリーのVTRになるんですね。
でまず理工は縄を回しているところの研究から入るんですね。
縄を回しているところをいろんな角度からカメラで撮影して回す時の誤差というかだいたいどれぐらいの幅があるのかを計算してどれぐらい飛べばいいかとか決めてたんだと思うんですが
縄に一定間隔でモーションキャプチャーで使う関節とかにくっつける丸いのをくっつけて解析したりとか、縄の撮影に上から撮影するためにドローンを使ったりとか、そもそもその縄を回す実験をやっている場所も自社で持っている体育館なんだろうなとか
町工場とは設備面、インフラ面でひと味違うぞというのがVTRから見て取れるんですね。
そして縄を回す人も社内にいたアスリート系の人。なんかK-1の素人が参加できる大会でいいところまで行ったようなそういう人材を見つけてきて縄をすごいスピードで回す練習とかしてるんですね。
で、理工の考えたアプローチが縄を回す二人がすごく近づいて縄を短く持って一人の人は縄を持ってるだけでもう一人の人がぐるぐるぐるぐるっとすごいスピードで回す。ペンギンはセンサーで縄を察知して飛ぶと。
マシンとしてはペンギン5体が内側を向いて手を繋いでいるような輪になっている感じでサイズ的にも産業製作所のものに比べるとかなり小さくシンプルになっていて見た目も洗練されています。
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で、開発風景のVTRの最後にすごいスピードでぴょんぴょんぴょんぴょん飛んでるんですね。これはちょっとレベルが違うと。所詮マチコーバーは言い方悪いですけど前座だったのかと。
64回で驚いてたけどもリコウは目標120回と言ってるしこの後リコウ伝送がもっとハイレベルな100回超えとかの対決をしてくるのかとその時には思いました。
でも実際始まってみるとリコウのペンギンちゃんは全然飛べずに縄に引っかかってばかりで私と妻の見たてでは縄を回す人が緊張してちゃんと回せてないんじゃないかと感じたんですが
早く飛ばすためにペンギンちゃんもそこまで高くジャンプしてないので回すときに縄がちょっと斜めになってたりたわんでたりとかそういうところで引っかかりやすいのかなと。
1分間で何回飛べるかなんですが全然飛べずに時間ばかりが過ぎていき残り10秒ぐらいでなんとか飛べるようになって多分最後残り5秒ぐらいで7回飛んだと思うんですがトータルで9回しか飛べませんでした。
何度も失敗を繰り返しながらもペンギンちゃんをくるくる回しながら角度を変えながらチャレンジして最後やっと飛べたのでセンサーの位置とか角度の兼ね合いがあったみたいで次はもしかしたらいけるかなという期待は感じることができました。
3番手に出てきたのが大企業電装なんですが5体のペンギンということで戦隊ヒーローをモチーフにしてペンギンジャーと名付けて5色のヘルメットをかぶったちょっと遊び心が強いというかマントとかもしたりしているビジュアル重視気味のマシンでした。
5体のペンギンちゃんを横一列に並べていたんですね。横一列の方が設置面が小さいので飛びやすいという考え方です。リコート同様センサーでジャンプするようにしていました。
ただこのペンギンジャーは横一列にしたこともあってか安定感に欠けていてちょいちょい縄に引っかかりながら1回目は32回という平凡な結果に終わってしまいました。
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ただ開発の様子のVTRを見るとかなり苦戦していたみたいで開発しているメンバーがこれはゼロ回もあり得るかもとか言っていて本番1週間前とかでもほとんど飛べてなかったのでそこから本番では32回も飛べるように持ってきたというところは素晴らしいなと思いました。
で各社ともトータル2回挑戦できるんですがマチコーバの山陽は1回目ノーミスで64回飛んでるんでもう1回やってもそれ以上の記録は出ないだろうと思ったら飛ぶ感覚を変えることによってより高い記録に挑むというチャレンジをしました。
で2回目も縄を回す人間とのコンビネーションがバッチリだったんですが1回引っかかってしまって1回目の64回は超えることができなかったんですが55回という見事な結果を出しました。
終わった後はみんな喜んでいて縄を回していたちょっとコアモテのお兄さんがペンギンちゃんたちの頭をポンポンと頭ポンポンしてたのもちょっと見どころでした。
そしてポテンシャル的には1分間に120回を狙えるアールコーリコーの2回目のチャレンジだったんですが1回目よりは飛べたんですが残念ながらやっぱり縄に引っかかることも多くて17回という残念な結果に終わりました。
電装も2回目もそこまで飛ぶことはできず27回で結局センサーを唯一使ってない多分開発のためのいろんなリソースインフラも一番少なかったであろう町工場の産業製作所が優勝ということになりました。
まあ下町ロケットみたいな弱者の町工場が大企業をやっつけるみたいな構図とも思えるんですがそういう単純なものではなく
短いスパンでものづくりをする上では分業家が進んでいる大企業よりも開発担当の人がすぐに自分で部品を加工したりできる町工場の人の方が有利だったりとかいろんな面があると思いますし
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ともかくこの魔改造に取り組んでいる人たちはみんな楽しそうにやっているしお互いのチームのことも称えあって同じものづくりをする仲間として見ている感じで戦ってはいるけれど敵対している感じは全然なくてお互いのチャレンジをリスペクトしていて
そこがこの番組の良さなんだと思います多分同じ競技にチャレンジしていたこの3社のメンバーたちで懇親会とかやったらものすごく盛り上がって楽しいだろうなとその様子を想像するだけで微笑ましく思えるようなそういう番組です
で残念ながらそのポテンシャルは高かったものの結果を出せなかった理工のペンギンちゃんなんですがなんと今度はギネスに挑戦すると発表していました
理工が運営しているトライバスというサイトがあるんですがそのサイトには魔界像の夜にチャレンジしたメンバーたちのインタビュー記事とかも載っているんですがそこのサイトに
2022年3月5日土曜日神奈川県海老名市の理工テクノロジーセンターにてギネス世界記録1分間に最も多くロボットが縄跳びを飛んだ回数にチャレンジするらしいです
他の2社についてもネットで調べてみると山陽製作所はホームページのお知らせ的なコーナーに魔界像の夜に出ますとか応援ありがとうございましたとか記事を載せてるんですが
今時珍しく記事にコメントができるようになっていてそのサイトはたくさんの応援コメントが入っていました魔界像の夜に出演したことによる宣伝効果はすごく大きいなと感じました
伝送はwebサイトの方に情報が載ってるのは見つけられなかったんですがfacebookページの方で魔界像の夜に出演しますと投稿していてそれに対するコメントも入っていました
会社のサイトとかではなくペンギンジャーの多分開発チームのメンバーの人がペンギンジャー公式サイトというのを作っていましたペンギンジャーのヘルメットの3dデータを配布していて3dプリンターを使ってペンギンジャーのヘルメットを作れるんだと思います
18:20
さすが技術者という感じのノリですね nhk ps プレミアムの魔界像の夜ペンギンちゃんオーナー飛びの回をただ紹介しただけですが今回は以上です
18:39
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