メールサービスHEYの新機能HEY Worldで、Substackなどのニュースレターサービスと同じことができてしまいます。メールを送るだけで、Webへの公開とメール/RSSを配信できる機能です。
=== 目次 ===
HEYが新機能HEY Worldを始めた
文書共有&ブログになるHEY World
実質ニュースレターサービスとも言える
メール送受信+ニュースレター配信になったHEY
HEYのメール機能はちょっと使っただけ
heyheyってサービスもあるの知ってる?
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アシカガキャスト。
HEYが、HEY WORLDという新しいサービスを始めました。
まず、HEYは何かという説明が必要だと思うんですが、
HEYは、ベースキャンプという海外ではかなり有名なサービスがあるんですが、
そのベースキャンプを作っている会社が開発した新世代のメールのサービスです。
メールを読むためのサービスとも言えるんですが、
atmarkhey.comというメールアドレスももらえるので、
Gmailに近いサービス、競合するサービスということになると思います。
ライフハック界隈のポッドキャストを聞いている人だったら、
倉下さんが以前喋っていたり、ゴルゴキャストでも話題になっていたのを知っている人もいると思います。
倉下さんは、Gmail以降、メールのサービスってそんなに進化してこなかったけど、
そこに新しいツールとして、メールの再発明的なことをしようとしているのがHEYだ、みたいなことを言っていたんじゃないかと記憶しています。
再発明という言葉を使っていたかどうかは定かではありません。
そしてゴルゴキャストのゴリゴさんは、脱Gmailを考えて、HEYの有料プランを契約したそうです。
Gmailと違って、HEYは無料で使い続けられるというプランはなくて、
14日間お試しの後は、有料でしか使い続けることができないんですね。
で、ゴリゴさんは年間99ドル、月に900円くらいですね、の有料プランに加入したということです。
HEYの新機能のHEY WORLDの話に戻ります。
HEY WORLDは、HEYのユーザーがworld at mark hey.comにメールを送ると、
その送った内容がwebページとして公開されるというサービスです。
ドロップボックスペーパーやNotionなどで作ったページを公開リンクで共有するようなイメージとも言えると思います。
めちゃくちゃ簡単に誰でもwebでアクセスできるページを作れるということですね。
それだけではなくて、自分のHEY WORLDのトップページができて、
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過去にHEY WORLDに投稿したページは、そこにバックナンバーが残っていくんですね。
なので、すごい簡単なブログのサービスということもできると思います。
そして、さらにすごいことに、更新情報をメールで受け取るか、RSSで受けることができます。
なので、実質ニュースレターとしても使えるということですね。
その人のHEY WORLDのトップページに行くと、一番上の目立つところにメールアドレスを入れてサブスクライブするボタンがあるので、
この人の記事をずっと読みたいという人は、メールアドレスを入力してニュースレター、メルマガとして公読し続けられるんですね。
あるいは、RSSを使ってフィードリとか、RSSリーダーで更新情報をチェックすることもできます。
RSSの中に全文含まれているようなので、RSSリーダー上で全部の内容を読むことができるはずです。
ということは、このHEY WORLDはサブスタックやレビューのようなニュースレターサービスとも競合するものになるわけですよね。
サブスタックやレビューは、有料ニュースレター、サブスクリプション方式の有料のニュースレターが作れますが、
その有料の機能が必要なければ、HEY WORLDだけでほぼ同じことができちゃうと。ニュースレターとして配信されるし、
ウェブ上にページとしても残るという、ブログプラスニュースレター、メルマガのような情報発信ができるんですね。
将来的にはサブスクリプション製の有料でのニュースレター配信とか、ページにパスワードをかけるとか、機能強化される可能性は十分ありますよね。
HEYというサービスが全く新しいタイプのメールのツールで便利なものだろうとは思うんですが、
年間99ドルと、有料プランのみというのが使い始める上でのちょっとハードルですよね。
で、そういうところにメールツールとしての機能強化とは別な角度からHEY WORLDという新機能を追加してきたところがさすがだなと感心しましたね。
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メールのサービスにプラスニュースレター、ブログのサービスもくっついていて、月99ドルという見方ができるようになったわけですよね。
有料でやってるサービスは有料だからこその安心感というか、そう簡単に急にサービスがなくなったりしないだろうなとか、サポートしてくれるだろうなという良さもありますよね。
HEYのメールのサービスについては、私もお試しで使ったことがあるんですが、本来の自分が受けているメールアドレスからHEYにメールを転送したりとか、
そういう設定をしなかったので、ちょっといじってみてあっという間に14日間お試し期間が過ぎてしまったという状態であまり語ることがありません。
あと今のところすべて英語なので、そこもこれから使おうという人にはネックかもしれないですね。
ベースキャンプの方は日本語化されているようで、ウェブサイトとかは英語ですけど、サービスの設定で日本語が選べるらしいので、いずれHEYも日本語化される可能性はあると思います。
HEYつながりでHEYHEYというサービスがあるのをご存知でしょうか。あまり話題になってないと思うんですが、有名人に有料でビデオメッセージを依頼できるというサービスです。
登録されている有名人のことをヘイスターと呼ぶんですが、今のところアスリート系の人が多いですね。岩崎京子とか千葉雅子とか池谷幸男とか箱根駅伝で人気になった神野大地もいましたね。
で、11,000円くらいでビデオメッセージを頼めます。インドで始まったサービスが日本上陸ということのようで、誕生日とか結婚式などのサプライズメッセージなどに使うことを想定したサービスのようです。
1人のヘイスターに対して応募多数の場合は抽選になることもあるようで、メッセージの内容によっては断られるケースもあるとのことです。
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ヘイヘイの話なんかせずに、ヘイのメールサービスとしての機能をもっと説明できればよかったんですが、中途半端なことは言えないなと思ってヘイヘイの話でお茶を濁しました。
まあともかくヘイワールドはなかなか面白いサービスだなと思いましたし、メールサービスに追加機能として入ってきたというところもなかなか考えられてるなと感心しました。今回は以上です。
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