00:00
ドラマMIU404が最終回を迎えましたね。 すごい最終回でした。
終了した後、ツイッターでもすごい話題になってましたね。 何か語りたくなる、自分の解釈を言いたくなるような最終回でしたね。
このポッドキャスト、アシカガキャストは、多少でもITネタ、デジタルネタ、 ポッドキャストネタが入っていればOKだという、自分の中のルールがあります。
MIU404は、そもそもタイトルの404が、 ウェブページにアクセスした時に、ページがない、見つからない時に出る
404 not found エラーの404が元になっていますし、 ユーチューバー的な劇中ではナウチューバーと呼ばれている人が出てきたり、結構ITネタ入ってます。
404 not foundというのは、ファイルが見つからない時にウェブサーバーが出すエラーです。
ウェブサイトを作る側が何も設定してなかった場合、 ただ単にテキストで404 not foundとか出たりすると思うんですが、
404 not foundの時に表示するページを作ることができるんですね。 なので面白系のnot foundページを作っているサイトとか海外では結構多いですし、
面白系というのはファイルが見つからないという状態なので、 困った感じの顔をした可愛い赤ちゃんの写真が出てくるとかそんなのですね。
あと多いのはアクセスしたページが見つかりませんと、こういう理由が考えられますと説明した上で、
とりあえずトップページに移動するか、各カテゴリーのページに移動するかなどの移動手段を ユーザーに与えるようなページを用意しておくということですね。
以前ウェブサイト制作で地味に面倒だと思っているものというテーマで話をしたんですが、 この404ページを作るのもそうですね。
本来は表示されない、ほとんどの人が見ることのないページなんだけど、 せっかく作るならいろんな要素を入れたいですし、
場合によっては遊び心みたいなものも入れたいですし、 サイトを作っている時ってそんなに時間に余裕がないことが多い中で、
この404ページに時間を割くというのが結構大変だったりしますね。 ミュー404は星野源と綾野剛がダブル主演なんですが、この2人がバディを組んでの警察者なんですが、
03:12
この2人が第4機動捜査隊というところにいて、 乗ってる車、覆面パトカーなんですかね。それが404号車ということになっていて、
404ノットファウンドとつながってるんですね。 第3までしかなかった機動捜査隊に第4機動捜査隊が新しくできて、
それがあるきっかけで世の中に知られることになって、 第4機動捜査隊のホームページにアクセスが集中するんですね。
で、アクセスが集中しすぎてサーバーのエラーが出て、 それが404エラーだったんですが、アクセス型で起きるエラーは503で、
404はファイルが存在しない場合だよと。 ドラマの中の世界じゃなくて現実世界でツイッターで突っ込んでる人とかがいたんですね。
でもこれが実は伏線になっていて、最終回のちょっと前にアクセスが集中した時に表示するための ページを用意してたんだけど、それをサーバーに入れるのを忘れていたか何かで、
そのファイルがないから404エラーが出てたんだと。 でもそれを第4機動捜査隊の隊長の麻生久美子に伝える時に、
はしょって伝えてしまったので、そういう知識がない隊長はアクセスが集中しすぎて 404エラーが出たと説明したということでした。
脚本の乃木晃子さんは IT系が得意そうですよね。もともと知識があるのか勉強したのかわからないですが、
獣になれない私たちでは学期荒垣由井が IT企業に勤めている設定でしたし、
NHKのフェイクニュースはSNSがテーマのドラマでした。 どちらも良いドラマでした。
ちなみに乃木晃子さんの代表作は逃げるは恥だが役に立つ 逃げ恥とアンナチュラルということになっているようです。
ということでここから先MU404について ITネタ関係なくちょっと喋りたいと思うんですが、
ネタバレも含んでいるのでネタバレ嫌だという方は ぜひ最終回を見てから聞いてもらいたいです。
はいで MU404の最終回の話です。
最後にコロナのある現在2020年というのが描かれていたのが良かったですね。
06:08
今放送されているドラマ、今期のドラマは with コロナの今の時代に撮影されているわけなんですが、
ドラマの中の世界ではコロナのないみんなが密になって生活している様子を描いているというか
before コロナの世界なんですね。 現実の今の我々の生活とは違うので
パラレルワールドを描いているようで やっぱりちょっとモヤっとするというか、この人たち密だよなぁと思ったりしてしまうんですね。
MU404は2019年設定になっていて やはりみんなが普通に密になって生活しているのが現実世界と違うので
before コロナの時の話という風になっているのかなと思っていました。 でも最終回で2020年が描かれるんですね。
ドラマの中で2019年の10月から一気に時が進んで オリンピックが開催されるんですよ。
で、見てる視聴者はおやっと思いますよね。 でもそれは実は
登場人物が見た夢というか幻想、幻覚で その後そうじゃない未来というか
今の2020年につながる 別な話が描かれます。
一旦バッドエンドを見せておいて 実は夢でしたということで時が遡り別な展開をしていくんですが
夢落ちというか夢でしたというのは ドラマとか漫画とかそういう創作物の中で
良い手法とは言われてないと思うんですが このドラマの中では終盤の悪役として
須田優樹が出てるんですが、彼が違法ドラッグを作っていて その違法ドラッグによって登場人物が見た
幻覚がバッドエンドにつながる話であり オリンピックが開催される2020年なんですね
なので違法ドラッグという伏線がずっとあった上での この幻覚につながるということでただ夢でした
みたいではなくちゃんと話としては考えられてるなと でオリンピックのある未来がバッドエンドの方で今の現在のコロナのあるオリンピックが
09:08
開催されなかった2020年が登場人物たちにとっては誰も死んだりとかはせずに 日常を過ごしていけているので良い方の未来だったということなんですが
オリンピックがある未来がバッドエンドということで オリンピック反対とか体制批判みたいに
撮ってる人もネットでツイッターで見た限り いたようですね
東京オリンピックは今の時点では延期なんですが ドラマの中ではオリンピック中止になっちゃったよねみたいに
言ってて中止という言葉がちょっと私は気にはなったんですが 別にオリンピック反対とかそういうことが伝えたかったわけではなく
単に2019年の段階で予想できた 未来がオリンピックが開催される未来だったというだけだと思います
でも最終回で2019年の段階で オリンピック反対運動をしている人とかが
チロッとですけども描かれていて反対派の人たちは オリンピックよりも被災地の復興をみたいなスローガンでやっていて
悪役として出てきていた津田政樹も 震災か何か自然災害を受けたんじゃないかという描かれ方をしていたり
いろいろと考えさせられる問題提起のようなものを含んでいたことは確かですよね そしてともかく
オリンピックは開催されず コロナ禍の現在に主人公の2人
星野源と綾野剛がマスク姿で2人でまだバディを組んでいて ソーシャルディスタンスとか言ってる
今が描かれて視聴者の人たちはホッとしたと思います いろんな未来の可能性があった中で今こうやって
コロナ禍という 辛い状況になってはいますけど
登場人物たちにとっては最善の未来を自分たちの手で 作り上げた結果が今につながっているわけですし
今の現状を受け入れて そこでポジティブに生きようよというようなメッセージも込められているんじゃないかなと
私は思いました
