#037|【ハードルの低い対策法】実は身近な孤独:ブルーゾーン、産後の経験、そして雑誌記事から気づいたこと【わたしとくらしの実験室】
2026-07-28 11:26

#037|【ハードルの低い対策法】実は身近な孤独:ブルーゾーン、産後の経験、そして雑誌記事から気づいたこと【わたしとくらしの実験室】

行きつけのお店で「どうも」と挨拶するだけで、一日の始まりが変わる。そんな経験、ありませんか。


ヘルスコーチのメンターとの会話をきっかけに「孤独」というテーマに向き合った稲墻麻子が、ブルーゾーンの研究、産後の自分自身の経験、そしてある雑誌記事から見えてきた「孤独を防ぐシンプルな方法」をシェアします。


このエピソードでわかること 

・世界の長寿地域「ブルーゾーン」に共通する、たった一つの習慣 

・孤独が寿命に与える衝撃のデータ(タバコ15本分?) 

・産後、なぜあんなに孤独だったのかという気づき 

・「サードプレースを持たなきゃ」というプレッシャーから自由になる考え方 

・立ち話だけで孤独感が減るという、内閣府調査からのヒント


「深くつながらなきゃ」ではなく「今日、一言交わせる関係があるか」を見つけていくプロセス。


行きつけのお店で「どうも」と声をかける、いつもの場所で少し雑談してみる。そのくらい小さなことから、今日、始められます。


*本エピソードの内容は、あくまで話者個人の体験・見解に基づくものです。医学的な効果を保証するものではありません。


参考にした本

・『孤独の本質 つながりの力 見過ごされてきた「健康課題」を解き明かす』ヴィヴェック・H・マーシー著、樋口武志訳(英治出版) 

・『BLUE ZONES 2ND EDITION ブルーゾーン セカンドエディション 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール』ダン・ビュイトナー著、荒川雅志編修、仙名紀訳(英治出版)

・PRESIDENT 2026.8.14号 『備えれば困らない ひとりで生きる老後の「正解」



【パーソナリティ】

稲墻麻子 / Asako Inagaki

自分に合った調子のよさを見つける「自分のトリセツ」づくりの伴走者。

心や体の状態だけでなく、仕事、人間関係、環境など、暮らし全体を整える視点から、自分らしく心地よく生きるためのサポートを行っている。

高校・大学時代をアメリカで過ごし、外資系金融・コンサルティング・FinTech企業でマーケティングや顧客エンゲージメントに携わる。

その一方で、フルタイム勤務中に経験した心身の不調をきっかけにホリスティックヘルスを学び始める。

心と体、思考、人間関係、環境、仕事、学び、Joy(喜び)など、暮らしに関わる12の要素を統合的に見つめ直し、自分に合った「調子のよさ」を育てていくホリスティックアプローチが特徴。

現在は、パーソナルセッションやグループセッション、企業向けワークショップ、親子プログラム『OYA to KO』など、多層的に活動を展開。

日本に暮らす外国人への英語プログラムや多国籍チーム向けの企業研修も行い、ヨガや呼吸法、食のアプローチを取り入れながら、科学的な知見と日常の実践をつなぐスタイルで伴走している。

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感想

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みなさんこんにちは。わたしとくらしの実験室|、ホストのInagaki Asakoです。
このBODCASTでは、がんばりすぎない調子のよさを育てていくヒントを、暮らしの中での小さな実験や気づきとともにお届けしていきます。
今日はですね、以前もお話しさせていただいたんですが、孤独というテーマでお話ししたいと思います。
今回このテーマを選んだきっかけなんですが、実はですね、毎月1回、もう過去2年くらいですかね、キャッチアップしているヘルスコーチのメンターとの会話の中で、
ロンリネス、孤独という話がふと出てきたんですね。
それで、これはちょっと久しぶりにお話ししたいトピックだなと思いまして、今日このお話をしたいなと思っています。
さらに、今回たまたま家にあったプレジデント社の最新号の雑誌をパラパラ見ていたら、特集がですね、備えあれば困らない、一人で生きる老後の正解というテーマだったんですね。
私自身はまだ老後という年代ではないんですけれども、ホリスティックヘルスの中で日々の調子の良さに大きく影響するポイントの一つが、人とのつながりなので、これはすごく面白いなと思って読んでいました。
で、孤独というトピック自体、以前ブルーソーンという長寿の方がたくさん住む地域の話でも少し触れたトピックなんですが、今日はですね、また違う観点から深掘りしていきたいなと思っています。
まずブルーソーンってなんだっけという方のために簡単におさらいをさせていただくと、これはですね、世界に5つ、100歳以上の方がとても多い地域があるんですね。
イタリアのサルデーニャ島、日本の沖縄、アメリカのロマリンダ、コスタリカのニコヤ半島、ギリシャのイカリア島という場所で、もうね、地球上の文化も場所もバラバラな場所にあるのに、この5つの地域には共通する9つの長寿のルールがあることがわかっているんですね。
で、その9つのうちの1つが人とつながることということなんです。
このつながりというテーマ、実はすっごく健康に直結しています。
以前もご紹介した孤独の本質つながりの力という本、これはアメリカの元公衆衛生局長官だったビベックマーシーさんが書いた本なんですけれども、
この本の中にこんなデータが出てきます。
社会とのつながりが強い人は、弱い人に比べて早死にする確率が50%も低い。
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さらに社会的つながりの欠屈は、1日にタバコを15本吸うのと同じくらい寿命を縮める影響があって、
肥満や過度な飲酒、運動不足よりも大きなリスクだと言うんですね。
これ結構衝撃的な数字だと思いませんか。
孤独って気持ちの問題だけではなくて、本当に体に悪い不健康のもとということですよね。
そして同じ本の中に、一人であることから孤独であることへというセクションがあって、
ここに書いてあることが結構面白かったんですね。
何が書いてあったかというと、孤独とはどういう感情なのかということがはっきり書いてあったんですよ。
これは周りの世界は見えているのに、自分はその一部じゃないという感覚だと言うんですね。
すごいわかりやすいなと私は感じましたね。
この本を読み返すことで、いつも思い出すことがあるんですが、
それが子供を産んだ後、産後の時の話です。
産後って孤独を感じるってよく聞くと思うんですけれども、
赤ちゃんとお母さんが一対一で過ごす時間がとても多いですよね、この時期。
私自身も経験したんですが、私も多くの方もそういう方いらっしゃいますけれども、
出産前はバリバリと働いていて、会社の人とのコミュニケーションも毎日のようにあったんだけれども、
産後は家の中で赤ちゃんと二人きりの時間が増えますよね。
赤ちゃんからは本当にずっと頼られっぱなし、赤ちゃんは何も一人じゃできないですよね。
でもそれ以外の社会との接点がなくなってしまうということで、
何とも言えない孤独感を感じたり、あとは自分の存在意義を感じられなくなってしまうことが、
それが産後鬱につながることもあるのかなと思っています。
やっぱり人って周りの人から頼られることが自分の存在意義とすごく直結してるんですよね。
だから赤ちゃんという一対一の相手は相手も、社会の一部として頼られる経験がない時期が長く続くと、
うまく社会との接点を作っていかないと、孤独を感じやすくなってメンタルの不調につながっていく、そんなふうに思っていますね。
国とか自治体が今、孤独を防ぐために地域でつながりましょうとか、社会参加をしましょうってよく発信していますよね。
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これはもちろん間違いではないと思うんですけれども、
例えば最近サードプレスっていう言葉聞いたことありますか?
家とか職場以外の心地のいい場所を持つっていう、そういったことなんですが、
ただこれって日本人は結構苦手だと言われているんですよね。
なんとなく私もわかる気がしています。
どこかに属さなきゃいけないとか、趣味を持たなきゃいけない、何々教室に通って友達を作らなきゃいけないとか、
そういうふうに考えると、ちょっとハードルが高く感じてしまうところがあったりしますよね。
今回家で読んでいたプレジデント雑誌の記事の中でいいなと思ったのが、
立ち話をするだけで孤独感が大きく減るという話だったんですね。
日常の何気ない時間に、例えば近所に住む人たちと緩い繋がりを持つだけでいいという話なんです。
これ、内閣府の調査によると、ちょっと立ち話ができる相手がいるかどうかで、孤独感が大きく左右されるということがわかったんですって。
深い交流、地域の交流とか、社会貢献をしなくても、例えば家の周り、半径小さい中でも生活圏の中に緩やかな知り合いを作るだけでいいと。
そしたらちょっとハードル下がりますよね。
私自身の話なんですが、よく行くランチのお店があるんですが、そこでね、深い話をするわけではないけれども、
どうもって挨拶をして、今日天気悪いねとか、今日暑いねみたいな話をするだけでも、繋がりを感じるんですよ、やっぱり。
なぜかなって考えてみると、やっぱりその人が私のことをちゃんと認識してくれている、気づいてくれているっていうことが、やっぱり少なくとも喜びに繋がるなと感じます。
これ、別に私の名前を知ってもらってなくてもいいと思うんですよね。
実際知らないことが多いと思いますし、なんだけれども、そういう人と会話をするだけでも、一日のスタートが気持ちよく切れたりとか、そういったことが結構あります。
で、今あともう一つ感じているのが、うちの息子が今人生で初めての夏休みを過ごしているんですね。
小一の夏休み。で、私自身も小一の壁ってずっと周りから聞いてましたけれども、ここに来てやっぱり、これぞ小一の壁だなというのを感じている最中です。
で、やっぱり仕事をしながら子育てをするっていう人はね、これを感じる方多いかなと思うんですが、子どもにとっては学校がない分、孤独になりやすい環境が実は備わっているんだなと、このエピソードを作りながら思っています。
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幸い息子は学童に行けるので、そこでお友達と遊ぶ機会を作ることができているんですけれども、あとは私自身、親の立場からしても、子どもと二人でずっと家で過ごすっていうことは、それもそれで大切な時間ではあるんだけれども、
それがずっと続いてしまうとね、さっきお話しした社会との繋がりが薄くなってしまう。そこで孤独感を感じたり、存在意義を感じられなくなったりということに繋がりかねないので、子どもが学童に行っている間は、いつも私が仕事をしているシェアオフィスに通っているんですね。
で、やっぱりそこが自分の居場所になっていて、そこにいる顔見知る人たちとか、スタッフの方との何気ない雑談が、自分自身をやっぱり孤独から守ってくれていて、自分らしい健康的な生活を保つ助けになっているなぁと感じています。
はい。やっぱね、仕事と家の行き帰りだけで一日が終わってしまうってこともあると思うんですよね。実際私ももう何度も経験してますけれども。
それだとちょっとね、味気ないというのもあると思うんですけれども、今の今日のトピックを振り返っていただいて、そこにプラスして、なんだろう、近くのカフェとか、近くのスーパーとか、どこか行きつけの場所で一言二言言葉を交わせるような関係性があるかどうか。
今日はぜひね、ご自身の生活を振り返ってみてほしいなぁと思います。はい。特にね、深い交流とかね、大きな社会的繋がりをつからなくても大丈夫っていうことが今回ね、あのいろいろな雑誌を読んだり、改めて本を読み返したりして気づくことができました。
なのでね、まずはいつもの場所で、どうもーとか、今日は暑いねーとか、そういったような会話をすることから、また意識をしていければいいかなと思っています。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次のエピソードでお会いしましょう。
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