広報の役割
新米広報のための質問箱。こんにちは、朝日デジタルラボの新米広報津田です。
こんにちは、広報コンサルタントの武田です。
このポッドキャストでは、ひょんなことから広報を兼務することになった津田が、
広報の先輩である武田さんに、広報って何なの?と広報のいろはを伺っていく、そんな内容でお届けしております。
今回は、昨今、話題のと言いますか、
これまでの話だと、武田さんから広報は裏方さんだという話を伺ったりしていましたが、
最近、自らのやったお仕事をですね、
ノートとかああいうツールで、SNSとかでアピールしてですね、
あれ?それは広報戦略ですか?みたいになっちゃっているという場合がありましたが、
そのホットなトピックスについて、ちょっと伺えたらなと思うんですが、
まず、あの件をざっと見渡してみて、どんな印象をお持ちでしたか?
どんな印象?
まず、その界隈の皆さんで、自分の広報の活動とか戦略とか、自分の考えを外にアピールすることが、
なんかこう、不要意に叩かれるような世の中になってしまったから、
不要意には発言できないよね、みたいな感じのコメントをよく聞くんですけど、
いやいや、不要意なことをするからだろっていうのは、まず思っているっていう。
別に何も、自分の活動とか、会社の活動とか、戦略とかを外にアピールしたりお話をしたからって、
全ての人が叩かれるわけではないと思いますよっていうのが、まず一つあるかなっていうのは、感触としてはありますね。
ただ確かに、その上げ足は取られやすいって、そもそも広報って、ちょっと上げ足取られやすい立ち位置にはいるので。
そうですね。まして今回は選挙とか、公共性の高い案件をやっていたとか。
いやいや、ちょっと考えればわかるだろうっていうやつですよね。
なので、感想という意味っていうことであれば、普通広報さんはその辺りもわきまえつつね、
そっとアプローチするよねっていうか。
そもそも自分のPRじゃなくてね、広報が外に情報発信するときっていうのは、
だいたい広報活動をアピールすることに何かしらのメリットがある。
要は仕掛けのためにやるのがほとんどだと思うから、
自分のために何か自慢したくなっちゃった場合は、もうちょっとね、
慎重にね、やっていただけるといいのではっていう、
広報のアピールスタイル
誰か広報のことをちゃんと教えてあげればよかったのにぐらいの感じにみんな思ってると思うよっていうところではありますかね。
いやなんか、そもそものあれかもしれないですけど、
言ったら広報としてのアピールっていうよりかは、
広報をやっている会社のアピールになってたじゃないですか、内容的に。
それをやることによって、本来広報をしていたことにデメリットというか、
本来広報を受け負ったのかな、その辺り曖昧ですけども、
広報としてお仕事をやったところにお迷惑をおかけしているっていうのは、
本来の広報としてはかなりおかしいですよね。
おかしいですね。おかしいことになってしまっていますよね。
でも僕の感覚でも、あのタイプのアピールをする人はいますよね、広報さんの中でも。
全くしない人たちとその手のアピールをする人たちがいるじゃないですか。
いますね。
あれは何なの?属性が違うの?
なんか出感だけど、広報は結構いろんなタイプがいて、
私が持っているイメージだと、フロントに立って好きなタイプと、
いわゆる裏方が好きなタイプって大きく分けていて、
例えば文化祭実行委員が好きだった人とかね。
何だったら自分で選挙に出たいんじゃないかな、ぐらいの人。
大道具さんとか小道具さんとかが好きだった、裏方好きな人みたいなね。
あると思うんですよ。
証人要求の達成したい姿が、みんなにさすがですねとか言われたいタイプの人と、
ありがとうって言われたいタイプの人といると思うんですよね。
私はどっちかというと広報なので、カウンターパートの人に褒められるのが至極なタイプなので、
それこそ津田さんとイベントをやっていれば、津田さんが竹田さすがって言ってくれていればいいみたいな。
むしろそんな津田さんがフロントのイベントで、周りから津田さんが称賛されるとちょっとフフッと思ったりするね。
なるほど。喜びのポイントってことね。
うちの津田さんだぜみたいなね。
そういうことと、そうじゃなくて自分がフロントに出したい。
何だったら広報じゃなくて、本当は社長さんやりたいよねみたいなタイプの人とかいるのかなっていう。
広報っていうのが手段みたいになってるんだよね。その人の自分をアピールするための。
本質的なところで広報じゃないっていうふうに考えるのが自然なのか。
裏方の美学みたいなものがある人からすれば広報じゃないってなるかもしれないけど、
今時だと自分が宣伝材料になってやっていくっていう広報のスタイルもないわけじゃないんだろうから。
でもどちらにしても広報っていうのは人とのコミュニケーションと言葉を使うお仕事だから、
発言するワードとかタイミングとかかなりセンシティブにならないといけない仕事だと思っていて、
ぶっちゃけそれができない人は向いてないのかもっていう気はするよね。
まあそうだね。そこがコントロールできないと。
今回はかなり大事になっちゃったけど、そこまでじゃなくてもいつか来るよね。
広報のコミュニケーション
選挙の件はね、きっと候補の人はなぜって思ってると思うけど、
もう一つちょっと前にあったね、表現間違えてテレビ局とやりあったやつとかは、
あれ多分公共の場じゃなければあの言い方はみんな使ってると思うんだよねっていう。
公共の場で言った時に何が起こるかをちょっと1回持ち帰って考えてみようかっていう。
想像できてなかったね、あれはね。
あとはそれが攻撃された時に、攻撃されて当たり前だって思って対応しなかったのはなぜだろうみたいな。
そういうところだと思うので難しいよね。
ノートであったりSNSであったりとかデジタルツールで発信するんじゃなくて、
例えば広報のコミュニティとか、広報同士でこういう風にやったらうまくいったよ話すとかだとまたニュアンスが変わりますよね。
ノウハウを話すのと手柄を話すのは違うかな。
ノウハウはみんなノートに書いたり本出したりブログ書いたりとか、
それはスキルと情報の共有だから気をつけなきゃいけないかもしれないけど、
どんどんやってくれれば広報の底上げになるしいいんじゃないと思うけど、
手柄を自慢するのは広報の仕事って手柄を自慢しづらい職業だから、
手柄を自慢したかった場合は広報じゃない職業にジョブチェンジした方が楽かもしれないよね。
確かに。厳しいけどそうだよね。
ただ弁明をしておくと、手柄をアピールしたいって人ももちろんいるんだけど、
そうじゃなくて、戦略とか自分のやったことを発信するのは別の意味もあって、
広報っていう仕事がそもそもどう大変でどう特殊なのかの認知度があまりに低いから、
俺でもやろうと思えばできるんだよねみたいなことを思われたりとかする。
実際そういうふうに言う人もいるし。
なので広報さんは例えばそれこそエージェンシーだったら、
自分のところの広報力が強いことや広報担当者さんが優秀であることをアピールするために
頑張ってるアピールをしなければいけないっていうふうに思っちゃうというか、
戦略的に自慢をしないといけないみたいな。
目に留めてもらうためにというか、方法としてそういうことをやるってことね。
ところも、それがいいかどうかを置いておいて、
そういう気持ちもあるんじゃないかなと思うんだよねっていう。
裏方って裏方だから、
言うって例えばトラブルが起きたら広報のせい、
うまくいったら会社のおかげみたいになるわけだから、
切ないですよね。
まあね。
例えば社内評価が熾烈な会社だったり、
自分で会社をやってる人だったりしたら、
アピールしたくなる。
すごいでしょ。
だからうちに仕事頼んでねみたいに言いたくなっちゃったのかもっていう。
仮に外にアピールをする必要がある、
自分の会社のPRのためだったり、
その広報のノウハウをもっと世間に広げるとか、
広報自体のお仕事を見せるっていう意味、
あえて仮にノートを使うとしたら、
どうやるのがいいんだろうね。
例えばみたいのがいいんじゃないですかね。
政治家の広報の案件は置いておいてほしいっていうか、
ああいう仕事を受けた人は、
未人も外に出してはいけないはずなので。
広報としてお仕事を受ける時って、
情報をどう扱うかとかってさ。
NDAあるしね。
あるよね。
あるある。
自宅の何かをやるとかって絶対あるから。
そもそもそこ問題だと思うし、
あれいろいろ問題あるからね。
誤解を招くような言い方をしたせいで、
なんか違反なんじゃないかみたいになってるし。
そうですね。本質的に広報として一番。
いろいろちょっとあれなんだけど、
そうじゃない場合だと、
こういう業界のこういうお仕事をしたんだなっていうのが
わかるような例え話をして、
採用事例とかと一緒だよね。
企業は名前出しちゃダメって言ってるけど、
この業界のこういうことの採用事例がありました、
みたいに話すじゃない。
あれと同じじゃないかなって思うけどね。
広報のアピールとリスク
なるほど。
広報さんで今、
褒めてもらいたいのか、
何なのかで外にアピールするんだったら、
承認してもらいたくて褒めてもらいたいんだったら、
まず外側のツールは使わない方が良くて。
そうね。使うとしたら、
情報を発信した時のそこから先に行く影響とかも
考えないとじゃない?
それでもSNSとかデジタルでウェブの世界って
それが当たり前じゃないですか、要は。
何かを発信したらそこに対するリスクが
自分側にも復活してきて炎上するとかって。
そもそも広報さんのスキルセットとして
それ知っていないって結構多いって思うよね。
まずそこから誰か教えてあげる人いなかったのって
言いたくなるやつだと思う。
メディア側も同じように
傍若無人なことばっかりSNSで言ってるやつが
しっぺ返しを食うっていうのをさ。
うちも新聞社の公開室だから
新聞系の偉い感じの雰囲気の人が
そういうこと言ってとかって何度も見てるからさ。
それを伝えたことによってどう広がっていくかを
考えなきゃいけない。
考える仕事だからね。
そうだよね。想像できてないってことだもんね。
向いてないんじゃない?みたいになる。
県とかは議論をみなさんしてたけど
たぶん私の知り合いの広報のプロのみなさんは
いやいやそもそもさってみんな思ってると思うよっていう。
議論するほどの話ではないっていうか
何もかもが間違ってるよっていう。
これは何なのだって最初思ったもんね。
何のために。
誰か止めるやつはいなかったのかと思いましたけどね。
そうだね。
でも今回の件でワッと盛り上がったりとか
その一個前のSNSでワッとなったのとかのせいで
みんなこういうことが起こるんだよってことを
知ることはできたんだよね。
そうだね。それはそうかもしれない。
だから経験そもそも積んでるような方は
そういうことあんまりやらないかもしれないけど
そうじゃない?
慎重になりますよね。
私もたまにFacebookで
今日ここの現場にいますみたいな投稿をしてたりするんですけど
すごい構えて投稿しますよね。
イベントの記者票とかね
イベントの現場にいるときにたまに投稿してるのは
意図としては私の知り合いの記者さんのみなさんとか
関係者のみなさんにここにいるよっていうことで
そこで行われているイベントを拡散する意図があって
やっているんだけど
大きいイベントのときとかは
今日朝からいますよとかってやっちゃいますよね。
あれはどっちかっていうと
ここで仕事してるよっていうよりは
私の周りの人たちに
そのイベント自体を告知するみたいな
意図でやっているっていう
みなさんそのあたり
リスクを考えつつ
リスクがあるよということをまず考えるところから
コウホーがそもそもリスクあるよを考えないで
コメントしてるんだとしたら
あれよね
ジョブチェンジを考えた方がいいかもしれない
ちょっとそこは
そうですね
これを聞いているコウホーさんの方で
危ない危ないって人がもしいらっしゃったら
炎上のリスクを考えながら伝える
もし褒められたいとかなんかあるんだったら
別の部分で褒められるようにするとか
別の感じをした方がいい
エージェントの人は
特に今話題になっている方は
個人経営本人が社長さんみたいだし
その責任は全て自分に返ってくるみたいな感じになってるけど
メーカーさんのコウホーの場合は
コウホーが会社の顔だから
不容易な発言をすると社長が謝罪することになったりするわけじゃないですか
恐ろしいね
恐ろしいですね
リスクっていうのを考えながらやっていきましょうね
イベントと意見交換
新米コウホーのための質問箱は
1月24日イベントに呼ばれると
お呼ばれすることになりました
公開収録を1月24日イベントで行い
そこでですね
コウホー界隈の方とか
メディアの方々をお呼びしてですね
もっとコウホーとメディアより良い関係を築けて
お互いに言いたいことをちゃんと言って
もっと建設的に行こうぜっていう会をやると
そんな会をやることになります
あれってタイトルあるんだっけ
タイトルまだ聞いてない
というのをですね
1月24日プライムナンバーさんというですね
会社さんのオフィスでやる予定
予定です
場所は目黒です
予定でございますので
今ですねそれに関連してアンケートもですね
実施しております
主にメディアさん主にコウホーさんが
コウホーさんはメディアに対して思うことがあれば
という感じですね
メディアの人はコウホーさんに対して思うことがあれば
匿名でも大丈夫ですし
当日イベントの現場でですね
登壇もしたいという方は
登壇もできるみたいなイベントになるそうなので
ぜひ
はい皆さんフルってアンケートへ
ご記入をお願いいたします
よろしくお願いします
はい今回この辺でお時間が来てしまいました
アサヒデジタルラボのミッションは
コンテンツで明日のワクワクを作るです
Bouncy Moveといったメディア事業の知見をですね
動画制作
ウェビナーだったり企業研修いろいろ
手掛けておりまして
ぜひですねその辺りのお仕事何かございましたら
お気軽にご連絡いただけたらなと思います
また採用関連の情報とかもですね
デジラボのオンテトリの方で展開しております
気になる方は会社紹介とかも載ってますので
ぜひですねチェックしてみていただけたらなと思います
武田さん本日はありがとうございました
ありがとうございます