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おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日も、昨日に引き続き、紙時間力に関連する僕のアウトプットをお話ししようと思います。
昨日はですね、紙時間力の軸となる部分ですね、肝となる部分で、時間というのがお金と同様に考えて、
同じものだと考えて、同じように何にお金を使うか、何に時間を使うのか、この辺を考えながら何に投資するかをまず明確にするというようなところから、
自分の時間をうまく使っていこうというような話をしました。
今日の内容はですね、この中からやりたいことが特に決まってないんだけど、何に投資したらいいのかわからないというケースがあるんじゃないかなと思いますね。
特に僕もそうでしたが、20代の頃とか10代の頃はもちろん、自分に何ができるのか、何を目指しているのかわからないという場面、時期あるんじゃないかなと思います。
僕もこれは、たまに後輩とかから特にやりたいことないんですよね、みたいなこと言われるんですけど、何て言ってあげたらいいのかわからないんですよね。
僕自身もそういう時期あったし、ただがむしゃらに目の前の仕事をしていたら、ここ楽しいな、この分野楽しいなと思って今やっているわけですが、
多分最近の若い子はそういうふうにモチベーションがないのに目の前の仕事をがむしゃらに頑張るということもやらないと思うので、
それがいいとか悪いとかではなくて、僕はアホだから、ADHDなんで目の前の仕事に全力を尽くしてしまうんですけど、
そういう人ばっかりじゃないし、むしろ今となっては少数派なのかなというふうにも感じるので、
そういう場合にどうしたらいいのか、どうやったら自分のやりたいこととかが見つかるのかなっていうのを、なかなか僕自身はうまい答えが見当たらなかったんですけど、
この紙時間力を読んで、そういうことかっていうのが一つありました。
前回の放送でもお話ししたんですけど、この紙時間力は対話形式になっているので、すごいわかりやすいんですよね。
主人公の女性が、葵さんが、何かやりたいことを考えるのにじっくり考えてみたいっていうふうに言ったときに、
先生は考えるんじゃなくて、登山してきてください、高尾山に登山してきてくださいっていうような指令を出すんですね。
で、うむを言わさず登山させるんですけど、実際に登ったら、今まで経験したことがない、やったことがない登山だったんで、
こういうすがすがしい気持ちとか、こんなにすぐ登れるなんて思わなかったとか、いろんな発見があったそうなんですが、
その上でどうして私を登山させようと思ったんですかっていうふうに質問するんですね。
先生はまだわからないんですかというふうにちょっと挑発するんですけど、
これがこの登山を自分が頭の中で、もし机に座って考えていたら、登山しようなんて思いましたかっていうふうに聞き返すんですね。
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もちろんそんなこと考えませんってなるわけですね。
つまり、自分の頭の中にやりたいことがないことがかなりあるんじゃないかなっていうふうにね、ここからわかりますね。
他にも、例えば海外旅行したことありますかとか、海外に滞在したことありますかとか、
あと、そうですね、資産10億円の人とランチをしたことありますかとか、タワマンに住んだことありますかとか、
ラフティングしたことありますかとか、合遊したことありますかとか、
家事代行を頼んだことありますかとか、要はいろんな質問をしてくるんですけど、
葵さんは全部、「いや、そんなことをしたことはありません。この質問やり取りいつまで続けるんですか?」っていうことを聞くんですが、
要するに、やったことがないのに、経験したことがないのに、自分のやりたいこととか目指している生活とか、そういうものが思いつくわけがないっていうことですね。
なので、まずはいろんな経験を積むとか、いろんなところに行ってみるとか、そういうことをしないと目指すべき自分のモデルも見つからないっていうことですよね。
もしかしたら登山にハマって、いや登山に行くためにもっと一生懸命頑張って仕事を切り詰めて有給取っていくんだとか、
もしくは、なんかいい登山グッズを買うためにいっぱい稼いでそれに投資するんだとか、そういうことが起こるかもしれませんけど、
それは登山をしたことがないとそういう発想には行き着かないということですよ。
これは僕、この話を聞いたときに、なるほどなっていうふうにもう腑に落ちてしまいましたね。
僕も今でこそ営業職として10年以上今の仕事をしてますけど、
当時の自分に営業ってどう?って聞いたら、いや絶対やんなかったと思うんですよね。
なんとなく人生の流れでこの仕事をやったから、いや営業なかなか面白いなっていうふうに自分に合ってるかもしれないなっていうふうに思いますけど、
それは経験したからこそ分かったことであって、当時の自分は絶対分からないっていうふうに思います。
これがいろんな場面、いろんな業界とか、いろんなジャンルとか、そういうことで普通に起こり得るんだろうなって思ったら、
自分がまだ経験してないことを経験しておかないと、自分の得意とか自分の好きとかそういうことが分からないんだろうなっていうふうに感じました。
まさにこれはみんなと同じようなことができないADHD、ASD、その他発達障害、
ここに苦しんでいる方、これなんかピンとくるところはありませんかね。
周りのADHD、ASDと違って自分には注力するものがないっていう方々も多いんじゃないかなと思います。
そういう時にないんじゃなくて、多分自分自身が気づいていないだけ、まだ出会ってないだけっていう場面が、ケースがかなりあると思うんですよ。
そうなった場合に一生懸命机の上で考えていても、なかなか分からないと思うんですよね。
だから分からないならとりあえずいっぱいやってみるしかないっていうのがここでも決断になります。
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いろんな経験をしてみたり、いろんな職業をやってみたり試してみたり、それでうまくいかなかったらまた転職するしかないと思うんですけど、
まあ、なったっていいんじゃないですかね。今の苦しい、やりたくない、自分に合ってない職業を続けるぐらいだったら、転職しまくる方がまだマシじゃないかなって思うんで。
その一回の転職で、それなりに結果が出るまで頑張らなきゃいけないとか、そういう部分はあるかもしれませんけど、
でもまだ未知のジャンルに試してみる価値がありそうだとは僕は思いました。
ちょっと今日のテーマは時間術、時間力、タイムマネジメントっていうそこの本質からは若干それるかもしれませんが、
何に時間を使ったらいいのかっていうね、ここはかなり大事な部分なんで、一生懸命時間を切り詰めて、時短をしたり、やらないことを決めたりして空いた時間で何をするのか、
ここが明確じゃないと前回の配信でもお話しした通り、何を得るのか、何を得たいのかっていうところが決まらないと自分の時間の有効活用はできませんので、
直接時間術に関わるところではないですけど、かなり大事な部分なんじゃないかなって思います。
そういう感じでですね、この本、タイムマネジメントに直接影響しないテクニックではないマインド的なところをですね、かなり示唆してくれる場面が多いですね。
これは読むべき、聞くべき、僕はオーディオブックで聞きましたが、お勧めできる一冊だなと改めて推しておきます。
昨日の配信ではちょっと貼り忘れたんですけど、概要欄の方にリンク貼っておくんで、もしよかったらちょっとチェックしてみてください。
オーディブル登録しては聞き放題の中の一冊に含まれるので、1500円課金しているのであれば絶対これは読んだほうがいい。
課金していないのであれば30日間無料で試せるので、これは試したほうがいい。聞いてみたほうがいい。
対話形式なんですごい聞きやすい。葛字じゃないから、葛字じゃないというかね、オーディオブックなんで葛字が苦手でも全然いけてしまう。
もう次々読み進めたくなってしまってしょうがないような展開になってますね。
しかも最後の最後に主人公の葵さんが、「え?え?」みたいな。その結末ってあるの?みたいなね。
想定してなかった結末を迎えるっていう小説みたいですね。
これびっくりしました。僕普通に移動中に聞き流してて、「え?」みたいな風に思ってしまったんで、最後のカミングアウトがちょっとヤバかったですね。
その辺もちょっと興味を持ってもらえたら聞いてみてほしいなと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。ではまた。