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健康のアレコレの健康のアレです。こんにちは。 今日はですね、私の好きなポッドキャストで
「なあなあ最近何しよん」という ポッドキャストがありまして、お姉さんと弟の2人が、2人でこういろんな話題について話をしているという
なんていうか ポッドキャストなんですけど、その弟さんの方
これはポッドキャストでもお名前を公開していて、ゆくたけあつしさんと言います。 そのゆくたけあつしさんは
フリーランスのライターなのかな? あとフォトグラファーかな?
なんで写真を撮ったり、その写真を元にしたりするような記事を書いてらっしゃるみたいです。 特にスタンダードっていうコーヒーの雑誌に寄稿されているので
私はね、そのスタンダードの編集メンバーとかなのかと思ったんですけど、フリーランスってことみたいですよ。
「みたいですよ」とか言って。そういう人なんですが、そのゆくたけあつしさんがですね、Zinというものを発行されまして、それを買ってみました。
Zinっていうのは何かっていうのはね、なんか調べてみると、多分ZinってマガジンのZinなんですよ。Zineと書きますね。
ぱっと見Zineって呼んじゃいそうですけど、Zinみたいです。で、何かっていうと、個人が作って発行する小雑誌。
ちっちゃな雑誌のことは何でもZinって言うっぽいです。 だからそこは文章が書いてあってもいいし、写真でもいい。
で、ゆくたけあつしさんが作られたZinは写真集です。 なんでまあ平田くん言えば「ゆくたけあつしさんの写真集買いました」みたいな、そういう話です。
写真集、ゆくたけあつしさんの写真集って言ってもポートレートがいっぱい載ってるわけではなくて、
ゆくたけさんは写真家っていうかフォトグラファーという一面も持ってらっしゃるんで、そのゆくたけさんが撮った写真、
主に風景写真というかが雑誌に閉じられたものです。
で、あ、そう、その「なあなあ最近何しよん」では私のこのポッドキャストを取り上げていただいたこともあったり、
私のこのポッドキャストでも何回か取り上げていたりして、少しツイッター上でも交流させていただいたりしています。
今回のこのジーンを購入するにあたっても、ちょっとやり取りさせていただいて、
その感想を今日は話していきたいと思います。今この手元に、聞こえますかね?
この写真集ありますんで、これを開いてちらーっと感想を話していきたいと思います。
んーと
タイトルは「Hidden in Plain Sight」というタイトルですね。
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で、なんだろうな、プレインサイトっていうのは日常風景みたいな意味みたいです。
で、たぶん日常の風景だけど、本当に存在している風景っていうよりも目に映っている風景っぽいニュアンスあると思います。
Hidden なんで、その日頃の日常風景に隠れているものとか、
まあなんなら日頃気づかずにいるものみたいな、なんかそういう意味合いがあるんじゃないかなと思って。
で、皆さん自分で写真集であれ、写真集じゃなく何か
冊子を作ったり、私こういうふうにポッドキャストを配信したりとかするときにタイトルって考えますよね?
考えるんですよ。これは「健康のあれこれ」というタイトルは、まあぶっちゃけそんなにあんまり考えてないんですけど、もともと私は「健康のあれ」っていうアカウント名が先にあったんで、そこから考えたんですけど。
でもこの「Hidden in Plain Sight」っていうタイトルも結構悩んだりとか、いろんな案の中から決めたんじゃないかなと思います。
超細かい話ですけど、「Hidden in the Plain Sight」とか、「Hidden in Plain Sights」とかじゃないところが多分意味あるんじゃないかなと思って。
一般名詞としての「プレインサイト」。誰にとっても一般概念としての日頃の風景っていうものに、どこにでも隠れてるよねっていうニュアンスがあるんじゃないかなーなんてことをちらっと思ったりします。
で、ペラッと開いてみますと、左のページと右のページに写真が2枚ずつ掲載されてますね。1ページ目っていうか、最初の写真のページ。
左のページはレンガのお家と、なんかちょっと木器もちらっと見えるかな。
ということでね、これはポッドキャストでも話してたんですけど、この写真集は全てのページにおいて、左側がオランダの写真で、右側が日本の風景の写真なんですって。
で、ゆくたけあつしさんはオランダ時代があって、オランダ何年くらい住んでたんですかね?5、6年住んでらしたのかな?もっとかな?
で、その「なあなあ、最近何しよん?」っていうポッドキャストも、ポッドキャストが始まった時は、お姉さんが日本にいて、あつしさんはオランダにいて、国を越えて収録して公開してたんですよ。
それがちょうど1年前ですかね?ああ、懐かしいな。そうだ、1年前くらいに弟のあつしさんが日本に戻ってきて、今は2人とも日本にいる状態でやってると。
私が最初に「なあなあ、最近何しよん?」をこのポッドキャストで取り上げたのも、ちょうど1年前くらいだったんですかね?正月明けくらいだった記憶があります。
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ということで、左がオランダで右が日本なんですけど、面白いのがね、左の下の写真はちょっと桜っぽい木が写ってますね。
もしかしたらオランダの日本庭園なのか、ちょっとお庭の風景みたいですけど、枝垂れ桜みたいなのがあって。
こんな感じでね。あ、かと思えば、右の下、日本の写真の下側に載ってる写真は、ちょっと綺麗に剪定された木が写っていて、この丸い木を剪定する感じは西洋のお庭。
ヨーロッパ風のお庭っぽく見えますね。なので、左はオランダの写真なんだけど桜。右は日本の写真なんだけど、ちょっとこの剪定の仕方がヨーロッパっぽいっていう。
そういう入れ違いの関係っていうかな、入れ違いのニュアンスがなんとなく見て取れますね。
次のページめくってみると、あ、これは左と右に写真が1枚ずつ掲載されていて、どっちも猫が写ってますね。左は黒猫だ。
オランダの写真の方は黒猫です。で、レンガ。これは水路ですね。水路際のレンガの建物の写真一面、壁ですね。
その壁の前にベンチがあって、ベンチの上に黒猫が座ってます。ちょっと魔女の宅急便感ありますね。ちょこんと座って、こっちを見てますね。
この猫のポーズも本当にパーフェクトだな。ザ・猫って感じの座り方して、こっちを見てます。
右側の2本の写真は猫ですけど、これは猫が中心に配置されていて、これどこだろう。ちょっとしたロジーかな。
で、花が、いろんな色の花が咲いているポットが並んでいて、そのポットの前に猫がちょんと座ってます。
この猫は、じっと低い姿勢で座ってて、皆さん、日光行ったことありますかね。日光、東正宮に猫がいるんですよね。
猫がいるっていうか、猫のモニュメントじゃない、レリーフか。門の上のあたりに猫のレリーフがいるんですけど。
なんかあれをイメージさせますね。耳がピンと立ってて、カメラを直視しています。
はい、3ページ目を見てみると、今度は左と右のオランダの写真には、子供がローラースルー55でシャーシャーってやってます。
ローラースルー55?キックボードかな。キックボードでシャーってやってて、ただその子供にピントが合ってなくて、その前景にある草にピントが合っている。
そんな写真ですね。右側は、これは日本の…これ常磐線かな?
鉄道のそばの通路、歩道の上に子供が自転車に乗ってますね。
着ている服の色とヘルメットの青い色、服が赤でヘルメットが青。それが右と左で共通してます。
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こんな感じでね、ちょっとオランダの写真と日本の写真に共通点があったり、日本なのにヨーロッパっぽいとか、ヨーロッパなのに日本っぽいとか、
なんかそういう共通点、あるいは相違点みたいなものを感じる写真が多いんですよ。
言葉は一切ないんです。全部写真が右と左に配置されているだけなんで、読みながら「ここが似てるな」とか「ここが違うな」って思いながら、
「ああ、でもこの左に載っている写真はヨーロッパなのか」とかね、「右のこれは日本なんだ」って思いながら見ていく感じで、
横断歩道とか交差点の様子であったり、なんか島々の建物があったり、
なんか電車とかエスカレーターの風景だったり、 そういうものを見ながら、右と左を見ながら、あとやっぱり人が写っていてマスクをしている感じとかしていない感じとかね。
なんかそういうものに
なんかね、こう、
感じていくっていう感じですね。
そう、そのなんていうか、共通点探しっていう意味でも面白いし、共通点が見つかった時に、そうか遠く離れた場所、日本とオランダなのに、
「ああ、こういうところって似てるものなんだなあ」なんていうことを感じると、
まあタイトルの「Hidden in Plain Sight」ってそういうことですかね。そういうニュアンスもあるんですかね。
一つだけ見ていると気づかないけど、離れた位置の景色を比べると気がつくものとかそういうものもあるのかな。
アーチ構造とか、右と左に 登場する写真が並んでたりして、
そうするとそのアーチ構造って、まあ我々健康ですから、こういう構造とか好きですよね。
アーチっていうのは、上からの荷重、上からの荷重、まあ簡単に言えば上からの荷重に強い構造で、
その構造ってオランダであれ日本であれ同じものであるとか、
そういう共通な構造的な概念だったり、人的なものだったり、建物的なものだったり、さっきの猫みたいな動物的なものとか、
なんかそういうものを見ていって面白いと。そんな感じの写真集ですね。
さあこの写真集を言葉で伝えてどれぐらいの人にとって面白いんでしょうか。
あの気になる方はぜひ見てみてください。
あ、そうですね。このジンの購入するサイトも概要欄に貼っておこうと思います。
以上、あのなかなか言葉では伝えきれませんけれども。
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あ、なんかあれですね。表拍子の裏になんか言葉が書いてあるな。
ジョン・ビージャーさんの言葉。
"We never look at just one thing. We always look at the relation between things and ourselves."
ああ。我々は物をただそれ一つとして見ているわけではありません。
我々は常にそのものと自分との間の関係を見ているんですよ。っていうことみたいですね。
そういうことみたいです。
ここの話をまた掘り下げるとダラダラとしそうなので、ぜひ手に取って、
言葉と写真と質感と、この紙にもすごくこだわったというふうにおっしゃってましたんで、
感じてみていただければなと思います。
ということで、ちょっと私にとっては新たなチャレンジと言いますか、
写真を言葉でお伝えするという、そういう回でした。
このポイント、最後の場所まで聞いてくださっている方がどれだけいるんでしょうか。
あのすごくあんまり面白くなかったら、これはこの、
ズインのせいではなく、私のせいですんで、
この回が面白くなかった場合には、それは私のせいとしてください。
ということで最後まで聞いていただきありがとうございました。