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小田中育生
はい、折ってください。
Makoto Arata
バキーン。
辞める時じゃなくて、例えば、いっこうさんだとチーム変わったり、
テーマが増えたり減ったりみたいなのがあったと思うんですけど、
のタイミングとかで残しておけるといいやつなのかな。
小田中育生
そうですね、これもいつかノートに書こうと思ってるんですけど、
まさに別に転職じゃなくてもチームが変わる時とかロール変わる時って、
誰かに自分のロールのバトンを渡すタイミングってあるじゃないですか。
そこに対しては、まず人が会社で仕事をする時に、会社でもある意味言語化されているお仕事と、
言語化されていないけどみんな暗黙的にやってるお仕事と、
その人固有のやり方の仕事っていうのがあるなと思っていて、
何言ってるかというと、マネージャーがやるべき仕事で、
大体のことは例えばドキュメンテーションツールを覗きに行くと書いてあるんだけど、
初見の人はどうやったらいいかわからないけれども、なぜかベテランのマネージャーみんなやってるような。
そういったものっていうのは、はっきり言ってちゃんとドキュメント化しておくべき、
暗黙地じゃなくて形式地にしておくべきものなので、そこに移るタイミングで言語化しておく。
この時に大事なのは、自分では暗黙地って気づいてなかったりするんですよね。
なのでそれをサクセッションする相手、引き継ぐ相手に手を動かしてもらいながら、
引き継ぎ相手が困ってるところとか、ここってどうなってるんでしたっけねって、
立ち止まってるところを、これってじゃあ言われてみれば確かに暗黙地だなとか、
言語化してないけど、例えば滅多に発生しないことだからその時に伝えればいいやって思っていたものが、
組織の変化によって頻度が高くなるみたいなものもあったりするんだと。
そういうドキュメント化するコストが、クデンで伝えるコストを下回る瞬間に差し掛かったものを
ドキュメント化していくっていうのは、別にやめるタイミングじゃなくてもやってもいいし、
結構引き継ぐときはそこらへん大事にしております。
Makoto Arata
で、そこっていうよりは、その時自分が何を持って何の選択肢を取ったのかっていうののログだよね。
いくおさんが今回書いてたの。
小田中育生
そうですね、もっと抽象度が高い感じなんで、ADR、アーキテクトディシジンレコードほどの詳細さではないけど、
こんな風でぐらいのものを書いてたって感じですね。
Makoto Arata
これはあれじゃないですか、全マネージャーがそのうち直面するであろうサクセッションに対して。
サクセッションのやり方って意外とまとまってなかったりもするから。
小田中育生
そうなんですよね。それこそそれをですね、土曜日の朝でもノートを書いて、
こいつまだノート書くんかいかんを出そうと思ってたけど、気が抜けてくれたっていう。
Makoto Arata
気が抜けてくれてよかったよ、それは。
たぶんリスナーさんたちみんな思ってるよ、いくおさんもちゃんと人間なんだよかったって思ってるじゃん。
アウトプットおばけじゃないんだっていう。
小田中育生
いや本当に。
Makoto Arata
いやまあおばけではあるんだが。
前に自分がマネージャーの立場をサクセッションされたとき、引き継いだときに、
自分が引き継ぐ側も不安じゃないですか、こいつは本当にやり遂げてくれるのかみたいなんだろうなと思ったんで、
メンバーとして入って2ヶ月ぐらい経ったタイミングだったのかな、ちょうど。
2ヶ月も経てば見えるものの範囲も広がってくるので、私から見てチームは今こういう感じとか、
チームメンバーはこういうところに強みがあるように見えるみたいなのを分かる範囲で書き出して、
今こういうプロセスでこういう座組みでミッションに当たっているけれど、
どういう経緯でそういうチームの組み方になったのかみたいなところとか、
今こういうやり方で進めてるけど、これが何の背景によってこのやり方に落ち着いたのかみたいな部分って、
やっぱりその経緯の部分がどうしても分からないと。
私はその今の断面しか見えないので。
で、そうやって特に知りたい経緯の部分を、こことこことここが知りたいですみたいな感じで、
もともとマネージャーやってた人と、サブマネージャーみたいな立場でチーム運営を一緒にやっていた人がいたので、
その2人に投げて文脈を補完してもらって、みたいなことをマネージャーとしてのオンボーディング期間中にやりましたね。
で、もう私から見た見たてが、もしずれているところがあればツッコミをもらって、
そうなんだよみたいなのがあれば、じゃあそこを次も重点的に抵抗をしていこうねみたいな話をしたりとか、
みたいなことをやったので。
そうあの経緯を知るっていうのは、その後任のマネージャーにとってもすごく大事なことなんだけど、
前任からすると、その全ての経緯を書き記していくのって結構難しいから、
直近困ったこととか、どうしてこうなってるのかなみたいなのを作成書先の人から投げてもらって、
それに応答する形で求めていくっていうのも一つやり方としてあるなーって思いました。
小田中育生
ありがとうございます。なんかそれと言うと詳細なところはそのやり方の方が絶対いいと思ってて、
小田中育生
仮にじゃあそれを一切もらわさず書き記そうとすると、たぶん日々何が起こったかを全部書いておくことになる。
で、それは今のAIがいろんなことを記録しているような、別にできちゃうじゃんなんだけど、
じゃあ読みたいですか、それって話で。要は興味関心がないとか、そんなにそこの詳細知らなくても困らないものっていうのもあって、
そういったものも一切もらわさず、はいこれが引き継ぎです、読んでねえだとさすがにしんどすぎるし、
それをたとえばノートブックLMに加わしてサマライズしたらピントが合うかっていうと、
その人が実際にマネージメントする中で困っていること、ぶつかっていることとか、
なんかセオリー通りやったらうまくいくはずなんだけど、なぜかうまくいかない。
そういったものって組織のコンテキストの壁が立ち塞がっていることが往々にしてあるので、
その時に初めて前任のマネージャーに、これってなんでこうなってるんですかねって聞く。
で、そういう意味だと、できればやっぱり引き継ぎを行う際に、
前任者が伴奏できる期間をある程度得るっていうのが一番いいかな。
僕前職の時も今回の時も退職前は結構長めに、早めにですね退職を表明して、
1ヶ月ぐらい、最低1ヶ月は後任と伴奏できる期間を設けたんですね。
Makoto Arata
伴奏って、何をやってもらって何を自分で持ち続けるかの、なんかあるじゃないですか、
その線引きみたいなやつ。最終的には100を渡しするんだけど、最初から100投げてサポートする感じですか?
小田中育生
それと言うと何だろう、自分がやっていた仕事を渡すっていう形がそもそもなくて、ミッションがあるじゃないですか。
その役割に対して果たさなければいけない責務と、生み出すべき価値はこれですっていうのをお伝えして、
細かい、例えばなんかこのスプリントはこういうふうにやるんだぜ、わかったかいみたいなのは、
人によってやり方が違ったりとかするので、多分まで細かくは渡さないっていう意味で、
そういう意味で言うと100%その人にも権限を渡します。
で、なんかデイリーで夕方ぐらいにワンワン入れて、どうでした?みたいな感じで、
ちょっとずつチューニングしていくみたいなのがよくやってることですかね。
Makoto Arata
マネージャー、いくさん持ってたマネージャーの方たちもいろいろあったと思いますけど、
例えばプロセスに対して責任を持つようなマネジメントのロールもあれば、
そこが本当は分かれるべきではないっていうのはあるかもしれないけど、
成果に対して責任を持つようなマネジメントのロールってあると思うんですよ。
何が言いたいかっていうと、成果に対してだとクイックメインするのも結構難しいし、
1ヶ月伴奏の期間があったとしても、あまり引き継がれたぜ、もう大丈夫だぜってなる実感って生まれにくいのかなーみたいなことを思ったりしました。
小田中育生
100%安心することってないというか、どうしても善人がいると、その善人がやっていたことをやらなければいけないっていう感覚を持つし、
長い間そこのコンテキストで働いていた人を見ているがゆえに、自分の欠損の方が手についてしまう。
やればやるほどある意味不安は生まれてしまうのかもしれないけれど、
いきなりいなくなって、ただただ不安な状態というよりは、少なくとも近くにいて、
これうまくいかないんですけどどうやってたんですかって聞かれて、初めて手の内を開かせるっていう形。
なんかよりサポートとしてはいいんじゃないのかなと。
あとサポートする相手っていうのは実はサクセッションするときに、特にマネージャーですごく重要なのが、
その引き継ぎ相手だけじゃなくて、その引き継ぎ相手が相対するステークホルダーに向かって、
この人大丈夫ですせをメッセージングする。メッセージングもなくちょうど大丈夫ですね、この人って伝えても人は信用しないので。
そこは一日の長があるというか、自分がステークホルダーとやり取りをしていたわけじゃないですか。
ステークホルダーとのコミュニケーションの中で何がマネージャーに求められていたかっていうところと、
小田中育生
おそらくうまくやれていたところと、そのステークホルダーが求めてるけど自分があまり得意じゃなかったところって誰でもあると思うんです。
そこで見てあげて、新しい引き継ぎ先の方がフィットするところ。
自分と同じタイプで、かつそこが得意なんであればその武器を渡せばいいし、ちょっとタイプが違うときはステークホルダーが求めてる別な要素とマッチングするとかっていうのを仕掛けていくと。
でも僕の言ってるのって全部超絶うまくいったらマジですごくいい引き継ぎになるんですけど、だいたい何かしらホコロビア生まれるんですね。
なんだけど少しでもバトンを取り落とさないようなことをするためにそういうふうに見てあげようっていうのがよくやっていることでございます。
Makoto Arata
音者の、まだ在籍してるから音者って言うけど、CTOのユノンさんと前企画で対談をしたことがあって、彼はラッカさん型のCTOとしてではなかったか、高いハイレイヤーのポジションとして入社をしていたはずで、
そのときにもともとCTOをやっていた方が、ステークホルダーに対してこの人は信頼できる方なんですっていうのをすごく丁寧に、直接言ったわけではもちろんないでしょうけど、
オンモディングの一環としてやってくれていて、それがすごく助かったみたいなことをおっしゃってたのを思い出しましたね。
Makoto Arata
ちょっと前にゲストで来てくれたチャンさん。
小田中育生
はい。
Makoto Arata
彼がなんと同僚になりまして、最近ね。
小田中育生
最近ね。
Makoto Arata
なんと同じチームで働いてるんですけど。
小田中育生
すさまじい話ですね。
Makoto Arata
本当にありがたいことに一緒に働かせてもらってるんだけど、彼のすごいのがね、自分がまず初めてやる仕事がいっぱいあるわけじゃない?
その転職してきて、全然その業種っていうかね、2Cから2Bにっていう形、ドメインのキャッチアップもしてもらってるところなんだけど、オペレーション仕事みたいなのっていろいろあると思うんですよ。
例えばデプロイをしますっていう一連の流れだったりとか、そういう目的に応じてコマンドを使い分けてみたいなことをやると思うんですけど。
教わったオペレーションを片っ端からスキルにしていくっていうのを今やってくれてて。
小田中育生
素晴らしいですね。
Makoto Arata
もちろん教わった通りに手でやったほうがショットでかかる時間っていうのは短く済むんだけど、
今後、人が入れ替わっても同じ水準に保たれるとか、その気をつけなきゃいけないポイントっていうのを人が気をつけるんじゃなくて、自然とAIに指摘してもらうことでみんなの業務水準っていうのが揃うっていうところをすごく意識してスキル化。
これまでも意識してやってきた部分ではまだ行き届いてなかったところっていうのをすごいゴリゴリ整備してくれていて。
これもう一つね、自分たちがやっている仕事の標準化。
それはマネジメントに関してもそうだし、チームを運営する要素っていう意味でもすごく今だからできる標準化のハウの一つだなって思うわけです。
小田中育生
めっちゃいいですね。今日は僕が退職をするっていうのもあったんで、サクセッションするってWATAS側の話をしてましたけど、逆に新しい人が来たときのオンボーディングみたいな、まさに僕そこはすごく気をつけていて、
大体100%の手順書なんてないじゃないですか。
Makoto Arata
ないし、めちゃめちゃな勢いで変わってくるし、先月はクロードコードって言ってたのに今月コーデックスみたいなのも全然あるわけじゃないですか。
小田中育生
全然ある。最近すげえよくコーデックスって聞くようになって。
そこら辺の面って、欠損していたからそもそも充足しなきゃいけないよねとか変わっちゃったものってあるから、それって元からある人って慣れちゃってたりするじゃないですか。
Makoto Arata
する。一回で終わるやつとかね。
小田中育生
そうそう。そこは手順が最新でないっていう意味では、新しく来た人がつまずくポイントだし、既存の人が気づけない。
新しい人に何か困ったら、手順と違うことが起こってたら聞いてっていうのと、正しい状態にしたら、
正しい状態にドキュメントなり何なりを最新にアップデートしてくださいっていうのは結構いろんな現場でこれまで言ってきたんですね。
そうするとその人が、何かドキュメントがその組織でどういうふうに運用されているのかとか、そういう知識の変遷みたいなのを知るきっかけにもなるし、何より組織としてちゃんとナレッジが最新化されていくっていう意味で非常に良いなと思ってるんですが、
言ってくれたちゃんさんのやつは、それの非常に現代的というか、
しかもかつ知らなかったところに欠損を埋めるだけじゃなくて、さらに先のもう本当に標準化していくってところまで足を踏み込んでるのがめちゃくちゃいいなって思いました。
Makoto Arata
そうなんですよ。本当にありがたくて。
そういう振る舞いが、ボーイスカウト的な感じでみんなに根付いていくか、
ドキュメントをメンテするみたいな行為自体がなくなっていくっていうか、何か打ち終わっちゃったところがあっても、例えばそうやってコーディングエージェント上で作業を完結させたら、
手順書と違ったところを直しておいて、次から君一人でできるようにしておいてって言ったら、いい感じにまとめてくれたりするんで。
ドキュメンテーションってやっぱり、どうしても得意不得意が出る仕事だから。
私たちはね、それなりに得意側だと思うんですよ。文字を書くというところに対して抵抗がないから。
そういう意味でのスキルの標準化にもなるな、みたいなことを思ったわけでございます。
Makoto Arata
たぶん、この回を聞いてくださっている方々は、なぜ一光さんは転職するに至ったのかとか、次どこ行くんですかとか、たぶん気になってると思うんだけど、現時点で何か話せることってあります?
小田中育生
気になってることもそうですね。何で転職したの?みたいなノートを書いたので、たぶん巨小ノートですので、ぜひそちらを読んでくださいっていう。
あり得に言うと、大体の転職はみんなチャレンジ要素を含んでるんですけど、たぶんにもらわずそこだっていう。
自分の駆け足という会社に入ったときにチャレンジしたかったことや経験したかったことっていうのが、結構ありがたいことに経験できたなって。
で、そこで自分の価値観がアップデートしたり、何よりやっぱり世の中の状況が変わってきたよねっていう中で、自分のやりたいこと自体もいい感じに変容してきてるなっていうのがあって。
で、そこで今自分のいる場所の中で角度を変えてチャレンジするっていうのはもちろん選択肢としてあると思うんですけど、自分の中ではもう本当に今の船から飛び出していって、
今自分がやりたいなとか経験したいなって思ってるところに飛び込みたいってところですね。で、会社についてはこれはまたネタを引っ張っておきたいということでね。
また7月、7月1日から新しいところで働くので、あそこのぐらいのタイミングでお話できればなと思います。
Makoto Arata
ちょまど じゃあ、いくお先生の次回作にご期待くださいということで。というか、次回作もうあれじゃん、6月に発売されるじゃん。
小田中育生
おだしょー ああ、そうだね。今ね、ちょっとコンテキストがハイコンテキストなんであれですけど、私の新しい本、エンジニアのための自己管理入門という本も出まして、
まさに今みたいなキャリアの大きな決断のキャリアの選択肢もね、自分をマネジメントしながらやっていこうということで、6月24日、奨励書様から発売されますので、ぜひとも皆様お買い求めください。
Makoto Arata
ちょまど ああ、なんて淀みがないんだ。いや、あの退職エントリー、私も拝見しましたけど、6月お休みしますって書いてあったじゃない?
で、ゆったりするって書いてあったんですけど、ゆったりするに該当するのが温泉に浸かるぐらいしかなくて、だって本もさあ、24日に出るんでしょう?
ってなると、出る前後2週間、3週間は忙しいじゃないですか、プロモーションに。
小田中育生
平岡 そうですね。
Makoto Arata
ちょまど そのための資料がたくさんある。
平岡 確かにそうですよね。登壇があるとか、しかも海外で登壇が。
小田中育生
平岡 そうなんですよ。何考えてるのかっていうね。タイペイでまさかDevOps Daysタイペイのキーノートスピーカーとして登壇してきます。
Makoto Arata
ちょまど 素晴らしい。あれですね、イクオさんに続くイクオさんね。
小田中育生
平岡 そうそう、コンテキストが深いんですが、たまたま同じスーヤマイイクオという男がいて、彼が聞いたらびっくりするでしょうね、いきなり名前出てきて。
Makoto Arata
ちょまど 彼もタイペイで登壇されてましたよね、確か。
小田中育生
平岡 そう、去年彼もキーノートで出てて、今年はそのイクオとイクオで、DevOps Days東京のクロージングキーノート話してきたんですけど、ちょっと台湾も楽しんでこようかなと。
Makoto Arata
ちょまど ぜひぜひ。お土産楽しみにしてます。
小田中育生
平岡 分かりました。任せてください。修道夫ですね。
Makoto Arata
ちょまど また持って帰るのが大変なもの。
平岡 はい、じゃあそんなところかな。では、二重の意味でイクオさんの次回作にご期待というところで、今日は以上で終わりにします。
平岡 ありがとうございました。
ちょまど お意見ご感想などなどは、ハッシュタグ新たなイクオ、もしくはマシュマロにドシドシお寄せください。ありがとうございました。
平岡 ありがとうございました。