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2024-05-06 12:49

S2-SP 癒しのヘルシンキの森と、無声映画の共感覚【#echo3000 in Nordic DAY5】

5/1より北欧滞在中のあっちゃん。

フィンランドの森の素晴らしさと、エスポー美術館での無声映画から気付いたことをお話します!


この番組は、西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への想いを発信し、今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組です。


BGM素材:DOVA-SYNDOROME、効果音ラボ


X@echo3000_radio https://twitter.com/echo3000_radio

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皆さんこんにちは、あっちゃんです。
Echo3000 in Nordic DAY5ということで、僕は今、ヘルシンキ中央公園の森の中にいます。
このヘルシンキ中央公園ですけども、今少し寒いくらいなんですけども、日差しがあると結構ちょうどいいぐらいのウォーキング日和になっています。
フィンランドは春ということで、今大体日本でいうところの3月ぐらいの感じですかね。
かなり冷え込む日もあるんですけど、陽気がすごく気持ちいいシーズンになっています。
このヘルシンキ中央公園なんですが、10平方キロメートルっていう大きさで、南北に10キロぐらいの距離があったりします。
このヘルシンキ中央公園に来たかった理由なんですけども、
公園の中にカフェがありまして、そこをちょっと目当てに今回やってきたわけなんですが、
昨日の昼ぶりにまともな食事をとったということもあって、すごく美味しいお店でした。
内容としてはポタージュスープとキッシュをいただきましたが、スープの方も温かくて美味しかったですし、キッシュの方も具沢山ですごく良かったですね。
この後もう少しこのヘルシンキにある大きな森を散策して、森林旅行をしながら楽しんでいこうかなと思っています。
また何かあったらこの後音声をとりたいと思います。
引き続きヘルシンキ中央公園の森の中からなんですけども、
この時期だからかわからないんですけど、全然フィンランドって虫いないですね。
雪解け終わってすぐの春だからまだ気温も高くないし、虫が出てくるには早いからかもしれませんが、全くと言っていいほど虫を見てません。
森の中にいるんですけども、鳥ぐらいしかいないですし、もしかしたらあとリスとかいるかもしれませんが、
虫が全然いない。最高です本当に。
よく皆さんも日本で森の中に行ったりとか、ハイキングとかされる方多いかなと思うんですけど、結構虫いるじゃないですか、雲とかも含めて。
こっちは本当全然いないですよ、虫が。びっくりするぐらいいない。
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もしかしたら今夏になったらいっぱい出てくるのかもしれないですけど、もし虫が嫌いな方で森を散策したい方いたら、この時期5月ぐらいに来るといいかもしれませんね。
今ですね、ライトレールにさっき乗ったんですけど、その終着駅のケイラミニ駅っていう駅に行きました。
ここなんですけども、メトロに乗り換えができまして、これから2つ隣の駅の美術館に行こうと思ってます。
ヘルシンキの交通事情なんですけども、ゾーンごとに売られていて、その区間の乗り放題のチケットっていうのがあるんですが、そちらを購入すると電車、バス、ライトレール、トラム、乗り放題という形になるんですけど、
AゾーンとBゾーンというところで9.9ユーロ、プラスCという貨まで行くと空港まで行けるんですけども、それだともう少しかかるという形になってます。
ヘルシンキ今回来て、旅行を続けてなんですけど、よかったなと思うことなんですが、お茶を持ってきてよかったことはですね、本当に、お店に行くと大体コーヒーとかアイスラテとか頼むわけなんですが、
そこでお水もいただくこともできますけども、普段ホテルに戻ったりとか、移動中にも何か飲みたいなという時に、お茶があるのとないので全然違いますね。
僕はスーパーとかでお茶を作るために水を買って、それをお茶のパックに入れて飲んでるんですけど、お茶があるだけですごい元気になるというか、精神回復もできていてすごくいいですね。
ということで、これからメトロに乗ってまた移動したいと思います。
はい、ということでホテルの方に行きました。
あの後、エスポー現代美術館というところに行ってきたんですけども、こちらの美術館もすごくよかったですね。
展示の中で感じたことをいくつかお話ししておきたいなと思ったんですけども、まず一つ目なんですが、感傷と呼吸というふうにメモをしておりました。
これ何かと言いますと、美術館がすごく広くてですね、作品と作品の間にすごい間があってですね、よかったなというところです。
すごくじっくりと感傷することができました。
その中で感傷と呼吸という話を思ったんですけども、日本の展示会とか展示会場の多くって結構人の流れがあって、その間で一瞬作品を見て次に行ってという形で呼吸する間もなく通り過ぎるだけというような感傷しなければいけないということが結構あると思うんですよね。
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例えば上野で展示があったときに有名な例えばゴホゴホの展示があったりするわけですけども、だいたいそういったところに行くと作品館の間っていうのはもう列ができていて、作品の前に立てるのは本当にもう10秒とか下手したら5秒とかっていう感じだと思うんですけど、呼吸する間もなく天井をただ流していくだけという形になると思うんですが、
このエスポー現代美術館の中を見ていったところ、すごく作品と作品の間に距離があったんですよね。もちろんそのでかい展示エリアっていうところはあったんですけども、本当に5メーター10メーター作品間隔があったりするとですね、作品に対する空間というか作品と作品の間にちゃんと間があるので、作品と自分という形で対話もできますし、
しっかりと呼吸をしながら一息置いて作品を鑑賞することができたので、すごくよかったなと思いました。
もう一個お話ししたいこととしては、無声映画が展示されてたんですよ。無声映画っていうのは音声がない映画のことなんですけども、これ2018年に作られたものらしいんですけども、そちらをちょっと見たりしてました。
これを見ていてすごく思ったんですけども、僕らの世代もそうですけども、映画って基本的に音があるじゃないですか。音があっての映画って感じだと思うんですけど、そういった僕らが無声映画を見るとどうなるかというと、見えてる光景に対して音を想起するんですよね。
例えばガラスが割れたシーンとかだとガラスが割れた音であったり、階段を登るシーンだと階段のコツコツと靴が階段とぶつかって鳴る音であったりとか、あとはご飯を食べてる時だとお皿と食器、フォークとナイフっていうところのカチャカチャする音だったりあると思うんですけど、そういったものを想起することが多いかなと思います。
でも一方でこういった無声映画の中で僕らが音を想起してしまうことっていうのはこういった余計なことなんじゃないかなってふと思ったんですよね。
もともと持ってる経験から得る、ある種これって本当に共感覚に近いものだと思うんですけども、映像を見ると音をイメージするっていうのは、逆を返すと音を聞くと色をイメージするみたいな共感覚に近いところがあって、これっていいことではあるんですけど、この無声映画を見るにあたって音というバイアスになっちゃうんじゃないかなと思ったんですよね。
本来であれば音を取り払った上で映像の中から得られるものを鑑賞するっていうのは多分無声映画の正しい見方、この2018年に作ったということもあるので、おそらく音がないことで表現をより見ていくべきなのに、見ているものに対して音を想起してしまうというバイアスがかかってしまうのは、なんかちょっと僕らのある種、何て言ったらいいんですかね、障害というのがわからないんですけども、
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僕らが普段音によって世界を認知している部分によって歪められてしまう干渉なんじゃないかなってふと思っちゃいました。
一方で、耳が聞こえない方っていうのも、もちろん世の中には存在するわけだと思うんですけども、そういった方々というのが普段見ている光景であったりとか、っていうのは音のない世界なわけですけども、そういった方々が見ている世界っていうのをきちんと我々が知覚をする上では、無声映画っていうのは実はヒントになったりしないのかなというのをふと思ったりしました。
何が言いたいかというと、画面に見えている映像からその先を想起するときに、耳が聞こえない方々はどういうふうにその先をイメージするのか、例えばですけども、交差点で信号を渡るときとかっていうのは、信号の色を見て渡るというのを我々やるだけじゃなくて、普段であれば左右の耳を使って世界を認知するわけなんですけども、
そういった耳が聞こえない方々というのは音が聞こえないので、他の方法で事故の予知であったりとか、車が来るかどうかというところを目で見て追うというのもありますし、耳が聞こえないがゆえに見ている場所っていうのは違ってくると思うので、そこは我々としても得るべきポイントがあるのかなと思ったりしました。
ちょっと話が逸れたかもしれないんですが、この無声映画というのはすごく今回初めてかな、ちょっと見たことがなかったかもしれないんですけど、見た上で自分にとってその音というのはバイアスとなり得ることがあるんだなということを今回新たに気づけたのですごく良かったですね。
ということで今日1日お話をしてきたんですけど、今大体夜の8時頃にはなるんですけど、なんとまだ全然外が明るくてですね、ホテルの窓を見てるんですが、普通にまだ夕方みたいな感じなんですよ。
ここまで聞いている方々にとってかなりびっくりすることを言うかもしれないんですけど、僕この旅で一度も夜を見てないんですよ。
夜を見てないというのは本当に真っ暗になるのが遅いのと明るくなるのが早すぎて、僕が寝るときにはまだ外明るいんですよね基本。
これ面白くないですか、僕結構10時とかに寝てるんですよこの旅で。
でもその段階で全然外暗いの気づいてないし、起きたら大体空ちょっと明るくなってるしで、しかも起きるの早いんですよ5時とか6時とか起きてるんですけど。
それでも外が明るいというのはこの生活でなんかすごいびっくりしたことというか、来ないとわからないことの一つでしたね。
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ただやっぱり一方で明るい時間が長い分日差しに当たることが多いですから日焼けは結構すると思いますし、サングラスないと結構きついですね。
僕は今回サングラスを買っておいた方がいいかなと思ってユニクロで調達したんですけど、あってよかったなと思いました。
本当に眩しいですね、昼間は。
そんな形で今日1日も楽しんできたわけなんですけども、残り明日明後日ということで2日間、最終日は帰るだけにはなるんですけども、北欧に滞在するということになっております。
また明日も何か面白いことがあればこうして音声に残したいなと思っております。
ということで今日のDay5は以上となります。
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