1. 拝啓、3000年の人類へ
  2. #S2-13 音のない世界で、音を..
2023-12-07 15:30

#S2-13 音のない世界で、音を捉える

喉の不調を感じた一週間。

そんな中、感じたことをきっかけに、音のない世界で音を感じることについて話していきます。


番組補足記事「拝啓、3000年のリスナーへ」https://note.com/heat02zero/m/m9892131d7897


この番組は、西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への想いを発信し、今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組です。


BGM素材:DOVA-SYNDOROME、効果音ラボ


X@echo3000_radio https://twitter.com/echo3000_radio

感想等は #echo3000 でツイートしていただけると喜びマス

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みなさんこんにちは、あっちゃんです。 先週から今週にかけて、実は喉をやられておりまして、ようやく喉の調子が戻ってきました。
今回は、そんな季節の変わり目の喉の不調から、ふと思ったことを話しの皮切りに、音のない世界で音を感じることについて話していこうと思います。
冒頭お話しした喉の不調なんですが、結構久しぶりの出来事でして、おそらくこのポッドキャストが始まってからは一度もなかったのかなぁと思っています。
強いて不調だった時を挙げるとすれば、 ワクチン接種の副反応で高熱を出した時くらいだったかなというふうに思っています。
先週ちょうど水曜日頃ですね、そのくらいから喉の違和感があって、 何かが喉に詰まった感じがずーっと取れなくて、むせると言いますか、
喉の通りの悪さがすごい気持ち悪いという状況が少し続いておりました。 声が鼻声というよりは濁った感じになってしまっていたので、
今週は音声配信届けられないなっていうふうに思ってたんですが、 ふとこの時に音声配信を届けるという言葉に
引っかかりを覚えました。 具体的には音声さえ配信できれば
届くって思うことって、なんだかおごりや満身みたいな ニュアンスを含んでないかなというふうに少し自省をしたということです。
これはどういうことかと言いますと、音声で配信をすれば この番組を聞くことができる方、
今聞いてくださっている方、皆さんに届くとは思うんですけど、 それって
音を聞き取ることができる方だけじゃないかというふうに思ったんですよね。 最近もたまに話題になったりしますが、
なんちょ、すなわち耳の聞こえない方にこの番組を届けることができてないじゃないか、
というふうにいくと思いました。 だから
音声を配信するということと音声を届けるということは 厳密には分かれていて
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音声をどう届けるかというところは 少し考えてみる必要があるんじゃないかなっていうふうに思ったんですよね。
今回はその話を 今しておきたいなというふうに感じていたので
少し配信を遅らせて収録をするというふうにしました。 そういう経緯で今回は
音が聞こえない世界で音を聞く方法というところをゴールドして 自分や皆さんがいつ起こるかわからない
なんちょについてというところであったり、補聴器の話を少ししてみながら 完全に音が聞こえない人の音を捉える方法というところについて
いくつか調べましたのでその話をしたいと思います。 まず皆さん、なんちょについてどのくらいのことを知ってますか?
自分も調べるまでは知らなかったんですが なんちょには大きく2つの種類があるみたいです。
一つは耳の器官が音をうまく伝えられないことで起こる 伝音なんちょというものと、もう一つは
鼓膜より先の耳の器官であったり脳の問題で 音をうまく感じ取ることができない
感音なんちょというのの2つが大きく分けるとあるようでした。 前者の伝音なんちょは
中耳炎、これは聞いたことがあるかもしれませんが あとは外耳炎とか
耳垢が詰まっていること、鼓膜の破れといったものが原因で起こりやすくて 後者の感音なんちょというのは
過励であったり突発性のなんちょ、ヘッドホンとか 騒音というものが原因で起こることがあるようです。
これらの治療方法としては 薬や補聴器というものが一般的
というふうに書いてありました。 この補聴器なんですけども
普段も 外に出ていると見たりとか
どんなものかっていうのを聞いたりしたことがあったんですけど どんな機能があるのかというところは
あんまり知らなかったので、いい機会なので少し調べてみたんですけど いろいろと音に関する技術が詰まった素晴らしい機器であるということが改めてわかりました。
まずは入ってきた音の増幅ですよね。 これは単純に聴力の衰えをサポートする役割として
入っている機能です。 そして雑音を抑える機能
これも皆さん Airpods とか使ったことある方わかるかなと思うんですけど
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いろんな雑音やノイズ、いろいろありますがそういったものを抑えてくれる機能があるというところであったり
ハウリングの抑制機能なんてものも入っていたりします。 これは補聴器自体が
小さなマイクとアンプのようなものですので、補聴器でもどうやらハウリングが起こってしまうことがあるようなんですね。
これを抑制するような機能も内蔵されているようです。 あとは音の指向性を捉える機能ですね。
これは左右の補聴器が相互に通信をすることで 聞こえてくる音の指向性を捉える機能が入っているようです。
例えばどこで誰が話しているのか、どのくらいの方向にどんな音があるのかというところも サポートとして入っているようでした。
僕らも普段意識はしていませんが 聞こえてくる音のすべてを耳が拾っているわけではなくて
自分にとって必要な音だけを自動的に拾っているわけなんですが 耳の聞こえない方にとって
補聴器というものは全部勝手に拾ってこられると大変困るものですので、こういった指向性であったり
必要な音だけを拾ってくれる機能っていうのは大事な機能ですね。 あとは聞き取りやすくなるような機能も入っているようです。
例えばおださんというような言葉が おばさんとかおがさんというふうに聴力が劣られると聞こえてしまうというのを
例えばこのおださんであるとDとかSとかそういったシーンの部分も含めて 聞き取りやすくなるような機能もあったりするようです。
とまぁ補聴器の機能としてはこんな感じなんですが その他の話ですと最近では骨伝導型のものがあったりとか
よりデザイン性が優れたものも様々に販売されていくというような形でした。 しかしながら完全に聴力を失ってしまった方もこの世の中にはいらっしゃいますので
そういった方々は補聴器では音を聞くことができないという場合ももちろんあります。
ではそういった完全に音が聞こえない方が音を捉える方法はないのかという話になるんですけど
ないわけではなさそうです。 一つ以前から知っているデバイスがあるんですが
聞いている皆さんはオンテナっていうデバイス知ってますかね。 これはヘアピン型のデバイスになるんですけど
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髪の毛とか耳タブとか襟元とか袖につけるようなデバイスになっていて 聞こえてくる音の特徴を振動と光に変換をして
体で感じることができるデバイスになっています。 具体的には60から90dBの音を
256段階の振動と光に変換することができるので音のリズムとかパターン 大きさといった特徴を伝達ができるようなものになっています。
これによって音が聞こえなくても音というものを認識することができるみたいです。
これの何が嬉しいかと言いますと まず
音が聞こえない人でも喋っている人の話し方というところが伝わるということですね。 この音声配信で
僕が話しているように 笑い方であったり話の間というところ
あとは声に現れるテンションの高ぶりのような 見た目の表情であったり口の動きだけでは捉えられなかったような
パーソナリティの部分をより届けることができるようになります もう一つは音の共感ができるというところですね
例えば皆さんにもイメージしていただきたいんですが 白熱した試合例えば卓球のラリーというところであったり
バスケットボールのドリブルの音 あとはテニスのサーブの瞬間
その他にも映画館で見る 映画の音の臨場感みたいな
目には見えるんだけど 音がその空間の緊張感とか
盛り上がりを支配していて みんなでその瞬間の共感ってところを楽しむことが
音が聞こえない人には これまでなかなか難しい部分はあったんですが
そういったものも共感できるようになるというところが この素晴らしい機能の一つになるかなと思っています
今こうやって配信をしているポッドキャストラジオも ラジオの内容については文面で追うことはできるんですが
こういったデバイスを体に取り付けながら 聞いていただくことで
パーソナリティの方がこの文章をどんな風に読んでいるのか 話の間そして盛り上がりの様子も
音以外の光や振動から 感じ取ることができるようになるということなんですよね
これって結構素晴らしいことだなというふうに僕は思っています この番組の趣旨自体も
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現代人の思いを音声として未来に届けるっていうところを歌っているわけなんですが 未来で再生される方法っていうのは音であるとは限りませんし
未来に生きる生命体が耳を持たない知的生命体であるということもあるので そういった意味ではこういった振動や光って形で
パーソナリティの思いの高ぶりみたいなところ 空間の静寂そして話の雰囲気を伝える感じるというような手段があるというのは
これを認知しておくだけでも配信方法をどうするのかというところを考える上で 結構重要な部分じゃないかなってところを今回改めて気づくことができました
かなり話が遠くに来てしまいましたが 音声を配信するのも大事なんですがその思いをどのように届けるのかというところも重要だし
音が聞こえる人のためだけのコンテンツに自分自身が制限をしていないかというところは 問い続けていくことも重要なのかなというところを
今回の喉の不調で気づくことができました その上でこのポッドキャストが
今そして未来を生きる皆さんにわけ隔てなく届くように 何かしらのアップデートをしていく必要もあるなというふうに感じた1週間となりました
ということで以上2023年12月の現代人でした ということでエンディングです
今回は喉の調子も考えて少し短めの配信となりましたがいかがだったでしょうか 音が聞こえない世界を認知することの重要さ
そういった部分を感じ取っていただけたなら幸いです また12月に入りましたのでいろいろとイベントが近づいてきました
12月16日のポッドキャストウィークエンドでは スタッフとして参加させていただくことになっております
新しい番組アートワークのステッカーであったり 未来のステッカー大パーツを配布する予定ですのでぜひお声掛けください
加えて12月の配信では2件ゲスト会 コラボ会がございます
特別ゲストにもお越しいただいておりますので ぜひ楽しみにしておいてください
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ということで今回はここまでです 現代人の皆さんも未来人の皆さんも
また次回お会いしましょう ラネ
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