1. 拝啓、3000年の人類へ
  2. #S2-1 西暦3000年のキミに届く..
2023-08-29 25:51

#S2-1 西暦3000年のキミに届くまで【自己紹介】

Season2、始動!


西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、この音声を残すには、何ができるだろう?

初回のテーマは「未来への保存」です。


この番組は、西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への想いを発信し、今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組です。


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拝啓、未来人の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回より、ポッドキャスト番組、【拝啓、3000年の人類へ】シーズン2に突入です。
改めて番組の紹介をさせていただきますと、
この番組は、西暦3000年の未来を生きる人類に向けて、
現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への思いを配信し、
今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組になります。
シーズン2は、私、あっちゃんがメインパーソナリティとしてお届けいたします。
さて皆様、改めて番組の紹介をお聞きいただいたわけなんですけども、
シーズン1との番組紹介との違い、気づいていただけましたでしょうか。
実は番組紹介に2つ付け加えをしております。
1つは、ワクワクという言葉。
もう1つは、皆さんと一緒にというフレーズです。
というのもですね、皆さんも昨今感じられているかなというふうに思いますが、
2020年代、本当に激動の日々だと思っております。
暗い話題や明日への不安、皆さんもたくさん感じられる機会があったんじゃないかなと思っております。
でもそんな中で、明るい未来もあるよとか、ワクワクする未来にできるよというようなことも、
番組の中で取り上げていけたらいいなというふうに思い、今回このフレーズを入れております。
そして、皆さんと一緒にというフレーズですけれども、
僕はこの番組というのは音のタイムカプセルも兼ねているというふうに常々思っております。
だからこそ、聴いてくださる皆さんと一緒に交流しながら番組を進めていくことで、
未来人に届けるタイムカプセルというものを充実させていきたいというふうに思っております。
そんな思いも感じていただきながら、シーズン2進めていければいいなというふうに思っております。
では本編行ってみましょう。
ということで今回ですが、シーズン2第1回ということで、初心に立ち返りまして、保存をテーマに話していこうと思います。
この番組ですが、ご紹介した通り、西暦3000年の未来人に音源を残すということを最終的な目標として、
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しているわけなんですけども、音源を残すということは、長期間その音源を保存できないといけないということがありますよね。
果たして現代、何かを保存するというのは、何がどこまでできるのか、そしてどうすれば遠い未来まで保存ができるのか、
そういったところを一度現状を把握しながら、空想していきたいというふうに思っております。
まず身近な保存として、現代では皆さん個人個人がデジタルデータを保存できるようになっているかなというふうに思います。
例を挙げるとスマートフォンであったり、ハードディスク、あとは最近だとクラウドストレージというものも随分普及してきたかなというふうに思っています。
では少し遡りまして、皆さんは20年30年前のデジタルデータ、どうやって残していますか。
自分はその頃まだ子供だったんですけども、おそらく皆さんもそうですが、当時の保存方法、そして今2023年の保存方法、違うんじゃないかなというふうに思います。
当時といえば、まだまだデジタル保存をする方法というのがすごく少なかったですよね。
例えば動画とか音声っていうのは、それぞれのレコーダーでしか録音と再生ができない。
例えばテレビの録音、録画でいうと、何かビデオデッキっていうものがあって、そちらを保存、そしてそこで再生するっていうだけでしたね。
あとは写真とかも、現像をした状態でアルバムとかありましたが、そういったもので保存していたりとか、あとは電子書籍もまだまだ普及していなかった頃じゃないでしょうか。
自分はというと、最初にデジタルのデータを持ったのは、おそらく中学生ぐらいの時で音声データが最初だったような気がしています。
皆さんもご存知かもしれませんが、iPodであったりウォークマンっていうのがまだまだ前世紀だった時代ですよね。
その頃のデジタルデータというものが、今だとパソコンとかもありますが、そういったものを経由して今も再生できるようになっているというような感じです。
それよりも前で保存できているものというと、やはり小学生の頃のノートといったアナログで保存されているものだけになってしまうかなというふうに思います。
自分が生きてきた人生でいうと、保存できたものの長さというものはそれが限界かなというふうに思っております。
では、20年30年といった、長い歴史の目で見たらほんのわずかなスケールだけではなく、もっと長い期間、現状を保存されてきたものというのはどういうものがあるのでしょうか。
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絵とか音声とか文字とか、いくつか調べてきてみました。
まず、絵なんですけども、世界最古の絵っていうのは、洞窟の壁画みたいですね。
約6万5000年以上前に、これもどこもない年月ですけど、スペインでネアンデルタール人が描いたものが一緒、世界最古の洞窟壁画ということになっています。
我々ホモサピエンスでいうと、どうやら3万6000年前、あとはインドネシアでも4万5500年以上前のイノシシの壁画が見つかったということです。
ここでまず一つ僕が安心したんですけども、少なくとも高度なことを何かしなくても、西暦3000年という、1000年というスケールであれば、壁画とか描けば残すことができそうですね。
あとは音声で言うと、ナポレオンが統治していた時代になるんですけども、その頃に録音した歌声のデータっていうのが最古のようです。
これは1860年に録音されたフランス民謡のものが最古になっているらしくてですね、ちょっとネットで実は聞けるらしいんで聞いてみたんですけど、
なんか歌声というよりは、何か呪詛みたいな、本当にこれが歌声なのかという疑い深いものでありましたが、音源としては約160年くらい前のものが残っているということでした。
また文字で言うと、皆さんもご存知かもしれませんが、一番有名なものだと司会文書、これエヴァでも有名でしたよね。これが2000年以上前の文書ということでしたので、文字であれば保存方法をしっかりすると、2000年くらいは保存ができそうということがわかっていました。
そして、これを知る前に知らなかったものなんですけども、世界最古の書物というのは中国で5000年以上前に書かれた液晶というものでした。これを見る限り、書物は5000年も一応大丈夫ということがわかりました。
ちなみになんですけども、日本で最古の書物というのは、これも皆さんご存知かもしれませんが古事記になっていて、712年というふうに書かれております。つまり日本でも一応1300年は残っているということですので、これも西暦3000年がスコープに入るということがわかったかなというふうに思っています。
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ここまでがこれまで保存されてきたものになるんですけども、一方で現代から未来に向けて保存されているものというのがいくつかあるかなと思うんですけども、それもちょっと調べてみることにしました。
一つは皆さんもご存知かもしれませんが、宇宙に打ち上げられたボイジャに搭載されているゴールデンレコードという黄金の円盤です。なんとこれは耐久性が10億年あるというふうに書いてありました。
なんか今までの話を見るとスケールが若干違いすぎてやばいですよね。これ皆さん一般的に知っているものはディスクの表面に何かしら図が書いているというところはご存知の方多いかなと思うんですけども、実は音声とか音楽、楽曲というものも記録されていて、日本語の音声も含まれているらしいですね。
つまりここから何が言えるかというと、少なくとも10億年後も一応日本語は再生ができるということに加えて保存されているということになります。
もちろん宇宙人が聞けるようになってればという前提であるんですけど、一応日本語も10億年は残るということが確定している。
確定しているというよりは良くないですね。宇宙を放浪しながら10億年間残る可能性があるというふうなことが書かれていました。
そしてその他で言うと、皆さんこれをご存知かわからないんですが、スバルバル世界種子貯蔵庫というものがあります。
これは何かというと、植物の種が貯蔵されているところになるんですけども、これはノルウェー寮の島にあるあらゆる植物の種を保存する施設が作られていまして、約300万種の種が保存できるということで、
2018年限定ではもう100万種が持ち込まれているということでした。その他にもこの同じスバルバルというところにはプログラミングのソースコードも保存されるというプロジェクトというのがありまして、
これ読み方ちょっとわからないんですけども、Arctic Code Vaultというのが書かれているんですが、1000年以上ソースコードを保存するプロジェクトがこの2010年代に巻き起こったということで、
人間が読めるドキュメントということでソフトウェアの基礎技術の解説とか、Wikipediaのコピーなども含まれるような形で保存するというプロジェクトがあるようでした。
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ということで、ここまでいくつかこれまで保存されてきたもの、そして現在未来に向けて保存を進めているものというのを紹介してきたわけなんですが、ここまでのものでいくつかまず問題がありますと。
もちろんその短期的なスケールでは問題ないものはいくつかあるんですが、その奥とかそういう長い年月で見たときにはいくつかまだまだ問題があります。
例えばゴールデンレコードについては、10億年後の地球の人類が聞けない。もちろん地球から投げてるのでブーメランのように帰ってこないので仕方がないんですけど、
現代から10年後、生き続けていた場合、その人類がそのレコードをきちんと保存していない限り聞けなくなっていくとか、
あとは地球も地殻変動するので所在地が大陸ごと移動しちゃってわかんなくなっちゃうなんていうことも考えられるんじゃないでしょうか。
そうした場合、じゃあ地球のどこに保存すればいいんでしょうか。そこもちょっと考えてみました。
まず一つ思い当たるものとしては、これも素人ながら思いついたものなんですけども、例えば宇宙ステーションであったり人工衛星に保存しておいて、地球の地面の影響を受けなくする形で保存するという方法です。
これなら大丈夫なんじゃないかなと思ってどうなんだろうと調べてみたんですけど、どうやら通常の人工衛星だと厳しいみたいでした。
静止衛星って皆さんご存知ですかね。あのひまわりとかが有名かなと思うんですけども、それでも太陽年数として考えられているのは10年から15年ぐらいしかないらしくてですね。
まあさすがにそれだけだと保存するのは地球でも自分できてしまうだろうと。
ただ、1000kmとかすごい高い軌道で回っている人工衛星であれば、100年以上回り続けることは一応可能らしくてですね。
それを可能にするために燃料であったりバッテリーの大きさ、そういったものをきちんとブレイクスルーを起こして、
エンジン噴射とか姿勢制御に使われるエネルギーを抑えるのか、それをずっとできるようにするのかわからないんですけども、そういったものが解決すれば人工衛星でも数百年くらいはいけるんじゃないかなというふうに考えられそうですね。
ただ、回っているだけではなくて、やはりその大気とか磁気で影響を受けたりとか、機も設計がちゃんと長年持つようになってなければいけないので、そこは技術の進歩に行きたいというところになるかなというふうに思っています。
で、もう一つ素人ながら考えてみたところとしては、じゃあ地球がダメなら月はどうなんだというふうに考えてみたんですけども、どうやら月にも地殻変動があるようでした。
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ここまでかなりロングスパンで保存を考えてみたんですが、仮に先ほどもお伝えしましたが、西暦3000年くらい、1000年くらいという期間であれば、長期のものでも保存が可能ということがわかりました。
ただ、一方でですよ、めちゃくちゃ大きい問題を我々見逃しているなということに気づきました。
それは何かというと、そこに含まれているものというのは、一般人のものを残すという視点が抜けているということですね。
ここまで紹介したものというのは、基本的には保存するものの独自性とか、何かしらいろんな観点での価値があるとか、あとは保存することが可能であるもの、もしくはお金をかけることで保存できているというようなものになっています。
ただ、しかしながら我々は一般人です。
我々が100年以上保存することができる人工衛星を購入することとか、打ち上げるのというのはまず無理です。
じゃあ、一般人が残したいもの、いわゆる有名でない人が大多数の観点でも価値がない、そしてお金もかけられない、些細な記録、もしかしたらこのポッドキャストもそうなのかもしれませんが、そういったものをどうやったら西暦3000年に届けることができるのでしょうか。
まず、保存の観点で重要なことを振り返ってみたいと思います。
保存の観点としては、そもそも1000年間データが消えないということ、そして未来でもデータを復元したり解釈できるということ、そしてデータが見つかる土地にデータが保存されていることの3つぐらいが保存の観点で重要なことなのかなと思います。
そうなると、我々が一般人として些細もないデータを残すということになると、身の回りにある劣化が少ない素材を用いるということ、また復元や解釈が可能であるというふうにするということは、なるべく加工はしたくないですよね。
そしてデータが見つかる土地っていうのは、ある程度1000年後でも残りそうな場所、壊れない場所っていうところで身近にあるものを探すということっていうのが必要になってきそうかなというふうに思っています。
この観点ももちろん大事なんですけど、我々の願いとして一番最初に挙げるべきなのは、ポッドキャスターにとって一番身近な配信プラットフォームであるこのSpotifyであったりApple Podcast、その他いろんなPodcastのプラットフォームありますが、これが1000年続くということですね。
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これが続くことができれば、我々が何か頑張らなくても一応保存ができるというところです。
ちなみに世界最古の企業っていうのがあるんですが、これが多分知っている方もいるかもしれませんが、日本の本郷組っていう建設会社だと思うんですけども、これがなんと1400年前からあるということで、企業として頑張って1000年運営し続けるというのは不可能ではないのかもしれません。
ただ、デジタルデータの保存っていう観点で言うと、それを企業に保存してもらうというのは、なかなか企業の営業方針が変わらないとか、企業活動がきちんとそのまま行えるとか、経営面や金銭面をずっと企業が維持できるというところが前提になるので、なかなか厳しい部分もあるのかもしれないですね。
そうなると、やはりデジタルデータをなんとかアナログという形で、かつ個人がなんとかできる範囲で保存する方法をやはり探さないといけないのかなというふうに思っています。
では、周りを見渡してみたときに、1000年残す方法って何があるんだろうというふうに考えてみました。
一つは、今もありますが、例えば本という形に何か残すことができるといいのかなというふうに思います。
おそらく本を出版することさえできれば、国会図書館に保存をしてもらえるはずなんですよね。
少なくとも日本はだいぶ前から国として存続しているはずなので、この国会図書館がぶっ壊れない限りは1000年残せそうかなというふうに一つ方法として書けられます。
もちろんその本も何か音声として付言できるという機能はいるんですけども、一つは本という形がいいのかなというふうに思っています。
二つ目というのは、有名な観光地とか自社物価に保存してもらうというのがあるんじゃないかなというふうに思っています。
皆さんもご存知の通り、日本の自社物価というのは本当にもう1000年前とかそういった昔の時代から残っているものが多いので、
おそらくこれからも観光地として、もしくは世界遺産、もしくは日本の文化財として保存され続けるはずですので、
そういったところに直接お願いするという方法もありますし、そういった場所に書物や何かしらの形で隠すという方法で保存できるんじゃないかなと一つ思ったりもします。
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これに近い考えになりますけども、どこかの神社とかお寺とかいろいろありますが、皆さんもしかしたらお墓や石碑をお持ちの方いらっしゃるかなと思います。
そういった管理された土地で運用されているものの中に一緒に保存をするという方法も、もしかしたら1000年残す方法として有効なのかなというふうにも思ったりもしました。
ということで、ここまでハードウェア、いわゆる形になるものとして残す方法というのを中心にお話ししてきましたが、
もう一つ忘れてはならない方法があるかなというふうに思っています。
それは人間です。
この番組が生歴3000年の人類に向けた保存であるのであれば、生歴3000年まで人類はいるということになります。
では、この1000年間語り継いでもらうというのはどうでしょうか。
もしかしたら1000年前よりも個人個人が情報にアクセスできるようになっているので、たくさんの人に何かしら一方的でもいいので聞いてもらって語り継いでもらうということができれば、1000年間残すことができるかもしれません。
そうなんです。今この配信を聞いてくださっている皆さん、ぜひこの番組を1000年語り継いでいってください。
なんて冗談をさせておき、この番組が皆さんの記憶に残るようシーズン2も進めていけたらいいなというふうに思い、今回の保存というテーマを締めたいと思います。
この音声が未来の人類に届くことを祈って。
西暦2023年8月の現代人がお届けしました。
シーズン2第1回いかがだったでしょうか。
初回ということでやっぱり緊張しましたね。
新たな旅路の始まりということで、皆さんとワクワクできるような未来、そして番組を作っていければいいなというふうに思っています。
ぜひフォローや感想をいただけると嬉しいです。
番組の感想やお便りは、XQTwitterですね。
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そちらのハッシュタグで、ハッシュタグエコー3000ECHO3000エコー3000までお願いいたします。
また概要欄に記載されているお便りフォームもありますので、そちらの方までいただけると嬉しいです。
今回シーズン2に合わせてお便りのフォームもアップデートをしております。
募集中のテーマですけども、3つありまして、1つは西暦3000年に残したいもの、2つ目は気になる未来の○○、3つ目はタイムマシンで行きたい場所になっております。
よろしければお便りお待ちしております。
加えてちょうど舞い込んできたニュースになりますが、ちょうど収録の直前になりますけども、
今年の12月に第3回のPodcast Weekendが開催決定したという風なアナウンスを見ました。
Podcast界隈の盛り上がりが少しずつ感じられるようになってきてますね。
もちろん本番組も参加します。
どういった形で参加するかっていうところはまだ全然決まっているわけではありませんが、
もし出典や反譜できるものがあればそちら用意したりとか、何かしら準備は進めていきたいなという風に思っております。
ということで今回はここまでとしたいと思います。
現代人の皆さんも未来人の皆さんもまた次回お会いしましょう。さよなら。
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