1. 拝啓、3000年の人類へ
  2. S2-8 浮遊するバーチャルねぶ..
2023-10-28 24:16

S2-8 浮遊するバーチャルねぶた、未来の喧騒【青森ねぶた祭】

今年の8月に出かけた、青森ねぶた祭りを体験したお話と、そこから見えた、未来のねぶたを妄想しました!


番組補足記事「拝啓、3000年のリスナーへ」https://note.com/heat02zero/m/m9892131d7897この


番組は、西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への想いを発信し、今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組です。


BGM素材:DOVA-SYNDOROME、効果音ラボTwitter@echo3000_radio https://twitter.com/echo3000_radio

感想等は #echo3000 でツイートしていただけると喜びマス

お便り・感想は、下記のGoogle formまで!https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeckU3PGoqBM6qovZi7m0mgh3fHXjqDkgOuY9yo5BAQeW_r4Q/viewform

00:18
皆さんこんにちは、あっちゃんです。
なんだか賑やかな祭りの喧騒が聞こえてきましたね。 ということで今回のお話なんですけど、青森のねぶた祭りになります。
今年の8月に出かけた 青森ねぶた祭りを体験したお話と
そこから見えた未来のねぶたについてお話ししていこうというふうに思っています。 それでは本編です。
皆さんは最近数ヶ月単位で 時間をかけて準備をした出来事、何かありますでしょうか。
青森のねぶた祭りの準備が始まったのは 今年の3月でした。
その日も定期的にご飯に行ってる友達がいるんですけども 雑談をしながら夕食を食べてたんですね。
その中で今年もどこか旅行行こうぜっていう話になったんですけども いくつか候補を挙げる中で
そこにいた全員が青森に行ったことがないというふうな話になりまして せっかくだからねぶた祭り見に行こうぜ
という話になりまして 今回のお話が始まった形になります。
それからですね大体月1回ぐらいになるんですけど 夜にファミレスで集まってなんだか大学生の旅の計画みたいな形で
旅行に向けた準備が進んできたわけなんですが 感染症明けということもありまして
今問題になってますけどもオーバーツーリズム 本当にその観光客に対して宿とか交通機関が足りてないというような状況が
当時も取り立たされていたんですけども 早めにホテルの予約であったりとか
交通機関の予約ってところを進めてきました。 ねぶたの開催自体は8月なんですけども
ホテルの予約自体も 3ヶ月前とか4ヶ月前に予約した時ですでにギリギリの状態で
開催地の青森駅周辺はすでに高級ホテル以外満席になっていて 我々が予約したのは少し青森駅から離れた場所になってしまいました。
そしてねぶた祭りそのものなんですが 実はねぶた祭りでは観覧席が用意されているんですね
03:04
これは大通りを行き交うねぶたが間近で見られるような形で 大通りの左右であったり片面の時もあるんですけども
そういった場所にわざわざ観覧席が組み上げられるんですね こちらの方で観覧ができるということもありまして
我々今回せっかくなら間近で見たいということで この観覧席の発売当日の発売時間に予約をしましてかなり良い席をゲットすることができました
通常価格だとおおよそ2,000〜3,000円ぐらいになるんですけども どうやら聞いた話によると
もっとすごい価格の座席もあったりするようですが 我々は一般人ですのでそういった2,000〜3,000円の座席のところで早めに取ることで良い座席を抑えようというところで
実際に良い座席ゲットすることができました そして時は流れましてねぶた開催の8月
とうとう祭りの日がやってきたというわけです 新青森駅に到着すると
東京駅にいるんじゃないかなと思うぐらい人でごった返していて このねぶた祭りの盛り上がりのすごさっていうところを
まじまじと見せつけられた形になりました この新幹線の駅の外にも観光バスがたくさん止まっていてですね
在来線で青森駅まで移動するその電車の車内も人でごった返していたという形になります そして青森駅に到着をしまして
会場となる駅周辺のアーケードの方に向かって行ったんですけども なぜか全然人がいなくてですね
本当に今日祭りの日なのかっていうぐらい 思った以上に人が少なくてですね最初かなり不安になったんですけども
そのアーケードであったり中心地のところからですね アスパムっていうなんか三角形を起こしたような形をした
物産館が入っている展望ビルみたいなあるんですけども そちらの方面に向かっていくと徐々に人が増えてきた形になります
なんでこの建物のところに人がたくさんいるかというと実はこの建物の裏側に 寝蓋の倉庫があるようで
そこまで歩いていくと初めて寝蓋に生で遭遇することができました 通りの左右に寝蓋用のどでかいテントが
ポンポンポンと並んでいてですね 十数台とかそういったレベルで巨大な寝蓋が並んでいる様子だったんですけども
近くで見てみると本当に電気がついてないのにびっくりするぐらい大迫力でした 何がすごいかというと立体造形が本当にすごくてですね
06:03
寝蓋の上に乗っている武者であったり鬼とか妖怪の躍動家もあるんですけども 飛び道具って言うんですか
刀とかそういった雷もそうですけどもそういった表現もですね本当にすごくてですね その寝蓋の迫力って言うんですかね
それが生で見られて本当にすごかったなと思っています この寝蓋なんですけども
1台の製作費は約500万円ということでかなり力が入ったものになっているんですけど このでかい寝蓋だけではなくてですね
実は企業の寝蓋っていうのも展示されていました これはその通常の寝蓋と違ってですね本当に2人ぐらいで練り上げるけるサイズの大きさなんですけど
これもね結構面白かったんですよ 何が面白いかというと本当に企業の
缶コーヒーだったら缶が回っていたりとか あとは変わりものだとチャオチュールの寝蓋とかがあってですね
チャオチュールと猫ちゃんが乗った寝蓋なんていうのもあってお祭り感がありましたね あとはアニメの寝蓋とかもやっぱりありましたね
ポケモンとかもそうですし最近の呪術回戦とかのアニメもありましたが そういったアニメの寝蓋もあったりしてですね
すごい賑やかな雰囲気の寝蓋の置き場になっていました そんな形で寝蓋の展示を見ていたりとか
会場でどんなお土産が売ってるんだろうというふうに見回したり あとは出張販売していたコーヒー屋さんでコーヒーを買ったり
軽く夕食を食べたりそういった形で時間を待っていると 夕方を過ぎて急激に通りに人が増えてきました
本当にどこから湧いてきたんだっていうぐらい恐ろしい人出で 昼間とは比べ物にならないぐらいにぎわっていました
そして時間も時間ということで観覧席に向かっていくわけなんですけど 座席はどんな形になっているかというと
大通りの歩道があると思うんですけども 歩道から少し出っ張った形で
台座みたいなのを組み上げられていて そこに靴を脱いで上がるというような形になっていました
一人当たりの広さは多分60センチ×60センチぐらいで そこまで大きくはないんですけども
小さくあぐらができるぐらいっていう風に考えていただけばいいんですけども
それが横2列になって通りに続いているというような形です
道路側に面している前の座席の人は 道路方向にちょっと足を出したりとかですね
することができるんですけども 床がちょっと薄い畳のシートみたいになっているので
ずーっと座っているとちょっとお尻が痛いみたいな問題もあったりしました
そんな座席で待ちながらお話を友達としてたりするんですけども
09:05
後ろにいらっしゃったおばちゃんとか近所の方とか そういった方とちょっと地元の話を聞かせてもらったりとか
どこから来たの?みたいな そういった話もさせていただきながら開始時間を待ってたんですけども
なんだか徐々に遠くから太鼓の音とか声援が鳴り響き始めてですね
いよいよ祭りが来るんだっていうところの わくわく感と高揚感っていうんですかね
そういったものをどんどん感じ取ってくるという形で 祭りの時間を迎えたという形です
そして いよいよねぶた祭り開始ということで
どんどんと大通りを人が練り歩いていくわけなんですが
まずは子どもたちの太鼓のねぶたが始まって 太鼓を持っている人 釈錠を持って歩いている人
企業のミニねぶた そして踊っている人 仮想集団みたいな形でいろんな人が練り歩いていきました
このねぶた祭りでは踊ったり跳ねたりしている人たちを 跳ねとというらしいです
このねぶたでは踊り方とかもそれぞれ自由っていう風になっているのが 特徴なんですけども
中には観覧席っていうところであったり 歩いている人に鈴であったり
打ち青を配布している人がいたりとか あとは子どもと一緒にベビーカーを押しながら歩いているお母様がいたりとか
ベビーカーに乗りながら凱旋している赤ちゃんたちもいて これはエリート教育だなというふうに感じましたね
あとこのねぶた祭りびっくりしたのは子どもたちの数ですね 本当に青森の若者全員参加してるんじゃないかっていうぐらい
担ぎ手の若者がだいたい高校生中学生みたいな 感じの人の様子がありました
びっくりするぐらい子どもがいて本当に地方高齢化が進んでいるのかなっていうのを疑うぐらい 子どもたちがたくさんいましたね
ここで一つ思ったのはこのねぶた祭りの新骨頂っていうのは実はそのねぶた自体だけではなくてですね 自由な祭りを
地元のみんなで楽しむことってところにあるのかもしれないなっていうところを一つ感じ ました
あとは練り歩く中で楽器隊みたいな方々がいるんですけど もちろんその笛であったり太鼓っていうところがあるんですが
なんと大きな太鼓を横に5つとか7つ連結させて太鼓の真ん中のてっぺんで 太鼓を叩いている人がいる台車がこう練り歩いていたりしてですね
いやなんかこれ映画のマットマックスでこんなことあるなっていうのがいたりとかですね ちょっと変わったこの音楽隊というか楽器隊みたいのいたりしてちょっとなんじゃこりゃ
12:07
っていうふうに驚いたりもしました 本当に自由なお祭りでねぶた以外の部分でもすごい楽しめる
みんなと一体感を持って祭りというものを楽しめるようになっていましたね そしていよいよやってきた肝心のねぶたになるんですけど
夜になると本当に圧巻でしたね まるで舞台ごと移動してきた巨大な歌舞伎そのワンシーンがこの光の淡い
陰影っていうんですかその光の反射影もそうなんですけども 闇夜に光ることによって
幻想的な様子であったり力強さみたいなところが表現されていて ねぶたに魂が込められているというところがすごく伝わってきました
このねぶたたちなんですけどもただ 道路をまっすぐ歩いていくだけじゃなくてですね
観覧席の前までやってきてくれるんですよね そしてそのねぶたを我々の方向に傾けてくれたりなんかしてあとは回ったりもしてくれたんです
けども このねぶたを傾けてくるときが本当に良くてですね
巨人に見下ろされるような迫力がすごくありました これは本当に良かったです
あとはねぶたの色合いですね 先ほども少しお話しましたが光の陰影もそうなんですけども
アンドンのような赤とかオレンジみたいな派手な色もいいんですけど 個人的には青色とか白色そういったところもすごく良かったです
これはどうしてかというと 波の表現そして雷のそのバリバリっていう表現をするところで少し白に青を
混ぜているのがわからないんですがその青の生え方がすごい良かったんですよね この闇夜に光る青白い光
これは本当に生で見てほしいなというふうに思いました そうじてこのねぶた祭りというものは
青森に住む人たちの大人の弁家祭 そして子供たちにとっての青春のような
祭りだったわけなんですけども 本当に生で見に行って良かったなというふうに思いました
これを見るためだけに青森に行った甲斐があったなというふうに今でも思っています さてこうして青森ねぶた祭りを楽しんできたわけなんですけども
祭りの始まり自体は調べた限りだと 1700年代に遡るようでした
そして現代のようにねぶたが大きくなったのは 戦後からというふうに書かれておりました
このねぶたなんですけどもじゃあ戦後から変わってないのかというとそうではなくてですね 最初は
15:04
光がロウソクの火とかそういうものだったわけなんですけども それが電球に変わったりとか
あとは骨組みの部分は昔は竹だったらしいんですけども 針金に変わったりというふうな形で時代を経ていくことにねぶた自体も
演化しているというふうに書いてありました 加えて2000年代に入ってからもう結構技術が入ってきてですね
例えば bluetooth を活用して マイクでねぶたを調整したりしていたりとかですね
最初はその火災対策も含めやっていたことだと思うんですけども テクノロジーによって伝統は残しつつそしてねぶたが進化を知るというふうになってきています
より最近の話題になりますと 2013年から
パナソニックのねぶたではですね 光源に led を使っていてより多彩な色合いを表現できるようになったりとか
あとは副次的な効果として ねぶたの内部が厚くなりにくくなるというような形で
光源自体の変化もあるようです さらに本当に最近の話で言うと
2022年からは 太陽光パネルを使って発電をしてそこで得られた電気を蓄電池として転倒している
脱炭素ねぶたというのも登場しているようです この蓄電池を交換することによって
ねぶたが300キロほど軽くなったりもしたみたいです このような形でねぶたの進化は今もなお進歩の真っ最中ということがわかりました
このような形で青森のねぶたの歴史が始まっておおよそ300年経ちまして ねぶたの技術革新が日々続いているわけなんですけども
じゃあさらに300年後ねぶたはどうなっているんでしょうか 最後に未来のねぶたと未来に響く幻想についても妄想してみたいというふうに思っています
2023年現代の現代人の未来の幻想としては まずはバーチャルねぶたがいずれはやってくる気がしています
最近の話題になりますけどもメタから出たメタクエスト3っていう MR デバイスこれは VR と AR の中間になりますけどこういった形で現実世界に仮想空間の
演出ってものが重ね合わせられるというような技術が出てきてますので こういったものを組み合わせていくことでより迫力のあるねぶたが実現するかもしれません
例えばですけども先ほども少しご紹介しましたが雷のエフェクトですね これがより MR のデバイスを通じてみることで
18:08
バリバリっていう表現が本当の雷みたいですね 光って見えたりとか例えば竜とかそういったものもいましたが
竜が吐いている炎の表現というところがより 台座を飛び出して広がっていくというような形で
現代の技術がねぶたにも応用される気が近いかもしれません あとは測量技術も進んでいて
例えば iphone の比較的新しい機種だと 3 d のスキャンができるようになったりしているのでそれぞれが
ねぶたに対してデコレーションをしたいとかですね 観客が参加できるような形のねぶた祭り
ねぶたのあんやってところが出てくると さらに参加している皆さんが楽しめる祭りになるかもしれません
そして2つ目になりますが 空中浮遊するねぶたこれは出てくるんじゃないでしょうか
ちょうど数ヶ月前に話題になって ちょっと残念な結果にもなっちゃいましたが超伝導物体っていうものも出てきました
こういった空中に行くようなパーツであったり技術ってところが普及していくと ねぶたの舞台に立つ
武者であったり 鬼そして竜みたいなものが
空中に浮かびながら刀とか雷とか飛び道具とかそういったものがさらにダイナミックに 演出されるような
ねぶたになっていくかもしれません そして3つ目ですけども
ねぶたの題材が現代 2000年代っていうような形で
より 最近のものも含まれるようになってくるんじゃないでしょうか
今の青森ねぶたの題材となっているものは 平安時代であったり戦国時代そういった時代の物語っていうのを元に作られた
絵であったりねぶたになっていますので 300年も経てば我々現代人の様子が
童話や偶話そして伝説となってねぶたへと姿を変えていることもあるかもしれません 例えば
300年前に存在したウルトラマン仮面ライダーみたいなものがうよ曲説あって実話だった みたいなところが伝わってしまうと
2000年代に登場した正義のヒーロー仮面ライダーウルトラマンが 世界に現れていた怪物を倒すというストーリーがねぶたとして表現されることもなくはないのかもしれません
果たして誰が未来のねぶたとなっているんでしょうか 聞いている未来人の皆さんぜひ教えてください
21:00
一方で今のままでいてほしいなっていうふうに思うような ねぶたの姿っていうのもあるかなというふうに思っています
その一つですけども 人力で練り歩くというところですね
人々の笑顔とか情熱そしてねぶたへの祈りっていうところがあるからこそ この300年という長い時間にわたってねぶたというものが続いてきているはずです
この人々のねぶたへの熱い思いっていうものが 次の300年続いてくれると
このねぶたというものはずっと残り続けるんじゃないかなというふうに思っています この2023年に
僕らがこうしてねぶた祭りに行き 目の前でベビーカーに座っていたそして凱旋をしていた
エリートの赤ちゃんの羽人たち 彼らが
50年後100年後そして1000年後の未来へと 現代のねぶたをつないでくれるといいなぁと個人的には思っています
そうすればきっと西暦3000年でも我々がこうして目の前で見た ねぶた祭りというものが続いているのかもしれません
ということで以上未来の喧騒を願う 2023年10月の現代人でした
ということでエンディングです 今回は今年の8月
初めて訪れた青森ねぶた祭りと未来に響く 喧騒を妄想してみました
いかがだったでしょうか 皆さんもぜひ一度は生で見ていただけるといいなというふうに思っております
皆さんもぜひ一度は青森ねぶた祭り 見に行ってみてください
青森ねぶた祭りは毎年8月の初旬に開催されておりますので ぜひぜひ来年開催される場合は皆さんもぜひ訪れてみてください
また本番組はシーズン2からノートの方でも補足記事を公開しております 番組でご紹介した内容の深掘り
そして補足引用元なども掲載しておりますのでぜひご覧ください では今回はここまでです
現代人の皆さんも未来人の皆さんもまた次回お会いしましょう じゃね
24:16

コメント

スクロール