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あんちゃんの何でも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
今日12月15日ですけれども、自民党の税制調査会が行われまして、
先ほど入ってきたニュースでは、防衛増税については税長会長に最終的には一任するということで決着をしたと。
そういうニュースが入ってまいりました。
結果的には法人税、それから所得税、そして煙草税の増税が決まったということですね。
そして所得税については、新たに税目を新しく作って、そしてこれから徴収を始めると。
復興所得税を復興のために取っていた特別な所得税をその分減額をしてということで、
国民から徴収する金額はトータルでは変わらないようにするけれども、
でも復興の特別税はいつか終わるわけで、それが終わった後には防衛の税だけが残るということになりますから、
確実に財源のための税を確保するということが決まったわけですね。
それから法人税についても4%程度でしょうか、そのぐらい上乗せになるということで、
これも防衛のための財源を確保するため、法人税が増額をされるということも決定をされました。
これ時期については、再来年以降の適切な時期ということで、時期は曖昧な形になったようですけれども、
いずれにしろ増税をするということは決まったわけですね。
今回の防衛増税の話、防衛費の財源確保については財務省官省ということだと思います。
この増税についても一応道筋をつけて、いつになるかわからないけど、来年の12月に改めて議論をするんでしょうけれども、
その時には多分増税の時期を明記してももういけるだろうと、おそらくそういうことを考えたんだろうと思います。
そして、昨日も少し言いましたけれども、これは防衛費の財源については増税だけではなくて、
他の財源についても、例えば決算の条約金を回しますよとか、あるいは国有財産を売って目財源に当てますよとか、
そういった税外収入について確保する道筋も、ちゃんと法律で規定をするというところ。
そういうところまで財務省は示していて、これももうそれで通ってしまうわけですね。
つまり財源確保、防衛費の増額のための財源確保についての道筋は国債以外で全部確保したんですよ、財務省は。
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いや、干渉ですね、財務省の。
財務省はまだまだ恐るべしというか、さすがだなというふうに思うと同時に、
やっぱりね、このようなものを通してしまうのはまだまだ自民党の中では財政規律派が圧倒的に多いということです。
そして今日の税調の会議でもニュースとかを見てみるとですね、あるいは漏れ伝わってくるところによると、
積極財政派というか、増税反対派はもうそんなに増えなかったみたいなんですね。
昨日のニュースを見ていても、昨日の税調の会議の後に増税反対派が改めて会合を開いたみたいですけれども、
その前の日にやった時には20人ぐらい集まったようですが、
昨日開いた時には5人しかその会合には顔を出さなかったということです。
つまり相当これ、どっかから圧力がかかったのか、もう諦めたのかということで、
それだけ勢いが絞んでしまったと。
一方で今日の税調の会議には岸田総理に近い人とか、あるいは増税賛成派の人が多く出席をして、
その中での会議の中で意見をどんどん言ってですね、増税賛成だと。
そういう意見が少なくとも半分以上は占めるような、そういう環境を作ったということなんですね。
それで最後は税調会長にあとはもう一任するということで決着がついたということです。
こういう流れを見ていても自民党の中はとにかく上の指示には従うという、力の強い人に従うということと、
それから財政規律を守る、財政健全化が大事だと、そう思っている人の方がまだまだ圧倒的に多いということなんですよ。
それで結局財務省は今回ものすごい勝利です。
圧勝したと、干渉したと言っても構わない、そのぐらいの財務省の勝利だと思いますね。
この防衛費の増額に関する財源ということについては財務省の干渉であったと、そのように言うことができると思います。
この状況を見て自民党の中の積極財政派はどういう動きをしていくべきかということですけれども、
やはり今この防衛増税というのは降って湧いたような話ですから、これに対して反対するのは当たり前なんですけれども、
目の前で来年から増税が予定されているものがあります。これはインボイスですよ。
インボイスはこれは確実な増税です。
小規模事業者に対する増税にすぎない。
それも2000億円余りの増税ですよ。
これをやっぱりちゃんと注目をして問題視をして、これを阻止するということをやらないと、
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やっぱり積極財政というのは言ってるだけなんだなという風な印象を持たれても仕方がない。
実際にこの増税というのは防衛増税だけじゃなくて、このインボイスによる増税というものもあります。
これの方がおそらく経済に与えるダメージというのはものすごく大きい。
こういうことをちゃんと理解をしてこれに対して反対するという行動を取らないと、
なかなかこの大きな提言だけを出して、それで積極財政派だということを言っていても、
なかなかやっぱりそれは広がっていかないと思います。
このインボイスについては共産党の人が一生懸命やっているというところもあって、
自民党はなかなか表立って反対するというのは難しいのかもしれないけれども、
国民のための動きなので、このインボイスを潰すことができたら、
消費税の廃止まで持っていくことができるかもしれない。
消費税の本質ということに国民の目が向いて、
これは預かり金じゃなくて事業者に直接課せられている税なんだなと、
冷裁企業にとっては本当に過酷な税なんだなと、
そういう税の本質というものに国民が気が付く。
本当に大きないいチャンスなんですよね。
このチャンスを逃してしまったら、消費税の減税あるいは廃止というのは、
また遠のくということになってしまいます。
今自民党の中で消費税の減税とか廃止とかという人は、
本当にいなくなってしまいました。
これは本当に残念なことです。
これは安倍元総理に配慮をして、安倍さんが2回も挙げたんだから、
この消費税の減税を言うのは安倍さんの顔を潰すことになる。
そんな配慮があるのかどうかわかりませんけれども、
安倍さんのことを気にするのであれば、
積極財政をやって日本経済を再生するのが安倍さんの本意だったんじゃないのかと。
もともと消費税増税には消極的だったのが安倍さんですから、
その消費税の減税あるいは廃止をするのが、
本来の安倍さんの意思に沿うことなんじゃないですかと。
そういうことでまとまっていったら、
また自民党の中の積極財政派も改めて評価をされてくるということになると思いますけれども、
やはりまずインボイスをきっかけにして消費税の減税廃止という声を上げていかなければ、
ポーズだけなのかとそういう批判をされてしまっても仕方がないんじゃないのかなというふうに思います。
はい、ということで今日は財務省圧勝、財務省干渉という、
そういう残念なニュースでございましたけれども、
これが財務省の干渉であるということが広まっていって、
そしてやっぱりまだまだ日本は財務省に支配されているんだなということを広く知っていただいてですね、
誰のための政治なのか、財務省のための政治なのかと、
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そういう批判をより一層強めていただければいいんじゃないかなというふうに思います。
はい、ということで本日もご覧下さいましてありがとうございました。
ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。
それではアンちゃんの何でも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。