2022-12-25 07:59

防衛装備品財源に建設国債が充てられるのは戦後初めてである

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あんちゃんの何でも言いたい放題
皆さんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。 本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
朝日新聞にこんな記事が出てるんですけれども、これ20日のニュースで予算案が閣議決定される前に出ている記事なんですが
自衛隊の艦船など防衛装備品にも建設国債をということで来年度予算案で政府方針が変わったということですね。
ちょっと読んでみると岸田政権が進める防衛力の抜本強化で政府は艦船など一部の防衛装備品の経費に建設国債を当てる方針を固めた。
老朽化した大社など自衛隊施設に建設国債を当てる方針だったが対象が広がる。
23日に閣議決定する2023年度当初予算案に盛り込むということですね。
政府が新たに建設国債の対象とする装備品は運用期間が数十年間と比較的長い
防衛艦や潜水艦といった防衛装備品の空気は対象外とするということです。
23年度の当初予算案では防衛装備品と自衛隊施設に関する経費の財源として建設国債数千億円を当てる方針だということですね。
建設国債を防衛装備品に当てるというのはなかなか大きな変更だなというふうに実は思います。
それでこの記事も書いてあるんですけれども、政府は戦前に戦時国債を発行して軍事費を傍聴させた反省から、戦後は建設国債を防衛費に当ててこなかった。
福田武雄蔵将は1966年、もうだいぶ前ですね。1966年って昭和41年です。僕1歳ですね。
その時に国会で防衛費は消耗的な性格を持つ。公共事業のように国債発行の対象とするのは適当ではないと答弁。
防衛装備品は戦闘でいつ破壊されてもおかしくないことから、建設国債の対象とするのは不適切としてきたということです。
でもまあ世界はちょっと流れが変わっていて、国際的な基準である国民経済計算統計では、戦車や艦船は消費ではなく資本形成として資産に分類されているということですね。
なので世界中はこういった自衛隊の艦船とかそういったものは資産として消防品じゃないんだというように分類しているということなので、
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世界標準に合わせるという大義名分も立つということがあるんでしょうね。
それと国債でも普通の赤字国債ではなくて建設国債を当てるというのは、
これはですね、なんでこういうことを変えたのかなっていうのは僕もちょっと正直驚いています。
これ別に赤字国債でもいいわけですよ。別に国債は赤字国債であろうが建設国債であろうが国債であることに変わりないので、どっちでもいいって言えばどっちでもいいんですけれども、
ただご存知の通り建設国債は投資に当てる経費としてもともと認められている国債の発行の仕方です。
それに対して赤字国債、特例公債というような言い方もしますけれども、こっちは基本的にはダメなんだけれども特別な法律を作れば赤字国債は出してもいいですよという立ち付けになっているので、
国債の発行の仕方がですね、ルールが違うんですよね。今回建設国債にしたというのは、これはちょっと財務省の意図が僕は正直よくわかりません。
どうせ国債の残高っていうのは赤字国債も建設国債も同じように扱っていますので、
これを分類変えたからといって財務省的に何か大きく変わることがあるかといったら、これはあんまりないと思うんですね。
思うに政治的な力でですね、これ建設国債の幅、建設国債はどういうものに対して出していいかという風に法律で規定しているかというと、これは投資的な経費には建設国債当てていいですよってなってるんですね。
その投資の範囲はどうするんですかって言ったら、投資の範囲は国会で決めるって言ってるんですよ。
なのでこれまでは道路とか橋とか港湾とかそういった目に見える国内の限られたインフラ投資しか建設国債の対象になってこなかったんですけれども、
実はこの投資の幅を広げるっていうのは国会で議決をすれば簡単に広げることができます。
なので私も議員の時にこの建設国債で言っている投資の幅を、投資の範囲を広げればいいんじゃないかと、そういう提案をしていたんですけれども、
今回このように防衛装備品が建設国債の対象になるというのは、これは結構大きな転換だなというふうに思いました。
今この状況では普通だったら、これ朝日新聞の記事ですけれども、朝日新聞をはじめ左寄りのマスコミは徹底的に叩くと思うんですよ、普通だったら。
また軍事費膨張化とか戦争へ突入とか言ってですね、そう言って徹底的に叩くと思うんですけれども、
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今世論が防衛費を拡大することに対して、むしろ容認しているというか応援している世論の方が多いですよね。
だからそういうこともあって、おそらく自民党の中からこうしたらどうかというふうな強い提案もあって、それで変えたんじゃないかなというふうな気がするんですね。
いずれにしろ岸田さん、結構これは思い切ったことだったなというふうに思いますし、もともと来年度予算で防衛費の増額ということを決めましたけれども、
これは当面は国債でやらざるを得ないというのはこれは分かっていたので、なのでそこはもう財務省も情報をしたのかもわかりません。
ということで今日はちょっとびっくりな防衛費、防衛予算が建設国債でかなわれると、防衛装備費の予算が建設国債でかなわれるということになったという、
日本にとっては国にとってはすごい朗報だと思いますけれども、結構驚いたニュースについてお話をさせていただきました。
ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価をそしてまたコメントもいただけると大変嬉しいですし、
こんなことについてお話ししてくださいみたいなこともコメントに書いていただけると大変助かります。
はい、ということで本日もご覧下さいましてありがとうございました。また次回お会いいたしましょう。ありがとうございます。
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