みなさん、こんにちは。ANAラインメンテナンステクニクス総務部総務課の河巻です。
同じく総務部総務課の河童です。
この番組は、ANAラインメンテナンステクニクスについて、私たち社員と今も現場で働いている技術者が本音を交えてお話ししていく番組です。
今回のテーマは、我が社が求める人財像。
採用担当の河童さんとANAグループが掲げる3つの基軸をもとに、実際のところ、我が社に合う人はどんな人なのかをお話ししていただきます。
ANAラインメンテナンステクニクス、LTCとも言っているんですけれども、LTCは毎年100人前後の仲間が入社しています。本当に多種多様な人がいますよね。
eチームNAの5社を合わせると、全国で合計約3600人程度が働いています。
採用ホームページなどにはいろいろとお答え文章が書いてありますが、今回はこんな人がうちの雰囲気に合うんじゃないかな、こういう人が来てくれたら嬉しいなというのをゆったりお話ししていければと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして、ANAラインメンテナンステクニクス総務部総務課の河童です。
同じく総務部総務課の河童です。
今回のテーマは、我が社が求める人財像です。河童さんは採用担当になって何年ですか?
2年になります。昨年の7月からやってますので。
2年目ですね。
はい、2年目になります。
今まで丸1年やられているということで、いろいろな人を見てきたと思うんですけれども、ANAラインメンテナンステクニクスLTCで働く人はどんな人が多いですか?
難しいですけど、いろんな人がいるっていうところは多いかなと思いますね。やっぱり仕事が安全とかそういうところに直結する仕事なので、正直に仕事に向き合える人、あとは資格取得っていうところもあるので、継続して物事に取り組める人っていうのが多いかなと思うんですけれども、ちょっと特徴的な人もいるかなと思いますね。趣味に。
趣味に走ってる人とか、真っ黒に日焼けしてる人とかも多いかなと思います。
ありがとうございます。社員同士は結構仲いいんですか?
仲いいですね。私も結婚する前ですけど、毎パターン同じかの先輩とゴルフに行って飲みに行ってみたいな、ずっと休みも仕事も同じことをして過ごしてましたね。
入社してすぐの、20代の頃っていう感じですかね。
そう、20代前半。まだ元気だった時ですね。まだ元気ですけどね。
私から見てそうですね。でも今のお話にもありましたけど、正直と言ったら正直なのかもしれないんですけど、一個一個整備作業に限らず、すごくきっちり丁寧に物事を進めていく方が多いイメージはすごくありますね。
私もこちらの採用担当になってちょうど丸一年なんですけれども、いい意味で真面目。真面目な人がいる一方で、ちょっと保守的な部分がちょっと強くなってしまうっていうところもありますよね。
そうですね。やっぱり仕事については規定基準に則って、一つ一つ作業もやっていかなきゃいけないですし、一つの物交換であってもやっぱりマニュアルっていうのが定められているので、それを逸脱することは基本的にできないので、それに則るとやっぱり保守的というか、きっちり一つ一つやっていくっていう仕事柄、そういう人が多いのかなとも思いますけれどもね。
ANAグループが求める3つの基軸がありますが、一つ目、誠実に行動し、正直に飛行機と向き合える人。二つ目、仲間に信頼され、仲間への感謝と思いやりにあふれる人。三つ目が大胆な変革に挑戦できる人。まず一つ目の誠実に行動し、正直に飛行機と向き合える人ですけれども、こちらはこの文章だけ聞いてもなかなか
わかんないですね
そう、想像がつきにくいかもしれないんですけれど、要するにですね、自分に対してまず誠実、嘘をつかない、ごまかさない、ミスを報告できるだったり、仲間に対しても誠実、整備作業をする上で、自分と違う意見ややり方の人も受け入れた上で、最終的には自分の責任として仲間を傷つけないだったり、不具合等に巻き込まないということですね。
あとは最後、これが一番重要なんですけれども、飛行機に対しても誠実、規定基準に則ることはもちろん、正確な整備作業をしていく。これが全て、結局お客様に対しても、誠実な整備作業を提供することにつながるというところ。
整備であれば変わらない観点なんですけれども、小さなことでごまかそうと思えばごまかせちゃうじゃないですか。
なんですけど、そのようなことが飛行機で言うと本当に大きな問題につながってしまうので、例えばこれはやったっけって不安になったり疑問に思ったりしたことは絶対そのままにしないで、正直に声に出したり行動したりすることが基本的な品質のベースになるかなというところですね。
川端さんの現場での経験から、この正直に飛行機と向き合う、誠実に行動するというところが、例えばすごくわかりやすい例とかってありますか。
そうですね。誠実に行動しっていうところ、それに合致してるかわかんないですけど、やっぱり夜間作業とか長い作業だとやっぱり6、7時間ぐらいずっと作業をしてて、朝方飛行機をリリースして飛行機飛んでいくって感じになるんですけど、やっぱりそんだけ長い時間やってると集中力もやっぱり切れちゃうんですよね。
だから最終的な確認っていうのはしっかりやらなきゃいけないなと思っていて、確認したっけなと思って、飛行機のサーキットブレーカーってあるんですね。ブレーカーですね。そこに作動機に従って、作業中はリアクティブって言うんですけど、不作動にして処置をするんですね。触らないようにみたいな。
その処置をしたまま作業を終わらせそうになってしまって、後輩に先輩外しましたっけって言われて、あってなって見に行ったんですよ。そしたらやっぱりついてて、いやありがとうみたいな感じだったんですけど、本当にそういう集中力切れた時って絶対人ミスを起こすんですよね。
そこで正直に言ってくれた後輩にも感謝ですけども、そこで大丈夫だよとか言ってそのまま行かなかったっていうところはやっぱりいい経験というか、反省ですけども良かったなと今でも思ってますね。
二つ目ですが仲間に信頼され仲間への感謝と思いやりにあふれる人。まず飛行機大きいですよね。航空機大きい。
航空機大きいので一人では整備作業できないです。助け合わないといけない。整備士の方以外も含めてチームとして飛行機を飛ばしているので、みんなに信頼されて、かつその人たちに感謝の気持ちを示せる人。逆にこれができないと整備士として働くのは大変かもしれないっていうところですかね。
なので本当に整備士に限った話ではないと思うんですけど会社で働く上ですごく大事な観点かなとは思いますがこれも何かエピソードありますか仲間に信頼されて。
私羽田空港しか働いたことないんですけど羽田ってやっぱり大きい空港なのでいろんな業務が各グループ会社に分担されてるんですね。整備が直接関わるところで言うとやっぱりグラウンドハンドリングの方トイングもそうですけれども地上電源をさせてくれたりとか地上のエアコンをさせてくれたりなんかもするんですけどエアコン一つつないでくれるだけでも夏の暑い時期だとめちゃくちゃ暑いんですよね。
40度とか地上のコンクリートアスファルトの照り返しもあってめちゃくちゃ暑い中作業してくれて汗びっしょりなりながら仕事してると同じ働く仲間としてやっぱりこう私整備だけやってればいい話じゃないので一言なんかありがとうと言える関係性を築ければいいかなと思いますしそれがいつかね自分に帰ってくると思うんですよね。
あの整備さんなんかこの間すごい態度悪かったから今日やめとこうみたいなそうならないためにもやっぱりこういろんな人が見てるいろんな人が関わって一日飛ばしてるんだよっていうところを感じている人感じてもらえたらやっぱりいいかななんて思いますね。
三つ目ですが大胆な変革に挑戦できる人こちらはですねちょっと一番難しい採用担当としてもここを最初に見抜くのはとても難しいと思うのとなかなかね私たちもこれができているかというとちょっと難しい。
一番難しい観点にはなるんですけど。
紙砕いてお伝えすると当然なんですけど今までやってきたことをただ繰り返すっていうだけでは人も組織も成長しないのでマニュアルはあるんですけどそのマニュアルでここを直した方がいいんじゃないかなとかおかしいんじゃないかなって思ったことは
置くせずに発信したりとか具体的により良いものにしていこうという意識が持てるかどうかもちろんマニュアルに限らずですね持てるかどうか。
変革っていう言葉がこれを聞くとちょっと大きな話に聞こえてしまうんですけれどもLTCはですね背景として設立から。
やっと噛んだね。
LTCの背景としては設立から若い会社でやっと正社員がこうみんなでこれからこう作っていくっていうような会社であるっていう背景もあるので自分たちが今後この会社を担っていくっていう意欲を持っているかどうかそういうことができる人を期待しているってことですね。
なので基本はルールにのっとっていただくんですけれどもそのルールがおかしい時もありますので義意があるなと思って勝手にルールを破るのではなくてしっかりそれを変えていこうっていう意識を持てる人がいるといいなというところですかね。
もちろん新卒で入って1年目からいきなりそれをやるのはなかなか勇気がいるかもしれないんですけどかといってそれは全然ダメじゃなくてどんどん発信してほしい。
そうですねやっぱり新しい職場に入ってくる若手の人って何もかも全てが新しいものに見えると思うんですよだからこれまでいた人からすると見えない観点ってやっぱりあると思っていてなんでそれやるんだろうっていう疑問とかそれって必要ありますみたいな観点そういう気づきをやっぱり先輩でもいいですし同僚に発信してくれることってやっぱり大事だなと思っていて
やっぱりそこが変革とか変えていこうっていう意識につながっていくのかなと思うんですけどどうですか。
ちなみに現場で実際に社員の声というか社員の希望が上がって何か新しくできた制度とか何か会社の中で変わったこととかってありますか。
そうですね大きく二つあると思うんですけども一つ目がですねコクピットにコクピットって言っていいかなと乗員。
パイロットが座るところですよね。
そうですねパイロットが座る操縦室そこに実際に整備がですね搭乗してですね運行便の中で一緒に搭乗することで乗員のパイロットのオペレーションを学ぶっていう経験ができる制度を取り入れています。
ライン整備って普段からですねパイロットの方だったり司令さんだったりいろんな方とコミュニケーションとって仕事してますけれども実際の運行にかかる部分っていうのは見えない部分が大きいので実際に搭乗した上でですね
どういうことを考えながらパイロットの方が次のフライト飛行中ってことを考えながら仕事してるんだよというところを見て学ぶ訓練っていうのは訓練じゃない制度ですねを取り入れてますと。
それは現場の方からあの実際にパイロットがどういうフライトの増空でどういうことをしているのか知りたいという声が上がってそれで取り入れられた制度ということですね。
前は伊都国整備士っていう国家資格を取得する前に乗務訓練っていうのがあったんですけれどもそれだけしかなかったんですね。
ただそれは資格を取る前でしか経験することができなかったので若いうちから飛行機のパイロットはどういうことを考えて飛んでるっていうのを見る機会っていう経験する機会っていうのを増やそうっていうことで始まった制度になります。
これが一つかなあともう一つは公募型の海外研修ですかねこれも昨年度から始めたんでしたっけ2年前ぐらいから始めたと思うんですけど実際にこう私たちの会社っていうのは今まだ国内を担っているだけですけれども将来的にはやっぱり海外の基地っていうのになっていく人材をどんどんどんどん排出していきたいと思っていますので
実際に海外空港のオペレーションを学ぶっていうことっていうのはやっぱり現地に行かなきゃわからないと思うので昨年もいろんな空港行ってますよねロンドンアメリカもロサンゼルスサンフランシスコとか韓国とかも行ってますよねそういう空港に行って現地の委託先とかの整備士とか
あとは現地のグラウンドハンドリングをやられている方と海外のその現地の文化を受け入れながら限られた人員と限られた部品とかそういう中でのオペレーションをして何とか飛行機を日本に返すためにできるだけお客様に快適な機材を提供できるようにってことを考えながらやってるその場をね実際に見て学ぶ研修というのもやってますって感じですか
それは社員の声から
そうですね社員の声からですねやっぱり海外に行く経験って少ないんですよね行ける人っていうのもそうですしやっぱり資格を取ってある程度一人前になってからじゃないといけないっていう人が多いのでその前の段階から若手のうちからですね行ける経験とかそういうのを作りたいっていう社員の声をですね反映させた制度を取り入れてます
ここまでがLTCが求める3つの基軸ではあるんですけれども川端さんが採用担当としてこういう人好きだなーって思う人はどんな人ですか
そうですねやっぱり正直に誠実にって言ってますけど
丸一番と一緒ですね
なんかコミュニケーション取れる人
そうですね
なんか挨拶ちゃんとしてくれてそれが先行に直接つながれてるとはいえないですけれども
それはそうですね
あのこうやっぱりコミュニケーション取れてこの人はこういうことを知りたくてきたんだなーみたいなそういう人がいいかなと思いました
実際コミュニケーションは大事ですよね
整備士の間だけでこう完結することって基本的にはないですよねライン整備では
他のパイロットとかCAとか他にもねいろいろ地上係とか
クロハンとかね
そうですね関わる人たちがたくさんいてその人たちに対して自分からどんどんどんどんコミュニケーションを取っていかないといけない仕事ではあるので
なので人と話すの好きなんだろうなっていう人とかすごくいいですね
めちゃくちゃ多いよね会社も話大好きな人多くない
そうですね多いですね
一つ聞いたのにさ10とか20くらいしゃべる人多いよね
多いですね確かに
もういいよってなるよね
そうそうそれぐらいあの盛り上がりますよね基本的に話が
なんか中身ないのにね全く
そう中身ないんですよでも楽しいからいいんです
まあそういうね雑談とかもみんなすごいしてくれて楽しいですよね
わかりましたそれ以外に何か
それ以外にそうですね職場見学対応すること私多いんですけど
応募前に実際のラインの現場とか羽田空港の現場にお越しいただいて
ランプのねスポットをご案内して飛行機の近くまで行くこと多いんですけど
やっぱり最後とかにこっちは結構あの学生さんとかって結構堅く来るんですよ
あのネクタイバチッと締めて
すいませんよろしくお願いしますみたいな感じで来るんですけど
私はどっちかっていうとそれよりもなんかこう飛行機ってこんな大きいんだみたいなのを感じてくれて
目が輝いている姿ってやっぱり見ることが多くて
そういう学生さんを見た時に最後にこうなんか
今日すごい楽しかったですみたいなありがとうございましたみたいなこう言ってくれる子とかがすごい嬉しいな
やってて楽しいと思いますし
あとはそういう飛行機好きなんだなーって思ってる人って
これを仕事にしてくれたら好きを仕事にして一緒に働けたら嬉しいなーなんて思う人がいたらいいなーなんて
ちょっと違います?ずれちゃった?
いやあってんじゃないですか?
ずれちゃう?大丈夫かな?
大丈夫だと思います
最近だと今まで理系の学部学科専門学校出身の方が多かったんですけど
最近だと文系出身の方も多くなってきてますよね
そうですねこれまで航空機について勉強した方とか
そういう航空専門学校からの採用の方がやっぱり多かったんですけども
今ここ3年ぐらいですかね
そうですね
文系からの採用というのをやってます
これをやってる人っていろいろあると思うんですけど
私はこれまで学生のうちに学んできたことを会社に入って生かす場だと思っていて
いろんな人が会社に入ってくるからこそ会社としての組織として発展させていこうという思いもあると思うので
飛行機の知識がなくても会社として資格者としてですね
成長できるスキームとかサポート制度というのは十分整ってますので
臆することなく飛び込んでいただければ