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こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
メールが来ています。
ラジオネームレモンソングさん。
あまみやあられさん、あめにちわ。
ちゃ、あめにちわ。
私は映画好きなんですが、短関系ばかりで、もう何年もシネコンに足を運んでいません。
へぇ、そんな映画ファンもいるんだ。
アメコミ映画のようなブロックバスター映画には興味なかったのですが、このラジオを聞いて見てみたいと思うようになりました。
これから上映される映画で、おすすめの作品を教えてください。これからも応援しています。
アメコミ映画もおすすめですよ。エンターテイメント、娯楽作こそ時代を映す鏡ですからね。ぜひ見に行ってください。
これからやる映画でおすすめかぁ…。
うーん、面白そうな映画がたくさん公開を控えているんですが、続編が多いので、初めての一本ということであれば、夏に公開されるブルーピートルはどうでしょう。
ヒスパニックの若者が主人公で、魔法のスカラベの力でスーパーパワーを手に入れるというシークレットオリジン、誕生秘話から語られると思うので、見やすいんじゃないかと思います。
スーパーマンやパッドマンといった白人男性のヒーローと対比して描かれるでしょうから、現代アメリカを切り取った作品としても楽しめそうです。
予告編を見た感じ、特撮やアクションもいけてそうなので、私もめっちゃ期待しています。
うちの近くにはミニシアター系がないので、映画を見る時はもっぱらシネコンに足を運ぶんですけど、私はシネコン大好きですね。
もしかしたら、映画そのものよりも、映画館の方が好きなのかもしれません。
高校生の頃、学校に行くのがどうしても嫌だったんだけど、ママが厳しくて早く学校行きなさいとか言って追い出してくるから、家にはいられず、たといってその辺フラフラしてると報道されちゃうしで、映画館に逃げることが多かったなぁ。
朝一でやってる映画を適当に見て、午後くらいから投稿するっていう日々でした。
だから映画も中身が面白いものより、上映時間の長さで選んでましたね。永遠のゼロとか見たなぁ。
はい、というわけで、この番組は毎週一冊のアメコミをテーマにゆるーく語っていく、脱力系アメコミポッドキャストです。
今週のテーマは、マーベルメオです。この本は番組が第150回を迎えた際に、リスナーの横田修作さんからプレゼントしていただきました。横田さんありがとー!
さて、このマーベルメオがどういうお話なのかというと、猫ちゃんとマーベルヒーローたちの触れ合いって感じです。
一応、猫ちゃんが飼い主の元に帰っていくというストーリーにはなっているんだけど、基本的に1ページで完結するセリフなしの9コマ漫画です。
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もともとインスタグラムにアップされた作品なので、そういう手軽さと付きやすさも魅力ですね。
さっきから猫ちゃん猫ちゃんと言ってますけど、この主人公の猫ちゃんは、いわゆる猫ではありません。映画キャプテンマーベルにも登場した宇宙生命体、フラーケンなんですね。
見た目猫ちゃんそっくりなんですが、口からタコみたいな触手を出して、何でも食べてしまう恐ろしい生き物です。このギャップがまた可愛いんですよ。
この猫ちゃん型エイリアン、コミックではチューイという名前なんですが、スターウォーズのチューバッカと名前が被っているので、映画ではグースという名前に変えられたそうです。
このグースって名前も映画トップガン由来らしいんですけどね。映画のグース可愛かったですよね。
このマーベルミョンはコミックですけど、映画と同じグースという名前で紹介されていますね。
まあ、作中では名前を呼ばれることはないんですけどね。つまり、このコミックの舞台は、アース616でもアース199999でもない、地球だということなのかな?
そういう意味では、MCUの映画からマーベルに興味を持った人が、コミックの世界に入っていく良い橋渡しになっていると思います。
私のお気に入り回をいくつか紹介します。まずはゴーストライダーの回。
ゴーストライダーはニコラスケージ主演で2度も映画化されているので、知っている人も多いんじゃないかな?
燃えるバイクに乗っている骸骨頭のヒーローです。ゴーストライダーは罪なき者の血が流れた時に現れる復讐の精霊で、必殺技はペナンスステア。
これはゴーストライダーの目を見ると、これまでに犯した罪が自分に降りかかってくるという恐ろしい能力です。
悪い奴ほど大ダメージを受けてしまうわけですね。
今回はなんと、そのペナンスステアを猫ちゃんに使うんですよ。
ゴーストライダーが下道すぎ、ひどいよ。でも大丈夫、安心してください。
猫ちゃん大した罪を犯していないので、ペナンスステアもあんまり効きません。洗濯物をぐちゃぐちゃにしたり、壁をひっかえたり、まあ一種の猫ちゃんあるあるですよね。
アイアンマンの回でも、キーボードの上に猫ちゃんがやってきて、仕事が進まないっていう猫ちゃんあるあるを軸に話を作っていました。
さっきは、とっつきやすいって言ったんですけど、そういう意味では、セリフのない中でマーベルあるあると猫ちゃんあるあるの両方をわかっていなきゃいけないので、ハイコンテクストな作品とも言えますね。
あと、びっくりしたのは、ムーンナイトの回。ムーンナイトの脳内に、スパイダーマン、ウルバリン、キャプテンアメリカの格好をした猫ちゃんが住んでいるんですが、
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これって、このラジオでも紹介した、ベンディスがライターを担当した時期、つまり、ひとりアベンジャーズの頃のムーンナイトですよね。これは知らなきゃわからない。
もちろん、脳内の猫ちゃんが現実世界に出てきてしまうというオチがつくので、ムーンナイトを知らない人にとっても笑える部分っていうのは伝わると思うんですけど、
ムーンナイトのお病気を知っている身としては、素直に笑えない怖さみたいなものを感じちゃいますね。
サノス回も好きですね。ご存知、指パッチンで全宇宙の生命を半分に減らしてしまったサノスですけれども、
この世界では、インフィニティストーンの力で、みんなを猫ちゃんに変えてしまいました。
まあ、これはこれで平和な世界が実現するからいいのかな?娘のガモーラもインフィニティワープスってイベントで、全宇宙の生命を2人ずつ合体させていましたね。
インフィニティストーンの力って融通が効くというか、本当に万能なんだなぁ。
それにしても、猫ちゃんの魅力って宇宙規模で通用しちゃうんですよね。サノスをもうメロメロにしてしまうわけですし、他の回でも、例えばシルバーサーファーだとか、
あのハラベコ宇宙大魔神ギャラクタスや、その娘のギャラクタちゃんも猫ちゃんの可愛さに魅了されてましたもんね。
いや、ギャラクタちゃんの場合は、ヨダレ垂らしてるから、食欲かな?猫の肉はレストランに出ないって、ちょちょのコブでも言ってたけど、美味しくなさそう。
はい!というわけで、マーベル・ミャオでした!
この作品の作者、富士直先生は多分日本人なので、絵柄も漫画チックで馴染みやすいと思います。
落ち着いた色使いや、正方形の想定もオシャレなので、プレゼントなんかにもちょうどいいかもしれません。
映画でお馴染みのキャラが顔を出す一方で、細かいマーベルネタなんかもあって、あらゆる層のファンが楽しめる作品になっているのではないでしょうか。
もちろん、猫ちゃんファンにもおすすめです。
現代のSNSでも猫ちゃんは定番のバズりコンテンツですし、古代エジプトで家畜化されてから猫ちゃんは5000年くらいの間、ずっと人類の心を掴んでいますね。
今回は、マーベルユニバースでも猫ちゃんの魅力が通用することが証明されたと言えるのではないでしょうか。
さてさて、番組へのご意見、ご感想があれば、Twitterハッシュタグ、ほうやくあめあられをつけてツイートしていただくか、メールをいつでもお待ちしております。
メールアドレスは、あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com、あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com、あめこみのこみはcomiです。
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語ってほしいあめこみのリクエスト、飼っている猫ちゃんの自慢などあれば教えてください。
来週は、エックスオブソーズです。独立国家、クラコアを建国し、死を克服したエックスメンたちミュータンとの戦いを描いた、ヒッグマンのエックスメンの大型イベントです。
別次元からやってきた危機に抵抗するために、剣刀大会に参加し、10本の剣とその使い手の剣手を探すというストーリーらしいんですが、あらすじだけではさっぱりわからん。
6月に発売したばかりの新刊なので、来週の配信に備えて読んで待っててください。
それでは、また来週、さようなら、ばいばーい。
このマーベルミュアウト同時期に、ジャンプ系列では、かわいすぎクライシスっていう侵略宇宙人が地球に来て、猫ちゃんにメロメロにされるっていう漫画が連載開始しましたし、
世はまさに、大宇宙猫時代、なのかもしれません。
猫と和解せよ!
