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こんにちは、人生初の大型事故同士をしてみたら勇気が湧いてきた50歳目前のアンバーです。
今日は、夫婦の愛についてちょっと話をしたいと思います。
夫婦愛は、私と夫の夫婦愛ではなくて、私の祖母と祖父の夫婦愛について話をしたいと思います。
私の祖母、おばあちゃんは今94歳で、認知症を出ていますので、今、施設の方に入っています。
面会を何回かしてるんですけれども、今回2回目かな。
1回目は息子が帰省していたので、その時に一緒に会いに行って、その時は、ひまごたちの顔も名前もちゃんと覚えててくれたし、元気そうで笑顔も出てという感じで、普通に会話ができました。
2回目は、私一人で行く予定だったんですけれども、ちょっと時間を間違えておりまして、今、感染症の問題もあるので、時間とかがすごい厳しく決められているので、残念ながら会えなかったんですね。
今回また予約を取り直して会いに行ったんですが、その直前に、いとこから私も行きたいということだったので、一緒に待ち合わせて、2人で祖母の面会に会いに行ってきました。
前は歩いて来てたんですけど、今回は車椅子で来てて、あれって思って、その後、私たちと3人になった時に、家に返してください、お願いしますというふうに言ってきたんですよね。
私たちが誰かをちょっとわからなかったみたいで、マスクをしてたせいかもしれませんが、それを何度も何度も言ってきたので、一旦座ってですね、マスクを外して、私といとこで、名前を言って、ちゃんと目を合わせて顔を見せると、
ああもう会いたかったよ、寂しかったんだよっていうのをずっとまた今度言ってきて、それからまた帰りたい帰りたいっていうふうに言ってきててですね。
ただその帰りたい理由が、お父さんに会いたいと。お父さんというのは、私からすればおじいちゃんですね、祖父のことです。
お父さんが一人で寂しい思いをしているし、誰が面倒を見ているの、私が帰らなきゃいけない、みたいなことを言うわけですよ。
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ご飯はどうしているの、誰が見てくれているの、お父さんはどうしているの、今度はこの話ばっかりをしてきてですね。
心配だから帰りたいから連れて帰ってくれというふうに言ってきてて。
ただ、うちの祖父は30年以上前に亡くなっていまして、今まで祖母がずっと家では仏壇を見ててくれたわけですよ。
ちゃんと毎日お線香をあげたり、お茶をあげたりとかして。そういう生活をずっとやってきたにもかかわらず、30年も経っているからいないことが当たり前みたいな生活を送ってきてたんだけど、
やっぱりそのことを、おじいちゃんが亡くなっていることを忘れていて、それを説明してもそんなことはないって言うんです。
これ以上否定もできないので、うんうんって話を聞くしか私たちにはできないんですけれども、
そのたびにね、これが夫婦愛なのかというのを、私すごく実感するんです。
だって30年以上経ってて、結婚してから何年経つかはもうわかんないけど、
もうおじいちゃん一筋みたいな感じですよね、言えば。
それがね、毎回おじいちゃんに会いたいとか、一人で家にいるときはおじいちゃんが部屋から出てこないとか、ご飯食べに来ないとかっていうのも言ってたので、
ずっとおばあちゃんのそばにはおじいちゃんがいるわけですよ。
それはすごいおじいちゃんは幸せ者だなって思うし、
実際ね、私がそういう状態になったときに果たして私は夫に会いたい会いたいと言えるのか、
夫がもし亡くなってたとしたらそれを忘れてしまうほど愛情深くいれるのかっていうのが、ちょっと私のことながら疑問に思っています。
でもね、本当に毎回ね、おじいちゃんのことを会いたい会いたいって言うおばあちゃんすごく可愛くて、なんか羨ましいなとも思います。
今日は祖母の夫婦愛についてのお話でした。ありがとうございました。アンバーでした。
