1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.237「『ママに見えない!..
2020-10-15 24:56

Vol.237「『ママに見えない!』はほめ言葉?」

「子どもがいるように見えない!」「ママっぽくない!」というコメントは、ほめ言葉になるのか?ならないのか?という記事から派生して、「ママらしい」「ママらしくない」見た目という発想について、様々な角度からディスカッションしています。

オープニングでは、フランスの幼稚園の先生のタトゥーをめぐるニュースについてお話しています。 

オフィシャルサイトは、http://projectsparis.com/



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こんにちは、あきです。今日もパリで学んだ「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
今日もさよみさんどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
最近、って言っても9月なんですけども、ニュースで見たお話なんですが、
まあちょっとオルセーに続くっていう感じなんですけども。
またちょっと衝撃的なね。
衝撃的なニュースが飛び込んできて。
飛び込んできたっていうか、もともとね、さよみさんはニュースで見たことがあったっていうお話ですけど。
昔ちょっとドキュメンタリーで、このニュースの方の話を見たことはあります。
でも、今回のニュースはまたそれに加えて衝撃的な。
っていう感じですよね。
それは何かというと、フランスの幼稚園ですよね。
学年でいうと幼稚園の教師が全身タトゥーを入れていて、
白目まで黒くして。
私、白目までタトゥーを入れられるっていうのを知らなかったからびっくりです。
目が真っ黒みたいな感じなんですよね。
そうなんです。文字通り全身タトゥーなんですよ。
本当に写真見ると結構衝撃的なんですけども。
彼が保育園で保護者からクレームが来て、先生としての担当を外されたということで、
自分を外見で判断しなくて、子どもたちはみんな自分に懐いてるし、
1日だけ一緒に過ごせばわかるから。
っていう感じで、悲しい事実を解認されたということを語っているというニュースだったんですよね。
もちろん、全身タトゥーって本当に全身ですよね。
そう、だって全く普通の皮膚のところがないんですよね。
髪の毛もないでしょ。
だから頭部も全部タトゥーで、もちろん顔もタトゥーで、
幼稚園の先生をやっているっていう。
まだ中学とか高校だったら、子どもたちもタトゥー入れてるんだなーみたいな、
心の準備みたいなのってきっとあるのかな。
幼稚園の先生ってどうなんだろう。
確かに自分の受け持っている担任の子どもたちは1日目はちゃんと普通に接していて、
話せば自分はちゃんとした普通の教師だっていうのが分かってもらえるけれども、
もともとクレームを入れたのは他のクラスのお子さんのママで、
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彼から直接習ってはいないんだけど、幼稚園で見かけるわけですよね。
そこで夢でうなされるようになったから、子どもがやっぱりあの人が学校にいると困ると。
悪夢でうなされるとかそういう感じで書いてありましたかね。
やっぱりその幼稚園側も判断して彼を外したと。担任というんですかね。担当から外したと。
彼としては見た目で判断しないでほしいと。
会見だけで判断しないでほしいということですね。
私はもちろん年代とか世代とかによってタトゥーの考え方は違うと思うんですけど、
ここまで前進入れられると結構びっくりしちゃうんですね。私は個人的に。
これを目の前で見たら怖いものありますよ。大人でもね。
ぎょぎょっとしますよ。
演劇の劇のメイクで出てくるような感じですもんね。
目まで入れるかっていうね。そうすると目が真っ黒ですよ。
ちょっと宇宙人的な感じになるかもしれないですよね。
かなりこれって子供たち、ちっちゃい子たち見ると脳裏に焼き付くみたいな感覚はあるんじゃないかな。
特に幼稚園生でいくつの子かわからないですけど、
3歳から5歳までの両親から教育委員会みたいなそういう方に連絡が行って、
結果的に教育委員会はそれを鵜呑みにしてしまったみたいな。
って思ったんですけど、これもフランスならではなんですかね。
私の感覚からすると、確かに自分の子供が泣かなかったりしたら全然いいんだけど、
やっぱりあの先生怖いって言ったらやっぱりちょっとアクション取るだろうなと思うんですよね。
そうですね。タトゥーではなかったけれども、私の長男が生平になった時に、
小学校1年生ね。
そうです。担任が男の先生になったんですよ。
新しく来た先生で、笛を吹くんですよ。ピピーとか。
みんな集まれみたいな。
うるさいとか言うとピピーって笛吹いたり、あと大きな声を出すっていうのは、
私はそんなに息子は全然気にしてなかったから何にも思わなかったんですけど、
他の父兄からすごい文句が出て、
学校で笛を吹く、それって多分日本では結構あることだと思うんですよ。
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体育の先生とか普通に他人の先生持ってそうなイメージですよね。
そういうことする先生ってフランスでほとんどいなくて、まるで軍隊みたいな感じで、
クレームが来て笛を吹くっていうのと、大声をあらげるっていうのとか、
全く受け入れられないと。子供が夜中にうなされて、それでうなされて、
学校行きたくないって言い出したっていう子が何人も出たっていうので、
その先生、やっぱり教育委員会みたいなところにかけられて、辞めさせられました。
辞めさせられたっていうのは、笛を吹くのやめなさいで終わるんじゃなくて、
その人を担当の先生から、担任から外されたっていう。
私ね、結構フランス人のご両親たち、父系たちってモンスターピアレンスだなと思いますよ。
日本に負けないぐらいモンスターピアレンスだと思う。
子供のことになると思う。
自分たちのことはさておいて、先生にすごい要求がある。
私、あんまり気にしてなかったんですけど、別にね。
学校で何にしようと、結局フランスでの勉強って、
家での学習が一番大事だっていうのがなんとなくわかってきたんで、
あんまり気にしてないんですけど、他のご父系たち、
特にその子が一番最初の子供とかやるとすると、もうガーッとなっちゃってるんですよ。
日本で笛吹くなんて普通なんだけどとか思ったら、
全然普通だと思ってなんとも思ってなかったんですけど、
笛を吹くっていうのに軍隊みたいなリアクションするママたちが、特にママですね。
多くて、外されてしまってかわいそうな男の先生でしたね。
若い先生なんですか?
そんな若くないですね。40代ぐらい。
もともとはフォトグラファーだったんです。
そこから先生になったんですか?
写真を撮ってた人なんですよ。そこからキャリアを変えて先生になったっていう。
でもある意味、いろんな社会を見て先生になって、
私は別に逆にそういう方がいいのかなと思ってたんですけど、
こちらのお母さんたちは、そんな経験のない人に子供たちを預けられない。
ちょっと日本と同じぐらいのモンスターペイントレベルかなって、
ちょっとなんとなく感じて驚きました。
確かにましてや、小学校低学年とか幼稚園になったら、
親の子の出方ってすごいですよね。
すごい激しいです。親もすごい激しく出ますね。
意外なほどフランスって、
自分のことはさておき。
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自分は棚にあげて先生のことはすごく言う。
だから先生がストを起こすんですよね。
わかる気がする。先生のストもわかる。
そういう親に囲まれて。
だから日本の先生はよく頑張ってんだろうなとは思いますよね。
日本の先生はかなりつらいんじゃないかなって。
思います。思います。
タトゥーなんて全くありえない。
多分してたらね。
そこを。
首。
PTAにかけられる。
まず慣れないと思うし、教員に。
だから、ましてや幼稚園の先生だからね。
このちっちゃい子相手に。
保育園も誰も雇わないと思うし。
そこが個人の問題と能力は違うって分けて。
さすがに見た目で判断するなと言っても、
やっぱり見た目で判断する人たちだと思うんで。
そこはやっぱりどうすることもできないです。
まず相手のことを奥深くまでそんなに知れるわけじゃないから。
やっぱりどうしても学校とかそういったところになると。
まずは見た目っていうのは仕方がないところも確かにね。
そうですね。
タトゥーに関しては、やっぱり子どもが怖がるケースっていうのは
ある程度予測はしてた方がいいかなと私も思いましたね。
ということで、サイトかブログの方にこの方の写真を一応載っけておきたいと思いますが、
結構衝撃受けると思います。
ぜひご覧ください。
それでは本編スタートです。
本編です。
今日はお友達というか知り合いの方から面白い記事を紹介していただいて、
さゆみさんにもシェアをして話をしたいなと思っているんですが、
この記事は女性子が例えば子どもがいるようには見えないって褒め言葉が、
実は褒め言葉じゃなくてすごくモヤモヤするっていうところから端を走って
だから要は子どもがいるようには見えないっていうのは、
独身時代のように生活感がなく綺麗だよっていう褒め言葉なんだけど、
でもそれ自身がちょっと実はそうじゃなきゃいけないんじゃないかみたいな
プレッシャーをママとしてかけられてるんじゃないか
みたいなところから問題提起をしている記事だったんですね。
それをさゆみさんにもシェアしてお話ししたいなと思ったんですけども、
子どもがいるようには見えないっていうこの褒め言葉的な要素ってどういうふうに捉えます?
子どもがいない人ってじゃあ綺麗なのっていう前提があるような感じがするんですよ。
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子どもがいる人ってもう綺麗じゃないのってちょっと思わせられるかなって。
じゃあもう子どもがいると終わりってこと?みたいな。
だからそういう言葉に乗せられてじゃあみんな子どもが産みたくないとか
っていうふうになっちゃうのかなって私の中でそういうふうにつながっていってしまったんですよね。
この言葉を聞いた時に。
なんだろう子どもがいると逆に見た目に構わなくなってしまうママさんたちが多いという前提で
女を捨ててる的なイメージを持つから女を捨ててないんだよ的な言葉で
子どもがいるように見えないみたいなことになってるのかなとは思うんですね。
見た目を気にするか気にしないかそれにかける時間とか労力とかが表に現れているかどうかで
ジャッジされるっていうのはあるかな。
なんとなくママとして頑張ってます感を出してるとき
例えばお家に帰ってきて夜慌てて夕食をしたりとかお弁当作り頑張ったりとかしてるママさんのそばで
私じゃないですよ。
そのそばでメイクとか美容に気をつけてるママさんって
すごい頑張ってるんだけどお母さん業やってるの?みたいな
こういうふうに逆に思われてしまうパターンもあるじゃないですか。
でもやってる方はちゃんとやってるでしょうね。
そういう人を見た目でジャッジしないっていうところに対して
こういう考え方にプラスに褒め言葉として反応する方と
すごくネガティブにモヤモヤとしてしまう方に分かれていくんだなっていうのをすごく
その人が何を考えてるかによって捉え方が変わるっていう感じがしたんですよね。
あとこの方の記事を読んだ時に思ったのは
その方はスウェーデンに移住した女友達のスウェーデンでの事情を話していて
スウェーデンでは人の価値は見た目じゃなくて
人を見た目でジャッジしないっていうのを子供の時から徹底教育をされてるから
例えばさっき言った
誰々さんのママ美人よねとか
そう言われるとすっごい怒られるっていう話をしてるから
今回この女性誌で広告が炎上してるっていう
その広告の炎上はどういう書き方されてるかというと
忙しくてもママ感を出していかないとか
ママに見えないが最高の褒め言葉
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ママ感って何なんだろう
ママ感って私は生活感なのかなと思ったんですよね
この要は主婦感なのかちょっとおばちゃん感なのか
ちょっとわかんないですけど
どっちかというとおばちゃん感
だってちょっと不良なママでごめんねっていうタイトルも
この不良なママイコール
あなたちゃんと子供の面倒見てるみたいな
なんかそういうイメージで取られるのかな
あとお子さんいらっしゃるんですかっていうこの表現も
たぶん褒め言葉に捉えて広告として出してるんだけど
それってお子さん感を出しちゃいけないんですかみたいな
私はこの最後の言葉がちょっと衝撃的だったんですけど
働く女は結局中身オスであるっていう
仕事にオスもミスもないとは私は思うんですけど
仕事は仕事でやるべきことをやるなんで
オスもミスもないと思う
でもそういう見方なんですね
だから雑誌ってやっぱりその読者が響くような言葉をやってるから
私ある意味その社会を反映してるはずだと思うんですよ
だから日本のママさんたちがきっと喜ぶような表現をしてるから
こういう言葉になるし
逆に炎上もするっていうことなんだと思うんですけど
まずそのスウェーデンの話を聞いた時に
これフランスだったら絶対違うなと思ったんですよね
絶対ありえないですよね
みんな見た目気にしますし見た目で判断しますよ
多分ねイタリアとかもそうだし
ラテン系の国は絶対見た目外せないと思うんですよね
もちろんもしかしたらママに見えるか見えないかっていう視点はないかもしれないけど
女性としてきれいかとか
人として美しくしているかどうかっていうのは
すごいやっぱり気にしますよね
だからこのスウェーデンの話を聞いた時に
これはスウェーデンの特徴であって
ヨーロッパ全体がこうだっていう見方はできないなと思ったんですよね
住んでる人間として
絶対違います
だからやっぱり北欧とラテンでは
こんなに価値観も違うんだっていう
確かにママかママじゃないかとか生活感あるかないかとかっていうのは
またちょっと違うのかもしれないですけどね
生活感あってママであっても
フランスって別に若くしてママになってる人もいっぱいいるし
あんまりそういうことを気にするわけではなく
それよりも単に女性としてきれいにしているかどうか
それだけ
だからママに見えないっていうのはコツとコツじゃないですよね
全然関係ない
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とにかく結婚しているかどうかとかも
関係ないですからね
だからその方の年代とか関係なく
その人がすごく
例えば一見ふけて見えたとしても
すごいきれいとか輝いているかっていうのは
結構みんな見てますよね
見てますよ
だからちょっとそこってまたアングロサクソン系の国と
ラテン系の国との
見方の違いっていうのはなんとなく感じるかな
確かに
日本はその中でもこのママっていうのの役割が
多分社会的に強いために
逆に反動もすごく多いからこうやって炎上するのかなと思うんですよね
ママとしてママっぽくあるべきであるみたいなところが前提にあって
そこからの
逆を提案すると
逆にそういう風に言うのも喜ぶ人もいれば
何それって炎上にもなってしまう
だからこう
ある一方的なこっちの価値観がいいよ的なものが強いと
逆方向に出ちゃうのかなとは思ったんですよね
ところ子供がいるように見えないっていうのは
やっぱり子供がいる人に対してやっぱり生活観が今まで出てたし
それを良しとしてたっていうところがあったからこその
表現なのかなとも思うので
なんかもうベースがヨーロッパと違うような気がするかなと思いましたね
そうですねそのママかママじゃないかっていう
そこのなんていうのかな
そういうのってあんまりヨーロッパでは誰も気にしてない
そこが違うかな
誰も気にしてないそんなこと
子供たちから見たらあるいはそのパパかママかっていうのを見たときに
ママもセットだからママだけにこだわることがないじゃないですか
だからママとしてきれいだったらパパとしてかっこいいみたいなのも
両方出てくるわけで
そこが多分なぜか日本はママだけ出ちゃってるケース
そうですよねっていうことは子育てにかかる時間とか労力とか
そういうことがママの負担が高い大きいっていうことで
結局それがママの外見に現れるから影響するから
ママに見えないっていう発想があるんですよね
だからパパもよく家事を手伝うっていうのでも大爆発するじゃないですか
だからそこでお父さんも入ってくるのが普通だったら
ここまでママも取り上げられることはないのかなと思うんですよね
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この前秋さんにもお話したと思うんですけど
日本のスーパーの広告スーパーに立ってた広告で
ママの毎日をサポートとか
そういうディスカウントをスーパーで食料品とか
いろんなものをやってるんですけど
広告でドカンとママの家計をサポート
ママの毎日をサポート
なんでママなんだろうっていうのがちょっと私は気になったんですよ
パパじゃないの?って
家計を支えるのはとか料理をするのはママみたいな前提を
確かに買い物を着てる人もママばっかりだからそう思ってやったのかもしれないけど
結果的に
ある意味ちょっとステレオタイプな
もしかしてパパが全部やってる予定も
そうせざるを得ない予定もあるだろうし
だからもうそろそろそういった
ちょっとステレオタイプ的な
マーケティング戦略とか
そろそろ変えていかないと
マーケティング戦略というよりは
そんなこと考えてもいなかったんだと思うんですよ
単純にそう思ったから
ママの家計をサポートとか思ったっていうだけで
たぶん広告を作った方もそれが普通だから
何も考えず作っちゃったんでしょうね
だからそういう意味では
マーケティング的なところにもそういうメンタルが出ちゃうので
やっぱりパパだけもあふれてきてるし
ママだけじゃないんだっていうところも
意識していくことも大事だし
やっぱりママだけじゃないんだとか
ママの役割とかっていうのに
やっぱり私たちが当てはめすぎてるかなと思って
役割を
少なくともフランスってそういう書き方の広告見たことがない
確かにない
ママだけとかパパだけとか
そういうの見たことがないんですよ
だからやっぱり気づきますよね
気になったりとかもしますよね
そういうのがあると思うんで
やっぱり日本独自のそういう視点なんだなとは思うし
こういうので逆に炎上って聞くと
かたやそれを褒め言葉と捉えながら
かたやすごい炎上するパターンも増えてきて
どっちかに偏るからそうなっていくんだなというのが分かる
そこから解放していかないと
延々に炎上とかそういうパターンは続くのかなと思っているので
その辺はママに見えないっていうのは
果たして褒め言葉かどうかみたいなところを
よく考えてみるのもいいかなと思いました
ありがとうございました
24:16
ご視聴ありがとうございました
また次回もパリで学んだブレない自分の作り方をお楽しみに
アキでした
24:56

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