1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.385「チーズのある豊かな..
2023-08-10 35:45

Vol.385「チーズのある豊かな食生活のススメ ー 久田惠理さんインタビュー(2)」

チーズ熟成士・久田惠理さんへのインタビュー後編です。
チーズ熟成士の最高位である「Maitre Fromager」(メートル・フロマジェ)の称号を持つ惠理さん。自分好みのチーズを買う方法、チーズを食生活に取り入れることの魅力などについてお伺いしました。
チーズへの愛情たっぷりのお話を、どうぞお楽しみください!

オープニングでは、この夏さゆみさんが日本帰国時に体験した「ちょっと残念なおもてなし」についてお話ししています。

※雑音が入り聴きづらいところがございますが、ご了承ください。

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00:14
こんにちは、きです。
今日もパリで学んだ「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
さやみさん、今日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さやみさんは、さくっとちょっと日本に行ってきてたんですよね。
そうなんです。6月の末から7月の9日ぐらいまで。
うちのね、一番末っ子の息子を日本の小学校、6年生に、もう小学校最後なので、
体験入学をさせたくて、これの中で3年間できなかったんですよ。
ああ、確かに。
だからやっぱり、ちょっとね、彼に小学校最後の体験をさせたくて、連れて行きました。
一人で行かせたかったんだけども、うちの夫が反対するので、連れて行けというので、私がつき添って行ってきたんですよ。
まあ、確かに地方だからね。東京だったらね。
12歳になったばっかりなので。
やっぱり国内線に乗り換えとかっていうのはちょっと、なかなかね。
大変だと思う。お荷物ね、戻って。
一旦スーツケース出して、そっから自分で。
国内線に乗り換えに行くっていうのが結構大変だと思う。誰かね、つき添わないと。
っていうので、1週間ちょっと、10日近く。
10日弱。
行ってきたってことなんですね。
で、今は置いて帰ってきてるって、こっちにパリに戻ってきてるって感じなんですけど。
そうなんです。同士をね、家に置いて、学校に通ってます。
で、今回はね、まあそんなサクッと行ってサクッと戻ってきただけだと思うんですけど、
なんかこう、日本で感じたこととかありました?日本での出来事。
すごいありました。
というのも、パリから東京羽田へのフライトがやっぱり14、5時間かかるんですよ。
長いですよね。
すごい長いので、乗り換え、通常だとその日のうちに乗り換えできるんですけど、
今回もね、やろうと思えば可能だったんですけども、すごいもうね、疲れるんでやめようと。
もう羽田に一泊して、のんびりしてから翌日、ゆっくり実家のある九州の方に戻ろうということで、
泊まることにしたんです、羽田に一泊。
で、私が聞いたのが、羽田の第三ターミナル、国際線のターミナルの到着ロビーに直通でホテルが、あるホテルがね、できたんです。
線付きの。
最近できたの?
確か今年の頭か去年の終わりにできたんですよ。
持ってきてたんだけども、コロナ禍でオープンできなくて、やっとオープンになったっていう感じで。
03:07
じゃあ温泉あるんだったら泊まりたいと思って。
実家にあるのに、実家の方に。
でもその前に疲れを癒して、マッサージとかもあるみたいなんで、岩盤浴とか。
これは行かなきゃと思って、で、泊まったんですよ。
息子も一緒で、温泉そのものはもう最高、素晴らしかったです。
露天風呂もあり、サウナもあり、スチームサウナもあり、アカスリとかマッサージもなんでもありっていう感じで。
で、その中にお食事どころもあって、サウナの後、サウナ飯みたいな感じで食べれてね、すごい盛り上がったって感じで楽しかったです。
うん、盛り上がってきたのね。
それはね、とっても充実しててよかったんですけども、
翌朝、朝ごはんを食べましょうということで、息子と二人でメインダイニング、レストランに行ったんですね。
で、そこでブッフェになってるんで、好きなものを食べられるようになってるんですけど、息子が朝トーストを食べる人なんですよ。
で、ブッフェを見てて、食パンを見つけたんですね。
で、それを見て、ママ、僕トーストが欲しいなって言って、で、なんかトースターないかなって探したんですけど、ないんですよ。
で、ないから、ブッフェの方に、トーストにしたいので、今度食パントーストにしていただけますかって聞いたら、できませんって言われたんですよ。
え、なんでですかって言ったら、トースターがないって言うんですよ。
え、ほんとかなと思って、こんな立派なホテルのレストランなのに、トースターがないなんてあるかなと思って、
過去に泊まったどこのホテルでも、自分たちでトーストできるようにマシンがあるのに、それさえもないんですよ。
ましてや、調理場にトースターがないなんてあるのかなって、ちょっとびっくりしたんですけど。
でも食パンは置いてあるんだね。
え、じゃあこの食パンどうして食べればいいんですかって聞いたら、ここにあるなんか具材を挟んでサンドイッチみたいにして食べてくださいって。
でもサンドイッチみたいにして食べたくなくて、トーストにしたい人はどうするんだろうってちょっと疑問に思ったんですけど、
息子が、もういいよママって言ってこのまま食べるって言って。
でも僕はバターが欲しい。バター塗りたいって言ったので、サービスの方に、すいませんバターありますかって聞いたんですよ。
そしたら、こういうものならありますって言って見せられたのがマーガリン。
マーガリン。
バターはないんですかって言ったら、多分パンコーナーのところにジャムとかいろんなものがあるので、
そちらの方に行って、ご自分で好きなものをお取りくださいって言われたんですよ。
で、パンコーナーに息子と行きました。
06:01
で、見たんですけど、バターがなくてマーガリンしかないんです。
あ、そのマーガリンしかなかったの。
それしかさっき見せられたマーガリンしかなくて、え?って思って、今時マーガリン使うってあんまりフランスで聞かないんで、
どこの国でもあまり聞かないので、ちょっとびっくりだったんです。
確かにね。
あんなにトランス脂肪酸があって、プラスチックを食べてるようなものっていう風に私は聞いてるので、
とてもじゃないけど息子には食べさせられないので、ごめんねって。
どうしたの?
息子よって。
息子はどうしたの?
どうしたの?その時。
息子に食パンないんだけども、このマーガリンはちょっとママは反対。
あなたも好きじゃないよねって。僕も好きじゃないって。
どうしようかって。
もうパンそのまま食べるって言って。
酢のまま?
そのまま何にもつけないで食べましたね。
ジャムとかも好きじゃないので。
しょっぱい系っていうかね。
ホテルとかがあれば別なんですけど、そういうのなかったんです。
なので、そのまんま食べるって言って。
ちょっとね、びっくりしたのが、今ね、海外からの観光客もものすごく増えてるんですよ。
で、そのホテルもものすごい数の外国人が泊まっているんです。
メイク直通だったら多いですよね。
日本の本当に入り口、窓口っていうかね、そういうところでおもてなしをいっぱいしてる感じはあるんですけども、
そういった食文化の理解度がまだ足りないのかなと思って、ちょっとね、びっくりしました。
ホテルのなんか、多分日本のホテルの認識が、なんかコスト削減のところとお金かけるところで多分いろいろあるんだと思うんですけど、
多分温泉に飾りすぎちゃったんですね。
温泉一番になったら、バターとマーガリンっていう2つのソースはどっちかでいいだろうみたいな。
なんかね、ちょっと悲しいものがありましたね。
バターがないんだ、トースターがないんだ、トーストできないんだっていう。
トースターがないのも珍しいけどね。
初めてですよ。
私、いろんなホテルに世界中でも泊まりましたけど、トースターがないホテル初めてでした。
それに食パン置いてるからね。
反対側の別のホテル、温泉がない方の空港直通のホテルあるんですけど、そっちはあるんですよ。
それじゃに食パン、グリルできる?
それチェックしてあんの?
ホテルオタクなのでチェックするんですけど、温泉とトースター、どっちを取るかみたいな温泉を今回取っちゃったんです。
09:06
知らなかったのでね。
今後はどうなりますかね、チョイスとしてどう選ぶ?
実家に帰ったら温泉あるんで。
温泉は目をつぶる?今後は。
泊まらなければね、全く問題ないんですけど、乗り継ぎの問題なければね。
温泉なんですけど、ちょっとそこは日本の玄関口っていうところでもうちょっと考えてほしい。
確かにね、そういう視点はないのかもね。
栄養学のこととかもちゃんと勉強してほしいですし、世界的な、グローバルなそういったことも研究した上でサービスをするっていうところをやってほしいなっていうのがありましたね。
相当前の話なんですけど、あるレストラン、洋食の、多分イタリアンだったのかな、ちょっと覚えてないんですけども、いわゆるまあまあグレードが高いレストランに。
でもだいぶ前ですよ。
だいぶ前だから。
今の時代でそうだとは思ってないんですけど、まだその時って今ほどカプチーノとかカフェラテとかが飲める感じではなかったんだと思うんですけど、
私が食後にコーヒーを頼んだ時に、要はカフェオレ、カフェラテだったのか、ちょっとどういう名前だったか忘れたけど、それを頼んだんです。
ありますかって言ったら、ありますって言ったので、頼んだんですよ。
そしたらなんと、コーヒーにスジャータが出てきたんですよ。
それで、え、これミルク?って聞いたら。
かなりちゃんとしたレストランですね。
まあまあね、まあまあレストランですよ。
で、え?って言って、そしたら、こちらでミルクを飲んでいただけますかって言ったら、いや、だったら頼まなかったよみたいな。
普通のミルクじゃないんですかって。
そう。だから、私の中ではね、普通にミルクはあるものって思ってるんだけど、彼らの中では料理に使わなかったらミルクっていうのは置いてなくて、
そのマシティア、コーヒーにはスジャータ、スジャータと書いてあったか覚えてないけど、スジャータ系のあれですよ。
って言った時に、ミルクの概念が違うと思った、さっきのマーガリンの話と似てるんですけど。
で、その後、別のフレンチに行った時にも、私、なんかこうまた食後のコーヒーいかがですかって言った時に、おどおどしちゃって。
で、その話を友達にしてたんですよ。
で、友達が、「大丈夫、ここだったらミルクあるから。」と言って。
そしたら、「カフェをお礼にしてもらってもいいですか?」って言ったら、「ございます。」ってちゃんと出てきたんですけど。
だから、やっぱりミルクイコールスジャータ系っていう風に思ってる当時のレストランもあるっていう。
だから、今のね、2023年で、マーガリンと。
昭和で止まってる感じですね。
12:03
どうなんですかね。
スジャータとか、ほんと昭和ですよね。
まあ、と思うんですよ。
マーガリンも平成ぐらいまでは使ってたのかもしれないです。
あんまりフランスで使ってる、見たことないかな。
まあね、一応ありますけどね、ベジタルみたいな。
でもまあ、全然違う域ですからね。
そういう意味では、次回、温泉よりも。
チェックしないと。
ということで、またちょっとね、見ていただけたらと思います。
それでは本編スタートです。
はい、本編です。
今回も先週に引き続き、チーズ熟成師の久田恵里さんへのインタビュー後編をお届けします。
彼女のね、チーズへのパッション、そういったところもぜひ楽しんで聞いていただけたらと思います。
いつ頃熟成師になったんですか。
それで、いろんなことに挑戦しながらフランスにいたんですけど、
チーズの世界大会とかもあったりして、そういうのに出たりとか、
そういうの出た年が2015年、自分チャレンジの年だったんですけど、
2015年に今チャレンジの年があって、
その時にコンプールとかでも頑張ったしということで、
パリでも2004年から10年以上やって、パリでもやってるし、
ということで、前はもっと下のランクの熟成師を持ってたんですけど、
一番上の親方のランクのメートルっていうランクを2015年の6月に大会の、
親方なのね。
親方の称号をちょっとサプライズだったんですけど急にいただいて、
私その時はもう申し訳ないと思って、
もう親方持ってる人たちの名だたる熟成師さんっていっぱいいらっしゃって、
もう私とはもう手と血ぐらいリスペクトすごいしてるフランスの熟成師さんの方がいらっしゃるんですけど、
その方たちと肩を並べることになるのは逆におこがましい。
結構若手だったんですか。
若手も若手ですよね。
だからそれに恥じないように余計頑張らなきゃっていう感じで、
また8年ですよね。8年前にいただいたのでね。
このフランス2004年、本当に20年のフランスでの食文化の流れも含めて見てらっしゃるし、
その間日本の方のチーズの意識も全然また変わってますよね。
なんかやっぱりただ置いといて劣化したものを熟成として売ってるお店が多かったんですけど、
それって熟成じゃなくて劣化なんですよ。
確かに熟成と劣化って全然似ていないもの。
熟成って適度な施しが必要で、湿度だったり温度だったり、
それってチーズによって違うから、チーズの生存を知ると割とわかるというか、
15:03
どういうふうに施してあげればいいか。
僕はちょっと湿度がたっぷりなところに居たいことを、
僕は乾いた場所が好きだよっていうことを見るので、
ちょっとオタクなんですけどね。チーズと私は会話もしているので。
そういうことよね。
すごいオタクです。
一人ずつがこうして欲しいって。
ちゃんと声を聞かなきゃいけない。
見たら違うんで、表情が。
やっぱりお肌のケアと一緒だと思います。
お肌がちょっと乾いてきたらローションするんじゃない?
それと一緒で、ローションはできないけど、
ちょっと水分を与えるときに水よりは塩水にした方がいいのか、
ちょっともっとオイリーなオリーブオイルと塩を混ぜたのを塗ってあげた方がいいのかとか、
何の施しをするか。難しくないんですよ、本当に。
でも、分かってあげなきゃいけないというか、
要は人と一緒ですよね。気持ちが分かってあげる。
今の状態をちゃんと分かってあげないと。
喉が乾いてお酒をあげようみたいな。
なるほどね。
そうやって愛情を持って育てると、答えてくれるんですよ。
おいしくなってくれるんですよ。
だからやりがいがある。
チーズの魅力ってそこですか?
そこだと思います。
だから知ってる、分かってるんですけど、
でもまた会いに行くと、これってこういうことかな?
分かったんだけど、また分かんなくなって。
そこがシネマの世界ですね。
だからチーズ分かったって。
1年勉強して分かったって。
じゃあ次何行くっていう人もいっぱいいると思うんですけど、
多分ごめん、分かってない。
1年2年じゃ絶対分かんない。
私32年やってもまだ分かんないこともありますから。
同じブランドでもこうやってあるのに。
あと季節も変われば。
牛がとにかく自然相手だから、この異常気象で
かなり去年とか2年前とか、1年2年熟成のものは
2年前の気候どうだったっけなとか思いながら
やっぱりすごく干ばつだったりする。
エサが違うから、なんか味が今年おかしいなと思うと
それに合わせて。
そうですね。
だから難しくなってますよ、今の気候は。
さらに。
やっぱフランスって涼しかったのに今は暑いから。
葡萄とかも今年はどの地方が不作だとか言うじゃないですか。
ありますよね、ワインもよく言いますけど一緒ですね、完全に。
自然相手だから、加工品ではないってことですよ。
やっぱり毎年その季節の湿度とか何から全部見て。
作ってさ、努力と知恵と同じようにやってるんですけど。
彼らは彼らでベストな形をやりながら、かつ熟成紙の技もそこで。
そうなんですよね。
本当そこのナッシングの世界。
10年、15年前までは熟成紙はいらなかった。
なぜかというと、本当10年15年前くらいから熟成紙という活躍が多くなってきたのは、
なぜかというと製造者さんが今まではちゃんと美味しくしたものを出してくれてたんですよ。
18:04
だけどそうするとなかなかお金も資金繰りも大変ですよね。
牛の餌を飼い、牛を育て、乳を絞り、チーズにした。
でもチーズでそこでも売れてしまえばすぐお金が入るけれども、牛の餌を飼える。
でももっと置かなきゃいけない。
1週間で置いて、まだ美味しくないけどでも売れてもいい期間がもう過ぎたから、じゃあ出そう。
だんだんやっぱりなってきますよね。
で、まだそれを付加価値。
本当はあと2週間農家に置いておくといいんだけど、でも出しちゃう。
そうすると、これまだカチカチ。
バナナで言うと緑のきちゃったな。このままはちょっと恥ずかしくてお店には出せない。
でも一般の人はわかんないですよ。
緑のバナナがあってもカマンベール木箱に入ってるわけだから、家に帰って切ったらガチガビガビだわって。
切ってみないとわかんないですからね。バナナみたいにわかんないことが。
たまにマルシェのおじさんにアボカドを買って行ったら、うるさい人いますよね。いつ食べるの。
今日の夜と昼と。本当にベストでね。それを目指してます私もね。カマンベールいつ食べるのって。
アボカド。私もね、一消費者としてアボカド買うときはやっぱりマルシェで買うんですよ。やっぱり難しいですよね。
いつ食べるのって日曜日に食べて、あと2、2日後くらいって言って分けて買ったりするんでしょ。
チーズも同じなの。本当は同じ。もちろんアボカドより難しくないんで。チーズのほうが。
でもやっぱりその好みっていうかタイミングとか。
だからいかにチーズ屋さんに自分の好みが伝わってるかで違うんですよね。
だからベストなんだけど、本当はベストよりちょい前が好きってことがあれば、いやでもドロドロは嫌なのとかね。
アボカドもちょっと硬いぐらいがいいのと、もう本当に味噌がいい人って言うから。
知識のない人、例えば日本の人とかには、えりさんがベストだと思う。
よく分かんないからオススメなんですかっていう、丸投げはダメなんです。実は。
なぜかというと、その人と私友達じゃまずない。好みが分からない。
例えばですよ。硬いチーズでオススメとかね。柔らかいの好きなのでとか、それぐらいは絶対言ったほうがいい。
じゃないと私の好きなものが好きとは限らない。難しいです。
友達があったら丸投げはOKなんですよ。
私も分かんないときは、じゃあね、中トロとマグロどっちが好きって聞いてるんですよ。
確かにね。違いますからね。
脂肪の旨味が好きな人とタンパク質の旨味が好きな人がいらっしゃるから、
チーズもちょっと中トロとか大トロみたいなチーズもあるわけですよね。
あとはそこまでトロッとしてない、もっとさっぱり食べたいチーズもあるわけですよ。
なんでチーズ屋さんに来てここでね、中トロとかマグロ好きって聞かれるんだろうって。
でも感覚的には。
21:01
私も丸投げされたらそういう質問してます。やっぱり。
さっきえりさんを待たせていただいてるタイミングのときにお客様がいらっしゃったじゃないですか。
質問してましたね。質問してたっていうか、どういうのがですかって接客してる方が言ったら、
何がおすすめですかって言ってて、おっとーとか言ってて私も耳をこうやって。
なんか例えばフランス人とか外国の方でおすすめ何って言われたら
もう大体察して日本のコラボ商品をおすすめるようにもしてますね。
なるほどね。
うちでしか売ってないものっていう意味だろうなということを察して、
そういう結構丸投げ怖くて、おすすめはあります。
言われたらほんとこれっていうのはありますよ。
私はもっとその人が満足するものを進めたいので、せっかくだったら。
もちろん私が一番好きなの買いたいと思ってくださって本当に
試してみたいんだからね。
いいんですよ。それでも。でも絶対にそれは危険なので、
例えばどっかのシーズンでおすすめ何ですかって買ってる人がいたら
大体おいしいの来ない可能性もありますよね。
そっか。
売っちゃいたいものってあるんですよね。
そうね。こっちサイドはね。
だから私はそういうのはやっぱりちょっと怖いからできないんだけど、
また来てほしいと思ってる。でももしかしたら観光客って見られて、
もう来なくてと思ったら出してますからね。
マルシェでよくやられるんですよ。私。
自分がね。
マルシェでこれシェーブルちょうだいって買うでしょ。
そうするとね、すごい変なの出すんですよ。
それじゃなくてこっちって言うんですよ。同じって言うんですよ。
同じだったらいいよね。こっちにしてって私は言うんですよ。
だから本当に日本人だし、分かんないと思って。
もう分かんない人向けだっていう。
本当にマルシェごめんそういうことしないでって。
シェーブル嫌いな人増えるよって私は思ってる。
実は自分の経験があるので。
だから私もたまにね、ほらポンといってマルシェで買うでしょ。
だから常連じゃないし。
ちょっとなんかフランス語はできるっぽいけど、
別に顔がね、日本人だし誰も熟成し、
この服制服着てないから。
チーズやってる人は思わないかもね。
顔もおまいで。
で、やっぱりそうすると、なんかもう先出しされちゃうわけですよ。
そうね。やっぱ消費者もやっぱり。
消費者もダメ。
賢くならないと。
だから何に使うようかとか目的があれば絶対に言ったほうがいい。
フランスは特に。
固いの嫌だからねって最初に言っておすすめ何とか。
そしたら固いのおすすめないじゃないですか。
でも僕はこれ好きだよって言われちゃったらそれまでだから。
チーズをどこで買ってもおいしいチーズを選んでほしいと
いつもいつも思ってます。
そこにまだ中トロとか大トロのあれを使って
バナナもね。
ちょっと緑から黄色になったばっかりが好きか
結構完熟のプンプン香りが好きかとかね。
食感とか。
食感塗るっていうの嫌な人と塗るがいいとか
あとスプーンですくうくらい柔らかいのがいいとか
24:00
絶対固いのがかき割るくらいが好きとか
あるじゃないですか。好みが。
言ったらいいんですよ。
私はかわいいチーズが好きなの。
そっか。やりがいいとかそういうんじゃなくて
テクスチャーとかそういうのでもいいんですね。
全くその難しく言う必要はなくて
今日はスイカと食べるから
スイカの合うチーズちょうだいとか
例えばそれでもいいんですよ。
だからもっとわがままじゃないけど
リクエストを専門店には言ったらいいと思う。
確かにね。こっちが分かんないから
ついつい遠慮しちゃうところがあるかもしれない。
逆にそれは私は危険と思っています。
なるほど。そっちの方が危険なんですね。
チーズ屋さんやろうって気持ちがごめん。
みんな大きいから1ミリもないけど
ほんとチーズ屋さんは分かんないですよ。
でもマルシェとかでそういう常連じゃなかったらね。
もしかしたらもちろん売ってくれる人もいるし
もちろん嫌な人ばっかりでもないけど
でも今の時期特に売れてないんですよ。
回転悪いんですよ。チーズ。今どこも。
どういう意味ですか?
今もうバカンスでいつもの人がいなくて
でもそれでも営業しているところは
お客さんの数が減るんですよ。
フランス人、うちのお客さんの数が変わるんですね。
減らないんですけどフランス人がいなくなって
外国の方が来ると
売れてくチーズも変わってくるんですよ。
なるほど。
仕入れも変えてますけど
フランス人が好きなチーズ。
今の時期はよく売り仕入れって思っちゃう。
なるほどね。
やっぱ海外の人が買ってくるのと全然違うんですか?
やっぱりマイルドなものが好き。海外の方は。
あと名前が有名なものが好き。
そうね。流し出てる。
カマンベールっていうのが誰でも知ってるとか
そういうものが皆さん売られていくので
カマンベール今週切れちゃいました。
もう予想外の。
カマンベール売れちゃった?
カマンベールしか買わないからね。
ちょっと予想外でした。
そうなんだ。カマンベールやっぱり有名だからね。
今後のえりさんのプロジェクトって
イメージってどんなことを考えてらっしゃいます?
そうですよね。
だからやっぱり難しくないんだよっていうことを
やっぱりフランスにいて
チーズの位置って日本でいう漬物と同じなので
やっぱり食卓に
チーズ好き嫌いとか嫌いとか好きではなくて
本当に体にもいいし
私もすごくビタミンの一つ
ミネラルとか全部摂れるので
チーズと本当にイチゴでもいいしリンゴでもいいし
フルーツとチーズの盛り合わせで食べていただくことで
すごくちょっと疲れた時に夏バテも解消できるし
美容にもいいので
やっぱりいつも食卓に
冷蔵庫の中に1,2個入っててほしい
全ての家庭にそうしたいなと思ってますけど
だからもっと頑張って食べるとかじゃなくて
ワニも使ってもらったらいいと思うし
モザレラとかはミワニに似てるでしょ
醤油で食べてもらったりするんですよ
お刺身みたく
27:01
そうすると和しか食べない方でも和の中に
じゃあ今日は前菜はモザレラのお刺身だよって聞いて
ちょっとわさび醤油合うかも
すごく美味しいの
そうするといつもはカップレースだと
1切れしか食べない人が
1人3切れ食べれたりして
あーなくなったわってなるんです
なんか急にモザレラ食べたくなってきた
それでやっぱりワニも私は結構
お味噌とか結構合うんですよ
確かにね
結構醤油とお味噌
あとなんかただコンテ切ってね
海苔くるくるって巻いておやつに食べてもすごい美味しい
確かに美味しい
コンテのチーズおにぎりよくするんですけど
コンテをね早めに切って
ちょっと人肌冷めたご飯とささっと混ぜて
ちょっとゴマ缶なんか入れたりして握って
それで塩分になりますからね
冷凍しといて今度焼きおにぎりにすることもある
ちょっとチーズもトロンとして
海苔巻いたら最高ですね
だからその時にコンテが家にあるかないかでね
やっぱりそれくらい身近に送っている
ハードチーズはいつもちょっと置いとくとか
だから食べようと思って買うのもちろんいいんですけど
食べて残ったのをそのまま冷蔵庫に入れっぱなしにしないで
毎日1切れ1切れなるべく手前に置いて見えるようにして
チーズボックスちょっと小さいの箱を1つにして
チーズボックスいつも開けて
サラダにも1切れちょっと入れるとか
カルシウムすごいと出るし
アイディアがないからそこまで
盛り合わせにしてお客さん来たらっていう時だけじゃなくて
イメージがあるからねどうしても
でももっと日常お漬物のように
ご飯の時にいつも海干とかお漬物出てたように
チーズがいつもちょこっと何かに足す
調味料としても使えるから
確かにね
私は今日はもう今までやっぱり
食後っていうかメインの後に出てくるってやっぱりイメージがあった
ちょっとお腹いっぱいで食べれない
私もだからあんまり食べないタイプだったんですよ
だけどだからモッツァレラとか
サラダにある時は良かったんだけど
でも今日ほらアペリティフの話も聞いたし
もっと前の方に持ってきて
特に日本人がちっちゃいから
最後にチーズよりもデザート別腹って
そうなんです
その時にチーズを一切れ実は食べると消化薬なんです
本当はその位置にあるのは本当は正しい
意味があってことなんですね
一応食べたことで10分15分後に胃が
すごい食べたものを早く外に出そうという
酵素というか消化の働きが強く出るので
いっぱい食べなくても一切れかじると
今度はもっと美味しくデザートが食べれるっていうのは
実は意味があるんですけど
確かに見た目で
もうお腹いっぱいなのにみたいなところはあるかも
じゃあもうこのチーズの普及活動っていうんですかね
そうだからなるべく
ちょっとフランスの消費が落ちてるようなこと聞くので
30:02
コロナぐらいからちょっと落ちて
少し戻ったのかなコビドの時に
パリじゃない地域はチーズ伸びたんですよ
だけどパリの地域はなぜチーズが落ちたかというと
みんながデリバリーでいろんな食事を取れるようになってしまって
たぶん気づいてしまった
チーズとパンとワインだけじゃないんじゃないか
人生みたいな
なるほどね
パリは特にいろんなアジアとか
確かに種類が多いから
何でも他をデリバリーできましたよね
だからそれでたぶん4日のものも
週に1回チーズバッと買ってた人とかも
やっぱり2週間に1回になっちゃったりとか
ちょっと遠のいたりして
もちろん他にいっぱい美味しいものも
食べてもらってもいいし
でもやっぱりあるとないだと絶対に
うるおう生活が
そこにちょっとつけるだけでもね
ちょっと一個あると旨味がちょっと足される
熟成紙としての味がまだまだ続くんですね
だからやっぱり美味しいチーズって
あれって食べちゃうんですよ
残せない
だからそれを目指したい
食べれないっていう人は
たぶん美味しくないチーズを買ってるんだと思うんですよ
でも結構うちに来て
食べきれないんですチーズって言って
でもなんか佐藤さんも
食べちゃったんですとか言うと
嬉しいと思うんですけど
やっぱり残せないように
美味しいチーズをやっぱりもっともっと
厳選してやっていきたいなと
なんかちょっと帰りに
買って帰ろうかなっていう
ありがとうございます
これからもご活躍応援してます
こんなんでよろしいでしょう
素晴らしいお話
私もチーズに対する知識が
ないっていう
一種の日本人だからしょうがないし
プラスコンプレックスみたいなもの
フランス人ほどやっぱりわからない
っていうのがあるから
遠慮してたし
わかんないってことを堂々と言って
本当そのテクスチャーとかね
そういうのだけで言ってもいいんだっていう
もっとこういうの食べたいのよって言って
それの方がもう
販売員の人多くなるし
それいいですよね
それに答えてくれるお店に
行きたいですしね
そういういいお店を選んだ方がいいし
近くてパンとチーズは
本当は近所でおいしいところがあると
いいんですよね
セットですもんね
ワインショップのセットだったら
いいですよね
あとはチーズは
一つ最後にお伝えするのは
例えばチーズショップに入ってた時に
うちの場合はオリジナルチーズはやってますけど
だいたいですよ
フランスって8個ぐらいに
分かれるんですよ
だいたいタイプで置いてあるから
だからわーって見ちゃうんじゃなくて
ハード系が欲しかったら
ハード系の方に行くみたいな
ソフト系だとこの辺にあるとか
ブルーはブルーで固まってたりするので
なんかちょっと自分が
今日は3タイプ欲しいとか
先に
どれぐらい欲しいと思ってる
1個欲しいと思ってるかとか
狙いを定めてね
33:00
その方が進める方も
そうしたら牛焼き羊で1個ずつどうですか
とかね
進め方が変わってきますよね
本当にちっちゃくていいんだけど
10種類買いたいとか
本当にちっちゃい量で10種類集めることも
できるわけじゃないですか
だけど最初からちっちゃく切ってくださいって言われて
1個しか買わないかなと思われてると
やっぱり
え?ってなって
開かしちゃった方がいいですよ
手の内を
3種類欲しいと思ってるとか
でも買ってる間に気が変わってね
3だけど5買ってもいいし
5って言ったけど気が変わって3になっても
それはしょうがないんですけど
でもこういうのが今日は
目的?友達?4人と食べるんだ
というので言うと
じゃあこれぐらいの量かなとかね
こっちの好みとか
そっちの要望をちゃんと伝えるっていうことが
大事なんだなっていうのが改めて
やっぱフランス人はそうです
だからすごく上手買い方が
私も多分日本にいたら
フランスは多分できなくて
フランス人とやっぱ接してるので
フランス人がなぜこんなスムーズに
沢山の中からパパパッと選ぶかっていうのは
本当にヒントを先に
自分が与えて
すごい上手いですよね
確かにな
世間話になる
出たーみたいな
なるほどねすごい勉強になりました
だから先に買っちゃってから
買っちゃって終わってから
お客さん来ちゃったら
その間に来るまでに喋ってたりとかは
よくあります
本当に楽しい時間
ありがとうございました
またご活躍を応援してます
ありがとうございました
アーカイブでももちろんいいのですが
ライブで参加されると
より効果が高い
との声をいただいています
時間が合う場合は
アーカイブよりライブで
ぜひご参加ください
参加されると
ノート術の実践ライブ
パリ式願望実現するためのマインド
という願望実現が
加速するコミュニティです
アーカイブでももちろんいいのですが
ライブで参加されると
参加されると
ノート術の教科書というプレゼントや
他の特典もついてきます
パリ式願望実現ラボは
概要欄のリンクから
ぜひご参加ください
よろしくお願いいたします
35:45

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