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こんにちは、あきです。今日もパリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
今日もさやみさん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
先日、ちょっと面白いというかびっくりした話があったので、お話ししたいんですけれども、
駅前を、電車に乗ろうと思って駅まで行った時に、
大抵、人が紙をチラシとか配ってるのとかに遭遇したりすることってあるじゃないですか。
この時期だとクリスマス前だったりとかするので、
教会関係の人とかもよくいたりとかするんですけど、
おじさん2人が立っていて、
私はそこをいろんな人に配ってるから、
間通らなかったらもういいやと思ってたら、
目の前にちょうど私のタイミングで会ってしまって、
どうぞって言われたから、はいって受け取ったんですね。
その時におじさんが、
DVで亡くなってしまっている女性のための支援ですって言ったんですよ。
いまだに女性という理由だけで殺されてる人がいっぱいいるんですって声をかけてくれて、
だからといって女性だけを中心に配ってたわけじゃないんだけども、
みなさんに一応。
配ってて、その配ってる人が、
例えばそういうものに対する反対運動で、
普通フェミニストのような女性たちが配るようなイメージがあるんですけど、
普通のおじさまたちだった。
本当に一人は黒人で一人は白人でしたけど、
本当に普通のおじさまたちで、
意外だなぁと思ったんですね。
ちょっと色々調べてみたら、
このDVによって男の人が女の人を標的にする殺人のことを、
フェミサイドっていう言い方をするんですけども、
フランスでも多いし、ヨーロッパですごく多い。
増えてきてる。
DVもイギリスも多いし、スペインも多いって話の中で、
だから日本も増えてると思うんですけど、
別に日本だけの話ではなくて、フランスでもあるよっていう話なんですけども、
結構衝撃的というか、
こないだ11月に、
その女性たちがあまりにも、
今年だけで100人くらいも亡くなってるんです。
500人を超えちゃったって言っていて、
それに対する女性のデモ行進が、
モンパルナスの墓地で、
それも上半身裸でゾンビみたいな格好をして、
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デモ行進をやったっていうニュースを見たんですよ。
それが結構衝撃的というか、
フランスだなぁみたいな感じで、
ちょっとその写真はね、
こういうお声だけだと全然届かないんですけど、
これモンパルナス墓地を、
これ胸丸出しでしょ?
そこにいろいろ書いていて、
無表情にして、
ちょっとグレーグリーンに顔を塗って、
ゾンビみたいな感じで行進するという。
これ何かに載ってるんですかね?
これね、誰かのツイッターかなんかに上がってたんだと思うんですよね。
もしかしたらそのやった人たちなのかもしれないんですけど、
これを殺された女性たちを象徴するゾンビに封印して、
それを墓地でやるデモ行進をやったっていう。
殺されちゃったからっていうことですね。
そういうことでゾンビになって出てきていて、
パリそんなに暑いわけではないのに10月。
結構寒いとも思いますよ。
上半身裸でね、こうやって歩いていたっていうのと、
ちょっと今回のビラを配ってるのがすごく重なって、
どこにでもある話というか、結構増えてきていて。
フランスってやっぱりどうしても女性が大事にされているイメージを持たれがち。
男性が女性を守るみたいな。
でもその一方でやっぱりDVはどこでもあるんだなみたいな。
結構私多いって聞きました。
フランス。
フランスね、多いって聞きますよね。
結構DVに悩んでる方が、表にはなかなか出てこないとは思うんですけど、
そういう方は結構いるって聞きますよね。
なのでそういう話をちょっと知っておいていただくのはいいかなと思いました。
全然またちょっとターゲットは違うんですけど、
最近フランスでも変な男の人が、多分これ変質者みたいな感じらしいんですけども、
フランスは子どもたちが保護者の保護なしに一人で基本的には行き帰りできないんですけど、
高学年になると親が承諾すれば、近い子とかはお家が近い子とかは一人でお家帰ってもいいよみたいなことになってるんです。
そういう子たちがいるんですけども、そういう子たちを狙って、ちょっと変な人がその子たちの後をずっとつけて、お家まで入ってくる。
お家の中まで入ってくるってこと?
お家の中まで入ろうとするんです。
06:00
だから、学校内でこういう変な人がいるっていうので広まって、
隣町でも同じ人がどうやらいろんな子の後をつけてるらしい。
あちこち徘徊してるんだ。
パリの17区とか隣町とか、私たちが住んでる町とか、全部情報が広まって、この人には気をつけろって顔も出てきて。
それが例えば女の子を狙ってるとか?
男の子。
男の子を狙ってるの?
男の子なんですよ、基本的には。全部つけられてるのは男の子なんです。
ああ、そうなんだ。
おじさんだか若いんだかちょっと年齢不詳なんですけど、この男の人が男の子を狙ってる。
なるほどね。
特に男の子のママたちは敏感に反応してて、実はうちの子はつけられた。
ああ、ことがあったんだ。
家に入ろうとしたんだけども、ご母さん、隣人、ご近所さんが止めたっていうので、入れなかったからなんとかなったっていう話を聞いてめちゃめちゃ怖いなと。
それが自分の町で行われてるってなったらちょっとびっくりしますよね。
結局ね、警察に捕まったみたい。
捕まったんですね。
今病院に入れられてるみたいです。
じゃあちょっとおかしい方だったんですね。
おかしいですね。
それ一つ解決して安心ではあるけど。
やっぱりどこにもいるんですね、きっとね。
うち毎日一人で帰ってきてたからね。
男の子ですからね。
男の子ですからね、てっきり。
女の子だけじゃないんですよ、狙われるの。
でもフランス結構多いじゃないですか、ペドビーみたいな感じの幼児逆帯系のね。
どっちかっていうと同性を習ってる人っていうのも多いですもんね。
だから子供だったら何でもいいわけじゃなくて、女の子の異性の方に行く子もいれば、同性の方に行く人もいるので。
やっぱりちょっと大敵。
だからそういう意味で送り迎えっていうのは大事なのかもしれないですね。
なるほど、ということでフランスの闇みたいな感じになったと思うんですけど。
隠れた影の部分。
表にはなかなか出てこないと思うので、フランスに住んでる方だったら別ですけど、
やっぱりフランスの表面的にしか知らない方にはちょっと衝撃的だったかもしれませんが、
これも普通の普段のフランスと思ってみていただけたらなと思います。
それでは本編スタートです。
今回もチョコレートバイヤーのサツタニカナホさんのインタビュー2回目です。
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今回はチョコレートのテイスティングの話とか、
あと今後の展開とか、皆さんへのメッセージなどいろいろ厚く語っていただいてますので、ぜひ聞いてください。
自分で直接輸入して紹介しているブランドも18ブランドぐらいに結果的にちょっと増えてるんですけど。
ということは18箇所の産地っていうこと?
産地は会社でチョコレートメーカーがやってるんですね。
それ以外にもすごく仲良くしてる店もあるから、自分が輸入してなくても
本当に応援したいなと思う人だったら全然紹介したりするし、
多分普通の会社は自分の会社の利益にならないこととかはしないと思うんですけど、
市場は割とあれは美味しいから食べてくださいとか結構言っちゃう。
別に自分の商品のところじゃなくて。
本当にリアルに良いと思うものは全部広がればいいと思っていて、
その辺のスタンスがちょっと違うかなという気はします。
その良いと思うけども、自分の場で輸入するかしないかっていうのは何が決め手なんですか?
例えばすごく良いチョコレートなんだけど、日本に代理店の方がいらっしゃったりとかっていうケースもあるし、
私がチョコレートを紹介しているものはやはり嗜好品なので、
お客様に対してもすごくコミットしていて、
本当に一番最上のものを食べてもらいたいんですよ。
どういう意味ですか?一番最上?
最上。
最上のもので。
例えば自分の家族とかには本当に美味しいものを食べてもらいたいと思って選ぶじゃないですか。
それはそれと同じなんですよね。
だから何でもいいから食べてもらったらいいっていうふうには思っていなくて、
なので美味しいかどうかっていうか、
私の中で心がときめくかみたいな、そういうふうにはまずあるんですよ。
それはやっぱり食べてみたばかり?
食べて、そうです。いっぱいだからテイスティングはもうめちゃくちゃするんですけど。
さっきアンに喋ったときに、地資料をいつも取っているっていう。
そうなんです。
インターナショナルチョコレートアワードっていうチョコレートの世界大会みたいなものがあるんですけど、
それにエントリーしているチョコレートが年々増えていて、
その審査員とかもさせてもらっているんですけど、
それが例えば1回のどこどこ地区大会みたいな感じのものがあったとしたら、
その各地方の世界のところに来る前の。
それがだいたい1000サンプルとかあるんですね。
それを何箇所かやるんで、年間に食べているテイスティングの量っていうのが何千種類とかは平気で食べているんですよ。
なので、それ以外にもチェックのために食べたりとかもあるんで、
本当にすごい量で。
体に影響出ない?
いや、出ますよ。
12:01
テイスティング、チョコレートを審査のときって公平じゃないといけないので、
ブラインドテイスティングをするんですけど、
その板チョコのものが多いんですけどね。
テイスティングって、私たちの目には見えないぐらい粒子が細かいんですけど、
それでも粒子があるものなので、下の上に細かい目のヤスリをかけているのを想像してもらったらわかる。
下の上で溶かして広げていくんで、ずっと下にヤスリをかけているみたいな。
下にすごく影響がありますね。
テイスティングの審査をしているときが、たまに下から出血するときがあります。
っていうぐらい、朝の本当に早朝から深夜の12時回るぐらいまでテイスティングをしているときがあって、
最終選考員っていうのもやっているので。
そうなると、本当に半端じゃない数を。
そうですね。だからこそ、たくさんそれだけ食べている中で、忘れられないぐらいキラッとする子がいたりするんですね。
そういうのって、全部優等生で、おいしいですね、おいしいですねみたいなのってあるけど、
おいしいけど引っかからない子もいっぱいいるんですよ。
でもおいしくて、かつすごいユニークで、忘れられないみたいな。
そういうものがあるときはザワザワするんですけど、
でもブライドテイスティングだから、どこのものかわからないですよ。
そのときに、例えば、大体情報としてはどこの国の何パーセントとかそれぐらいは書かれているんですよ。
なので、それだけメモをして、また何処かチョコレートサロンに行ったときにバーッとテイスティングして見つけるんですよ。
あのときの味だね。
そうです。それでわかるとかありますね。
そういうチョコレートを紹介するという中で、やっぱり日本に紹介するためにやっぱり沿線面できれいなのかなとか、
日本のその中間って呼んでるんですけど、輸入するときのステップというかがあるんですけど、
それにちゃんと合格できるような書類が作れるかどうかとか、
作れなくても私が質問した内容に対してちゃんと答えられるかどうかとか。
そういう基準があるんですね。
例えばメールをしたのに返信が来ないとかだと、やっぱり仕事として成り立たないのでちょっと難しいかなってなったりとか。
例えば海外の人とか多かったりしますよね。
多いです。多いです。
だからそこで誠実に仕事ができるかどうかとか、日本はこういうふうにやるんだよということはお伝えしてて、
やっぱり南米とかでそもそも輸出の経験がなかったり、文化としてわからないということも多いかな。
ついてみたらこんな大変だったぞみたいなことはすごいいっぱいあるんですけど、
それをなんとか収写していかなきゃいけないんですけど、
っていうのでやっぱりいろいろチェック項目があるので、
例えば味が最初出会った頃には良くなくて、
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これはこうした方がいいんじゃないとかそういう話をしてて、
何年か後にすごく美味しくなってきて、
今日本に紹介したら日本で受け入れられる味だなって思うときに
日本で頑張ってみるみたいな話をして、
数年後に紹介することになったっていうブランドもあるし、
なのでチョコレートメーカーさんとの付き合いは私はすごく長いもので考えていて、
スタートしたらその後は家族みたいなものだと考えているので、
ずっと頑張って私は日本に魅力を伝えなきゃいけないと思っているんですけど、
その3期の中で初めての輸出がたまたま日本というパターンもあるんですね。
あります、あります。
本当にどうやったらいいかわからない人がたくさんいるので、
その辺を本当に手取り足取りになっています。
でも彼らにとっては全然考えてもいなかった輸出で、
かつそれが遠い日本だったりするっていうのはすごい嬉しいですよね。
皆さんやっぱり日本はすごい国だと思ってくださっている人が多くて、
イメージとしてそう思っている。
チョコレートも売れると思っているので、
すごいたくさんメールも来るんですよ。
チョコレート、うちのチョコレートを日本に売ってくれませんかって。
いろんなチョコレートの試食をしてほしいって言って、
サンプルが送られてきたりとか、
あと言葉付けで他のチョコラテーの人から、
それだったらかな子に聞いたらいいんじゃないみたいな感じで、
教えてもらったから連絡してますみたいなメールが来たりとか、
そういうのもありますね。
そういう時は何?一応テイスティングはするの?
もちろん送ってもらったらテイスティングしてフィードバックしますって言って、
実際にフィードバックもしますし、
今回のサランドショコラみたいな会場でテイスティングを一緒にして話をしたりとかね。
そこでフィードバックをしたりとか。
あとパッケージのデザインが、
今このパッケージだったらちょっと日本には受けないんじゃないとか、
そういう話もあったり。
あとどんな農園なのかっていうのを見に今度行ってもいいかなって言って、
農園に行くことが決まったりとか。
それはもうせっかくだから農園にも行ってみたいっていうからさ、
どこの希望?
いろいろパターンはあるんですけど、
やっぱりそのカカオじゃないといけない理由という、
そういうユニークセールスポイントみたいなものが、
何がそれになるんだろうかっていうことを考えたときに、
やっぱり農園から見たいっていうのがあって。
やっぱり伝えるときにそこの部分って大事。
たぶんすごくお金がかかって、
効率のやり方なんですけど、
さっき言ってたみたいな振り手の温度感を、
私のところで温度が下がりたくないんですよ。
コップに移したら10度ずつ下がっているって言うじゃないですか。
お金と一緒で下がったものを伝えたくないなと思って、
熱々で行きたいんですよ。
なるほどね、熱量をキープしたまま行きたいって。
18:01
そう思うから、やっぱりそしたら私は、
そのショコラ店の人たちが何かしら理由があって、
そこのカカオを使ってるんですよ。
だからそのカカオを使ってる理由を私もまでごと体験して、
かつ私が外部の人間だからこそ見えることっていうのがあって、
その農家の人たちはそれが日常なので、
自分たちがどんなにすごいことをやってるのかとか分かってないんで、
それを逆に私が外から行って大げさなぐらいに騒ぐ。
びっくりするわけね、向こうこんなところがあるみたいな。
そうですね、それがすごいことなんだとか、
日本の人はこんな米のチョコレートがすごいおいしいって言ってるとか伝えたりしたいので、
なるべくあとはトレーサビリティとかもあると思うんですけど、
こんな顔のこの人が作ってるカカオで、
この人が作ったチョコレートでっていうのが全部見えたらいいなと思うので、
レポートできるじゃないですか、行くと。
そういうことをやってるので、あちこち行ってるんですよ。
結局行く箇所がどんどん増えてくるね。
そうなんですよ、これからどんどん増える一方っていう感じだとは思うんですけど。
でもそこはやっぱりずっとやっていきたいし。
そうですね、それがやっぱり自分がやってる理由だと思うので、
それをやらなくなって、ただ物を左から右に流すだけっていうのはしたくないなって思ってます。
例えば当時最初のお店でチョコレートを販売し始めた頃と、
今で日本のチョコレート文化ってどう変わっているんですか?
そうですね、やっぱりそのヴィンティーバーと呼ばれるものはかなり増えていて、
日本で作ってる方もすごい急増していて、規模はいろいろあれど、
100ブランド以上もう日本でカカオ豆からチョコレートまで手がけてますっていう方が増えてきてるんですね。
もちろん海外から私の会社だけでなくいろんな会社の方が紹介してるので、
日本に入ってきてるヴィンティーバーと呼ばれるものも増えてますし、
でもそれでも私としてはまだまだチョコレートが知られてるのはごく一部の人かなって思ってるので。
消費者側の意識ってどうなんですか?
消費者の意識…
チョコレートに対する考えとか?
チョコレートに関わらずやっぱり元になってる食材が本当に安全なのかみたいな、
その安全面のことの心配をされてる方ってすごく多いかなと思って、
東北の地震の後とかでもそうだと思うんですけど、
やっぱり皆さん自分が食べてるものがどういうものなのかっていうことに対する不安をやっぱり、
なんとなく潜在的に持ってる気がして、
なんでこの食材はっていうとすごく細かく聞かれる方が多いなっていうことに思いますね。
サンデーは産地のことを知ってるっていうのはすごい大事。
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そうですね、だと思います。
あと、モンモンチョコレート売ってたときには気がつかなかったことで、
チョコレート売り始めたときにすごく感謝してもらったことがあって、
お病気の関係だったりとかで、病院からダメですよって言われて食べれないみたいな、
そういう方がかなりいらっしゃって、
でも何かしらお菓子とかご褒美みたいなものって欲しいじゃないですか、
私すごいたくさんの100%のチョコレートを紹介してるんですけど、
100%っていうのはお砂糖が全く入ってなくて、カカオだけなんですね。
カカオだけで、でも美味しくないとお菓子としては成立しないので、
私が紹介しているものはカカオだけでも苦みが少なくて、
そのカカオの特徴を感じれるようなものをかなりの数を集めて紹介してまして、
そしたらやっぱりそれを全種類買っていくみたいな方とかもいらっしゃって、
だって安心して食べれますよね。
そういう方が声をかけてくださって、
やっぱり砂糖が取れないので100%のチョコレートを探してるけど、
一般的にそんなに流通しているものでもないし、
美味しいものなのにこんなにたくさんあって、
1年分いつも買うんですみたいな楽しみにしててみたいなことを言ってくださる方がいて、
やっぱり私チョコレートっていうのは、
本当に世界中の人をみんな幸せにするものだと思うから、
いろんな方がいて、
でもどんな人にとってもその人に必要な合うものがあるはずだと思って、
それを何かする声を聞いた時に合わせようかと思って、
そうすると自分のアンテナの中にその意識が入ってくるので、
使うんですよ。
私も100%のものって、
私がフランスで探してる限り、スーパーで探してる限りだけど、
美味しくない。
薬みたいになったりとかですね。
食べれない。
試行品として味わうっていうか、
ほぼ苦行になってくる。
そうじゃないチョコレートっていうので、
例えばコーヒーはブラックで飲む人多いじゃないですか。
砂糖なしで、ミルクも入れないみたいな。
なのにチョコになると100%って言ったら、
えーってなる人が多いと思うんですけど、
でも元々カカオのすごい長い歴史の中で、
砂糖を入れ始めたのなんで、
そういう話なので、
固形になったのが僕最近だと思うんですけど、
と思うと、100%でも美味しく、
食べてもらえるものがあるっていうところで、
本当に苦味がなくて、
フルーティーでとかそういうカカオを色々探して、
それの100%だって。
そうですね。
砂糖なくて。
そうなんです。
っていうのを探したりとかですね。
なので本当にいろんな人の出会いがあって、
声を聞いて、
じゃあその人が喜ぶ顔が浮かぶと思ったら、
24:03
って思っているとどんどん増えて、
種類も増えて。
紹介するものが増えて、
あれから何種類ですかね。
もう分かんない。
分かんないぐらいですよ。
テイスティングの数ぐらい増えていくかもしれない。
そうなんです。
そうなんですよ。
さっきもね、確かに全然雑談の時に、
ここはベジタリアン向けのチョコレートなんですよ。
そうです。
そういう思考の人向けに。
そうなんですよね。
っていうのはやっぱり差別化されていくっていうか。
今は食の生活スタイルが多様化していて、
それをどれも皆さんそれぞれなので、
その方に合うもので紹介できるように考えているんですけど。
これからどんな展開をしていきたいですかね。
そうですね。
私自身は何かする時にあんまり自分で考えたりしていなくて、
これをちょっとよく言うのが、
カカオの神様の温泉の通りにただ動いているだけです、
みたいな言い方をしているんですけど。
昔からそうなの?
もう何かそういうふうに思うしかないような、
カカオ産地ですごい綺麗な夕日とかを眺めている時に、
私何でここにおるのやろうみたいなことを思うんですけど、
その時に何か自分の意思で行ったというよりは、
何か連れてきてもらったっていうような気がして、
カカオを連れてきてもらって、
ここで私はカカオの神様がいるとしているんですけどね。
神様からこれを見せたけど、
これから例えばサスティナブルなという話もあったんですけど、
選ぶ自由は私たちに常にあって、
それを何を選んで何をやっていくのかということを問われているという感じなんですよ、
いつも日々。
なのでそれに対して私にとって正解はこっちだと思うところを、
その時その時で瞬時に選んでいるだけという感じなので、
何か山登りと一緒で、ここまで来た時に、
はって振り返って後ろ見て、
これはこういうことだったなというのが分かるだけで、
しかも地平線が見えるのと一緒で、
進めば進むだけ先がちょっと見えるんですよ。
なので多分まだ登れば次登った時のステップが見えるという感じで、
今は今まで紹介してきているブランドのチョコレートの魅力を
100%日本に伝えられているのかと思った時に、
自分の中で全然満足ができていないので、
もっと例えば今までチョコを少なかった方には知ってもらえているけど、
食べたことなかったよという人にも知っていただいたり、
それによってその人の人生が変わることがあるんですよ。
やっぱりチョコレート一枚で。
なので私が変わったように、
誰かの人生にもそうやって何か変化が起きるものになると思うので、
教えてほしいなと思っていますね。
27:02
じゃあ流れに乗っていっていくって感じなんですね。
よく置かれた環境で避けみたいなのがあると思うんですけど、
それ本当にそうで、その場所でどこまで考え尽くしたかということが大事なので、
今やっていることをめちゃくちゃ一生懸命やると何か見えることがあるので、
私もチョコ屋になりたかったわけじゃないけど、
そこに行ったからにはって言って、
すごい一生懸命勉強したりいろんなことをして、
したことが今につながっているので、
その当時はこんな風に自分が起業してチョコレートを輸入して、
カカオ産地の人たちを勇気づけて生きていくっていう人生になるなんて思ってなかったし、
いろんな地球の裏側の戦獣民族の人とかいるんですけど、
戦獣民族のジャングルの中で、
未だに昔の暮らしを守っているような方たちと触れ合えるきっかけをもらえたりとか、
そんな人生のギフトがあるでしょうかみたいなことを想像もつかなかったんですけど、
そういうことはやってくるんですねって思って。
さっきも言ってたんだけど、お金も全くないし、
生活費だけで何とかやってて、
当時コネもあったわけじゃない?
ないです。
そういう意味で、そこまで情熱を持って取り組もうと思った、
そういうことをこれから何かやりたいっていう人に向けて、
かなさんは考えてること、メッセージみたいなことあります?
今やってることをどこまで最大限に面白がるかっていうのは大事かなと思って、
考えた量に比例するというか、
どこまで考え尽くしたかっていうのと、
自分自身を大切に扱ってるかどうかっていうことなんだと思うんですけど、
例えば9時、5時みたいなのって時間を提供してお金をいただくっていう仕事だと思うんですけど、
でも自分の人生の生活してる時間の中の大半をそこで過ごしてるっていうことは、
それはイコール自分の人生なので、
自分の人生を今瞬時に素晴らしいものに変えるっていうのは、
そこで働いてるって環境がすぐに何か別のことに変わったりっていう魔法はないので、
そこの中でどこまでやりきったら自分が面白かったって言えるのかなっていうぐらい、
トゥーマッチにやるっていうのが、
トゥーマッチ大事?
トゥーマッチ大事です。
そんなにやる人いなかったけどっていうぐらいやったら見えるものって絶対あるので、
それはお金のためとかにやってたんですね。
目的っていうか裏に何かあるんじゃなくて、完全にそこに入るっていうか。
30:04
よく言うんですけど、私今たまたまチョコレートのことやってるけど、
これが例えば掃除の仕事になったとしたら、どんだけ磨いてやろうかみたいな、
そういうことをめちゃくちゃ考えたりすると思うんですね。
どんな仕事であってもそこに誰もが気がつかない面白さと奥深さがあるので、
どんな仕事もすごい素晴らしいし、誰かが役に立って誰かを幸せにしてるので、
それをやりまくるっていう感じかな。
やりまくるしかないですね。
好きとか嫌いとかっていうのは。
ある意味ないんですね。
もともと好きで始めた、紅茶だったはずなのにだもんね。
だからチョコレートに配属されちゃって、そこで私はチョコレートだから、
本当は紅茶でやりたかったのに。
嫌だなって文句たらったので、そこでボーってなってたら、
つまらない時間を自分に与えてしまってるんですね。
それが自分を大切にしてないってことですね。
自分を大切にしようって思ってなかったけど、
こんなことしたら毎日がめちゃくちゃ楽しいってなるのは、
ゲームで攻略していくのと一緒ですよね。
そうやってやっていくっていうのは、やっぱり面白かったですね。
それが面白がる。
自分の人生面白がる、仕事面白がる。
今、例えばすごい退屈なジムの仕事をしてるんですとかだったら、
これをいかに早くタイピングするかっていうのを自分の中で競争するとか、
ゲーム感覚でやるとか、どんだけ美しく作ってみるかとか、
何でも扉はあって。
そのトゥーマッチから全部繋がってくるってことね、じゃあ。
そうですね。
結果的にやることで。
そうなんです。
ワーッてやると扉が開きますね。
これはもう絶対です。
そっか、それも確信してる。
確信してますね。
そっか、でもそこまでやらないと扉は開かない。
開かない、開かないというか扉はあるんですけど、
気がつかないんですよ、扉に。
なので扉に気がつく自分に、自分がブレードアップしていくっていう感じだと思うんです。
あとは、結局やるかやらないかだけなんで、
技術的に精神論ってあんまり必要なくて、
やるってなったらやればいいだけなんですよ。
だからそれをつべこべ言ってる人っていうのは結局、
自分の中を見つめた時にそんなにやりたくないんですよ、ブレード感が。
だからやるんですよ。
気がついたらやってますからね。
気がついたらパリに行ったんですよ。
2007年からサロンとショコラに来てたっていう。
33:05
でも別に会社がお金出してくれるわけじゃなかったんで、
会社の事務社員の方は会社の出張費で来てるんで、
仕事で行かなきゃみたいに言ってると思うんですけど、
私は自分の店に来てるんで、
店に来てる方がやっぱりそれでも食べたい理由があるかどうかっていうことを
肌感で感じられるので、
自分が商品を売る時にこの値段で、
その値段分の価値を品質だけじゃなくて体験だったり、
何を提供できるのかっていうことを考え尽くしたいなと思っていて、
そう思った時にあれもやりたいんだけど、
これもやりたいんだけどっていうのがめちゃくちゃまだまだあるので、
それをもう一個ずつモグラ叩きのように
これやって、あれやって、これやってみたいな感じで、
今はもうやってるんで、全然現状に満足することはなくて、
っていう感じですね。
次のがまた出てくるという感じですね。
次のが出てきますね。
いやー、もう熱い日曜が伝わってきました。
今日は本当にどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、加奈子さんの2回目のインタビューでした。
今回は彼女のテイスティングの話とか、
本物の話を聞いたと思うんですけども、
今回印象に残ったところってありますか?
えっとね、彼女のなんていうんだろう、
チョコが好きではなかったけれども、
それで今に至ったその経緯もそうですし、
今置かれている状況をすごく楽しむというか、
すごく一生懸命やる、
トゥーマッチなほどやるっておっしゃってた。
その心意気がすごいなと、
ぜひ学んでいきたいなって私は思いました。
もうテイスティングだけで何千種類もやって、
コンクールとかの審査員もやってるって言ってたじゃないですか。
体力的に私ができるかどうか置いておいて、
チョコをそんなに私もたくさん食べる方ではないし、
本当にもう一口食べるだけで、
何ヶ月食べなくても平気な感じなんですね。
私もチョコなくても全然平気。
だから彼女もおそらくそんな食べる人じゃなかったのに、
そういう状況に置かれ、
プロになるために食べまくったと。
もう本当にトゥーマッチなぐらいやっちゃう。
体にもきっと影響出ると思うんですよ。
だけどそこまでやるっていう、なんていうのかな。
すごいなと思いました。
本当にパワーある人だし、
喋っててもすごい早口でバーッと熱く語ってた感じはする。
36:03
すごく伝わったと思うんですけど、
彼女もカカオの神様にその通りに動いてきただけだから、
みたいな感じでは言ってましたけど、
でもやっぱり彼女の中でどう伝えていきたいかとか、
そういう作り手の熱い気持ちをどうやって日本の人に伝えようかとか、
とにかくいろいろ考えてアドバイスして、
っていう中で築き上げてきた輸入業だったのかなっていうふうに思いましたね。
私も彼女にその場で聞いてましたけど、
やっぱりカカオ100%のチョコレートで、
おいしいイメージが私も本当なくて。
私もないですよ。
だって買っても苦いし、
一口で終わっちゃうんですよね。
でもやっぱりそのお客さんが1年分買って帰るっていうところで、
私もすごい興味を持ったぐらいなんだけれども、
やっぱりそういうのを何千種類も普段食べてる人だからこそ、
分かる?
極めたって感じですよね。
感じですよね。
だからそういう意味では本当に、
好きから入らなくてもここまでパッション持ってできるんだっていうのは、
やっぱり対象のものが好きかどうかじゃないんだなっていうのを感じますよね。
何か言ってましたよね。
つべこべ言わずやる。
いろいろこぶる文句言わずに、
やらなきゃいけないことをとにかくやるっていうふうに。
そうだってすごい思いました。
だからここでインタビューでは話してなかったかもしれないですけど、
やっぱりネゾントショコラ行くとすごいんですって。
5メートル歩くとわーっと声かけられて、
全然前に進めないんですって。
俺のもうちのも、テイスティングしてくれって言って意見欲しいとか。
だから多分私は日本では全然有名じゃないけど、
海外だと結構みんなから声かけられますって言ってたんですよね。
だからやっぱその辺の彼女の信頼性で、
やっぱりテイスティングしてフィードバックして、
日本に本当に輸出したい人たちは応援するみたいな感じで、
もちろん全部をフォローしてるわけじゃないかもしれないけど、
聞かれたらちゃんとやっぱり答えてあげるっていうところをやっている中での
信頼を培っている証かなという感じがしましたね。
チョコ好きだったらたまらないですよね。
うちのも食べて試食して、こんなにいっぱい食べるって嬉しいって感じになりますね。
そうなんですよね。でも彼女は多分好きとかを超えちゃってるっていうか、
好き超越しちゃってるんですよね。
だから好きだから入ってももちろんいいと思うんですけども、
39:00
でも好きじゃないところからでもここまでいけるんだっていうところも、
それは学びですよね。
そう、かなさんを見ていただけたらわかるかなと思うし、
やっぱり結構参考に、何か自分でやりたいときに言い訳もせず、
本当にそれこそこの間も言いましたけど、
英語力もない、お金もない、コネもない、
だけどやるっていうところからここまで来たっていうところは、
非常に参考になるのかなとは思いました。
また来月もお楽しみにお待ちください。ありがとうございました。
本日は読めどにお届けしています。
確実にお届けするための方法として、
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また皆様からの質問や感想をお待ちしています。
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こちらもぜひ登録してくださいね。
また次回もパリで学んだぶれない自分の作り方をお楽しみに。
アキでした。