上げてるの。郊外な値段を出してるっていう話は聞いてたんですよね。
で、この間もあるお嬢さんがいて、お母さんが日本人、お父さんフランス人なんですけど、
彼女はだから大学がパリ。
で、お家はちょっと郊外の遠いところなんですよ。
1時間半以上かかるから、パリでアパートを借りたいんだけども、
なかなか見つからないって言った時の作戦が、私は日本人だと。
で、日本人だって言うと、順番を上げてもらったり、
オッケーがもらいやすくなるんですって。
それは彼女もお友達のケースも含めて言ってたんですよ。
だからもう全明、すごいいいアパートを見つけたって言ってたんですけど、
もう完全に日本人アピールで攻めたって言ってたんですよ。
20歳ぐらいの子ですけど。
そしたら、オッケーもらえた。
すごいよね、日本人パワーすごいですよね。
日本人って基本的にはすごくきれいに物件を扱うというか、
汚さないですよね。
きれいにね。
やっぱり小学校ぐらいからの学校のお掃除習慣が身についてるから、
みなさんきれいにするし、そういったのがいいアピールですよね。
あと支払いがいい。きちんと期日までに支払いを、家賃を払うっていうのも。
払えって言われなくても、いつ払えばいいんですかと聞くような。
そうですよね。だから絶対耐農するイメージがない。
それから、私も言われたんですよ。
私もまだ夫と2人で暮らしてるときに、
そのときまだ賃貸で、バンセヌの賃貸だったときに、
私は彼が入ったときの状態は知らないんですよ。
今思うと、彼の前の借りてた人はインド人だったらしいので、
彼が彼女が出るから、その後、内見っていうのかな、
それを見に行くときに、彼女が結局出張中に見に行ったらしいんですけど、
もうすごかったんですって、ぐっちゃぐちゃで。
この状態にして家開けるかって、まるで泥棒が入ったような。
洋服は散らばってるし。
お部屋ですね。
お部屋ですね。ゴミがどこまであったかは知らないですけど、
そういう感じでひどいなと思って、私はそれを見てない。
私はその後を知ったから、彼はすごい家に来たなって。
だから、自分が住むイメージをどこまでイマジネーションを高めるかの方が大変だったって言ってたんですよ。
その後、その家を出ることになったときに、もう私がピッカピカに磨いたのね。
バスタブから何から。
日本人的感覚だと、私はその美法を知らないけど、
少なくともきれいな状態で返すっていうのも当たり前じゃないですか。
前の状況に戻して返さなきゃいけないっていうのはね、アパートとか借りた場合に。
あるよね。感覚的にあるじゃないですか。
最後、エタドリューって言って、不動産屋さんと一緒にチェックしたら、
貸す時よりも前より全然きれいになってるっていうくらい、
日本人はそういう感覚なんだと思うんですよね。
だから、不動産屋さんの一般的なイメージ、日本人に対するイメージってそういうとこなのかなと思ってるので、
だからその日本人のお嬢さんも日本人アピールをする。
それは私たちもうまく使わないといけない。
これがね、私フランスだけかと思ったら、フランス以外でもあるんですよ。
だから他の国でも結構この日本人アピール、これちょっとたまたまXってツイッターで出てた人のお話なんですけど、
英語が苦手な頃、アパート探しを手伝ってくれた白人の友達が、
僕の代わりにお嬢さんに電話をしたら、入る人がもう決まってるから貸せないと言ったんですって。
でもとりあえず見に行くと、お嬢がいつでもOKだよと。
なぜかその場で入居が決まった。
帰りの車の中で友達が、お前が日本人だからだよと言っていたと。
だから白人の人が電話した時は白人だと思ってるから、もう入る人決まってる。
でも見に行った時に彼は日本人を連れて行ったら、日本人だからOKをすぐもらった。
これアメリカの人っていう話を聞いて、どこの国でも一緒だなって思ったんですよね。
やっぱりそれってね、私たちの先輩方、先人ね。
レプテーションというか努力のもとに私たちは生きているわけですよ。
そうですよね。
その方たちがきちっとしてくれたから、
私たちがその恩恵を受けているっていうのはあるので、
今後のためにも綺麗に使い続けないといけないなと思ったんですよね。
ありますよ。
あります。だから日本にいると綺麗に使うのが当たり前とか、
でも日本のスタンダードって多分海外では全然スタンダードじゃないんじゃないかなっていうところは感じますよね。
そうだね。例えばですけども、雨が降った日とかに私がキャディを引いて、
お買い物のカートみたいなのあるじゃない。
キャディを引いてマルシェとかスーパーに行くわけですよ。
そういうお買い物をして戻ってくるときに道が汚れてるわけですよね。
犬の何も落ちてますし、こんなものがいっぱい落ちてるわけですよ。
汚いの。それで戻ってきて、
でもアパートマンの入り口にちょっときれいにするところがあるんですよね。
足を拭いたりとかなんかするようなところ。できるところ。
そこで一生懸命カートのタイヤを綺麗にしてると、
コンシェージュの人がありがとうねってきれいにしてくれてて、
そうしないとほんと汚れちゃうんだよねって彼女が言ってて、
私としては普通にね、そうしないと自分の家も汚れるしっていう感じなんだけど、
そういうことをしない人も多いらしいんです。
きっとそう見えるでしょうね。
そっちのほとんどなんじゃないですか。
一生懸命そうやってきれいにしようとしてくれるのは、
コンシェージュ管理人さんを掃除をしなきゃいけないので、
彼女にとってもありがたいっていうことを言ってました。
素晴らしいですね。
だからそういうあんまり気にしてないんだけども、
日本人としての普通の行為の積み重ね、
それが一人だけじゃなくてたくさんの日本人、
例えばパリだけじゃなくて世界中でそういうことをやってると、
やっぱりそういうレピュテーションの番が積み重なって、
そういうふうになるんでしょうね、だと思います。
だからやっぱり日本人の清潔好きとかっていうのは、
やっぱりイメージ通りっていうか、そういうイメージを持ってる人多いですもんね。
なのでそれをね。
自信持っていいところですね。
ですよね。
なのでうちのたぶん、私も子どもたちに言ったんですけど、
アパート借りたくなったら日本人をアピールしろと。
本人たちの性質はどうであれ、一応公家へのアピールは日本人であるっていう。
反論は必ず日本人ですね。
だから使えるっていうか、活用できるものは使った方がいいっていう感じですかね。
それでは本編スタートです。
本編です。
今日もですね、全呼吸法の椎名由紀さんのインタビュー2回目の方になります。
由紀さんの呼吸法の考え方、それから日本と例えば西洋の違いであるとか、
なぜ呼吸が問題になっているのかっていうところ、
あるいは参加した方のお話などもお伺いしますので、ぜひ聞いてみてください。
よかったです。何よりです。
本当に言ってることは、やることは同じなんですけど、
伝え方によって伝わる人がどれぐらいいるかっていうことが重要になってくるので、
伝え方を日々考えてます。
素晴らしい。
本当に、同じこと言ってても、
例っていうか、そういう話し方は前回確かしてなかったなーとか、
いうのはいくつかあったんですよね。
本当ですかね。よかった。
だから復習、やってなかったら復習なんですけど、
また反省して。
例えばね、前回コロナ前に海外もいろいろいらっしゃってたじゃないですか、
ヨーロッパ、パリだけじゃなくてヨーロッパもいらっしゃってて、
その後、今回ヨーロッパツアーの第一弾はパリなので、
他これからいらっしゃると思うんですけど、
同じ、例えばフランス人もやってるじゃないですか。
その5年前と彼らの意識とか、あるいはこの姿勢っていうところとか、
呼吸で、なんか日本人との違いとかありました?
根本的に呼吸に興味を持っている人のパーセンテージは、
圧倒的にフランスの人の方が高いですよね。
ヨーロッパ全体言えると思うんですけれども、
これが何でなのかっていうと、
多分その自分の体は自分でしか何とかできないっていう風に、
意識を持っている方の数の違いかなと。
日本って具合悪い、じゃあ病院行った?みたいな。
薬飲んだ?って今残念ながらなってしまってるんですけど、
そんなに病院のハードルが低くないじゃないですか。
みなさん、大学病院行くのに3ヶ月待ちとかね、
そういう話も聞きますし、値段もかなり高かったりすると、
やっぱり自分でできることをやりたいとか、
自分で何とかしたいとか、
そういう意思をお持ちの方が多いと思うんですよね。
あとは、自分が自然物であるっていうことの意識や理解も、
日本の人よりはヨーロッパの人の方が圧倒的にあるかなと。
そうなんだ。
日本人って、自然っていうのは人間が作れないものだから、
自分の体っていうのは間違いなく自然なんですけど、
コンクリートの中でしか生きてないと、
一番大事なことを忘れちゃってるんじゃないかなと思うんですよ。
自然でいれば本当は呼吸法なんていらないわけですよ。
呼吸って自然にしてもらってるものだから。
自然に気持ちよく生きるエネルギーをもらって、
それを体の中で燃やして、食べたものを燃やして生きている。
ものすごい不思議な自然の循環を、
わざわざ自分の体をキュッと力入れたりして、
入ってくるものを入ってこれなくし、出すものを出せなくしてる。
ただそれだけのことなので。
シンプルといえばシンプルですよね。
シンプルですね。
やっぱりみんな奥が深いねっておっしゃってくれるし、
そうなのよ、そこなのよってどんどんよくなるから楽しみにしてたねって、
私本気でそう思って言ってるし。
実体験でね、わかってらっしゃるからね。
今回3回レッスンされて、
日本人もいたし、フランス人もいたし、
いろんな職業とかバックグラウンドの方がいましたけど、
1回目、数年ぶりですよね、ヨーロッパ来たの。
多分もう外国人のレッスンずっとやってたから。
東京でやった時とはあんまり変わらないんですか?
変わんないですね。
結構ヨガやってる人とかもいっぱい来るんですけど、
呼吸ができてるかって言ったら残念ながらそうではない人が多いので。
それが衝撃でしたね、私の中でね。
ヨガやってる人はさっきの力を入れる呼吸法っていう話もそうなんですけど、
ヨガやってる人は呼吸はマスターしてる人っていうイメージがあるじゃないですか。
そうですね、やってる人もそう思ってるかもしれないですね。
だからそれほど私は呼吸ができてるって思ってる人は案外多いんじゃないかなと思っていて、
でもヨガの先生もユキさんのところ行って開眼していくわけじゃないですか。
そうですね、みんな結構びっくりして帰りましたね。
何が違ってたんですかね、彼女たちの今までの。
やっぱりその力の入れ方とか姿勢も違ってたってことですか。
ヨガの姿勢と禅の姿勢はもう真逆なぐらい違うので、
これは確信は持てないんですけれども、やっぱりヨガの発祥はものすごく熱い国のインドなわけですよ。
インドの人ってインド行かれたことありますか。
インドはないです。
インドも本当に生きてるのが辛いぐらいいたらけちゃうんですね、熱くて。
そうでしょうね。
牛も犬も人間もダラダラみたいな。
ダラダラなところはやっぱりね、力を入れてシャキッとしないと、
もうダラダラのまま流されていってしまうので、
熱いので力を入れて体を動かして、やっぱり汗をかいて冷えるっていうことをすることが、
ヨガの発祥にきっとつながっているんだろうな。
それが寒いニューヨークとか寒い日本でやってるとね、
同じことをしたら冬寒いぞ、もっと冷えるぞっていう固まるぞみたいなところが正直あって、
ヨガはいいに決まってるんですよ。
そうだってね、呼吸をつけてストレッチをして体を伸ばすだけ、いいに決まってるんですけれども、
この体を激しく動かすときの呼吸っていうのはやっぱりやるぞ頑張るぞの呼吸になるのです。
もちろん最後のシャバアサナの時は苦し呼吸をするのでありますけど、
基本的にはその動きの置物っていうのは頑張るぞの呼吸が必要なので、
胸や肩を大きく動かす姿勢も必要とされるんですよね。
胸を大きく開いて、指先まで神経を行き渡らせたい。
禅は真逆なので、いかに下半身を腹落としにさせて、その上に上半身をふわっと乗せるかなので、
いかに力を入れないかも抜く感じですよね。
そうなんです。なので、
胴の時の呼吸と背の時の呼吸は一緒ではなくていいんですね。
胴の時の呼吸をヨガ終わった後もヨガの先生とかずっとやってるってことですよね。
普段の生活の中でもやっちゃってるってことです。
だからバキバキですごい冷え性なんです。
いやそんな力入れて胸開いたら冷えるよね。
やっぱりヨガの先生も冷えてるんですね。
ヨガの先生すごく多いです。ヨーロッパから来る人で。
で、みんな言えないみたいなんですよ。
私ヨガやってて冷えてるとか、ヨガやっててあんまり調子良くないとか。
そうよね。健康ってことは言えないですよね。なかなかね。
ヨガはもちろんいいに決まってるんですけど、
それをやっていない日頃の安静時に
同じように体に力を入れて、喉を閉めて呼吸してると
それはきついよねっていう話なんですよね。
だからどうしても頭で考えてしまって
本来の自然で楽な状態っていうのが
分からなくなってる方が多いのかなと思います。
なるほどね。
そうすると、今の現代社会に住んでる方、
特に文明が発達しているような、特に大都市とか
ああいうところはみんな必要かもしれないですね。
正直、このスマホ時代になったら