1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.210「フランス、日本、ド..
2020-04-09 22:15

Vol.210「フランス、日本、ドバイの女性の働き方の違い」

アキが2月にドバイでのイベントでゲストとしてお話した際、「パリやドバイ、日本の女性の働き方の違いを教えてください」という質問をいただきました。
働くママのライフスタイルや、考え方の違いについて、パリでのアキの実体験やドバイでの美穂の経験も踏まえて対談しています。 

オープニングでは、外出禁止令が続くフランスから見えるヨーロッパの現状や、「家にいること(Stay Home)」の捉え方をお話しています。

オフィシャルサイトは、http://projectsparis.com/


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こんにちは、あきです。今日もパリで学んだ、「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
さゆみさん、今日もどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ということで、また今回もオンラインでさせていただきます、という感じなんですけども、
今回の外出禁止ということもあるし、最近本当にね、大使館からも頻繁にメールが届いてますよね。
だから、フランスが何か正式に発表すると、多分日本語でもということで、日本大使館からいつも連絡が来るっていう感じだと思うので、
そういう意味では情報がアップデート、いつもされててありがたいんですけれども、
今回やっぱり、外出禁止になることで、3月の終わりからね、とうとうJALとANAも飛ばなくなるというか、
急便というのかな。
飛ばないですよ。
ですよね。
大きくは4月に日本に行ってたんですよね。
はい、してました、してました。だから、3月の終わりで様子を見て、なんかチケットのことを考えようと思ったけど、とんでもなかったみたいな感じですね。
だから飛ばなくなって、で実際にやっぱり2月3月って本当になんか卒業旅行の人もほぼいないけど、でもスマモノがやっぱり何人か見かけて、
まあでも3月はたぶんいないと思いますね。2月いましたよね。
予防のキャンセルができなくて。
キャンセル変更が。
そうなんです、そうなんです。
だからそういう人たちがちょっと来るというか、卒業旅行してるけど、ほとんどの方は大体キャンセルになり、やっぱり私の知り合いの方が芸能航空会社で働いてたんですけど、
2月の後半はやっぱりそのキャンセルの電話がすごく相次いで、でそれでも会社の電話がパンクし、でちょっと3月の半ばぐらいになると今度は日本には絶対帰りたいという、
まあそのフランス在住の方なんだけど、経由便で帰ろうとしているんだけどヨーロッパ便が飛ばないことで日本に帰れないから振り替えをしてほしいの電話でパンクしてるって言ってましたね。
だけど多分その後その会社も給便を決定したから、多分全部そのキャンセルの方にしているから大変、なんかやっぱり飛行機業界、まあ旅行業界も含めてなんですけど大変だろうなと思うし、だから私たちは帰りたくてももちろん帰れないし。
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まあ日本もヨーロッパとかアメリカ各地域からの通告拒否になっちゃいましたよね。最初は2週間待機しているっていう感じだったら、それでも帰りますかみたいな感じだったんですけど、今はもうそれすらできないみたいな感じで。
飛行機飛んでないですからね。そうなんですよ。だからね、今飛行機飛んでないって、さっき貨物便は飛んでるってチラッとさゆみさん言ってたと思うんですけど、どこまで続くのかわかんないですよね。だから荷物を送ってもらうことももちろんできないし、なんか下手に動かない方がいいなみたいな感じはしますね。
だからまさか飛行機飛ばないとかって発想ないじゃないですか。多分今までの人生で初めて。
だから本当にさっき雑談でもチラッと言ってたんですけど、もし今親とかに何かあった時に帰れないですよ。
これ大きいですよね。これは東京っていうか日本国内でも同じで、今もし何か日本に起こって、地方に帰りたい家族に会いたいって言っても飛行機飛ばないってことになったら、結構ありえなかった出来事?
言ってますよね。私だから両親に電話して、もしも何かあった時に帰れないから、その時はごめんなさいねとは言ってますよ。
弟がいるので、弟に言ってねってごめんねなんて話をしてます。事前にそういうことがないことを祈るんですけれども。
でも本当に私もさゆみさんも結局は弟も近場に住んでるわけじゃないじゃないですか。両親の。
だからもし日本の国内で何かあった時に移動ができないってなった時に、新幹線も何か変わって飛行機も飛ばないみたいな感じになったら、もうどうしようもないですよねこの場合はね。
年をとった方々ってね、もしもコロナとかでね、亡くなった場合、たった一人ぼっちで埋葬とか火葬とかされていくって悲しくないですか?とっても。
いや私ね、イタリアのやっぱり情報が入ってくるじゃないですか。でイタリアのやっぱり質疑がもう家族も対面できないまま、どんどんどんどん運ばれていくっていうのを、でかもうどんどん火葬しちゃってるっていうのを聞いて結構いたたまれなかったんですよね。
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であれを見ると、やっぱり私なんかちょっともしこれが日本で起こって、知らない間に両親が火葬されているとか、家族にね、なんかもう死に目に会えないとか、なんかそういうことになったら、本人たちは外出禁止だし、結構もうどうにもできないみたいな気持ちにはなりますよね。やっぱりね。
そういうことを時々ね、考えてしまいますね。
だからそういう意味では本当に予防で済まされるんであれば、もう本当に外出禁止なんて本当に大したことないっていうか。
それぐらいだったらできるかなって、全然平気って。
いやもう本当に逆に幸せ。毎日病院に行かなきゃいけないとか、あと病院関係者の人は家族とも会えないじゃないですか。
映しちゃいけないから。だからそういう状態の緊張感が迫って、命と向き合っている人たちのことを考えたら、めちゃめちゃ楽チンな生活を送らせてもらって、ある意味外出禁止で済まされているっていうのは、ありがたいことなのかなと思いますけどね。
だからちょっとやっぱりね、イタリアの風景を見るとすごく、イタリアだけじゃなくてフランスもね、実際いろいろ起こっているし、アルザスの方からガーッと広がっていって、雲を動き出しているので、やっぱりなんかほんと一言じゃないから、
自分は大丈夫っていうのは、全く意味をなさない発言だっていうことを。
もうちょっと前になるんですけど、志村健さんが亡くなられたのは、私はもう心不足だったんですよ。あんなお元気だったのにと思って。小さい頃からずっと。
見てましたからね。
もうね、あれはきっと彼が継承ならしてたとしか思えない。若い人でも年をとった方でも、誰でもね、これ感染し得るものなので、どうなるかわからないんですよね。
本当に他人事じゃないっていうことを、最後に知らせてくれたのかなっていうのを感じますよね。
やっぱり彼もそうだし、あと同じ日、その前の日ぐらいかな、ちょっと覚えてないんですけど、フランスの政治家も亡くなったんですね。
フランスのエリアの知事みたいな方。県ですよね。さゆみさんが住んでる県の。
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彼がその3日前まで元気になってきましたってツイッターを出してたんですよ。
だから、あ、良くなってんだなって思った3日後に亡くなってる。2日か3日後。
今回のケースって、ちょっと良くなっても一気に悪くなる可能性もあったりとか、予測できない。
そういう、良くなってるから大丈夫っていうわけでもないんだみたいな。そういう意味でも、甘く見れないなっていうのはすごく感じてるので。
なんかね、本当に予防できる。6段ぐらいで住んでるんだったら、全然いいんじゃないかな、みたいな感じが。
我慢して、家で仕事をして、ご両親とかにも電話したりとか、そういう機会になるんじゃないかな。
家でできる楽しみを見つける。なんかできないことにフォーカスするんじゃなくて、逆に家でできることなのに今までやれなかったこと。
書類の整理とか、あとちょっと作りたいのに作れなかった料理とかね。
なんかそういう、なんていうのかな、忙しさにかまけてやれなかったタイミングでもあるので、
なんか生活を見直すでもいいのかなっていう機会に当ててほしいなと思います。
それでは本編スタートです。本編です。今回は、ちょっと前になってしまうんですが、
2月の頭にドバイに行った時に、一緒にやってる美穂さんと対談をしたので、その録音を聞いてもらいたいと思うんですが、
今回のテーマは、パリとドバイっていう土地柄の人、その違いを見つつ、日本の女性でもあるので、
日本で働いたこともある人もいっぱいいたので、このパリとドバイと日本の女性の働き方の違いっていうものについて、
ちょっとそれぞれ話し合ってますので、ちょっとネタ的には昔っぽい感じがしちゃうかもしれないんですけど、
そのセミナーやったのがだいぶ前なので、ちょっとぜひ聞いていただきたいと思います。
今回もドバイの美穂さんとお話をしています。美穂さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
パリとドバイ、そして日本も含めて、女性の働き方の違いを教えてほしい、みたいな質問をいただいてるんですが、
まず、私はドバイ数日なので、ドバイの女性の働き方って、例えば日本との違いとか、住んでらしたアメリカとかの違いとかありますかね。
そうですね、私自身がフルタイムでお勤めに出ているわけではないので、100%はわからないんですけれども、
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でも私のお友達とか周りの方で働いている方とも見ると、一つ大きいのが、ドバイという土地柄、サポートがすごく簡単に得られるっていうところが大きくて、
そこにすごく頼りつつ、自分も働きつつっていうところが一番大きいの。
ヘルプって何ですか。
何さんとかメイドさんとか、家事とか育児、あとは送り迎え、学校の送り迎えも含め、そういう方にお願いする、そういうサポートです。
なるほどね、それをある程度、家事とか送り迎えみたいなものが頼めるから、その分仕事に集中できるケースが多いと。
ドバイの人って、やっぱり何さんとかメイドさんとかっていうのは、結構普通に皆さんいらっしゃるものなんですか。
そうですね、特に友働きの場合は多いです。
なるほどね、住み込みなの、基本。
基本住み込みの方が多いですし、あとは通いで数時間だけ、子供は大きくなったので、掃除、お洗濯だけ2、3時間来てもらってっていう方もいらっしゃいます。
やっぱり日本ではそういうシステムは基本ないっていうか、まだまだ少ないですよね。
だからそういう部分では、働く環境としては全然気持ち的に違う。
そうですね、やっぱり。
日本とか、働きながらさらに家庭でもフルでコミットしないといけないっていうプレッシャーとか。
アメリカもそうなんですか。
アメリカも日本に比べるとベビーシッター物価がもっと根付いているとは思うんですけど、やはりアメリカのお母さんたちはすごい頑張る。
そしてまあ価格もちょっと高いですし。
ベビーシッターね。
確かにドバイとかシンガポールとか香港とかの方たちのベビーシッターって比較的気軽に頼める価格ではあるみたいですよね。
そう考えるとフランスもちょっと、ドバイほどではないけれども、やはり人に預けるっていう抵抗がない文化。
人によってはもちろん、どれぐらいの割合かってちょっと私は知らないけれども、
やっぱり週1、2回とか家事、アイロンを当てるとか、ちょっとキッチンを掃除するとかきれいに。
そういうのをやってくれる人を雇っている方も結構いるし、それで補えるんだったら。
それが働いているからってだけじゃなくて、子どもがやっぱり多い。
3人以上いるから、やっぱり掃除に手が回らないからそこの部分をサポートしてもらうっていう人も結構いるので、
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あとはやっぱり子どもの送り迎えに行ってもらわないと、その時間までには絶対に帰ってこれないっていう人たちが、
お迎えの時間だけ頼んで、お家に戻るまでの時間はベビーシッターというかそういう面倒を見てくれてるっていう人も、
私は他のヨーロッパのイメージから言うと、結構フランスは抵抗がないような気がする。
心理的抵抗っていうのも少ないね。預けたらかわいそうとか。
ないと思う。
昨日もたまたま他の方とも話してたけれども、フランスって大人文化なんですよ。
昔、モトキャストでインタビューした方もおっしゃってたけれども、
やっぱり大人の領域に子どもは入っちゃいけない。
子ども中心には考えないから、大人に入れない領域の人たちはお家で留守番。
だから子どもを置いて風水でお呼ばれされて出かけるってことも多いし、
だから子どもなしでっていう大人だけのイナーっていうのもあるし、
もちろん子どもがいても大丈夫よっていう場合は、そのうちのお子さんがいて同じぐらいだから遊ぶっていう場合はもちろんあるけれども、
結構2人で呼ばれるっていうケースが多いので、もう必然的に預けるっていう。
お母さん、分からない。ごめんなさい。お母さん進行はそこまでないかもしれない。
それはやっぱり日本はかなり多いのかもしれないですね。
あと、お母さんだからできることももちろんあるし、それはもちろんその通りなんだけど、
でもちょっと前で言うとフランスってやっぱり母乳の人ってそこまで多くなかったんですよ。
だから私本当に1人も産んだ時、母親学級に行って母乳に興味がある人ってみんな手を挙げるんだけど、
母乳が怖いっていう人がいっぱいいたのね。
なぜかというと、やったことがないから。なぜかというと彼女のお母さんたちもやってないことがないから。
そうなんで。
で、母乳で行きますみたいなノリの人は、私とアフリカ系のママさんだったのね。
だからやっぱり母乳じゃないっていうことは、まあミルクじゃない基本。
それは歴史的、話したことあるかな、歴史的背景があって、
フランスのブルジョア家庭っていうのはご主人様は母乳をあげないで、
女中さんとか何さんが母乳をあげてたわけ、私は。
なのでブルジョアであればあるほど母乳はあげないわけ。
そういう歴史的背景もありつつ、
あと農産国、農業国なのでミルク文化が予備があるっていうのもあって、
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やっぱり母乳にそこまで重きを置かれてなかったんですよ。
で、2人目を産んだ時、あんまり興味がないっていうか同じだろうと思って、
2年の間にちょっと雰囲気が変わって、急に母乳文化になってた。
だからまず母乳、いわゆる初乳って言われる、
最初の1週間ぐらいは大事よね、みたいな感じとか、
今までは母乳が出なかったら、はい、もう速攻ミルクにしなさいって
1人目は私言われてないとことがあったんですよ。
そんなこと言われた、みたいな。
で、絶対日本だとそんなこと言わないじゃないですか。
頑張りましょう、みたいな。
退院して、2、3日、だから2、3日後に退院させられるから、フランスって。
家に帰った時にぶわーっと母乳が出だして、
母乳続けててよかったって思ったんだけど、
2人目の時は母乳は当たり前にやるでしょ、みたいなノリだった。
同じ病院で産んだんだよ、私。
それは面白い。
なので、やっぱり変わってるし、
でもミルクはあげる文化ってイコールパパもあげるって意味なんですよ。
パパの産科。
母乳はやっぱりママしかできないってのがあるけれども、
結構パパがミルクあげてるケース多いですよ、夜中。
ママを寝かしてあげるために。
それはありがたいですね。
ママでなくてもできることは。
だからママでなくてもできることは変なんです。
母乳以外全部できるじゃないですか。
おむつもできる。
お風呂もできる。ミルクもあげられる。
あるいは離乳食もあげられる。
考えたら、ママの仕事って母乳だけなの?ある意味。
そうですね。
っていう発想になるからかなと思います。
そういうところで心理的な抵抗が。
そう。だから母親親和っていうのは、
もちろんママがいるからこそのっていうのはもちろんあるけれども、
そこまで日本ほどのプレッシャーはないような気がします。
じゃあパパが子供の振り向かいしたら、
白い目で見られるかって絶対ないし、
結構パパの割合多いですよね、フランス。
ドバイも多いですね。
出勤前にスーツ着たパパが。
だからどっちかを分担してるケースが多い。
朝はパパがやったら帰るのはママ。
その代わり朝はお母さんが早くも会社に行っちゃうとか、
そういうのが多いので。
だからそういう心理的なものは少ないという意味では、
働きやすいというのか分からないですけど、
それはあるかもしれないですね。
私は日本で育てたことがないからちょっと分からないけれども、
パリとドバイは何が違うのかって、
メイドさんは違うぐらいですかね、住み込みかどうか。
違いはあるかっていうとあまり違いがあるかちょっと分からないですけど、
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でも国のそういう文化とかメンタリティーが影響してるのは確かかもしれない。
あと社会の制度みたいな。
でも私はフランスは日本と70年代ぐらいまでは全く一緒だったんですよ。
全員両親婦も多かったし、子供も全然産まなかったし、
そっから変えてったから、日本も変わるだろうと。
でもそれはやっぱり社会的なものとか政治的なものも影響するかなとは思うんですけど、
だからフランスが最初から今の感じだったわけではないっていう。
フランスも変わっていったっていう。
変わっていったからっていう。
今は当たり前になっていることが、実は30年前は当たり前じゃなかったことがいっぱいあるっていう感じじゃないかなと。
ということで、ありがとうございました。
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また次回もパリで学んだぶれない自分の作り方をお楽しみに。
アキでした。
22:15

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