1. イラストレーター原あいみの話
  2. #40 絵本を出せるようになった..
2024-02-09 13:22

#40 絵本を出せるようになったきっかけは。

今日は私が絵本を出せるようになったきっかけのお話です。絵を描く人にとって「絵本」は憧れの媒体の一つだと思います。私の場合、ちょっと特殊なデビューの仕方な気がするので、あまり参考にならないかもですが…一つの事例としてお聞きください😊

キラリッ・美容師(フレーベル館)
https://amzn.asia/d/hrjYtWc

ズーミンそらをとぶ(フレーベル館)
https://bookmeter.com/books/450188

おにのこにこちゃん(ポプラ社)
https://www.poplar.co.jp/pr/niko-chan/

うんぴー(パイ インターナショナル)
http://www.amazon.co.jp/dp/475625778X

#絵本 #絵本作家 #イラストレーター
#フレーベル館 #ポプラ社 #パイインターナショナル #京田クリエーション

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00:05
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことをわかりやすく、漫画やイラストでスタイルを仕事をしています。
初めて作絵と自分でやらせてもらいました、絵本ウンピーがパイインターナショナルより発売中です。どうぞよろしくお願いします。
スタンドFMの配信を始めて、今までとは違う形で、人との繋がりができてきたっていうのを実感しています。
今までは、去年私はフリーランスになったんですが、それまで23年間デザイン会社に勤めていたので、新しく人と出会うっていうのは本当に日々仕事が忙しかったので、
なかなかなくてですね、お知り合いになるのはクライアントさんとかお仕事関係の人脈の広がり方が多かったんですが、
フリーランスになってこんなふうに全く新しい人とのお出会いがまだまだたくさん待ってたんだなぁっていうのをね、ちょっと楽しいなぁと思って日々過ごしております。
いろんな方のスタイフ配信を聞いたりするのも楽しみの一つになってきているんですけど、
皆さんがね、私とは全く違う業界、いろんなお仕事をされてたりとか、気にされてることも全く自分と違うことだったりして、
その方の専門的なお話とか聞くのがね、すごい面白いなぁと思っています。
なので、自分もね、自分にとってはとても当たり前の話なのかもしれないんですけど、
自分が長くいた業界の話とか、イラストレーターならではの話もなるべくしていけたらいいなぁと改めて思いました。
なので、今日はですね、私冒頭でもお話ししましたが、絵本を何冊か出しているんですけれども、
この絵本というものがどうやって出すことができたのかっていうきっかけみたいなお話をしていきたいなと思います。
どうぞ付き合いください。
絵を描いたり、絵が好きな人にとって、絵本っていうのは一つの憧れの媒体なのかなというふうに思います。
絵本っていうのは、本当に読み継がれていくと何十年、下手すると100年以上ね、この後後世に残っていく可能性があるものだなというふうに思います。
私も子供の頃大好きだった絵本を大人になって買って娘に読んだりしていますので、
そんなふうに親から子へ、それこそ孫へというふうに受け継がれていったりする可能性がかなりありますよね。
なので、絵本作家を目指しているという方は、漫画家と同様にすごくすごくたくさんいるだろうなというふうに感じています。
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絵本はですね、たぶん一般的な絵本作家になるとか、絵本の作り方とかっていう専門の本とか雑誌とか見ていると、
有名なところで章を取って絵本化されるというふうに実現するという方法と、
あとは持ち込みOKとしている出版社さんに対して持ち込みをする、その辺りがルートなのかなというふうに思います。
あとはですね、絵本のスクールとかそういったものもいくつかあるみたいで、
その中で受講生でみんなで切磋琢磨して最後作品を作り、それがきっかけでそれを章に応募したりとか、
作っている関係で先生つながりの出版社さんから声がかかるとか、そういったルートなのかなというふうに想像しています。
なので、すごく難しい狭き門なんじゃないかなというふうに感じます。
私はですね、23年間デザイン会社に勤めておりました。
そのデザイン会社がですね、もともと絵本とかキャラクターが得意な会社だったんですけれども、
私が入社した時から、当初からそうだったわけではなく、先輩方がですね、絵本作家に俺はなるっていう方がいらっしゃって、
その方が切り開いていったという感じでした。
その先輩方が実績を作っていったことで、会社といろんな出版社さんとのつながりができまして、
そういった流れでかなり大ヒット本の絵本とかも生まれることがあり、信頼関係がより深まっていったという感じでした。
私はその絵本を作るチームに所属していたわけではなくて、違う部署にいたんですけれども、
そういった会社のつながりがあったおかげでですね、コンペの話をもらえたりとか、
そういったチャンスが会社に所属していたことで巡り、巡ってきたというのが一つのラッキーだったかなというふうに思います。
最初に手がけたのは絵本ではなくて、児童書と言われるもので、フレーベルカンさんから出ています。
キラリ美容師という美容師さんを目指している子どもたちが美容師さんのことを知ることができるというような本、職業本ですね。
それのイラストを全編書いたというのが、本や児童書関係でデビューした本という感じになります。
これがきっかけでフレーベルカンさんとのつながりが自分自身にもできまして、
あるコンペがあったときにお声掛けをいただき、コンペに参加をさせてもらうことができました。
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このコンペに声がかかるかどうかっていうのが、たぶんすごく限られたつながりがある世界の中でのことだったと思うんです、それに関しては。
それでとある絵本のコンペに参加をしまして、勝つことができて、初めて絵本を出すことができました。
その本が絵本のデビュー作になります。
ズームイン 空を飛ぶという絵本です。
ズームインというのは、ズームインという朝番組に登場していたゆるキャラっていうんですかね、マスコットキャラクターの子なんですけれども、
そのマスコットキャラクターを絵本の世界で作画して、絵本として表現できる人を探しているというコンペにまたまた声をかけてもらうことができて、
そこに参加し、勝ち取ることができたというのが、私の絵本デビュー作になります。
これがですね、見返したら15年ほど前のことです。
そこからシリーズ本で4冊ほど、このズームインの絵本シリーズというのを書かせていただきました。
それからはですね、結構広告とかセールスプロポーションの漫画とか広報誌とか、そういったお仕事の方が多くてですね、
絵本はずっと手掛けてはいなかったんですけれども、またとあるコンペがありまして、これも会社経由で声をかけてもらえたという感じで参加しました。
そこでまたも勝ち取ることができまして、絵本として実現したのがポプラシャーさんから出ています、鬼の子にこちゃんシリーズの絵本です。
これは現在まで7冊、7巻まで出させてもらうことができています。
なので私としてはですね、絵本はほぼ大半がコンペで買って実現したというものばっかりなんですよね。
まあこういうのも珍しいパターンかなという気はします。
で、その後、冒頭でもちょっとご紹介しました、ウンピーというトイトレをテーマにした絵本なんですけど、それを出させてもらったきっかけはですね、こちらからの提案で企画会議に通していただいたというのがきっかけです。
本は会社の先輩方はですね、当時の先輩方ですけど、本当にもう1000本乗っくレベルで提案しまくってましたね。
自らいろんなアイディアを提案していかないと、その声がかかるのを待っているなんかでは本は出ないと。
なので本当に大ヒット絵本を出されている先輩とかはですね、高橋新平さんの本に1日1アイディアってありましたけど、まさに本当に1日1アイディアスケッチを何年もずっと続けて書いてるっていう先輩がいました。
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そのくらい、とにかく数を打って、どれかが自流に乗って、どこかの出版社の今やりたいことにガッチするのを、もうとにかくひたすら狙っていくみたいな、そういう感じなのかなというふうに会社にいた時、絵本のチームの皆さんを見ていて、私はそう感じました。
私もですね、絵本とか本、書籍とかそういったものを出していきたいなという思いがあったので、会社に所属していた時から、フリーランスになってからもですけど、とにかくいろんな提案をするっていうのは癖づけてる感じではありますが、本当にその1日1アイディアをやってた先輩とかに比べると、もう全然できてなくて、先輩が1000本ノックだったら私10本ノックくらいしかできてなくて、まだまだへぼいんですけど、
でも逆に打率はいいってことですよね。だからとにかく私もフリーランスになったので、もうちょっとね、1日1アイディアは難しいかもしれないけど、次の本に向けてね、提案をたくさんしてまた行きたいなというふうに思っています。
私はでも絵本作家になりたいわけでもなく、漫画家になりたいわけでもなく、あくまでも私はイラストレーターだというふうにずっと名乗り続けているんですけれども、だから絶対この媒体っていうのが逆にないんですよね。
今自分がやりたいこととか、自分が興味があること、これにね、自分の大半の時間をかけてもいいと思えるものが、そのテーマの方が先で、それが絵本なんだったら絵本だし、いやコミックエッセイだったらコミックエッセイだし、ではなくてウェブ媒体だったらウェブ媒体だしみたいな、
なんかもう絶対この媒体でトップ王みたいな、そういう感じではないんですよね。
まあだから弱いのかなかもしれませんが、まあそうではなくて、自分が今関心があることとか、そういうものでお金を稼ぎながら毎日描いていけたらね、死ぬまでずっとそうやって自分の興味のあることでね、
社会の役にも立ちながら、自分も楽しく描いてて楽しいみたいなふうに生きていけたらいいな、なんていうふうに思うので、何でしょう、誤変ですかね、これもね、えっと、2024年はまだちょっと本気まりでもないですし、世の中に発表できるようなものはちょっとまだないんですけれども、少しいろんなルートで兆しが見えてきているので、
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それに向けて、またこんなものできましたって発表ができるように、ちょっと全力でね、頑張りたいなと思っています。
はい、ということで今日は、私が絵本を出すことができたきっかけについてお話ししました。
こう話してみるとですね、私はコンペに強いんだなっていうのがなんかわかります。
これ以外にも結構ちょっと言えないお仕事とかもあるんですけれども、コンペで勝ち取ったものって割とあるんですよね。
なので、なんかこうコンペの勝ち方?もしかしたらなんかそういう、どこを気をつけてね、まあそのキャラクターとか絵本とか出すときに、どういうところを狙って提出しているのかみたいなことも、ちょっとね分析してみたら役に立つ情報がお届けできるかもしれないなと、今日話してみて思いました。
はい、ということで最後まで聞いてくださりありがとうございました。
イラストレーターの原江美でした。
13:22

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