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イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことをわかりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
先日ですね、私がボイシーで日課のように聞いておりますノンフィクションライターの中村津彦さんのことを厚く語ろうの会というのが開催されまして、そちらに声をかけていただきまして参加してきました。
中村さんのプレミアムリスナーになっている40代の女性4名で、なぜ中村津彦さんにはまったのかというのをあれやこれやとおしゃべりしてきました。
うさぎさんというスタイル配信をされている方のチャンネルで今公開されておりますので、概要欄にリンクを貼っておきます。もしご興味ある方はよかったら聞いてみてください。
最近ですね、スマホの文字が本当に読みづらくなってきてですね、もうちょっとしょんぼりしてますね。
友達にね、LINEの5字が多すぎって突っ込まれたので、年下の友達にです。
なのでちょっとこれはさすがにダメだなと思って、娘にスマホの文字大きくするのどうするのって聞いたらやってくれました。
そしたらLINEの字がね、すごい大きくなって、なんかシニア形態みたいな見栄えになって、それにもちょっとしょんぼりしています。
でもね、ちょっともう見づらいストレスよりもシニア経済っぽくなっている方がいいかなと思って文字大きくしてます。
あー悲しい。
はい、ということで今日の本題はですね、前回前々回とちょっと母のお話がちらほらと出てきたのを受けてですね、
ちょっと母から言われた心に残っている言葉を思い返してみようかなと思います。
前回の放送で夫が若かりし頃本気で漫画家を目指していたというお話をしたんですが、
母が結婚する時に、もしかしたらだいぶ年がいってから、まるまるさんがね、私の夫ですが、もう一度漫画家を目指したいっていう日が来るかもしれないので、
そんなことも覚悟しておきなさいと、それを応援できるような心の余裕と経済的余裕をちょっと意識しながらいくといいよみたいなことをちょっと言われましてですね、
それがすごく心に残っているというお話をしました。
前回はですね、私の長年のコンプレックス貧乳の話をしたんですけど、親子揃って貧乳だったので、
母からちっちゃいおっぱいでもワコールの良いブラジャーをきちんとつければそれなりになるよということを教えてもらって、
ワコールのブラジャーが良いということを受け継いだというお話をしました。
今日はですね、全くまた別の母からよく言われていて、
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まあいいことだなと思って、私がなんとなくその教えに沿っているという3つのお話をしようかなと思います。
ちょっとその前にね、うちの母がどんな人だったかっていうのを簡単にちょっとお伝えしますと、
若い頃は保育士をやっていて、
ちょっと短い間だったんですが退職をして専業主婦をしていたという人です。
結構ねファッションが好きで、髪型はね、あのすごい当時では結構珍しいんじゃないかな、
なんかパッツン、前髪のパッツンのドストレートのヘルメットみたいな髪型をしていて、
それがかなりもうトレードマークになっているっていう感じの母でした。
割とね似顔絵とかも描きやすいし、事業参観とかそういう場でもお母さんのこと探しやすいっていう感じで、
しかもちょっとねかっこいいなって、うちのお母さんかっこいいなみたいなものが幼少期からありました。
そんな母に教えられていたことのまず一つ目なんですけど、
女子はね集団になって結構いろんな悪口とか妬みとかそういう陰口的なことを話しがちなので、
これから大きくなってね、そういう集団にもし入ってしまったらまず絶対自分は言わないと。
かつ、そういうことをしょっちゅう言っている群れには近づくなというふうに教えられてきました。
これはねとってもいい教えだなと思っていまして、ずっと意識的にそうしてきたなという気はします。
陰口とか噂話ってねやっぱり面白いんで、もちろん全くやらないってわけではないです。
どうしてもそういうので盛り上がる時はありますけど、とにかくそればっかりの集団だったらもう気をつけろっていうようなことを言ってましたね。
そういうところに入っているとやっぱり自分も言わないともうその仲間にいられないので、
まあそういう集団にはあのね、ぞくさない方がいいよっていうようなことを言われてきました。
いい教えですよね。これは今後も守っていきたいなと思っています。
2つ目はですね、そういったファッションが好きな母だったので、
いろいろお買い物をする時に、物を選ぶ時にはブランドだから買うっていうのをやめなさいと。
このブランドだから欲しいとか、流行ってるブランドだから欲しいではなくて、
自分が本当に欲しいかとか自分に似合うかとか、そういう観点で選びなさいということを結構言われていたなという気がします。
母自体もあの別にブランド物が大好きとかそういうタイプではなく、
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割とね誰も持ってない個性的なものがいいなとか、
そういうヘルメット型の髪型をしてたちょっとモダンな感じの人だったので、
そういう自分のスタイルに合ってるかどうかっていうところを重視して物を選んでるなという感じがしました。
安い高いとかではなく、ものすごく良ければ欲しければ高くてもきっと買うし、
それが安くてもきっと買う。値段で選ぶとかではないんだなっていうような感じがしました。
それもね今でもアラフィフになった今でも素敵な考え方だなというふうに思っています。
3つ目はですね、これは結婚するときにこれも言われたんだったかな、
これはかなりいいなと思って気をつけている言葉です。
夫婦は長い間いろんなことがあるしいろんな時があると、
でちょっと旦那さんのことをなんか嫌だなとか腹立つなとかイライラするなとかそう思ってしまう時期も必ず来ると。
でもね多分あなたがそう思っているときはあっちもそう思っていると思いなさいというふうに言われていました。
これはねなんかなるほどだなという気がしますね。
なんかねイライラしている時って自分は正しくてあっちの文句ばっかり見えてきちゃうっていうか嫌なとこばっかり見えてきちゃうんですけど、
そう思っている時は多分全く同じように向こうも私のことをイライラしたり、なんでこれできないんだよって思ったりとか、
そう思っているって思うとなんかねお互い様だなというかねこう思えるというかちょっと冷静になれるんですね一歩を引いてね。
なんかそれはもう一理あるなというふうにすごく思っていまして、
なのでこのね母に言われたこの言葉は結構ねお友達とかにもアドバイスないですけど、そういうふうに私は母に言われているよみたいなことを伝えたりしてますね。
どうですか?なかなかいい言葉だと思いませんか?
私はね母と結構仲が良かったので、中学の頃そこまで反抗期もなかったかなというふうに記憶してます。
結構恋愛の相談とかも割とずっとしていて、私のことをねやっぱりよく見てる人ですよね一番かなりね的確なことをいつも言ってくれるんですよね。
その時はきっとそれを言われたら反発しただろうなっていうこと、そういうことはねちゃんと言わないでいてくれたんですよ。
どんな人を好きになっても常に応援してくれてましたし、なんですがなんかね長年経ってからお母さんはこう思ってたよ実はみたいなことを聞くとすごい見えてるっていうことをねたくさん言ってくれた母だったなというふうに思います。
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なのでまあ私はね自分の母がとても尊敬もしていて大好きだったので、私もまあ娘というものができたので、まああんな感じのつかず離れずのいい距離の母になれたらいいなというふうに思っています。
あとですねこれは言葉ではないんですけど、母はものすごく手先が器用で、すごい手芸が大好きだったんですね。なのでかなりありとあらゆる手芸を母から教わったと思います。
特に凝っていたのは紙粘土人形の教える資格も持っていたんですね。それが私隣にいて、まあお母さんが残した紙粘土をちょっとずつもらいながらこねこねと人形を作ったりオブジェ作ったりしていったんです。
それがすごく楽しかったんですけど、そのおかげでね多分私は人形作家というか一応造形作家の仕事もちょこちょこしているんですが、そういうことができるようになったんじゃないかなというふうに思います。
あとはですね編み物が好きだったので、結構ねそういうファッションセンスの高い人だったので、いいセーターとかを作ってくれてたんですよね。なんかお母さんの手編みのセーターってちょっとダサそうじゃないですか。
イメージですよ。なんですけど、割とねすごい良い糸を選んできてくれて、しかも手編みって柔らかくてすごく着やすくて、高校生の時とか割と好きで着てましたね。
そんな感じの母だったので、私は人形作品を作る時は実は粘土の人形がベースで、お洋服とかパーツに編み物の素材を使うことが多いんです。それはね本当完全に母の教えの影響だなというふうに思います。
今日は母から教わった3つの素敵な言葉のお話をしてみました。時代は変わってもなかなか今でも使える良い言葉なんじゃないかなというふうに思いますので、もしよかったら持って帰ってください。うちの母の言葉。
はい、ということで最後まで聞いてくださりありがとうございました。イラストレーターの原江美でした。