京田クリエーションの概要
今日はですね、昨日の放送の続きになります。今日の放送だけを聞いていただいても全然かまいませんが、もしよろしければ昨日の放送も一緒に聞いていただけると嬉しいです。
今日はですね、私が前職勤めておりました京田クリエーションというデザイン会社をご紹介しようと思います。私が23年間勤めた大事な大事な愛すべきデザイン会社でございます。
昨日まで開催されていましたコンテンツ東京という日本一でブースを出展しておりました。この3日間はクリエイターのみんなが営業マンとなって会社のことを売り込みまくる3日間だったんです。
昨日コンテンツ東京に行ってきてその姿を見ましてですね、私も当時はやっておりましたのでその時のことを思い出しまして、ちょっとせっかくなので京田クリエーションといういいデザイン会社がありますのでちょっとご紹介をさせていただこうと思います。
京田クリエーションは大阪を本社にしますデザイン会社です。現在サインは30名ほどですね。イラストレーター、絵本作家、デザイナー、コピーライター、編集者と様々な職種の人間が所属しております会社です。
デザイン会社なんですが、そうコピーライティングもできるんですよ。結構でトータルでまるっとお仕事できます。どんなジャンルでもっていうようなところが売りの会社でございます。私がいた時から変わってなければですけどね。はい。で、ちょっとホームページを拝見しますと、創業50年以上の歴史を持つイラストとデザインの会社です。
多彩なスキルを持った様々な職種のクリエイターが在籍しており、面白い楽しいを絵本にしたり、難しいことを伝わりやすくをデザインにしたり、提案領域の広さが強みです。ここのスキルとチームワークの総合力で様々なニーズにお応えしますというそんな会社でございます。
中小企業で50年以上続くってなかなかだと思うんですよね。これはね、私が在籍していた時も誇りに思っておりました。
50年以上前なんですけど、京田信太郎という創業者が、数名のメンバーとともにアトリエを立ち上げたっていうのがスタートだったと聞いております。
この50年の歴史っていうのをですね、50周年記念、2022年で確か50周年だったんですけど、50周年スゴロクっていうのを作りまして、それをお客様皆様にこんな歴史がありますと、50年を迎えましたっていうのをお届けしたということをね、やりました。
私はこれを担当しておりまして、50周年スゴロクを作り上げて退職をするという形でね、卒業させていただきました。
メインクライアントさんは大阪ということもあって、パナソニックさんとか国余さん、あとミルボンさんといったところをメインにやっていると思います。
私が入社した時から、この3つのお客様はずっと今も長く続いているメインクライアントさんですね。
デザインはですね、結構外にPRしている部分はキャラクターとか絵本とかイラストで可愛く、面白く、楽しく、分かりやすく表現しますよっていう感じで、会社自体のブランディングはしているんですけれども、かなり固いカタログの仕事ですとか、パナソニックさんのパッケージの仕事とか、そういったところも手厚くやっている会社なんです。
クリエイターの活躍
パナソニックさんの照明のカタログって、電話帳みたいなめちゃくちゃ分厚いカタログがあるんですけど、それをずっとやっているチームがあるんですよ。
これもしかしたらリフォームプランナーの寸釈観奈さんなんかはお使いいただいているカタログかもしれません。
結構配線の難しいカタログとかも作っているチームがいるんですよね。
そのチームは、今はどうか分かりませんが、私が入社した頃から辞める時までずっと男性チームで編成されていて、そのカタログが過強になってくると、みんな美容院、床屋に行かなくなって、どんどん髪が伸びてくるんですよね。
この季節がやってきたな、みたいな。もうちょっと話しかけづらいな、あのフロアは、みたいな。そういう感じになるっていう名物シーンもありました。
そんな感じで結構固いデザインから可愛らしい楽しい女性向け子供向けのデザインもできるっていう感じで、わりとどんなジャンルが来ても誰か何かしらが応えられるっていうのがウリのデザイン会社でありました。
今50周年スゴロクを見てしゃべってるんですけど、これURL貼っておくので、よかったら見てみてください。
私が入社した時に、これ作ってる会社だったんだって思ったのがありまして、国予算の文具シリーズのウィルリターンっていうのがあるんですけど、これね、もしかしたら私と同世代の方だったら、見たことある小学校の時に流行ったってなるかもしれない文房具なんですよ。
濃いグリーンに英文のタイポグラフィックでデザインされてるっていう、当時はすごいクールなデザインでかっこいいっていうものだったんですけど、中高生にめちゃくちゃ人気になったっていうシリーズなんですよ。
これを作ってた会社さんで、この方が作ってたんだっていうのがいらっしゃって、ちょっと感動したのを覚えています。
あと、プロダクトデザインとか商品企画も結構得意でやっていまして、営業トークで私よく話していたのは、今お弁当に入れるバランって結構可愛いバランとかグッズがたくさんありますよね。
このバランって本当は最初緑の草色のやつしかなかったんですよ。
それをカラフルにして可愛いバランを作ろうっていうのをやったのが、トルネさんというお弁当グッズメーカーさんとうちの会社が組んで初めて出したんだっていうふうに聞いてます。
それを私は結構営業トークで話してきました。
今もやっているかは分かりませんが、結構こういった雑貨とかお弁当グッズとか交絡グッズとか、そういった商品企画から一緒にアイディア出しをしてデザインまでトータルでやります。
なんならパッケージまでそこからカタログもウェブのデザインもみたいな感じで、本当にトータルでできますよみたいなことをかなり営業トークで喋ってきたなというのを思い出します。
私はここに1999年に入社したんですけれども、当時は結構レターセットとかメモパッドとかファンシーブングみたいな可愛いキャラクターシリーズのファンシーグッズが流行っていたんですね。
なので先輩方は結構自分のブランド、イラストのブランドを持っていて、そのグッズのための原画を色鉛筆で描いたりとか、カリカリカリカリで結構アナログで絵を描いている先輩もたくさんいるという時代でしたね。
この中にもパンザックヴィレッジっていうパンダがすごいシンプル化されたお団子みたいになっているキャラクターがいるんですけど、それがものすごい好きだったという小学生の子たちもいるという知る人ぞ知る結構有名な文具シリーズがあるんですけど、それを描いている人が先輩にいたんですよね。
いつか私も自分の絵でこんな風に文房具シリーズできたらいいなと思って、オーディションというかコンペ形式なんですよ。毎回自分のシリーズを出して、実際に消費者の皆さんにアンケートを取って人気が高かったもの、そしてメーカーさんがこの順位でこれで次はいきましょうみたいな感じに選んでもらえたらやっと商品化になるっていうそういうものだったんですけど、
私はどうもこれが合わなかったみたいで、なんだか癖が強いってずっと言われ続けていました。全く受かることはなくて、結局文房具になるということは経験できませんでした。
私は入社当時は国予算の文房具の担当をしておりまして、商品デザインからパッケージデザイン、あとはスヌーピーのキャラクター文具の担当をしていて、結構3、4年長くやらせてもらっていました。
この時のキャラクターデザインの経験は結構今の自分のイラストの仕事にずっと生きてるんじゃないかなというふうに思います。
ちょっと時代は進んで2008年、9年頃になってくると、この京田クリエーションの社員の中から大ヒット絵本シリーズを出す人たちが続々と出てくるんですね。
一人が高井よしかず先生です。先生って呼んでおきますね、私の元上司なんですけど。
黒クマ君シリーズ、クモン出版さんから出ているものとか、あと同心者さんから出ている怪談レストランシリーズですね。
京田クリエーションの特徴
怪談レストランはアニメとか映画にもなったので、怪談レストラン見てました小学校の時に高井さんの絵大好きですっていう子が社員として入社してきたりということも起きていましたね。
2009年もう一つ、シマシマグルグルという柏章雄さんが学研プラスさんから出している本なんですけど、これがもうお化け絵本ですね。
今もずっとずっとシリーズが展開されて売れ続けているすごい本なんですけど、シマグルランドって今遊ぶ施設なんかも展開されていたり、
ダイソーさんでもグッズがたくさん出てるんじゃないですかね。結構ご存知の方は多いんじゃないかなという本なんですけど、
これを作ったカッシーさんが、私はデザイナーとしての大先輩、カッシーチームでグラフィックデザインの仕事をしておりました。
あとちょっと特徴的なところで言いますと、海洋堂さんの博物館が実は高知にあるんですね。
ホビー館シマントというのがあるんですけど、これのエントランスを手掛けた村田桃子ちゃんというものすごい天才クリエイターがいるんですけど、ちょっと変わった変人系の女性なんですけど、
妖怪界で生きてきたっていう女の子がいまして、彼女が手掛けたエントランスがあったりとか、結構いろんなところでこれ知ってますなんて言っていただけることが多いんですね。
とご紹介すると、キリがない結構有名な実績がたくさんある京田クリエーションでございます。
絵本作家やイラストレーターが社員として在籍しているという、そこがちょっと変わった特徴でもあるんですけれども、それに加えて様々な職種のクリエイターが在籍しておりますので、
どんな悩み事も結構いろんな角度でいろんなアイディア、面白いアイディアをご提案できる会社だと思います。
そして何より本当に仕事が丁寧だと思います。
これは自分も外に出て、元京田クリエーションのデザイナーの子にお仕事頼んだりとか、一緒にやったりということを経験してるんですけど、やっぱりいい仕事するな、丁寧だな、きめ細やかだなって思うんですよね。
そのあたりは自信を持ってご紹介できる会社だなというふうに思っております。
そんな巨大な会社ではないので、営業部がちゃんといて仕事を取ってきてみたいな、そんな感じではないんですね。
私が在籍していた時もクリエイター自身がみんな自分で足で営業活動して仕事を取ってくるということをかなりやりました。
それはなかなかに大変なことなんですよね。
一度コロナ後に本当に仕事が結構ガクンと減ってしまった時に、やれることはもう何でもやろうみたいな感じで、ちょっともう半分ゲームみたいな感じでですね。
テレアポ、電話をかけていきなり、初めまして、京田クリエーションと申しますっていうのをもういっちょやってやるかみたいな感じでチームでやったこともあります。
こういうのって一人でやったらものすごい辛いし、ほとんど断られるんですよね。
とにかく存在を知っていただくためのワンチャンスでもいいからということでやってみたんですけど、一人でやってたら絶対にへこたれると思うんですが、
これはみんなでゲームだって言って塗りつぶしていくリストを作って、この時間は電話やろうっていうふうに決め、みんなでズームでつないで音だけ消して、
一生懸命電話している映像だけみんなで見合ってテレアポするっていうのをやったりもしました。
それで仕事につながっては多分ないとは思うんですけど、ちょっと興味もいっていただいたところもあったし、ちゃんと話すと意外と優しいなっていうのも実感できたっていう経験もできました。
あのテレアポ経験は本当に仕事がなくなった時に何でもとにかくやれるなっていう一つの経験にはなったかなという感じはするんですよね。
そんな感じでクリエイターのみんなが営業活動していくっていうのはとっても大変なのが自分でもよくよくわかっているので、
今日はちょっと在籍中のことを思い出して、コンテンツ東京のみんなの姿を見て京田クリエーションを営業してみるという放送をしてみました。
ご興味を持っていただけた方はURLを貼っておきますので、よろしければぜひぜひ見てみてください。
そして本当にちょっと問い合わせしてみたいなという方はですね、原あゆみの放送聞きましたって言っていただいてもいいですし、
なんなら私に直接メッセージやコメントをいただいたら、じゃあこの部署のこの子がいいかなみたいなのをご紹介できるかもしれませんので、お気軽にお問い合わせください。
はい、ということで今日はデザイン会社在籍時代を思い出して、私のおふるす京田クリエーションというデザイン会社を営業してみました。
イラストレーターの原あゆみでした。また話します。