AIメディア編集長のたつけです。 AIコンサルタントの平岡です。この番組は、AIメディアを運用する2人が、AIを活用したい人、もっとまた見たい人に向けて、AIの最新動向や、その未来に関する情報を一緒に学ぶポッドキャスト番組です。
たつけさん、本日のテーマは何でしょうか。
はい。果たして日本はAI大国になることができるのか。
なりたーい。
なりたーい。
なりたーい。
なれるのかということで。
なっていただきたいね。
はい。今日は主に、日本でのAI関連の動きとか取り組みを話して、日本の強みと課題。
国産AIの現在の状況を話す中で、果たして日本はAI大国になれるのかどうかというのを、2人で考察というか、未来を考えていければなと思います。
なるほど。いろんなことをやってますからね。
では、まず日本でのAI関連の動きとか取り組みの部分なんですが、
このニュースを見て、これは来るんじゃないかというふうに感じたところで、オープンAIがアジア初の拠点を日本にというニュースが出たんですけども。
むちゃくちゃ最近の話題になってるニュースだよね。
そう。オープンAIが4月15日にアジア初の拠点として東京オフィスを開設するっていうもので、法人向けに独自サービスを提供したりとか、
生成AIの適切な利用に向けたルール作りに加わっていくということで、
やっぱりアジア初の拠点を日本に設立っていうことは、やっぱり日本のAI分野における重要性みたいなのが認められた証なんじゃないかなっていうふうには個人的にはちょっと思ったかなっていう。
確かにね。あとやっぱサムアルトマンって日本好きだよね。
サムアルトマンは日本好きだよね。
日本の文化好きなんじゃねみたいな。イーロンマスクもそうだけど。
だってね、なんでだって私たちが今町に待ち浴びてる空もね、あれは日本の空っていうところから名前来てるしね。
そうだね。PVもだって東京のね、街並みじゃないけどそういうの使ってたからね。
あと京都だっけ、桜のさ風景の映像とかもあったしさ。
そうだね。
日本の映像多いよね。
あとさ、その前AI祭でもそうだったけど、ニジジャーニン。
ああ、ニジジャーニン。
あれもなんかそういう日本のアニメのさ世界観とかすごい影響を受けてる感じとかするしさ。
そうだね。実際に食わせてるからね。
まあ実際食わしてるからね。でもやっぱり精々AIのジャンルっていうのが、なんかこう日本好きなあれを感じる瞬間が多いよね。
多いよね、確かに。
それだけ影響力がある文化だっていうのは認識した方がいいよね、日本は。
そうね、本当に。だからこそこれがね、AI大国につながるのかってすごい重要な部分かなって思うんだけど。
なるほど、なるほど。しかもね、新橋らしいですよ。
あ、そうなの?
拠点、はい。
へえ、そうなんだ。サラリーマンの街。
新橋なんだと思って。渋谷じゃねえんだと思って。
確かにね。
なんかすごいあれだね、コテコテの日本のサラリーマンっていうか日本の企業みたいなさ。
ね、意外だよね。
確かに。
で、今回そのオープンAIの東京オフィスのトップの方が最近発表されて、これもね、なかなかちょっと面白いなと思ったんだけど。
オープンAIジャパン合同会社の職務執行者ということで、これは合同会社の代表が法人だった場合に占任される人で、言ったら実質的な社長みたいな人らしいんだけど、これがなんとAWSの日本法人で12年にわたり社長を務めた長崎忠夫さんっていう方が就任したという。
AWSですか。
AWSの日本のトップ。
これが何が面白いって、アメリカの調査会社の発表だと、2022年の世界のクラウドのシェアがAWSが31%、マイクロソフトのAzureが24%で、この2つで55%、半数以上を占めてるわけよ、このクラウドのシェアを。
日本のシェアもNTTのメディアが言うには、AWSとAzureで半数以上占めてるっていうふうにNTTのメディアでも書かれてるから、日本も同じような状況みたいで。
オープンAIと最も強力なパートナー関係がある会社はどこかというと、マイクロソフトで。
マイクロソフトですよね、そうですよね。
で、その日本法人のトップが元AWSの長崎さんということで。
すごいね。
これだから本気で日本の部分で取りきてるのかなみたいな。
これすごいね、確かにね。
AI祭の時にもこれからコーパイロット来るんじゃないかって言ってる人もいたじゃん。
だからあの辺の領域が今後はメインというか法人向けではかなりぷいぷいいわしてくるんじゃないのかなっていうのは感じるよね。
そうね、言ってたね。これからコーパイロットがたくさん出てくると法人向けにカスタマイズされたね。
やっぱアジュール必須科目になってきそうだね。
いやそうそうそう、そうなると今までAWSだったところとかももう当たり前のようにアジュール使ってくるんじゃないのかみたいな。
なるほどね、じゃあもしねこれ聞いてる人で開発やってる人だったら、アジュール全振りしてもいいぐらいだね。
今までAWS得意だからそれで食ってる人とかもいるじゃん。
結構いると思う。
いやもうアジュールの方行った方がちょっとこれからはいいかもしれないよなっていうのは感じるよね。
なるほどね。
日本はね、やっぱ製造業が強いから、そもそもAIの相性がいいんじゃないかっていう話があって。
うん。
これそれこそNVIDIAの日本の代表している大崎さんが話してて、やっぱ自動運転とか自立走行とかそういう場面になると重機、ドローン、オート、電動カーといろんな乗り物の移動体がAIが制御するっていう形になるじゃん。
だからもともとそういうものの製造、日本って強いから、だからAIの方との相性いいんじゃないのみたいな話があるっていう。
なるほどね。もともと使ってるからと。
そうそうそうそう。
置き換えるだけじゃんみたいなことね。
そう置き換えるだけじゃんっていうことだし、生産のラインでも検品とか品質検査とかそういうのやっぱり画像認識とかがそもそも広がっていってるから。
なるほど。
そう、だから本来日本はAIの使いどころがめちゃくちゃ多い国なんだよっていうのをNVIDIAの日本代表の大崎さんが言ってるっていう。
なるほどね。
うん。
まあ日本でね、01あんま得意じゃないけどさ、100超得意だもんね。
100超。
洗礼させるみたいなね。
いや100じゃないね。
100から1万みたいな感じか。
あーそうだね。
もうこれで完成でしょって思われたものをなんかより昇華させていくみたいな感じかな。
ね、より洗礼されたものにっていうのがね。
そういった意味では確かにね。
だからここの相性の良さからすると日本のそれはある意味強みなんじゃないかっていうところではあるんだけど、まあやっぱ課題の方が圧倒的に多いよっていう。
あーその強みよりね。
そうそうそうそう。
これブラックベリーの調査によると、日本企業の72%がチャットGPTなどの生成AIアプリケーションの職場での利用について禁止または禁止を検討しているっていう調査結果を出してて、こういった禁止措置について58%が長期的または高級的なものになるっていうふうに言ってると。
ブラックベリーってあのブラックベリーですか?
あの携帯のブラックベリー。
携帯のブラックベリー。
そうそうそう。なんでお前その調査してんだよって感じだけどね。
調査とかしてんだあの会社。
ね、そうそうそう。
懐かしいなブラックベリー。
昔持ってきてたよねちょこちょこ。
ね。そんなブラックベリーの調査が日本企業の72%が禁止してると。
禁止しようと検討してるか。
そう。禁止して。
禁止してるまたは禁止を検討しているっていう。
あーなるほどね。
そんなあるんだ。
だし今後もずっとそれは禁止し続けるよってほとんどのところが言ってるみたいな調査結果。
へー不思議。
ね。だから何だろうね。使ってるようで使ってないみたいな感じなのかな。
個人、よりさ個人が強くなっていくね。
あーそうだね。企業はこういうしがらみでなかなか使えずにみたいな。
そもそもAIを使うことによってさ、100人でやってたことが1人でできるようになる世界線がさ、もうほんとに近い将来が起きるじゃない。
そんなしがらみをうだうだしてる間に全部淘汰されそうだね。
いやそうだよね。確かに。
これ。いやすごいな。
ね。まあいろんなところの調査があるからその調査によって若干数字は変わったりするけど。
まあでも多いよね。禁止とかさ、ちょっと放流しますみたいな。
そのうち、そのうちみたいな。だからこそあれかもね。オープンAIはやっぱAzureとかコパイロット使ってその辺の領域を取りに行きたいみたいな、そういうことを考えてるのかもしれないよね。
まあね、だってオフィスはねみんな使ってるからね、Excelとか。
あれに勝手にもうAIに組み込まれて、気がついたらAI使ってましたみたいな状態を作りたいわけだよね。
そうだよね。だからウケるよね。チャットGPT禁止って会社が歌ってるけど、実はみんなオフィスで付属されてるやつめっちゃガンガン使ってたみたいな。
そうそう、裏でチャットGPTですけどそれみたいな。
ね、使える可能性はありそうだよね。
まあチャットGPTじゃないにしろね、GPTモデルですよみたいなね、ありえそうだよね。
そうそうそうそう。
で、あとやっぱり日本で抱えてる課題っていうのは、まあ研究者、人材の部分は課題として多くて。
これ一番でかいなこの課題。
これね、情報通信研究機構の鳥沢センター長によると、やっぱり研究所の中でも海外に転職する人が多いっていうことを言ってて、
これやっぱ海外に比べると研究者とか技術者の待遇が改善されてないことが原因なんじゃないかっていうふうに指摘してるのよ。
うん。
日本の研究開発に携わる人たちが論文書こうと思うと、まあ書こうと思うというか研究所とすると論文の執筆とかそういう短期的な成果ばかり求められちゃうんだって。
うん。
長期的な視点で自由に取り組める環境が整っていないみたいな。
なるほど。
そう、問題だよね。やっぱ研究してもそれがうまくいく保証なんてないから、確実にうまくいくことしかやらせてもらえないみたいな。
予算がない、回してくれないってことだよね。
そういうことだろうな、結局は。
硬すぎて。
それ挑戦でしょ、挑戦にはそんなお金出せないよっていうことだよね。
そうそうそうそう。
昔のあれ思い出すよね、1位じゃないとダメなんですかみたいなさ。
フォーリングワンじゃダメなんですかみたいな。
そうそうそう。
スマップ出てくるぞスマップが。
スマップじゃない、あれれいほうさんの方だよこれ。
れいほうさんか。
そうだよ、民主党のスーパーコンピューターのやつ。
1位じゃないとダメなんですかみたいな。
あったね、あったね。
懐かしいね。
相当古いけどね、あれも。
いやー、俺としたことがそれが出てこなかった。
でも結局、あれもそういうことじゃない、研究費用で確実に成果が出るものしか研究費用出さないよって言ってるようなもんというかさ。
まあね、経済合理性を考えたら確かにそうなんだけどね。
まあとはいえ、それだけを求めるとイノベーション起きないからね。
そうそう、だから優秀な開発者、研究者っていうのがどんどん海外に流れちゃってて、
優秀な人材が今不足している状況になっているっていうのをトリザーセンター長は挙げてるよっていうことだね。
これさ、研究者以外もそうだよね。
優秀なビジネスマンもみんな海外行っちゃいそうだよね。若者も含めて。
あー、確かにそうだね。
やっぱり言語の壁ってどんどんどんどん減ってってる。
また英語喋れるの当たり前みたいな教育になってきてて。
で、AIでね、ほんとにこんにゃくこんにゃくみたいなのがどんどん広がってったらさ、
もう言語の壁なんて全然なくなってくるわけじゃん。
そしたら世界中見渡したときに一番いい環境で働きたいってさ、それは思うじゃん。
で、なりそうだよね。やっぱみんなさ、大企業に入りたいとかあったわけじゃない。
それは給料もいいし環境もいいからなわけであって。
競争に負けるよね、世界中から。
しかも海外に行って海外で働かなかったとしても、結局オープンAIが日本で視点を作ったような感じでさ、
外資が日本にやってくるじゃん。
そこで働いてればさ、結局はね、やっぱり外資が強くなってる状況と変わらないからさ。
そうだね。日本に行ってもみたいなね。
そうそうそうそう。結果海外に流入、海外に流れちゃってるのと変わんないよね。
確かに、海外にみんな行っちゃうって言ってさ、みんなさ海外移住のことをパッと思いがちだけど、そういうことじゃないからね。
そうそう、オンラインだからね、関係ないんだよね。
労働力が海外に行ってるよっていう話だからね、これが。
そうそうそうそう。
これがまずい。
それはもう研究者の範囲もそうだけど、それ以外もちょっと危険な気はするよね。
小さな電気代を節約するとか。
ちまちましたようなことを言ってるとあっという間に日本は取り残されてしまう。
ガラ系になっちゃいけないって言ってる。
まさしくこれはNTTに言ってるんじゃないかという。
NTTに言ってるでしょこんなの。
言ってるよねこれ完全に。
なるほどね。
さっきサイバーエージェントもやってんじゃないのなんて言ってたけどやっぱりどこもパラメーター数全然少ないのよね。
まだまだ。
ほんと最近だと東大初のスタートアップ企業Elizaっていうところがこれも結構大きいパラメーター数のLLM発表したんだけど。
これは700億なんだよそれでも。
NTTのでも10倍だね。
10倍。だからパラメーター数大きいって話題にはなったけど。
でもやっぱGPT-4の長に比べちゃうとしょぼい感が否めないかな。
これちなみにパラメーター数が多いと何が良いか悪いかみたいなの言っといた方がいいんじゃない?
そうだね。パラメーターの部分を説明すると厳密には違うけど簡単に言うと要領みたいな意味合いと多分同じような感じかなっていう。
だからパラメーター数が多ければ多いほど学習できる量が増えるし、出力する柔軟性というか自然さとかも上がるしみたいな。
処理能力が高いみたいなのと意味としては一緒。
ただやっぱりそのパラメーターが大きくなればなるほどやっぱ必要な計算にリソースとかデータ量とか電気代とかいろんなものが高くなるから
多ければ多いのはもちろんいいんだけど扱いきれないみたいなそういうトレードオフの関係にあるみたいな感じかな。
そうだね。多ければ多いほど大変だよと管理がね。
人間の脳みそで例えるとニューロンみたいなイメージだよね。
ニューロンの量が多いと比較的問題解決能力が高かったりとか、頭いいよねって言われるって感じだね。すごい簡単に言うと。
まあそうだね。パラメーター数が多ければ多いほど頭がいい。
頭がいいみたいな感じでシンプルだね。
なんだけどつづみは70億で頭がいいものを作れたみたいなニュアンスのことを言ってるってことだよね。
幼稚園児にしたら頭いいよねみたいなそういう感じだね。
でも一応公式ではGPT-4と同じもしくはそれを超えるようなベンチマークが出たって言ってるけど
いやでもどうなんだろうな。日本語に特化してるからとかそういうこともあるのかもしれないね。やっぱGPTって日本語ちょっと弱かったりするからさ。
ベンチマーク怪異的だよね。ドコモの発表するやつ。
いいやつだけ使ってるんじゃないかとかさ。
Wi-Fiの理論値1ギガ出ますみたいなあんな感じだよね。
確かに。やっぱNTTらしいやり口なのかなそれは。
10メガしか出ねえぞみたいな。
実測値全然違うじゃねえかみたいなね。
だからどうなんだろうなっていう話をね結局GPT-4がそのレベルだから国産AI頑張ってはいるけどまだまだ。
さっき苦言を呈したソフトバンクの孫さんだけども
そんなソフトバンクどうなのっていうとソフトバンクの子会社のソフトバンクイントゥイションズ株式会社っていうソフトバンクの子会社があって
そこが今絶賛LLM構築中らしくて
2024年以内での発表を目指してるらしいのよ。
ああそうなんだ。
だからさっきのあの苦言を呈した感じとこのタイムスケジュールを考えると
今年中にはちょっとGPTクラスのものを孫さんが出してきてもおかしくないのかなみたいな。
そうだねだって多分GPT-5も出るし。
ソラも出てくるだろうと今年。
その中で日本語に特化したLLMをソフトバンクが出す。
めちゃくちゃ楽しみですねこのタイムライン。
今年。
楽しみ本当に何が出るんだろうっていう感じだよね。
あとソフトバンク、あいやエンディングで喋ろう。
であとあのうちらもAI祭でさ話聞いたけどあのステーブルディフュージョンのさ
スタビリティAIのところがさ日本語向けのLLM発表してるって言ってたじゃん。
ああ言ってたっけ全然聞いてなかったかも。
そうそうそう名前なんだっけな。
ああこれだこれだ。
AI祭でもスタビリティAIの人がさ言ってたけど日本語向けのやつを出してるって言ってて
スタビリティAIジャパンがジャパニーズステーブルLLMβっていう日本語大規模言語モデルっていうのを出してるのよ。
だから結局これがめちゃくちゃ良ければさっきのその外資の話じゃないけど結局ねスタビリティAIジャパンって言ってるけど海外のさ会社じゃん。
全部持ってかれちゃう可能性あるよね。
なるほどね確かにそう。
だから今回トークテーマとしては果たして日本はAI大国になることができるのかっていう話ではあったわけですけども結論としてはこの2024年が日本がAI大国になれるかどうか結構瀬戸際なんじゃないかっていうそういう話ね。
そうだね日本が国産のものを作ってちゃんとやっていかないと日本がAI大国になったとしてもAIが使われる大国になっちゃうよね。
外資たちにね。
外資たちのAIを日本がめちゃくちゃ活用しまくってるっていうところになるのか日本のAIを海外に送り出すのかっていう。
そうだね。
結構ねじれてるよねじゃあ日本ってAI使いまくってるのかっていうとさっきの制限禁止してるところが多いみたいな感じであんまり使ってないみたいな。
日本のAIが世界に評価されてるのかっていうと全然研究も進んでない。でも国はAIのルール法整備しましょうみたいな感じでノリノリになってるというこのねじれ具合が今日本では起きてるっていう感じ。
ネチネチだねほんとに。
その結果の着地が個人が世界で羽ばたくAIを使ってみたいな感じになりそうな気するね。
まあそうね結局はそこに落ち着くのかもしれないよね。
大企業はみんな使ってんじゃんAI。
ちょっと規模感の大きいセキュリティとかもちゃんと気にしてる中小企業。
あの辺が多分導入できるにできない感じだと思うんだよね。
そのねしがらみがありますよね非常に。
そうそうそうそうそう。
そういうとこ取っ払ってねガンガンやっていかないとAI大国にはなれないよね。
まあAI大国になる必要があるかどうかっていうのはねちょっと別の問題として。
まあ確かに。