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2024-07-18 29:56

#22 経営者の労働時間は10時間超え?広がる生成AI格差

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[今回のタイムスタンプ]

() 生成AI導入は、大企業中心?個人・中小規模事業者は取り残されている?
() 中小企業が生成AIを導入しないデメリットとは?
() パナソニックの事例:AI導入で年間〇万時間もの労働時間削減!
() インターネット導入における成功例:デルのオンライン直販モデル
() インターネット導入における失敗例:トイザらスのEC戦略ミス
() 生成AI格差があるうちがチャンス!上位層に入りやすい
() 話題のAIサービス「create.xyz」首脳陣との交流
() 先行者利益という言葉だけが先行している
() トイザらスが犯した、戦略的ミス
() 生成AI時代、本当に価値のあるものは?
() 生成AI導入すれば良いという考え方では、失敗する

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田附(タツケ):AIメディア編集長の30代男性
平岡(ヒラオカ):AIコンサルタントの30代男性
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サマリー

日本において、生成AIの導入率が低い状況にある一方、大企業ではAIの活用が進んでいます。それに対し、個人事業者や小規模事業者は取り残されているといえます。生成AIの導入により労働時間を削減することで、業務効率化が可能であり、特に中小企業において活用すべきだと考えられます。こうした生成AIの格差について、大企業の先行利益や中小企業の遅れを例に挙げながら、生成AIの導入が重要であること、また格差があるうちに上位層に入るべきであることを述べています。生成AI格差とは、生成AIを導入する企業がデータを外部委託することで自社に知見がたまらず、希少性の高いデータを持てなくなるという問題です。生成AIの普及により、情報が増え、希少性が高まるため、AI導入は単純な方法ではなく戦略的に考える必要があると考えられます。

生成AIの導入状況
AIメディア編集長のたつけです。 AIコンサルタントの平岡です。では本日のトークテーマをお願いいたします。
生成AIの格差を逆に味方につけよう。 格差を逆に味方につける。はい、そうですね。今が生成AIの格差が広がっている時なんじゃないのかっていうのをちょっと感じたっていう話をしたくてですね。
確かに直感的にもちょっとフェーズ変わってきてるなっていう感覚はありますね。 あるよね、そうそう。
で、なんでこれを思ったのかっていうと、前回海外と比べて日本の生成AIの導入率が低いよねっていう話をしたじゃん。
はい、しました。 それこそこれはもう前回話したデータなんだけど、7月5日に総務省から情報通信白書最新版が出まして、
で、生成AIの個人利用の利用率の調査結果っていうのが発表されたわけなんだけど、これがアメリカが50%近く利用してて、中国も50%以上利用してて、みたいな感じで海外が利用率が高い中、なんとね日本は驚異的な9.1%という。
低いね、なんか前回も話したけど、ほんと改めて低いよね。 低い、低いです。2桁はいてほしいですよね、せめてね。
本当に何回聞いても低いなって思うわけなんですけども、じゃあ各海外とか諸外国と比べたときに低いのはわかったけども、じゃあ日本国内で見たときってどうなのっていう伸び率伸びてんのみたいなね。
まあそうですよね、この伸び率がもうちょっと良ければ追いつく可能性っていうのはやっぱありますもんね。
そうそうそうそう、だからちょっとそこを見ればわかるんじゃないのかなっていうのをいろいろ考えた結果、あれちょっと格差広がってるんじゃないのっていうふうに思ったっていう話なんですけど。
なるほど、じゃあ今回そのデータを持ってきてるみたいな感じですかね。
はい、そうですね。これは2024年6月10日にリリースが出たものなんですけども、株式会社エクサエンタープライズAIっていうところが発表したデータでして、この調査はですね、2024年5月27日と29日に開催した生成AIセミナーの中で行われた調査。
セミナー。
はい、302社402人から回答を得たっていう調査になってまして、2023年4月25日が第1回調査なんですけども、今回発表されたのが第4回の4回目の調査っていう形で、全部で4回行われてると。
じゃあざっくり1年ぐらいで4回の調査をしたっていう感じですね。
そうですね。生成AIの利用状況を聞いた部分で、日常的に使用してるっていうふうに答えた割合っていうのが、第1回では7.2%だったのに対して、最新データでは35.8%までアップしてるという。
かなり伸びてる感じ。1年で35.8%。
そう、7.2%かな。
結構伸びてる感じしますね。
だからパッと聞くと右肩上がりで順調じゃんって思うんだけど、この内訳を見ると第1回から第4回まで7.2%から20.3%、31.5%、35.8%っていう感じで、実際の伸び率で見ると1回目から2回目は13.1ポイントアップしてるんですけども、最後の第3回から第4回は4.3ポイントしかアップしてないわけですよ。
じゃあ3回目と4回目の開きが全然ない感じなんですね。
そう、だから何ていうのかな、当然今回これはセミナーの中で行われた調査なんで、参加してるのは当然AIに興味があって導入したいという意欲的な人たちの中だけで行われたアンケートなわけじゃん。
しかも302社402人ってことは法人とかビジネスパーソンに向けたものって感じですよね、どっちかっていうと。
そうだね、ビジネス利用っていう形で。
で、その中でその中の一部は早い段階からグワーって情報吸収してAI取り入れてってやって、ある程度その30パーぐらいがやったところで結構アッパーに来てるというか。
つまり上位層が日常的に使いこなす領域までいって、他が追いついていけてないっていうことだから、これってある意味格差が広がってる状況なんじゃないのかなっていうふうに思うわけですよ。
確かにそうかもしれないですね、この開きが少ないっていうことはどんどんどんどん進んでるとこは進んでるけど、他があんまり追いついてない。
そう、広がってない。
そう、追いついてない、広がってないみたいな感じだよね。
しかもね、日本は人材不足ですからね。なかなかAIとかITに明るくないみたいな人も多そうな気はしますよね。
生成AIの活用状況の格差
そうね、だからやっぱ導入できないところが止まっちゃってるみたいな感じかなっていうところで。
これからは僕の個人的な仮説になっちゃうんですけど、おそらく顕著なのは大手の企業ではなくて、個人事業主とか小規模事業者みたいな中小企業、ある程度ボリュームの小さい会社がそういう状況なんじゃないのかなって思ってて。
なるほど。
これは前回紹介した情報通信白書の企業向けアンケートのところで、生成AIを業務に利用している割合っていうのが、さっきは個人だと9.1%ってめちゃくちゃ低かったのに、企業っていうふうにすると46.8%まで日本は増えてると。
だから割かし導入意外と進んでるなっていう印象を受けたっていう話も前回したと思うんだけど、このエクサエンタープライズAIの調査で他の項目で見ていくと、例えばラグの取り組みについてのアンケートだと取り組み済みが約20%、取り組み中が約30%、関心ありが約40%みたいな状況で、かなりラグに前向きだみたいな調査結果が出てるわけですよ。
9割近くがじゃあラグやってみたいみたいな、やってみたいっていうかもうやってるのとこれからやろうと思ってるってことですね。
そう、やりたいみたいな人も含めたらこのぐらいの数があるわけですよ。
生成AIの導入をどこの部門を対象にやってますか?対象部門はどこですか?みたいな質問に対してなんですけど、これが全社的に導入するっていうのが第2回調査では29.5%だったのに対して、最新の第4回では54.9%まで拡大してるわけよ。
だからこのラグを使ったりとかで全社的に導入したりみたいなその言葉のニュアンスがね、これは本当かどうかわかんないけど個人的には文脈的にはやっぱりこの大企業というかある程度の規模感があるところで、小規模事業者に対しては使わない文脈の言葉かなっていうふうに個人的には思うわけよ。
30人ぐらいの会社でさ、全社的に導入しますみたいなそういうニュアンスでは使わないから、どっちかっていうと導入するメリットがあまりないよね、それこそ。
それはちょっとおかしくなるから最後に持ってってほしい。
でもほらシンプルにさ、じゃあ僕ら2人じゃないですか、ラグ導入しようってラグ導入しても話したほうが早いってなるじゃん。
それやっぱ後半に持ってったほうがいいんだぜ。
分かりました、じゃあ後半で。
だから文脈的にはやっぱある程度の規模の企業の話だなっていうふうには個人的に思ってて。
なるほど。
他にも一般社団法人、日本情報システムユーザー協会ってところが出してる調査でも、これは2024年2月に発表されたデータなんだけど、売上高1兆円以上の企業は8割が活用フェーズになってると。
で、売上高1000億円以上、1兆円未満の会社でも約半数が生成案の活用を推進してると。
ということで、ここまでのデータで仮説として考えられるのは、やっぱ大企業とかかなり生成案に興味のある一部だけの導入がガンガン進んでて、個人事業だったり小規模事業者っていうところが取り残されてるっていう形なんじゃないのかなっていうふうに思うわけですよ、個人的には。
なるほど。
で、そんな格差がある状況が出てるっていうことは、やっぱり僕的には小規模事業者だったり、そういう個人事業みたいな人こそを生成案を導入するべきなんじゃないのかなっていうふうに思ってて。
なるほどですね。
なんでそうした方がいいのかっていうのをちょっとしゃべっていこうかなと思います。
小規模事業者が生成案を導入しないことで、具体的にどんなデメリットがあるのかっていうところで、個人的にはやっぱり完全に業務効率化の面が大きいんじゃないのかなっていうふうに思うんだけど。
これデータとしては三菱UFJリサーチ&コンサルティングっていうところから出してる調査で、これは2017年のデータがちょっと古いデータにはなるんだけど、経営者の1日の実労働時間っていうのを見ると、労働時間は大体9時間から10時間っていう回答が最も多くて、全体平均でも9時間26分ってなってるのよ。
なるほど。
これは一般的な労働者の平均労働時間が8時間16分に対して、やっぱり1時間以上も経営者は働いてるっていうデータが出てる。
長いですよね、経営者の方が。
長い、労働時間が長い状況があると。
で、そうは言っても今人手不足な状況は変わらないわけじゃん。
はい。
人手不足の対応方法としてどうやって対応してますかっていう質問に対して、最も回答が多かったのが、こんなに経営者の労働時間が長いのに、経営者の労働時間をさらに増やして対応するっていうのが最も高い答えになってるわけですよ。
面白いデータだね、これ。
そう、死んじゃうよみたいな。
なるほどね。
しかもこの経営者の労働時間を増やして対応するって答えた経営者の平均実労働時間が平均10時間8分っていうことで、一般的な労働者よりも経営者の方が労働時間長いのに、その人たちよりもさらに働いてなんとか保ってる状況っていうのがこのデータでわかるわけですよ。
生成AIの導入による効果
なるほど。
で、思った時に、でもじゃあ正製AIの活用状況はっていうと大企業でしか進んでないわけじゃん。いやいや、中小企業こそ導入しましょうよってやっぱ個人的には思うわけよ。
確かにですね。
実際じゃあ大企業とかは正製AI導入してどうなってんのかっていうと、例えばパナソニックコネクトが2020年6月25日に発表してるデータによると、自社向けのAIアシスタントサービスコネクトAIを活用した結果、国内の全社員1万2400人の労働時間を1年間でなんと18万6000時間削減したと。
18万6000時間。
そう、っていうのを発表してるわけですよ。
ということは18万6000割るさっきの経営者の平均10時間8分、これを割るとだいたい51年分ぐらいの時間を削減できてますね。
やばいじゃん。
いや、51年分削減できたら嬉しいですよね、そりゃ。
すごいね。創業してから廃業する期間超えてくるよね。
確かにね。
大手はいろんな人がいるから、一人当たりがちょっと減るだけでものすごいインパクトがあるから、単純にそこを置き換えられるわけじゃないけど、
人がいっぱいいて資本もあって、もちろん労働時間を削減することによってコストパフォーマンスが良くなってっていうのはあるけど、ぶっちゃけしなくてもビジネス回るわけじゃん、大手企業って。
でも中小企業はしないと経営者が過労死するみたいなレベルまで来てるわけじゃん。
ってなるとやっぱりAIを活用すべきところが活用できてなくて、AI活用しなくても回ってるところがAIを活用してより加速してるみたいなさ、っていう状況になっちゃってるなっていうふうに思うわけですよ。
まあこれに関しては、AIを導入してもっと時間減らそうよってアプローチも一つだと思うし、もっと仕組み化しようよっていう言い換えもできるよね。
あーそうだね。よりそれで要は事業が発展していくためにってことだよね。
そう、だから働きすぎなんだよってよりかは、生産性が低いんだよっていうことをもっとちゃんと向き合った方が良さそうだよね。
まあ確かにそうね。その文脈で教えてあげた方が正しいは正しいよね。
例えば、これは大手企業の例にはなっちゃうけど、こういうAIを活用することによってどうやって事業が発展していくのかっていうのは過去のインターネットの例とかで見ればわかりやすいなっていうのがあって、
例えば、パソコンのDELLはオンラインの直販モデルっていうのを導入したことによってお客さんが直接パソコンをカスタマイズして注文できるみたいになったことによってめちゃくちゃ売り上げが上がったわけですよ。
生成AIの導入の重要性
もともとは直販っていうモデルはなかったわけですもんね。
そう、どっかに下ろして、どこかを経由して購入するみたいなね。
そうですよね、インターネット出る前は。
だけどこれインターネットでECサイトっていうものが出てきたことによって直販ができることによって売り上げの増加につながったみたいな。
あとはトイザラスの例とかも面白くて、トイザラスは最初ECサイトっていう重視要請をあんまり評価してなかったから、
Amazonとパートナーシップを結んで、Amazonに全部お願いしたわけですよ。
そしたらAmazonはトイザラスからのおもちゃの商品の品ぞりとかが少ないと。
だからトイザラス以外のおもちゃ屋さんも入れますみたいなこと言ったわけよ。
で、トイザラスが怒っちゃって、だったらもうAmazon一本じゃなくてもう自分たちでやるわってAmazonからトイザラスが抜けたんだけど、
結局もう10年近くAmazonに丸投げしてたからノウハウがないわけですよ。
だから自社でECサイトがうまくできなくて倒産に追い込まれるっていう。
そうですね。Amazonがめちゃくちゃ強かったっていうのもありますけどね。
だけど最初からAmazonとどうやって戦えるのかっていうのを考えながら構築していけば、もしかしたらバチバチにやり合えてたかもしれないのに、
それをお隣にしてしまったっていうところがあって。
まあ確かにジェフ・ベゾスがめちゃくちゃすごい人っていうのは一旦置いといたとしても、きっとこういうことになっちゃうだろうなっていう想像ができてればこんなことにはならなかったのにっていう例ではありますよね。
そうそう。だからこのインターネットでもやっぱり格差をつかんだ、デルはうまくいったけど格差で下の方に行っちゃった、トイザラスは失敗したみたいな。
まさしくいい例というか同じような状況で、生成AIの方でもやっぱりこの格差的に優位を取っているところはうまくいくし、格差的に優位を取れなかったところはやっぱり失敗するっていうのはもう未来として見えてるわけじゃん。
そうですね。それこそAmazonなんかすごくいい例ですよね。
あ、そうね。Amazonなんかまさしくね。
もうスタートアップとして出てきて、もうその当時は本屋さんはいっぱいあったけど、しかもその本屋さんより全く売れてない本だけを扱うっていう戦略を取って今こんなにでかい会社になったっていうのはやっぱりいち早くインターネットっていうものと掛け合わせて戦略を作れたからに他ならないじゃない。
うん、そうね。
だから小さい会社こそ中小企業こそ導入が遅れれば遅れるほど本当にゴテゴテになるというか、もう選択が取れなくなっていく、分かっててもできないみたいな状況にはかなりなり得る未来は見えますね。
そう、だからやっぱね、大企業と比べてただいさ戦闘力低いんだから、やっぱその戦闘力を上げてくれる生成会を活用しないのってもったいないなって思うし。
それこそ昔だったらDXみたいなことしようって思うとお金がかかってとか、なかなかそういう人材がいなくてとかっていう問題もあったけど、生成会ってさ、お金かけずにさ、ある程度個人の知識でどうにかできるものなわけじゃん。
そうですね。
それは活用できてないと非常にもったいないなっていうふうに思うなっていう。
今の事例でもそうなんだけど、なんで、個人的にね、僕が最近体感したので、やっぱり生成会格差は格差があるうちの方が上位に行きやすいなって思ったっていう話もちょっとしたいなと思いまして。
生成AIの格差と上位層
これは先行者利益とかじゃないけど、格差があるうちの方が上位層に入りやすいんじゃないかなっていうふうに思ってて。
例えば初期の頃のYouTuberとかわかりやすいけどさ、YouTube投稿を真剣にしてる人はトップに行くけど、適当に投稿してる人には全く稼げないみたいな。
だけど今みたいにみんながやってて、全員がある程度のノウハウが知れ渡って、ある意味格差がないような状況になるとさ、差がないから上位に入る足掛かりみたいなのがないから結構難しいじゃん。
僕がね、昨日、収録時点で昨日なんで、配信時点だと一昨日になるんですけど、チャットGPT研究所さんが主催してるAGIラボのオフラインミートアップっていうのに参加させていただいたんですけども。
すごいですよね、引きこもりのたずけが。
そうね、なかなか表に出ない超人見知りの僕がね。
で、そこのオフラインミートアップで、クリエイトXYZっていうAI好きな人たちとかあると思うんですけど、プロンプト自然言語からウェブサイトとかアプリケーションが作れてしまうっていうものを開発してる会社さんがあるんですけど、
そこの首脳陣の方たちがずらっとみんな参加されてるっていう。
全員参加してたんですよ。
全員参加してた。
すごいよね。
そう。で、もう本当直接、ちょっと僕英語しゃべれないんで直接会話できないので通訳通してたんですけど、でも直接交流したりみたいな感じで、なかなか普通にやってたら経験できない状況だったわけだけどさ。
でもこれってある意味、生成AIの格差が生んだ状況かなって個人的には思うわけよ。
っていうのはまだ上位層が少ないからさ、AGIラボの会員になってさ、普通に応募するだけでこういう体験ができるわけじゃん。
確かにね。
でもこれがさ、格差がなくなってくると希少性も上がるから、やっぱそのプレミア価格みたいになったりとかして、手が届きづらい存在になってく可能性って全然あると思うのよ。
みんながまだ気づいてないってことですよね、その希少性に。
そうそう。だからまあ、これはちょっと先行者利益みたいな話に近くなっちゃうところはあるけど、でもその格差があるっていうのはやっぱそれに近い状況ってあるわけだから、まだまだ格差があるうちに上位層に入った方がいいし、逆に格差があるうちは入りやすいんじゃないかなみたいなのを感じたっていう話ですね。
なるほどですね。これはでもCreateXYZの首脳人たちがすごいっていうのもあるけどね、やっぱり。
逆に?
逆にね。やっぱりあのサービスを開発したあの人たちっていうのが、例えばよ、Googleのラリーページが来ましたとかだったらわかるよ。
でもまだ、ぽっとでと言ったらすごく言い方悪いけど、スタートアップの方々じゃないですか。
彼らが日本国内市場がいいと思って、わざわざ来日して、営業かけて、で、生成AI界隈でやってたアサカスとかにも積極的に参加してたりとか、とにかく彼らの営業魂じゃないけど、セールス魂がすごいんですよ、本当に。
なるほどね。だからあれか、確かに会いたいからって会わせてって言って会えるような存在ではないけども、でもそもそも彼らが積極的にこっちに会おうってアクションを起こしてくれてるから会えてるっていうのもあるってことか。
そうそうそうそう。だからこの点に関しては希少性っていうのも確かにあるかもしれないんだけど、それぐらい日本の市場に対してセールスをしてくれているっていう状況も結構すごいなって思いますよね。スタートアップの鏡というか。
そういう意味で言うと格差云々よりかはそっちの方が大きい気がしてきたわ。
そうですね。あとちょっとエンディングでまた話そうかなとは思ってるんですけど、割と先行者利益とか、みんなこの言葉が先走ってるような気がしていて、実はほとんどの企業って後発組が買ってるんですよね。
これはピーター・ティールのゼロトゥーワンとかにも書かれてるし、知ってる人はもちろん知ってると思うんですけど、その例に当てはめると今回の生成AIに関してはもちろんキャッチしないといけないし、導入も進めたほうがいいし、やっていったほうがいいんだけど、だからといって先行者利益を取って優位なポジションを取れるかといったらまた別の話になるんですよね。
なるほどね。
だから中小企業ほどとか小規模事業者こそとは言うんですけど、僕はもう前者的にやってて当たり前だし、当たり前のそのもっと先を行かないといけないと思ってるんですよね。
なるほどね。じゃあ僕は中小企業こそ、小規模事業者こそって言ってたけど、そういうことじゃねえよっていうことか。
中小企業のチャンス
そういうレベルじゃないよって個人的には思いますね。
なるほどね。
フェース的には。で、多分大企業の本当に頭のいい人たちとかビジネス経験豊富な人たちはみんなそれ分かってるから、どんどん導入が進んでるっていう背景だと思っていて。
だから中小企業がやってないのはダメですよとかっていう次元の話で終わらせたくないなってちょっと感じましたね。
あーなるほどね。じゃあ次回はひらからアンサーポッドキャスト1本いきます。
久々のひらおか会やります。
そうね。いやこれこの僕の今回の配信の回を聞いた上で、やたつけ違うぞとそういうことじゃねえぞっていうのをなんかちょっとこうあったら、そろそろ面白いけどね。
なるほどですね。まあでもAIの文脈じゃなくなっちゃうんですよね、僕が話しすると。
あー確かにビジネスとはみたいなそういう話になってくるもんね。
そう戦略の話とかになっちゃうんで。だからまあAIをキャッチアップするのはもう当然だしっていう上でどういうアクションするのかっていう話をしたいですね。
なるほどね。
まあなんかそれで需要があるなら全然話そうかなとは思いますけど。じゃあ残りはちょっとエンディングでさらっと話しますか。
はい。
はいエンディングでございます。エンディングは話し足りなかったことを最後話して終わりにしたいと思います。ということでいろいろ言いたいことがある台本でした今日は。
そうですか。
でもそのデータをもとに確かにこういう仮説立てられるよねっていうのは間違ってないと思うし、その抽象こそ導入した方がいいよねっていうのはもちろんそうだと思います。
それは抽象が入ってないからね。大企業ばっか入ってるからね。
僕ね一個言いたいなと思ったのはさっきトイザラスの例あったじゃない。
そのトイザラスが最初アマゾンのことをバカにしてパートナーシップ組んで自社でやらなかったと。
いざ自社でやろうと思ったらもうすでにアマゾンにシェア取られててもうどうしようもできなかったと。
そういう戦略的ミスによって結果的に破産申請になったという話あったじゃないですか。
これって早く導入することによってどんな具体的なメリットがあるのかって結構あるんですよ。
例えば最新の技術を使ったことによって顧客データの蓄積できたよねとか。
だからトイザラスはアマゾンに投げちゃったせいですごく貴重な顧客データを取れなかったんだよね。
生成AI格差とは
だから最初からそれをやっていればどういうおもちゃが欲しいのかっていう本当のものが分かっておもちゃ界のアマゾンになれた可能性があるんだよね。
だから導入することによってどういうものが得られてそれが将来的にどういう希少性になるのかっていうところまで考えて構築をするべきだった。
っていうのは生成AIの中でもかなりいっぱいあると思うんですよね、こういう例って。
外部に委託しちゃったせいで自社に知見がたまらず、いざ自社でやろうと思ったらもう何もできない、このデータは取れない。
生成AIの中でみんなが当たり前に同じ質のものを出せる中で、その自社だけしか持っていないデータってめちゃくちゃ今後希少性が高くなると思ってるんですよね。
これハイパー企業ラジオで聞いた話なんだけど、すごい面白かったの。
ここだけ切り取って話すので全然理解できねえわって言われるかもしれないんですけど、
PIXIVっていう画像投稿サイトみたいなのがあったじゃないですか。
あれってもともとデータを置いとくだけの場所だったんですよ。
そのデータを置いといて、どうせ置いとくんだったら公開しようって。
公開したら売れるようにしようと段階的に踏んだわけなんですけど、これって書き手側を最初に集めてるじゃない。
でもこの生成AIの台頭によって書き手ってめちゃめちゃ増えるじゃん。
だから絵を描ける人っていうのがめちゃくちゃ増えると。
なってくると今度供給型になるじゃん。
見てくれる人の方が希少性が高くなるんだよね。
まあ確かにね。
っていうことは最初に書き手を集める。
生成AIを導入しよう導入しようって言って業務改善しようってやっていくじゃないですか。
でも時代が変わってきてるから本当に価値のあるものとか希少性だったものが希少じゃなくなっちゃうとかっていっぱいあるんですよね。
これ多分来週刊登されると思うんですけど、
これも一緒に書き手を集める。
一緒に書き手を集める。
一緒に書き手を集める。
で、このオンラインの直販をしたことによって成功したという話をしたけども、
じゃあみんながオンラインをするようになってきて、
今北海道でしか買えなかったようなものってあんまりなくない?
うん。買えないね。
だいたいね。
だいたいね。
だいたいね。
だいたいね。
だいたいね。
だいたいね。
だいたいね。
だいたいどこでも買えるじゃん。
これって希少性あると思う?
ないね。
ないよね。だからみんながAIを入れていくと、
大事だったよねってものが大事じゃなくなってきて、
違うところに需要が生まれるんだよね。
なるほどね。
だから導入すればいいっていう思考停止になると普通にミスるし、
戦略的失敗っていうのはたくさん起きれるなと思ってるんですよ。
だから導入しよう、導入しようっていうのはすごくレベルの低い話だなって僕は思っちゃうんです。
なるほどね。
確かに。
生成AI導入の戦略的考慮
っていうことを来週ちょっと話したいなと思います。
もうすでに興味あるし、なんかもうすでに確かに感がすごいわ。
そうなんすよ。
でもAIの話だからさ、このポッドキャスト。
全然AIじゃない話になるなと思って。
そうね。難しいところではあるよね。
AIという文脈を使ってビジネスの話をするみたいになっちゃうよね。
そうね。
でもなんかそんな感じで思いましたっていう感じですかね。
では最後にお聞きのポッドキャストアプリで
AI未来話の番組フォローとレビューをお待ちしています。
フォローすることで最新話が公開されるので、
お待ちしています。
フォローすることで最新話が更新され、通知が来ます。
この番組はランキングに入る可能性が上がります。
お互いウィーミーなのでぜひお願いいたします。
レビューをしていただくことで番組の改善や
まだ聞いたことのない人の聞くかどうかの判断指標になりますので、
ぜひ欲しい評価お待ちしております。
来週も木曜朝7時に更新されますので、
通勤通学のともに聞いてくれると嬉しいです。
ということで本日も最後までありがとうございました。
ありがとうございました。
29:56

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