きつい。 それでこのきつい映像、Xとかでもさ、見たくなくても最近そういう事故の映像とか流れてきたりするじゃん。
ああいうの見ちゃうとさ、なんかすっごいメンタルやられない?
実際にこれは科学的にも証明されてて、朝一にそういうネガティブなニュースを見ると1日中ネガティブになるんですよ。
だから実際に朝一にそういうSNSなんて見ない方が絶対よくて。
最近僕も結構ブロックしたりとか、この投稿興味ないとかって言ってなるべく除外するようにしてるんだけど。
なるほど。 もう何だろうね、湧いてくるというか、あれまた出てきたみたいな。どんだけこういう投稿しまくってんだよみたいなさ。
僕おすすめはフォローしてる人しか見ない方がいいと思います。 なるほどね。
おすすめ見ないんですよ、そういうの来るんで。
だからね、おすすめはおすすめでさ、自分が見てなかったりとか知らない領域の情報が入ってくるからさ、気づきになることもあるから。
確かにね、それはあるね。 そうそう、難しいところではあるけどね。
確かにね。 今日別にX回じゃないんだけど。
いいおすすめの使い方の話じゃないんだけど。 そうだね、話を戻しましょう。
そうそう。 まあでもやっぱこういう見たくない映像を見続けるというのは相当きついという話なわけですよ。
で、2021年オープンAIからキニアの下請け会社、サマ社っていうところに3つのプロジェクトが委託されました。
これが2900万円ぐらいで委託されたんだけど、オープンAIとしてはだいたい時給1830円ぐらいに設定して業務を依頼したと。
だけど実際に末端の作業者に払われてたのが時給300円と。 ああそういうことか、中抜きがいっぱいいるんだ。
中抜きがいっぱいいるんですよ。このサマ社がちょっとよろしくない。
でもこのサマ社、こんな悪いことしてるくせにオープンAIとの契約を期間途中で破棄したのよ。
それがさっきのコンテンツを労働者が見ることによってダメージがすごすぎて、労働者の方がPTSDにかかっていわば心的外傷後ストレス障害、
フラッシュバックして思い出したとかいうやつだよね、にかかっちゃうことが多かったから業務をやめたと。
だからもうちょっとお金払ってやれよと思うけどね。 そうね、お金の問題じゃないよね、結構しんどいね。
そうね。 でも誰かがやらないと学習できないもんね。
他にもフィリピンも低賃金の状況があって、これは低賃金の方なんだけど、
アメリカのワシントンポストによると200万人以上のデータラベラーとかコンテンツモデラーっていうのが2023年仕事充実したんだけど、
これがスケールAI社のリモータスクスって呼ぶのかなっていうクラウドワークスとかみたいなタスクプラットフォームがあって、
そこではデータラベルの仕事の支払いが約3円1フィリピンペソに満たない企画らしくて、
2024年のフィリピンマニアの平均月給っていうのが25500フィリピンペソ、約6.6万円。
だから月収20万円で換算したときに大体1タスク9円ぐらいって感じかな。
だから今20万ぐらいの給料をもらってるところを1タスク9円で仕事してる人たちがいる。
なるほど。 これに関しては結構クラウドワークスとかでの低単価のタスクって結構同じような状況だったりもするから。
まあ確かにね。 ちょっと似たようなものなのかなっていう気もしなくはない。
まあちょっと低すぎるかなって印象はあるね。 そうね。にしてもちょっと低いって感じですね。
さらに言うとワシントンポストによると説明もなく支払いが遅れたりとか、
未払いになったりするというのは日常茶飯事で。支払いについてしつこく質問したりとか批判したりするとすぐ首になっちゃうみたいな。
なるほど。
だからちょうど前々回の31回目の配信でさ、AIのためだけに記事を書くっていうライターの仕事が海外で出てきたっていう紹介したじゃん。
ありましたね。
まさしくそのAIのために人間が働くっていう図式っていうのは実際に起きてて、
起きてますねこれはもう。
で今後増えていくっていう可能性は大いにあるのかなっていうのは思うよね。
コンサルティング会社のグランドピューリサーチ社っていうところによると、このデータラベリング業界って現在日本円でだいたい3300億円くらいの価値があって、
これが2030年までに約2兆5500億円に成長するって予想されてるのよ。
相当ですね。
そう。つまりもう完全にAIの学習のための需要でそれがもうどんどん増えていくっていう予想なわけじゃん。
だからもう今後AIがこうやって進化していけばしていくほど、AIのために奴隷のような仕事をする人が増えていくっていうのはちょっとあり得ちゃう話かもしれないよねっていうところだよね悲しいけど。
というよりかは避けられないっていう。
避けられないっていうそうね。
感じがしますね。
なんで個人的にこうなっていくのはもう仕方ない避けれないよねって思うかっていうと、やっぱねこれを裏付けるって言い方が正しいかわかんないけど歴史と照らし合わせるとすごい予想がしやすいなと思ってて、
AIってのは大幼児産業革命だみたいな言われ方されてるじゃん。
僕もそう思ってます。
最初の産業革命の時どうだったかっていうと、この産業革命の裏にはやっぱり奴隷制度と植民地の影響っていうのは少なからずあったわけですよ。
エリック・ウィリアムズさんの資本主義と奴隷制っていう本で、イギリス産業革命はアフリカ人奴隷の汗と血の結晶であるっていうふうに書かれてて、
奴隷制度によって生産された綿菓、綿ね綿の花、綿菓や砂糖みたいな作物がイギリスの工業製品の原料となってたというのが背景としてあるわけですよ。
例えば綿菓だとアメリカ南部の奴隷労働によって安い金額で供給することが可能になったと。
これがイギリスの織物工場とかで加工されて、それがヨーロッパ州に大量に供給されて、それで工業化と経済の発展っていうのがどんどんどんどん進んでいったわけですね。
まさにさっき紹介したAI時代の奴隷労働と図式結構一緒じゃないかなと思って。
だからやっぱり産業革命の時に奴隷制度みたいなのがあったからブーストがかかったっていうのが実態としてあって、それに近いものがあるからこそAIの今の技術発展がもしかしたらあるのかもしれないっていうのはちょっと考えさせられる部分。
そうですね。
実際に。産業革命の時はその後、産業革命終わった後にこの奴隷制良くないのって廃止されたんだよ。
だけど今ってさ、正式に奴隷じゃない方がちょっと立ち悪いよね。やめましょうっていうのができないというかさ、業務委託だから嫌ならこの仕事受けなきゃいいじゃんみたいなさ、そういう感じになっちゃってるじゃん。
そうなんですよね。で問題がさ、それでじゃあ高単価にしましょうってなっても、もっと安くやりますようちっていう人が出てきちゃうから。
出てくるよね。
で結局そこに芋添え式でもう行っちゃいますよね。
そうそうそう。だからこれはちょっとなくならない気がするなっていうのがあって。
しかも単価の問題じゃないんだよね。
そうなんだよ。やってる仕事内容がきついっていうのがそもそもベースにあるからね。
単価の問題もあるけどどっちもきついよね。もう両方最悪だよね。
そうだね。だからせめてきつい仕事だけど代わりにめちゃくちゃ給料がいいみたいなさ。
そうね。なんかトレードオフしてほしいよね。せめて。
世の中には交渉で仕事してて危ないからこそめちゃくちゃ給料がいいみたいな仕事とかトレードオフでお金がいいとかって仕事があるわけじゃん。
そこはねそういうふうにしてほしいところではあるよね。
確かにしんどいね。
でもう一つは植民地問題があってイギリスはさもやっぱり広大な植民地を持ってたわけですよ。
そこからは原材料を調達してたわけだから要は資源の搾取みたいなのが起きてたんだよね。
本来その国がさちゃんとした独立した国だったらそこはもう貿易になるわけじゃん。
アメリカ南部が国として成立したらそこで貿易してるから金銭が発生するんだけど植民地だからさ要はもうタダレもらってるわけだからかかるのはもうそこの労働力だけだよね。
でもそれも奴隷だと。ほぼタダレもらうようなもんみたいなのが起きてて。
これが植民地のものなんだけどこれもAIで考えるとちょっとひも付くところがあって今でいう植民地は学習データみたいなものかなってちょっと思うところがあってさ。
いろんなクリエイターの画像とかさそれこそチャットGPT使ってる我々の入力データも学習にさタダレ使われてるわけじゃん。
まさしくこうやって植民地というか資源の搾取みたいな状態に近いのかなみたいな思って。
日本ってさ生成AIのマーケットとしては結構大きいじゃん。
海外とかでもさアメリカの次はやっぱり日本、オープンエラーってさ日本にさ独立法人作った感じで日本ってマーケットとして大きいから。
それってやっぱこうなんかデジタル植民地みたいな状態で結構一緒なんじゃないかなみたいなさ。
なるほどね確かに。
っていうのはちょっと思うところがあって。
デジタル植民地か。
そうだからあながちこの現代の奴隷制度って遠い国ではそういうことが起きてるのかって思うかもしれないけど気づかないうちにうちらも結構搾取されてる側だったりするのかもしれないよねっていう。
実際そうじゃないですか。
データ学習させないっていう選択肢がさ、まあ設定で取ったりとかね今は法人向けのプランとかがあるからまあだいぶできるようになったけど、まあでも相当もう持ってかれた後だからね。
うん間違いない。
秘密データ以外は結構保有しちゃってる状態ですもんね。あとはそれをラベリングしてどう学習させるかっていうところで、それは超低単化で。
超低単化でやらさせたわけじゃないけど、そこにね抜き業者がいるから。まあでも実際にそういう泥絵制度になってるっていうのは結構事実としてありますよね。
まあそうだね。
だから我々がすごい便利だねAIいいねAI最高って言ってるその裏側にはそういう血みどろでもうptsdになりながら頑張ってやってる人の影もあるという事実はちゃんとわかった方がいいかもしれないですね。
そうそうだね。で今回のトークテーマが人間の仕事は今後AIの奴隷になってしまうのかっていうところで後半はですね本当にそういう未来なのかどうかっていうのをよりちょっと深掘ってというか考察をしていこうかなという風に思います。
AI未来話では人間の手が必要な仕事は工学になるんじゃないかみたいな予想を結構して話してたじゃん。
そうですね。
実際にそう思ってるし今もなんだけどただ今回のこのニュースでそうじゃない未来というかそうじゃない業種もやっぱあるのかなっていうふうには思ってて、そこにやっぱ作種っていうものが入るとどうしてもそうならないんじゃないっていうところだよね。
今の話に通じますね。
ちょうど最近このコンテンツモデレーターに関してのニュースがあったんだけどTikTokのバイトダンスがAIによるコンテンツモデレーションの移行で数百人の雇用削減っていうのがロイター通信でニュースになったのよ。
ロイター通信の情報によるとマレーシアで700人以上の雇用があってそれが削減されたとか。
その後TikTokがマレーシアで影響を受けた従業員は500人未満だというふうに明かしたみたいに書かれてるからちょっと700人か500人か正確なところはちょっとわからないんだけど、ただコンテンツモデレーターがAIに置き換えるからっていうふうにクビになった。
でもこれなんか個人的にすごい違和感があったというかすごい変な状況でAIのコンテンツモデレーターの精度を上げるために学習が必要なわけじゃん。
だから人間がモデレーションしたもので学習ずっとしてきたわけじゃん。
でそれによって学習されたAIモデレーターが今度人間にとって変わると。
じゃあクビになったモデレーターどうするのって話じゃん。
そうすると今度そんなにAI学習用の奴隷労働のようなモデレーションするしかなくなっちゃうんじゃないのかなそういう人たちはみたいなさ。
そうですよね。
そうなんだろうなそのモデレーターはモデレーターっていうちゃんと仕事があってちゃんと雇用されてたと。
そういう仕事に就けないようなモデレーションの仕事が奴隷労働のような形でAIの学習のために行われてた。
いざAIがうまく動くんだったらそのモデレーターが切られてしまう。
そのモデレーターたちはやっぱその奴隷のような仕事をやらざるを得なくなるみたいな。
なんかその行き来の感じがさすごい違和感があったというかさ。
ちょっとよくわかってないな。
そのバイトダンスでモデレーターとしてやってた人が500人から700人消えたってことですよね。
そう消えたってこと。
このモデレーターって人はいわゆるラベリングをしてたりとかAIの学習でやってた人たち。
バイトダンスにいた人たちはじゃなくてTikTokで要は不適切な投稿とかを名権でチェックしなきゃいけないわけじゃん。
っていう作業をしてたんだよね。
それは別に学習させたとかそういうことじゃなくて。
そうこれはちゃんとしたコンテンツモデレーターとしての職業としてやってた人たち。
職業の人たちは目視チェックの人たち。
そうそうそう。そこにAIの精度が上がったからもう自動化できますって言ってモデレーターが切られてしまったっていう。
なるほどなるほど。
全然別のニュースじゃ別のニュース。なんだけどこのコンテンツモデレーターが切られてしまったAIってドレイロードのようなモデレーターが作り上げたAIじゃん。
そうですね。
それで本物の、本物って言い方が正しいかわかんないけど、正規のモデレーターが切られてしまったっていう。
じゃあその正規のモデレーターの行き着く先ってどこなのかなって思ったら、やっぱりAIの学習用のモデレーターみたいな仕事になっちゃうんじゃないのかな。
そういうことですね。
そうそうそう。
でもまさしくこのAIで仕事がなくなるの文脈に王道的な感じじゃないですか。
でもAIを産業革命って捉えるとやっぱりその産業の革命期には絶対にその革命に反対する層っていうのは一定数いるから。 いるし今もいますしね。 だからそこが本格的な暴動みたいなものに繋がる可能性は全然あり得るからね。
ただこれが皮肉にもね、このラッタイト運動、ラッタイトって言葉が現代だと新しいテクノロジーや機械、作業に反対する人みたいな意味を持っちゃってるのよ。 だからまあ反技術とか技術を使いこなせない人を象徴するような言葉になっちゃってるところがあって。
だからある意味で言うとそれもちょっと事実な部分があるから、やっぱりAIを床に使いこなせるのか技術を受け入れるのか、それを自分の仕事に昇華していくのかっていうのをできないとこういう道も回ってるかもしれないから、やっぱり頑張るしかないよねっていうところだよね。 そうですね、このAI、特にこの機械学習って人によってはパンドラの箱を開けてしまったっていうような例えをされることもあるじゃないですか。
パンドラの箱ってもう開けてしまったら最後、もう誰がどう頑張っても収集がつかないわけですよ。もうだから受け入れるしかなくて、否定するにしても受け入れないといけないしね。やるにしても受け入れないといけないから、まずは受け入れるっていう体制を取らないといい未来にも持っていけないよね、この店を。
でも実際その産業革命みたいな歴史から見ても、やっぱりそういう奴隷みたいなものはあったし、現代もそれに近いビジネス構造のものがあるっていうのは理解して、自分がそっち側に行かないように。あとはある程度収益を上げてる事業とかやられてる方は、そういうところと切り離した事業ができるように倫理観を持った事業をやる。
そうですね。 さらにもっと上位層はなんとかそういうところに救いの手を述べれるようなことをやってほしいっていうところではありますよね。 確かにそうですね。一人一人ができる力は少ないですからね。
このニュースが今後のですね、みんなの働き方に影響を及ぼすんじゃないかどうかっていうのが大変気になったところだったので、こういった話を進めさせていただきました。
そうですね。ぜひ参考にしていただければと思います。はい、それではエンディングでございます。
いやー重かったな今日の回。 そうね、途中平も朝からネガティブなニュースとかを見ると一日そういう風になっちゃうって言ったのに、我々のポッテキャストがそういう感じになっちゃったとこあるよね。
本当に。僕今日一日、ねっくん今収録朝ですけど、もう今日一日ダメですわ。 ばったい言っちゃってる。
もうネガティブっすよずっと。 ちょっと申し訳なかった。こんな感じの雰囲気になるとは思わなかったので。
だからなんとかね、まくろうと思って面白い感じでいこうかなと思ったんだけど、これは逆に面白い感じにするとチャチャ入れてるような感じになっちゃって。 そうだね確かに。
良くないなと思って。 確かに。 ダイレクトにそうなりうる人もやっぱいるはいるからね。
実際にいるからね。今後も増えるわけじゃないですか。市場が広がるってことは。
そういうねしんどい映像以外もね、もちろんたくさんやってると思うから、全員が全員そうってわけじゃないと思うんですけど、
ただこうAIのために働く仕事っていうのは低単価になりやすいし、汎用性もないし、結構しんどい道だろうなって感じがするので、
できるだけ僕らのポッドキャスト聞いてる人は手出さないとしいなって思いますよね。
そうね。まあでもやっぱりね、ちゃんと負の側面も理解するって大事だから。 いや大事。確かに。負の側面を理解するのは大事だわ。確かに。
特にね、前回の配信でさ、ノーベル賞の話して、今後その安全性の部分にシフトしていくってなると、
たぶんそういう話が出ると、たぶん一緒にこういう話も議題で上がってくるはずだから、
今後ね、こういう話を耳にする機会とか目にする機会って増えると思うからね。
そうですね。知ってた方がいいと思います。
ありがとうございました。
それでは最後に告知です。AI未来話の公式Xが始まりました。
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ということで本日もありがとうございました。
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