日曜パーソナリティーの平山さん、小張さん、お疲れ様でした。
そして、アフターセブンをお聴きの皆様、週の始まりである月曜日の勤務、お疲れ様です。
本日は、あなただけのゲートも東風邸ウルフがお届けするアフターセブン、まもなくスタートです。
2024年9月2日、月曜日、時刻は19時でございます。
あっという間に2024年も9月ですね。ゾッとしますね。早いもんですね。
毎日、多種多様なポッドキャスターが日替わりでお送りするラジオ番組、アフターセブン。
本日は、東風邸ウルフがパーソナリティーを務めます。よろしくお願いいたします。
毎週ですね、月曜アフセブンは何を話そうかなとね、1週間みっちりネタに悩んでるんですよ。
これを出すのもギリギリで、毎週毎週、あ、次の毎週何しようって悩んでるんですね。
というのも、せっかくサブカルというテーマをね、自分で決めて縛ってやってるので、
どうせならサブカルの中でもちょっとホットなトピックスをお届けしたいじゃないですか。
なのでね、いつも僕はアフセブンの収録をするときは、今どんなサブカルのテーマが熱いかなと
トピックスを探るところから始めていて、どうしてもこのネタは分かれへん。
私の、なんていうの、履修不足というか、勉強不足というか、履修してないねんっていうものになった場合は
自分の好きなものとか、少し前に流行ったものなんかを話すんですけれども、
今回はですね、自分の好きなものとちょっとホットなトピックスが合致したテーマとなっております。
というわけで、今回のテーマはこちら!
シンジ、レイ、アスカ、エヴァの主要キャラを深掘り考察!
アスカセブン!
アスカセブン!
アスカセブン!
アスカセブン!
はい、というわけでですね、なぜ今このトピックスなのかと言いますと、
9月13日から10月22日の間、なんと六本木でエヴァンゲリオングロッシングエキスポ
エヴァンゲリオン大博覧会の開催が決定したからなんですね。
イエーイ!
なのでね、勝手にね、一エヴァファンとして、このエヴァ博の東京での開催を記念にちょっとでも盛り上げていこうと
そういうコンタウンでございます。
誰か一緒にエヴァ博行こう?
まず、エヴァって何?っていう方ももしかしたらいらっしゃるかと思うので、
そこからざっくりとね、エヴァについてまずは説明をしていくんですけれども、
そもそも、このエヴァというのは、1995年に放送が開始された新世紀エヴァンゲリオンのシリーズのことを指しています。
この新世紀エヴァンゲリオンというアニメーションシリーズなんですけれども、
ただのロボットアニメではなく、壮大なドラマと深い心理描写が特徴のアニメシリーズであると僕は思っています。
物語は当時からしてみればね、未来にあたる2015年の地球が舞台となっておりまして、
人類を脅かす生命体、使徒と呼ばれる謎の生命体に立ち向かうために汎用人型決戦兵器、
言うたら平たく言うと人型ロボットみたいなもんです。
人型ロボットエヴァンゲリオンとそのパイロットたちが活躍をするといったような内容になっております。
主人公は14歳中2の少年イカリシンジ、通称シンジ君でございます。
ある日彼の父親であり、また特務機関ネルフの最高司令官でもあるイカリゲンドウから突然呼び出され、
巨大な生体兵器エヴァンゲリオン初号機に登場し、人類を脅かす使徒という存在と戦うことを命じられます。
シンジ君はためらいながらもパイロットとしての使命、運命を受け入れ、
己の存在意義や人間関係に悩みながら成長をしていきます。
シンジ君の他にもアヤナミレイとソウリュー・アスカ・ラングレイという2人のパイロットが重要な役割を果たすアニメとなっております。
謎めいた雰囲気を持つアヤナミレイ、また自信に満ちあふれたアスカとの関係は、
四肢運気のシンジ君にとって大きな影響を与えます。
彼らの抱える個人的な悩みや葛藤というのは、物語を通して少しずつ少しずつ明らかにされ、
それが視聴者を引き込む要素という風になっているようなものでございます。
こういった人間の心理描写が見どころである一方で、
エヴァンゲリオンと使徒との壮絶なバトルというのは、ビジュアルや音楽にも非常に迫力があるものとなっております。
この戦闘シーンだけでも見る価値というのは大いにあると僕は思っているんですけれども、
戦闘や彼らの心理描写以外にも特務機関ネルフの背後に潜む組織の陰謀だとか、
世界の運命を巡る秘密というのも物語の大きな魅力となっております。
特に人類補完計画という謎めいたプロジェクトが物語の核心にあり、
その全貌が明らかにされていく過程で、次第にこの物語そのものが緊張感を増していきます。
新世紀エヴァンゲリオンというアニメは単なるロボットアニメという枠を超えて、
登場人物たちの心理的な探求や哲学的宗教的要素を含む深い物語を視聴者の皆さんに提供しています。
それゆえに時には難解に感じるような要素もたくさんあるんですけれども、
それだけに逆に解釈の余地がとても広い作品でもございます。
その奥深さが多くの人々を引きつけ、繰り返し見る価値のある作品であるというふうに称賛されています。
というわけでね、ざっくりとエヴァがどんなアニメなのか、果たしてどんなものなのかというところを説明するとこんな感じなんですよ。
ただね、エヴァについてはそう簡単に説明ができないというところがね、物語自体が申し上げたようにすごく難解で難しいお話、
考察の幅がすごく広い作品なので、もっと魅力のあるお話なのに難解すぎるから勝手短に説明するのがすごく難しい話なんですよ。
みんなで鑑賞会とかをして、こういうことだよねっていうことを言った時に初めて皆さんの胸に腹落ちするような作品なので、
アフセブ単体でエヴァの魅力を語るって結構難しいなと思っております。
なので今回はですね、主要キャラクターであるイカリシンジ、アヤナミレイ、そして総流アスカ・ラングレイ、
ファーストチルドレーン、セカンドチルドレーン、サードチルドレーンの3人の魅力や心理描写について説明をしていきたいと思います。
まずは主人公であるイカリシンジくんです。
彼の心理描写というのは、新世紀エヴァンゲリオンの物語全般を通じて非常に重要な要素であり、
その成長や彼の心の葛藤というのが常にこのアニメ作品のシリーズの中心にあります。
シンジくんの心理的側面を掘り下げるにあたって注目すべきポイントがいくつかあると思うんですけれども、
まずその一つ目がお父さんイカリ・ゲンドウとの関係ですね。
シンジくんは父親であるイカリ・ゲンドウとの関係に深い影響を受けています。
父親からの愛情というのを必死に求め続けたんですけれども、
永遠にそれが得られていない、彼にとってそれを得たと感じたことがない。
それ故にシンジくんは自己否定感と父親に愛されていないという不安が、
常に彼の中の内面的な葛藤というのを生み出しているんですね。
このお父さんとの複雑な関係というのが、
シンジくんの自己評価や人間関係にも大きく影響していて、
シンジくんがシンジくんとしてたらしめるためにとても重要な要素の一つであるといえます。
お父さんとの関係性での確執っていうのを常に抱えている主人公であるシンジくんは、
それ故に自分が何者であるか、はたまたどう生きていくべきかっていうのを常に悩んでるんですね。
エヴァンゲリオンのパイロットとしての使命と自分の意思との間で葛藤して、
自分の価値を見出すことが難しいというふうに感じているんですね。
エヴァに乗らない自分は誰からも必要とされない。
お父さんもエヴァに乗っていない僕は必要としてくれない。
っていうふうな葛藤が常に彼の中であるんですけれども、
でも彼自身はエヴァに乗りたくない。
使徒と戦うのは怖いという気持ち、
でもお父さんに必要とされたいし、人類存続のためには乗らねばならんという葛藤。
そんな葛藤が常に彼の中にはあるんですよね。
なのでそれ故にシンジくんは割と海外では嫌われまくってる主人公なんですよ。
まあね、おいおいおいおいっていうようなことも映画の中とかだとやっちゃうので、
嫌われるのも仕方ないような気もするんですけれど、
でも14歳の男の子のリアルってあんなもんちゃうの?と思うんですよ僕は。
好き嫌いで言うと僕シンジくんってそんな好きでもないんですけれど、
個人的にはシンジくん擁護派ですね。
使徒との戦闘はシンジくんにとって恐怖の対象でしかないし、
戦うことに対するストレスや避けたい気持ちというのが常に彼を悩ませています。
しかし逃げ出したいという衝動と責任を果たすために立ち向かうという
二律背叛の感情がシンジくんにとっては、
彼を成長させる一因にもなっているんですね。
ちょっと脱線しましたけれども、
彼の成長物語というのは自己需要と成熟といったテーマに密接に結びついていると思います。
そんなシンジくんはお父さんに愛されていない、
エヴァに乗らない自分なんて誰からも必要とされないという考えが根底にあるので、
シンジくん自身しばしば孤独感に苛まれ、
他者とのコミュニケーションがうまく取ることができないというところで、
苦しむんですね。
仲間であるはずの綾波レイや僧侶アスカラアングレイとの関係を通じて、
他者理解や自己理解を模索するんですけれども、
彼の場合それが容易にいかないということが多々にあります。
特にね、アスカとはね、もともとのアスカの強がりな性格もあいまってね、
すれ違いまくるというか、お互い傷つけ合うだけでしかないんよね。
いや、違うかな。
もしかしたらアスカとは、
そこに綾波レイという異質な存在が一つあるから、
うまくいかへんくなってるという方が正確なのかもしれへんなという風に今話しながらふと思ったんですけど、
ね、僕エヴァって何週見てるんだよっていうくらい見てるんですよ。
もうめちゃくちゃ見てるんですよ、エヴァばっかり。
でもこうやって一人一人のキャラを深掘りしていくと、
あれ、でもやっぱこうじゃない?とかっていう考察がどんどん生まれてくるんですよ。
だから、アスカとシンジくんだけだったら、
アスカとシンジくんだけだったら、
深掘りしていくと、
あれ、でもやっぱこうじゃない?とかっていう考察がどんどん生まれてくるわけなんですね。
こういう作品です、エヴァは。
もう見れば見るほど、
あれ、でもやっぱこれってこういうことじゃない?っていうのがどんどんどんどん広がっていくような作品でございます。
ヒカリ・シンジという存在、彼の心理描写は、
現代人が抱えるアイデンティティと他者と共存するための葛藤や孤独感、
自己需要をといった普遍的なテーマを具現化させた存在なんだと僕は考えています。
ゼロ号機パイロット 綾波レイのガーイ
続いて、ファーストチルドレイ、綾波レイについてお話をいたします。
盛大なネタバレを含んでおりますので、
エヴァをこれから見たことないけど、見てみようかなって思っている人、
またネタバレNGな人は、もうここでUターンしてもらった方がいいかもしれないです。
いいですか?盛大なネタバレ言いますよ。
綾波レイという存在は、人造人間なんです。
クローンなんです。
つまり、カエはいくらでもいる存在なんですよ。
初期のレイちゃんというのは、心がないというか、人間じゃないので、
そもそも人造人間で、ロボットみたいなものなので、
初登場時っていうのは、感情の表出が非常に乏しく、
任務に忠実に従うだけの存在として描かれます。
ロボットですね。
彼女は、NERVの指導者であるイカリゲンドウの指示に従い、
エヴァンゲリオンのパイロットとして機械的に行動します。
まさしくロボットみたいなんですよ。
自分やアイデンティティなんてものは、初期のレイちゃんには存在してないんですね。
この姿勢から、レイちゃん、初期のレイちゃんっていうのは、
自分に対する自己認識が非常に薄くて、
自我が未熟であるっていうことが示唆されている存在なんですね。
自分なんてあってないようなものなんですよ、最初のレイちゃんって。
しかしですね、そんなレイちゃんもシンジ君との接触を通じて、
徐々に徐々になんですけれど、人間的な感情や疑問というもの、
人間として当たり前のことが考えられるようになっていくんですね。
シンジ君がレイちゃんに対して見せる思いやりだったりとか、
レイちゃんとの交流というのが、レイちゃん自身の内面に変化を起こして、
自己を見出すきっかけになっていきます。
それゆえにラミエル戦、ヤシマ作戦の遂行後ですね、
シンジ君がレイちゃんを救出する場面では、
レイちゃんにとって大きな転機となっています。
これまでは替えが利く存在でしかなかった自分、
おそらく3番目であろう自分、3体目の自分を
1人の個体として認めてくれて、
さらにそんな3番目の自分を必要だと言ってくれる人が現れたことによって、
少しずつ少しずつレイちゃんは自分の自我というものが芽生えていくんですね。
そうやって物語が進むにつれて、
徐々に徐々にレイちゃんというのは自分の感情の芽生えを見せ始めます。
最強の使徒とも呼ばれるゼルエルという使徒との戦いではですね、
単純に怒り言動の指令で使徒殲滅を目的とするのではなく、
レイちゃん自身の願いのために、
シンジ君がもうエヴァに乗らなくて済むように、
シンジ君が怖い思いや辛い思いをしなくて済むようにする、
シンジ君が常に笑顔でいてもらうっていう、
レイちゃん自身の願いのために、
レイちゃんは敵者とも自爆しようとするんですね。
もともと無感情で生きているのか死んでいるのか、
よくわからなかったような女の子がですね、
誰かのために自爆を選ぶっていうシーンっていうのは、
もう涙なしには見られないんですね。
僕は毎度ここ、おえつまじりに見てます。
これは彼女の感情的成長というのが最高潮に達したことを示していて、
なんというのかな、こうレイちゃんが単なる任務遂行としての道具から、
意思を持つ一人の人間として最高潮に達したっていうもの、