1. 広告を楽しむ『アドバタラヂオ』
  2. #13 見る人に合わせなきゃいけ..
2021-03-22 16:35

#13 見る人に合わせなきゃいけないの?<アドバタ雑談>

みなさん、初めまして。アドバタラヂオ(AdbataRadio)と申します。

僕たちの番組では、広告に関わる出来事や出会いを通して、

数分や数枚の広告に一生懸命向き合っている大人達がいると知ってもらい、

広告を好きになってもらいたい、そんな広告"人"学をお届けするラヂオです。

末長く、宜しくお願いいたします。

by スナケン・トミナガマコト

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今回はちょっとですね、場所が変わるというか、前回は広告、制作の流れがポンポンあって、
本編の方ではポストプロダクションの話があり、一個前が雑談、編集技術の話をしました。
今回もですね、実はちょっと変則的なんですけど、実はここから続くエピソードを撮った後に、最後収録していると。
そうですね。
ちょっとね、順番があべこべなんですけど、結構面白い話しましたね。
いやー、なかなかね、頭を回転させましたよ。
これはぜひ来週以降、いろいろ僕らも仕込んで、かつ熱の入っているエピソードを収録しているので聞いていただきたいなと。
かつてないほど頭をフル回転させましたよね。
というところで、今回ちょっとこの間の流れで、映像を作るっていうところの話をトントントンとしてきたんですけど、
一個ですね、ここは僕からの問題定義というか、これどう思いますっていうところを話したいなと思ってて。
今ってYouTube結構見るじゃないですか、みんな。
見ますよ、見ますよ。
で、僕もお仕事上いろいろ関わってたりはするんですけど、テロップを入れるんですよ。何かと。
前回の話で技術革新というか、技術の進化でみんなが編集できますよと。
そうですね。
ノート型のパソコン1個あれば。
っていう状況にはなってるんですけど、と同時に、なんていうんですかね、みんながやれるっていうのは僕はポジティブだと思ってるんですけど、
1個1個のかける時間っていうのは、なんていうのかな、ちょっと質が下がってる気がしてて。
っていうのも、携帯電話でYouTubeやっぱ見るんですよ、みんな。
この携帯電話のサイズって、画質とか音質、求めるレベルが低いんですよ、やっぱり。
そうだよね。
もちろんテレビにYouTubeつないで見てる人はもちろんいます。これは大前提いる中で、ただ6割というか、半数以上は携帯電話で見てるっていうのが現状なので。
やっぱりそうするとテロップをでかく入れるとか、編集も画質の荒さ、別にこだわらなかったりとか。
僕はそれが今すごく感じてて、残念だなって思ってるところが一番ですね。
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それはさ、要はさ、テロップ入れなくてもいいんじゃねえのってこと?
僕はテロップない方がいいなって思ってます。
つまりテロップを入れるっていうことが分かりやすいと思ってテロップを入れるわけだよね。
そうだよね。だけど俺は面白いが正義だと思ってるわけ。面白いがね。
で、要はすっごくひねくれた言い方をすると、テレビに憧れを持ってる人がYouTubeやってるのかなって思っちゃう。
なるほどね。
つまりテレビではこうやってるからテロップ入れるとか思うわけですよ。
要は面白いテロップの入れ方だったらいいわけ。
まとタイミングで、まと一緒か。タイミングの絶妙なタイミングでテロップを入れてるとか。
何言ってっか分かんないからテロップ入れるとかね。ものすごく滑舌よく喋ってるのにテロップを入れる人はないと思うわけよ。
だけど入れるフォントの大きさとかデザインとかそういうものがそれと合ってるのであればいいと思うわけ。
むやみに喋ってるものを全部テロップ入れるとかね。それは苦痛でしかないからね。聞きゃ分かんなからさ。
それを見た目に面白いと思わせるテロップだったら俺はいいと思うし。
ここで具体名を出すのはどうかと俺は思うけど、これは面白いと思うから俺は言う。
俺はあっちゃんと宮崎さんがやっているウィンウィンウィンは俺すっごい好きなんだよ。
いろいろなんかご批判とかもいろいろあるようなことをちょっと散見もするけども、あれは本気なのよ。
面白いと思う。
あれは面白い。テロップのやり方も面白いし。
さっきすなけんさんが言ってたみたいにテレビへの憧れなのかテレビをみんな見てるから見やすいフォーマットにしてるっていう感じも僕も思ってて。
それこそ僕めちゃイケ世代なんですよ。だからテロップの面白さっていうのは幼少期から染み込んでいる。
かたやごっつええ感じとかあの時代のものってテロップないんですよ。
ないね。確かにない。
僕はテロップがないことで面白いタイミングは人それぞれだと思うんですよ。
テロップがあることでここが面白いよって説明しちゃってるっていう。ここはポイントだよって説明してるじゃないですか。
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なんかそれは時代の今ここが面白いってことを提示してほしいっていう視聴者のあり方なのかなと。
やっぱりそれはここはおいしいとかっていうものを自分で探すというよりかは誰かがおいしいといったものに対していくのと同じ考え方で。
ここ笑いどころよっていうのをちゃんと説明してもらわないとそこに食いつかないというか。
だからそれって僕めちゃくちゃすごい好きだったんでやっぱりすごい上手だなと思ってたし。
じゃあ今の気持ちでごっつええ感じとかあの時代のものを見たときにどう思うのかなってわかんないんですけど。
それこそヒョッキンもそうじゃないですか。
そうだねテロップなんて入んないもんね。
ドリフなんてもう全然。
もう全然入んないでしょ。
だから一番最初にコントのタイトルが出るぐらいのもんだよ。
あと登場人物の名前がテロップで入るぐらいのもんでしょ。
そこはね視聴者の変化なのかどっちが先なのかなって思ってるんですよ。
まあそこらへんそうだよね。
要はだから考える…なんだろうな。
視聴者を誘導することに優れたのかちょっとうがった見方をすると視聴者を思考させることをやめさせたっていう可能性もあるよね。
ここ笑えてくれってやってる。
だけど全くテロップがなかったら考えるじゃないですか。
そこをやめさせたら。
もっと注目しますからね。
どこかもしれない。
でももう負けたしな。
これ今割とコンテンツ話になっちゃってますけど、
これ広告に置き換えた時に15秒30秒っていうのはテロップ処理やっちゃうとごちゃごちゃしそもそも読めないっていうのはあると思うんですよ。
かつ奇想転結も今どこまでそれを厳守しながらやってるのかっていうのは定かではないんですけど、
やっぱり15秒30秒のテレビCMの美的な部分は僕はまだ変化がないと思ってるんですよ。
このテロップだったりない。
ただウェブムービーみたいなのに関してはずいぶん変わってきたなと思うんですよ。
すごい説明的だし、ビジュアルの強さ。
見て思考しなくていい内容っていう内容のものは増えたなっていう印象がありますね。
あとはそこのウェブムービーを作るところの企業のスタンスだよね。
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イメージを売りにすると本当にそこに説明など必要なくて、そこのストーリーだけで押し切るっていうのはそこだけだよね。
だから本当に商品のことに関してはCMでやっておけばいいし、ウェブムービーは尺が長い分だけそこのブランド商品のエオソフィーというか、哲学をイメージだけで押し切るというか、
それを同じクリエイティブでやることが正の場合もあるし、イメージだけで押し切る場合もあるし、どれが正解もないけど、そういう風に考えると面白いよね。
面白いですね。
やっぱりそのコンテンツ、視聴者なんでしょうね、変化。
そう、視聴者の変化なんですよ、やっぱり。
そこはね。
そこはね。
そこは本当に難しいところだよね。思考させるっていう。
もうさ、うちのお父さんとかの口癖みたいになっちゃうの嫌なんだけどさ、いやー便利なのはいいなーって。
全て情報が自分で摂取できるわけでしょ。
だけど探っていくわけですよ。
好きなものを自分で見つけて、好きなものに対して本屋に行くとか映画館に行くとか美術館に行くとか、そういうものを自分の足で探ってるから、その分だけ時間もある、かかるから、宝物感が違ってくるし。
でもね、俺とかはギリギリネットとあれを生きてるからあれだけど、もうネット、本当のデジタルネイティブ真っ盛りな人たちにとっては、リアルってなんすか?みたいな。
いやーそうなんですよ。
それこそ、ごめんなさい、また機会があればこの話はしたいんですけど。
今YouTubeのタイアップと言われてるものがあるじゃないですか。あれも広告とは言われている。
そうですね。
ただ、1年業界の隅にいさせてもらうものから言うと、あくまでも反則広告でしかないというか。
なるほど。はい。
ブランド広告にはなり得ない。
なり得ないね。
ブランドとのマッチングでその人を選んでるとは思いますよ。
うん。そうね。ターゲティングしてやってるからね。
ただ、あれはもうあくまでも反則広告。
で、今そっちの方が強くなってきている傾向があるじゃないですか。広告費をどんどんそっちに使おう。なぜなら売れるから。
そうね。
それってなんかチラシをいっぱい作ってるようなものなんですよ。
はいはい。反則だろうもんね。
そう。
そうだね。確かにな。
あんまりチラシがいっぱい入っているとまた諦めちゃうからね。
そうそう。本当そう。
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反則広告が世の中増えてきちゃうなっていう僕はなんか懸念。
そうだよね。そうするとポストにいっぱいチラシ入っていると大概そこのところにチラシはいりませんって出ちゃう。
そうそう。
ポストに貼ったでしょ。
そうするとそんな人は滅多にいないけどそこのYouTube広告に広告が入らないお金を払うと出ない人もいるくらいだからね。
すごいね。
いやーそうなんですよ。だから本当に傾向としてYouTubeタイアップとか誰かとのタイアップ広告みたいなのが増えているんですけど
だからこそブランドを好きになってもらうような広告。僕らが広告って言ったら昔はそうだったじゃないですか。
全てが。
そうだね。
まあもちろん反則のチラシとかももちろんあったけど世の中で広告っていいよねって思っている人たちは大体はブランド広告を好きな人たちじゃないですか。
まあそうだね。
そういうブランド広告にスポット当ててそういうクリエイティブを発揮している人ももちろん当然いるしあるクリエイターの人は
反則にクリエイティブ的なことをやったらいいかもしれないなっていう人もいらっしゃるし
それはちょっとなんか今度話聞いてみたいな。
そうですねぜひ。
聞いてみたいですね。
そう思いますね。
そういうのがありますね。
本当だから当たり前の話だけどやっぱり時代によって本当に変わるし。
変わりますね。
タッチポイントも変わってくるし、さっき話をしたコンテンツの誘導の仕方というかそこの流れも変わってくる。
見せ方。
見せ方もね変わってくるし、今現状そうだから別に間違ってはいないし。
そうですね。
もうそれが評価されてきているわけだから。
そうです。
ただそこの評価されたものを我々がこう見たときにこういうことが受けたんだなとかこういう道があったから今があるんだなとかっていう流れを語っているということなので。
そうですね。
どれも間違ってないしね。
時代に合わせたものっていうのは広告常にある。
それが基本だと思うので。
そうですね。
視聴者に合わせる。
時代を映す鏡ですからね広告は。
もうそれに尽きると思うんですけど。
であればその時代側、僕たちですよね。
そうですね。
の、なんていうのかな、言葉を選ばず言うと品位?
品位ですね。
格?
っていうのは落とさず、どの点から言うかですけどね。
まあそうだよね、品は求められると思う。
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どの時代においても。
作る人も受けても。
それを発信する人も。
だけど確かに品ばかりだけなどつまんないこともわかってるよ。
やっぱり尖った人もいないと。
まあそうですね。
そう、だから逆を言うと下品な人たちばかりにいるところに品があったらってやつなんですよね。
まあそうですね。
もうせば、もうせば。
だけど品のある人は埋もれやすい。
いや埋もれやすいんだよな。
だけど本当に大事なのはその品のある人たちがやってることが本当は正しいとまでは言わないけど
見るべきもの?
まあそうですね。
多分そこに抽出されるものが、我々が見るときに多分重要な栄養分になることだ。
多分言葉としても。行動を喚起してくれるものとして栄養分になるものだと思うんだけど。
でも埋もれやすい。
まあその話はね、ちょっと今日収録した来週以降のところでお伝えできるかなと思いますが。
まあそういう感じで。
今回のアドバタ雑談は以上になりますかね。
ありがとうございました。
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